畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

冬の岩手路

2018-05-24 06:53:00 | 旅行

 02年と記録されているから、あれからもう16年も経ってしまった。

もちろん、あの東北大震災の前の事だった。

 夫婦二人とも現役サラリーマンで、しかも夏季は暇な時間はすべて畑仕事に費やされていた。

そんな事から、酔狂にも真冬2月の岩手への旅を計画したのだった。

 

  盛岡駅前で「魚菜王国号」と言うイベントバスに乗り込むと客は私たち夫婦だけ。

不審に思い、「どこかから乗り込むのですか」と聞くと「今日はお二人だけです」と答えられ驚く。

 なんと50人乗りの大型バスを二人だけで占領してしまったのでした。

そして、オプションとして申し込んだ仏ガ浦の遊覧船もお客は私たち夫婦だけ。

 

  お客二人に乗員が4人だったか、5人だったか。

客数と乗務員との比率だけで言うならば「クイーンエリザベス」もかくやの遊覧となった。

 餌を期待して船にまとわりつくカモメには、二人分の餌を買ってサービス。

おやおや、12年の歳月の重みかなー、私の頭髪もふさふさとしているではないか。

 

  ビールの瓶の色から見て、地ビールか何かを楽しんでいるのかな。

この後、大浴場に向かった妻は「一人で怖い」と言いながらそそくさと帰って来た。

 

 感激したのは、旅、宿のパンフレット通りの最高の部屋に泊まられたこと。

リアス式海岸の美しい風景に朝日が昇る最高の時を楽しんでいたのです。

 この後、この風景が一変する大津波に襲われようなんて夢にも思わなかった。

あの時の初々しいバスガイドの「朱美」ちゃんの消息は知るすべもなし。無事を祈るのみでした。

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土砂降りで畑もずぶ濡れ

2018-05-24 04:36:29 | 

 トマトは100本近くをようやく植え終えた。でも、まだ左のように大きな苗も出番待ち。

ハウスの中で仕事を進めていると、雷を伴った豪雨が始まってしまった。中まで水が侵入してくる。


  左は連結ポットから植え替えた「神楽南蛮」で右は蒔いたばかりの「ゴーヤ」です。

「神楽南蛮」は地方野菜で爽やかな辛さが特徴。ゴーヤは大好きな「アバシゴーヤ」です。

 

  先にアップしたスイカで、もう畑に移植できるほどに育った。

でもねー、畑が乾かず手を付けられない。こんな時に羨ましいのは水田作業ですねー。

 

  ハウスのビニール屋根を叩く猛烈な雨です。

ここ何年かは、考えられないような豪雨に悩まされた。この雨も5月の雨とは思えない降り方です。

 

 ハウスのドアを開けて表を見ると、絶望的な光景。

二度も耕した畑に水たまりが出来ている。これでは当分畝建ても不可能。

 決して焦ってはいけない。無理に濡れた土を耕してはいけないと思うのだが・・・。

こうなると、多少の雨でも仕事のできる水田が羨ましいですね。うーん、晴れてくれないかなー。

コメント (2)
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