これは自宅でのパーティーでしたね。
豚の腿一本の丸焼き
懇意にさせて頂いている「津南ポーク」の社長が、美味しい豚肉の食べ方を考えた。
なんと、太くて大きな豚の後ろ脚、太腿一本を豪快に丸焼きにするのだ。
外国でも豚の丸焼きは子豚を使ったものを、写真で見たり、テレビで見たことはある。
開高健氏の著書「オーパ」だったかにも、南米で食べる牛の半身の丸焼きなどの話が、
作家の書き方で美味しく表現されて、読んでもよだれが流れ出さんばかり。
黄金色の肉汁が滴る、焼けた牛肉に岩塩をこすりつけただけで食べるなんて、ぜいたくの極みだなー。
その牛の半身、子豚の丸焼きにも劣らないと思う「津南ポークの豚ももの丸焼き」だが、
長年肉を扱ってきた社長の知恵が込められている。
なんでも、7、80℃の温度のお湯で一昼夜ボイルするのだと言う。
すると、美味しさが逃げずに豚の腿肉の中に閉じ込められるのだ。
「こうすると、肉が嫌いだと言う子供も食べますよ」とも事も無げに言われる。
(続く)