畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載154「鮭のアラ煮」(その2終わり)

2018-05-26 08:04:28 | 食べ物

       「鮭のアラ煮」(その2終わり)

 大根の厚さは、煮物、オデン、アラ煮とそれぞれの厚さが有り、これだけは自分なりのこだわりが有る。

魯山人を気取るわけでも無いけれど、大根とは一口に呼んでも、

絶対にそれぞれの用途に適した厚さが有ると言うのが持論。


 それだけ拘るのだから、オデン用、アラ煮用と決めて輪切りにした大根の厚さは計らなくても、

ぴたりと同じになるのが自慢と言えば自慢でも有る。

そして、丸々と太った大根は半切りにし、皮引きで面を取る。


 勿論圧力鍋とは別の鍋で、この下準備を終えた大根をアラと並行して下煮する事になるが、

時間は圧力鍋で煮る鮭のアラと大体同じ時間。

圧力鍋用のタイマーが鳴ったら火からおろし、茹で汁が多過ぎたら鍋から捨てて、

圧力鍋から取り出した鮭のアラを加え再度火に掛ける。


 ここで、味見をする事になるが塩分が強過ぎたら、煮汁を減らして水を加える。

塩分が弱かったら味噌を足すのも自分流。そして、ちょっぴりの味醂も忘れない。


 そして、大根に竹串か、箸の先を差し込んで、すうっと抵抗なく刺さるようになったら出来上がり。

コラーゲンとカルシウムがたっぷりの栄養食の出来上がりだ。

さて、昔は98円で買えた鮭のアラも最近は出世して100円以下では買えなくなってしまった。

            (終わり)

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雨の日の「サンドコンサート」

2018-05-26 04:06:12 | 暮らし

 先週の土曜日は雨になり、畑仕事も手が付けられず気楽に「サンドコンサート」へと出かけた。

今月の演奏はチェロの四重奏だった。正直なところ音楽に対する素養も無くクラシックは分かりにくい。

 

  スポンサーに敬意を表し、紹介します。

朝日山酒造の一つの看板ブランドでもある「久保田」がさりげなく飾って有ります。

 

  残念ながら運転手役のスベルべは試飲できなかったが、今月は「柚子ノムネ」。

スベルべママ曰く「美味しかったー!」ですって。

 

  いつもの事ながら会場のエントランスホールをご紹介。

左側が瓶詰めなどをする工場で右側が事務室。奥行きはそう50メートルも有るのかなー。

 

 休憩を挟んで後半は「スクリーンミュージック」のメドレー。

これは分かりやすいですよ。今月のお客さんは見慣れない方が多かったがこちらの方が嬉しかった様子。

 慣れ親しんだ音曲も良いものですね。

そして、お定まりのアンコール「イントロを聴いたら分かります」なんて始めたのが「男はつらいよ」の主題歌。

一斉に会場がどよめきましたよ。こんないたずら心も持った楽しい演奏会は日常から離れたひと時を楽しめる。

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