(我が家のホームパーティーでも。今はこの場所はガレージに)
豚の腿一本丸焼き (その2)
その「丸焼き」を注文すると、ドラム缶の半切りに木炭、発泡スチロールのトレイ、タレに割りばし、
他にも切り分けるための鋭利な肉切包丁と、肉片を刺して切るための大きなフォークまで付いている。
おっと、火傷防止の配慮か、軍手まで付いているのだから、至れり尽くせりだ。
ボイルした太腿は、時代劇に出てくる十手のような金串に刺され、
ドラム缶の端からはみ出る部分はクランク型に曲がっていて、炭火の上でくるくると回せるように出来ている。
(今は進歩して、金串の端には小型モーターが付き、クルリクルリと回転する)
あまりにも美味しいその味を皆さんにも紹介したくて、色々な場面で使っていただきました。
村が中越地震の関連で町内会と言う組織を立ち上げる際には、参加者全員に行き渡るようにと考え、
二本注文しました。
勧めた責任上二つのドラム缶を渡り歩き、焼き具合をチェックしたり指示したりの役を引き受けたのだったが、
さすがに軍手に水を掛けながらの仕事でも、両手に軽い火傷を負ってしまった。
一本で2、30人分はあると言うこの丸焼きは二本で参加者全員に満足頂いたようだった。
(続く)