畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載214「稲荷寿司騒動」(その1)

2019-10-18 05:39:07 | 食べ物

   こんな皿が何枚も並びます。


        稲荷寿司騒動「その1」

  ある年のゴールデンウイークの事。我が家に妻方の兄弟子供たちが訪れ、

久し振りに賑やかに交流を楽しんでいた。

義兄の妻は沖縄出身、義弟の妻は青森出身、義姉の夫は北海道出身とバラエティーに富んでいる。


 男性諸氏を引き連れて裏山に独活採りと洒落込んだ。

裏山の斜面、独活が取れる場所はカモシカと私の足跡しかないと言う難所でもある。

(いや、その頃はまだカモシカの姿は見えなかったかな)


 斜面をよじ登る私の姿を見た北海道の義兄は、「とても人間業では無い」なんて言う。

調子に乗って雑木をロープ代わりにし、反動を使って沢の反対側に飛び移って見せたりすると、

度肝を抜かれた様子を見せていた。


 そして、何とか着いてくるのだが、草付きの全く木の生えていない、

足元の覚束ない場所にはどうしても足を踏み入れる勇気が出なそう。

そのうちに、斜面の左側の方向へと移動し、とうとう尾根にたどり着き、そのまま上の山、

平らな部分にまで登り切ってしまった。

       (続く)

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TABIBA&RCAFE(その4終わり)

2019-10-18 04:57:48 | 暮らし

 写真は再掲ですが、左の「〆張鶴」の蔵元の杜氏さんの挨拶やら挨拶が続きます。

 

 珍しいお酒の紹介も有りました。

閉鎖した蔵元が、別の蔵元に依頼して作られたお酒のようです。

 

 新潟らしいネーミングです。

その名もずばり「良寛」で呑兵衛のスベルべはさっそく試飲させて頂きました。

 

 久しぶりにお会いした「宮尾農園」の宮尾さんです。

「スズキチ」の新潟進出、一号店の「ファームテーブル・スズ」オープンの際にお世話になりました。

 鈴木将オーナーと宮尾さんを引き合わせたことも、店が新潟で繁盛するきっかけだったと思う。

宮尾さんと話して驚いたことは「無農薬無肥料」で米を作っている事です。彼は木村秋則さんとも昵懇の中です。

 

 危ないなー、なんて酔いながらも薄々思っていたけれど案の定最後の挨拶はスベルべに。

年齢のなせる業である程度の、その場に合わせた挨拶も何とかできるようになりましたからね。

 こうして、最後お開きとなり、再び普通電車の旅となって帰宅の途に就きます。

さて、今度は「すず滝」グループの代表権が正式に父上から鈴木将オーナーに変わります。

 「スベルべさん、招待状を正式に発送しますからよろしく」と言われました。

11月19日に披露パーティーになります。スベルべは高校の同級会の翌日で忙しい日程になります。

         (終わり)

コメント (2)
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