畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

予想されていたとは言え最悪の結果

2018-05-31 04:23:41 | 登山

 3日ほど発見できなかった時点でスベルべは最悪の事態を予想していた。

ハイキングのような軽装で、コンビニを出る後ろ姿が防犯カメラに記録されていました。

 山に入った5日以降はずいぶん冷え込んだ日も有り、とても軽装でビバーク出来る条件では無かった。

それでも、翌日6日朝にこれから下山すると連絡が入ったと言うから、一晩は無事に越したようです。

 従妹の連れ合いが「米山」で遭難した際も同じような季節で同じような条件。

道に迷ったのは残雪上に残ったゼンマイ採りか何かの足跡を頼り沢に迷い込んでしまったのでした。

 助かったのは冷静な行動で、沢の途中に突き出た大きな木に腰かけて朝を待ち、県警ヘリに発見された。

それでも、低体温症で病院に入った時は心臓と肺だけが機能している状態だったとか。

 奇跡の生還とも言うべき助かり方でしたが、5月の一晩を山中で過ごすだけでもこんな状態なのです。

お二人のご冥福をお祈りするのみですが、春山の危険性を周知することにはなった。山好きに対する警鐘です。

 

  我が家の畑のある山もずいぶん緑が濃くなってきました。

杉の木の先端付近に土の出た沢が見えますが、その下にはまだ雪が沢山あります。

 この付近の沢も、春先には遭難が出かねないほどの危険な様相を見せます。

沢に滑り落ちて積もった雪は、土に触れる部分から溶け出して大きな口を開けることも多い。

 そんな穴に滑り落ちて、行方不明になり後日亡くなって見つかった人もいました。

ブロック雪崩の危険もあります。よほど地形を熟知していないと、入られる場所では無いのです。

 今年は比較的に山菜採りの事故は少なかったようですが、それでも何人か亡くなっています。

登山、山菜取り。簡単に見えても命を落とすような危険も伴う事を忘れてはならないのです。

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一気に畝建て一気に植え付け一気に疲れる

2018-05-31 04:06:24 | 

 今年は畑仕事にとっては最悪の日々。

晴れたかと思えば雨になり、土が完全に乾くことが無かったのでした。

 そんな条件下、昨日は午後から雨の予報ではあったが、土はこの春最高のコンディション。

スベルべ夫婦は朝7時から山の畑に行き、一気に畝作り。先ずは畝建て機で畝の中心を掘る。

 

  畝の中心となる目印の線は、水糸を張ってそれに沿って鉄棒で線を引く。

その引いた線を頼りに、畝建て機を使うのはスベルべトーちゃんの仕事。

 

  そして、スベルべママは掘った溝に一輪車で堆肥を運搬して入れる。

溝の左右に細い黄色の水糸が見えますが、次に鍬で土を盛り上げ畝を作るための目印です。

 

  1畝10mほどの長さですが、この一輪車に山盛り一杯を運び込む。

サプリメントでも無いけれど、ここに少量の化学肥料も施し、準備は終了。

 

 次に夫婦そろって仲良く?畝建て。右手先のスベルべと左手先のスベルべママで利き手が違い便利です。

二人で並んで、この堆肥に土をかぶせるように畝を作る。一緒に始めるとスベルべママが先行するほど。

 丈夫なカーちゃんで良かったと、こんな時は心の中で感謝することしきり(笑)。

こうして、前日の7畝に加え、11時までに7畝作ってマルチを張り14畝が完成しました。

 上の娘が孫を連れて家に来ると言う事で、スベルべママは大急ぎで帰宅。

スベルべは雨降り前の儲け仕事とばかりに、先日来畑に置いていたトラクターで残り部分を耕して帰宅。

 ゆっくりと昼食を摂り、2時頃にポツポツと降り出した雨に慌てて苗を積んで山の畑へ一人で急ぐ。

孫と遊んでいたのでしたが、雨がその余裕を奪ってしまったのでした・・・・。

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