畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載213「豚の腿一本の丸焼き」(その1)

2019-10-04 14:23:07 | 食べ物

 これは自宅でのパーティーでしたね。

      豚の腿一本の丸焼き

 

 懇意にさせて頂いている「津南ポーク」の社長が、美味しい豚肉の食べ方を考えた。

なんと、太くて大きな豚の後ろ脚、太腿一本を豪快に丸焼きにするのだ。


 外国でも豚の丸焼きは子豚を使ったものを、写真で見たり、テレビで見たことはある。

開高健氏の著書「オーパ」だったかにも、南米で食べる牛の半身の丸焼きなどの話が、

作家の書き方で美味しく表現されて、読んでもよだれが流れ出さんばかり。

黄金色の肉汁が滴る、焼けた牛肉に岩塩をこすりつけただけで食べるなんて、ぜいたくの極みだなー。


 その牛の半身、子豚の丸焼きにも劣らないと思う「津南ポークの豚ももの丸焼き」だが、

長年肉を扱ってきた社長の知恵が込められている。

なんでも、780℃の温度のお湯で一昼夜ボイルするのだと言う。

すると、美味しさが逃げずに豚の腿肉の中に閉じ込められるのだ。

「こうすると、肉が嫌いだと言う子供も食べますよ」とも事も無げに言われる。

             (続く)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一日畑を留守にしたら・・・(その2終わり)

2019-10-04 04:37:38 | 

 1000本を越える数を蒔いた大根類の成長も著しい。これもほぼ全滅の場所もありますが。

左の畝、山際方から蒔きましたが、雑草の伸びも凄くて大きなものだけは引き抜きました。

 

 さつま芋も友人の力を借りて5畝掘りました。

いつも来てくれる友人だけれど、なんとさつま芋掘りは初めてだという。

 でも、スベルべを上回るスピードで午前中だけの手伝いでもかなりの量になったのです。

中学校時代の同級生でもあり、友人たちとの思い出話やエピソードを語りつつの仕事でした。

 

 軽めに詰めたコンテナも有るけれど、午前だけでコンテナ10箱分でした。

この他に午後になって一人で再度山の畑に行き、集めたはね出しの小さな芋もコンテナ一つ分。

 合計で100キロほどは掘ったのでしょうか。

山の畑に広げたままで乾燥しようかと思ったけれど、友人と二人で軽トラに積んだのでした。

 

 そのさつま芋畑方面、山際方から見た秋野菜の全景です。

大根の繁り方、成長の仕方が加速的に進んできています。大きくなっての収穫作業も先が思いやられる。

 

 午後も昼休みに所用、雑用を片付けに街に出て、その後再度一人で山の畑に行き夕方まで仕事。

間引きやら、雑草取りを思う存分して日が沈んだ6時少し前に帰途に着きました。風邪も治まったようです。

 

 夕方になるとカラスたちがどこからともなく集まり高圧線の上に止まります。

孫の絵本だと「カラスが森」に帰るはずなんだけれど、高圧線、電線の上では風情に欠けますね。

 なーんて、馬鹿なことを考えながら宵闇が迫る山道を軽トラで下ります。

家の外に並べていたさつま芋のコンテナを車庫の奥に運び込んでこの日の仕事をようやく終えたのでした。

         (終わり)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする