本格的な耕起作業でも無いけれど、雑草退治を兼ねて山の畑をトラクターで軽く耕した。
5時過ぎに仕事を終えて、帰りますが、よく言うようにトラクターののんびりした速度は軽トラとは違う風景。
普段気忙しく軽トラで往復する際は、景色なんて一瞬の流れでしかない。
ところが、ゆっくり走ると色々な物が目に入り、普段とは全く違って見えるから不思議。ほら、アンニンゴですよ。
午前中だけで、夫婦で30キロの「北海黄金」を植え終わり、午後からは一人で行った山の畑でした。
山の畑の周りでも、十分に山菜を採ったと言うのに、目につくとまた採集民族の血が騒ぐ。
この白く咲いた花穂は軽トラからでも良く見えますよ。
でも、ここまで花が開いてしまったら、後は実が成熟するまでは使えませんね。若い実の塩漬けもありますが。
アンニンゴを採りながら工法を振り返る。
昨年の水害で削られた舗装は未だ復旧工事は未着手で5月9日から工事に入ると連絡がありましたが。
あれっ、トラクターの後ろに何かぶら下げてありますよ。
実は畑の近くではしりの「根曲がり竹」の筍とアケビの新芽「木の芽」を摘んできたのでした。
ほら、こんな杉にも負けないようなアンニンゴの大木ですよ。
アンニンゴは別名「鉈柄(なたづか)」とも言って昔は鉈の柄として重宝したようです。
こんな自然の中を往復できるのですから、本当に幸せです。
しかも、夕食の食材をデパ地下では無くて、道路わきで採ることが出来るのですから。
(続く)