近隣は忙しいと言う理由で盆踊りは一晩になってしまいましたね。
でも、我が集落は祭囃子担当の若者たちの要望もあり、昔ながらの二晩開催です。
朝からの雨で、最初から集落センターのピロティで踊りをします。
その前に、客寄せの意味も含め、二階の大広間で大抽選会が行われていました。
「よいよさ」と呼ばれる一般的な盆踊りは、次に「甚句」と呼ばれる踊りに。
「甚句」を踊り出すと終盤を感じ、踊り手も熱気を帯びた雰囲気になってきます。
どんどんとテンポアップ。
振る舞い酒の酔いの勢いもあり、和気あいあいの踊りは勢いづく。
顔見知りの村から嫁いだ娘さんも見え声を掛ける。
旦那さんとおぼしき、体格の良い男性に思わず身長を聞くと、190センチですとの答え。
前夜も素晴らしいレスラーのような体をした若者が参加し、思わず職業を聞いてしまった。
どの家の系統かは顔立ちで分かりますが、その男性の「蕎麦屋をやってます」の答えに驚いたのでした。
さて、甚句も終わり、若者たちに急かされた若者が珍しい三三七拍子を披露。
全員で合わせて手締めをして祭りは無事に終わったのでした。
翌日と、日曜日である昨日は濡れた祭り道具の乾燥を待って収納。
雨にはたたられてしまったけれど、今年の夏祭りも無事に終了となりました。
祭りを終えると、あれほど暑かった夏も、一気に肌寒いような朝晩の秋を感じる空気に。
今日からは祭り気分も一掃し、秋野菜の準備を始めます。
(終わり)