昨年末に買い替えたトラクターは、転倒時に体を守ってくれるガードが付いている。
かと言っても、わき見運転は他の自動車にとっても危ないので、サイドミラーはいつも見ていますが。
フィトンチッド、木々の若葉や花が放つかすかな芳香にも満ちる山です。
この「アンニンゴ」は、花穂の蕾状態を塩漬けにしてもよいし、熟してから焼酎に入れ「アンニンゴ酒」と言う方法も。
そう、花が落ちてまだ若くて柔らかな実が着いたときに採って塩漬けと言う方法もありますね。
今は、全山「アンニンゴ」かと思うほど、白く見えます。我が家も採って漬けたけれどケーキのトッピングにさえ使います。
ほら、魚沼で珍重される木の芽です。何回も紹介していますが、「ミツバアケビ」の新芽ですね。
昨日も山の畑に行きましたが、月曜日だと言うのに何人もの「木の芽摘み」に出会いましたよ。
幽玄とでも表現したらよいのかな、かすかな苦みと少しの甘ささえ感じさせる春の味。
これで、吟醸酒でも冷やして頂いたら最高。スベルべの場合はつまみとして独活も加わりますが。
さて、こうしてトラクターを停めては「アンニンゴ」を採ったり「木の芽」を摘んだりしつつ帰ります。
農道わきには、「アンニンゴ」の白い花ばかりでは無く、その向こうには紫色の「藤」の花も咲いています。
帰宅して、温室のビニールハウスの中の野菜苗を点検し、保温のために閉じて帰宅。
夕食準備で忙しいスベルべママは「天婦羅はトーちゃんが揚げて、でもあまり沢山は要らないよ」なんて言われます。
左から「タラの芽」「独活の新芽」「アンニンゴ」「根曲竹の子」「独活の薄切り」などが見えます。
こんな風にして、ゆっくりと農道を走ると色々な山菜が簡単に手に入ります。田舎暮らしって本当に良いなー。
(終わり)