去る22日、所用で湯之谷方面に出かけました。
用件を済ませて、紅葉を見物に大湯から峠道を通って佐梨川上流へと向かいます。
大湯を通過し、栃尾又温泉への分岐路を過ぎて細い道に入ると佐梨川越しに越後駒ケ岳が見えます。
頂上は残念ながら霧に覆われていますが、家族や山仲間たちと何回となく登った懐かしい山です。
少しズームアップするとこんな風に見えます。
「駒の小屋」に家族で一夜を過ごしましたが、二階の窓から大湯温泉の明かりが見えたっけ。
橋の上が広いので車を止めて写真を撮ります。紅葉は今年は遅いですね。
この辺りの佐梨川は、岩肌剥き出しの細い溝のような様相。岩魚が居そうな淵も見えます。
橋から下流方を見ます。
清流と呼ぶにふさわしい、清冽な流れです。
「駒の湯」への分岐点を通過し、斜度と曲線のきつい山道に入ります。
物凄い岩壁が見えてきました。日本でも有数の大岩壁、「桑の木沢、金山沢、雪山沢」です。
有名な谷川岳の岩壁と比べると中学生と大学生ほどの差がある難しいコースとも言われます。
昭和30年代から40年代にかけて、地元では遭難対策が不可能だと、入山禁止になったことさえ有りました。
(続く)