霧の朝でした。
暗いうちに仕事に出ても、能率が上がらないため最近は朝食の後に山の畑に向かう。
冷たい朝霧の中で野菜の収穫を始めます。
ウインドブレーカーのパンツはたちまち朝梅雨で濡れ、靴の中にまで進入する。
こんな風に、北西方向を見ます。
あの杉林の彼方に日が沈むまで、また働くのでしょうか。スベルべ夫婦は。
キャベツをチェックするスベルべママ。
アオムシの害など気にならないけれど下から潜り込む「ヨトウ虫」にはお手上げです。
少しずつ、槌で汚さない工夫をして葉物野菜から収穫します。
葉物野菜を採り終えたら、「ラディッシュ」などの根菜の収穫へと仕事は移る。
本当は誰の手にも渡したくないような、スベルべ夫婦の野菜です。
柔らかく、甘くて、優しい味ですよ。作り手に似ているとも思えないけれど(笑)。
昨日は興味深い話を「越後の台所 すずきち」の仕入れ担当スタッフがされた。
「スベルべさんの野菜って不思議なんですよね、萎れた物でも水に入れたら元通りになるんですよね」
うーん、ホントかな自分でも不思議なお話です。
我が家の滅多に最後まで生長せずに虫の餌になるキャベツも、出来た物は不思議と長持ちするそうですが。