畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載214「稲荷寿司騒動」(その3終わり)

2019-10-21 07:59:43 | 食べ物

    右の寿司の上に載るのは山菜「アンニンゴ」の塩漬けです


        稲荷寿司騒動(その3終わり)

 妻の言い分が通り、お客さんたちには驚きの数の「稲荷寿司」が完成。

男性陣が採って来たばかりの独活は、生で味噌をつけて食べる。そして、さっとキンピラに仕立てる。

女性たちが川原で採って来たばかりのコゴメも茹で上がって出て来た。


 全員が揃って賑やかな昼食となる。すると、お客の女性陣から「なるほどね、やはりたくさん作って正解」の発言。

妻は我が意を得たりとばかりに「ほらね」なんて言う。

我が家の私を筆頭とするメンバーの食べっぷりに驚いたのだった。


 さて、余談ですが、ある本で「稲荷寿司には白ワインがぴったり」と有った。

物好きな私が試さない訳はない。うーん、冷えたワインも、稲荷寿司もなるほど美味しい。皆さまも一度はお試しあれ。


          (終わり)

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熊が市内に出た日(その2終わり)

2019-10-21 05:25:36 | 自然

 マックスが大好きだった柿のなる木。

手入れも全くしないのに、今年もたくさんの実を着けた。熊が来たならばまずはこの柿の木でしょう。

 

  蕎麦の取り入れ、コンバインの作業ももう少しと言う所でカモシカが現れます。

恨めしそうに、刈り残った蕎麦の実を食べたりしていて、少し可哀そうにも感じられます。

 

  スベルべがカメラを構えて近づくと山の斜面に消えました。

でも、蕎麦のみの美味しさの誘惑には勝てそうもなく、再度斜面から顔を出します。

 

  「もう少し収穫を待ってよー」って感じかな。

畑の端、少しだけ残っている蕎麦を拾うように食べていました。

 

  この後、「イチカラ畑」の作業員に挨拶をし、カモシカが居たと教えたが全く分からなかったと。

自然に親しみ、自然に敏感なスベルべはわずかな雰囲気の違いで、動物や鳥類の動きが目に入るのです。

 さて、この日の翌日土曜日の朝、スーパーに野菜の出荷に行く途中の車中で緊急放送が入った。

「ただいま、井口新田の小出自動車の中で人がクマに襲われています」。驚きの放送です。

 この後「人を襲ったと思われる熊は駆除されました」と放送が有ったといいますが聞けませんでした。

さて、昨日日曜日の午前に知人を訪問して驚きの話を聞かされました。

 なんと、金曜日にクマに襲われて大怪我をしたという女性は親しい知人だったのです。

すぐ、親しく付き合ってるその女性の息子さんに連絡を入れると、不運にも間違いのない事実でした。

 「会いに行ってきましたが、命は大丈夫です」と健気な返事で少し安心しました。

でも、現場、魚沼市からは遠く離れた新潟市の病院に入っておられると言う事で心配はつのります。

          (終わり)

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