畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

さつま芋収穫ラストスパート

2015-10-28 04:07:21 | 野菜

 昨日の泥棒カラスのアップでも書きましたが、昨日は好天で絶好の仕事日和。
でも、スベルべママはパート出勤を依頼され、仕事は中抜きになり、一人でせっせとさつま芋掘り。



 遠く見える、越後三山。その内の日本百名山にも数えられる「越後駒ケ岳」には初雪の名残が見える。
数日前の冬型の気圧配置になった日に降った雪が、まだ残っているのです。

 2000メートル級の越後三山に降り、次に1000メートルの「権現堂山」に降る次は里に来る。
雪国の冬支度は欠かせない仕事だし、さつま芋も寒さには弱い作物だから急がなければならない。



 ここに残った二畝は晩生の「寿」と言う、ホクホクとした品種なのだが・・・。
どうしたことか、真っ白な「黄金千貫」が幾株か混ざっていた。



 悪意では無く、苗の生産者が間違えて混入したのか。
性善説のスベルべは、悪戯好きの若者が植えた人を驚かそうとそっと忍ばせたと思うのだが(笑)。



 晩生では無いけれども、残していた「ムラサキマサリ」。略して「ムラマサ」です。
掘ったばかりは全く甘味の無い品種で、超紫色の特徴を使ってお菓子などに使う。

 甘さが足りない故、見向きもされない品種だが素晴らしい特徴もある。
長期保存していると、澱粉の糖質化が進みそのまま紫色の「羊羹」のようになるのです。



 ピンボケで肝心の「ムラサキマサリ」に焦点が合っていないけれどもこんな色。
白い汁が出ていますが、怖いほどの濃い紫色をしていますよ。
 


 さて、三カ所に分けて植えたさつま芋も、この場所一か所は収穫終了。周りの木々も紅葉が始まっています。
ほぼ、思惑どおりにさつま芋は出来上がったがこれは甘くて美味しい「玉乙女」です。

 この「玉乙女」と「安納芋」に力を注ぎ、思った通りの収穫になったのでした。
スベルべママのパートは四時過ぎまでで、秋の夕暮れが迫る時刻にようやく帰って来た。

 ほぼスベルべ一人で、掘った芋を集め、コンテナに詰めていたのだが最後は二人で整理。
薄暗くなった農道を、12個のコンテナを積みライトを点けて帰途に着いたのでした。
コメント (2)
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