畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

山芋を掘ってみました(その2収穫量は?)

2019-10-29 04:14:22 | 山菜

 下は合羽のズボンで上は寒さ凌ぎと汚れ防止でウインドゥヤッケ。

乾かない土で、しかも急斜面で掘るから土まみれで、悪戦苦闘の跡歴然ですね。

 

  2時間と少しで掘り上げた山芋のすべてです。

下の物は近所のオジサンに進呈して喜ばれましたよ。

 

  先端の折れた山芋は先端もそろえて長さを測定。

これが全てではなくて、「青首」と呼ぶ、蔓から地面すぐのところは20センチほど折って埋め戻しています。

 

  それでも、1メートル丁度ありました。

折らない前体長は1メートル20センチにも及ぶ大物でしたよ。

 

  家の外の水道水で勢いよく水を掛けて土を落としてキッチンへ。

再度、亀の子束子で擦り上げて洗い、水気を拭き取ってひげ根をガスの炎で焼きます。

 その間にも煮干しで出汁を取り、「とろろ汁」の準備は着々と。

これは、最も長い山芋ではなくて途中で折れてしまったものですが、全体で言うとこちらの方が大きかったかな。

           (続く)

 あらら、投稿の順番を間違えちゃいました。急いで(その2)を。

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山芋を掘ってみました(その3とろろ汁へ)

2019-10-29 04:03:50 | 食べ物

 虫食い跡や、窪みに着いた土を包丁の角で削り落としていよいよ摩り下ろします。

長年使い続けた下ろし金ですが、適度に摩耗して滑らかに摩り下ろせますよ。

 

  粘り気が強くて正につきたての餅のよう。

山芋にも種類があって、この白に近い色と粘り気は間違いなく最も美味しい種類ですね。

 

  二つに折れてしまったとは言え、これは太さも十分で量も沢山になります。

 家族5人で食べるのには十分な量ですね。(孫はとろろ汁ではなくて汁の実として煮て食べさせましたが)

 

  擦り終えたら、これも使いこなしてきた「すりこ木棒」で全体を掻き回して馴染ませます。

こんな状態のときは、すりこ木棒に全体を絡ませて持ち上げられるくらいの粘り気の強さです。

 

  摩り下ろし作業と並行して、準備していた出し汁。

煮干し3本を煮だして、濃い目の醤油味で味付けするのがスベルべ流。

 焼き鮎や、川蟹などを使って出し汁に凝る向きもあるそうですが、これで十分ですね。

あまり出し汁にこだわると、肝心の山芋の味が分からなくなるように思えるのです。

          (続く)

コメント (2)
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