一畝でコンテナ２箱半が通常の作柄。
今回の畝は少し短かったとはいえ、１箱半は少ないなー。
でもね、普通の作柄に近い畝もあるし、何せ作付け本数も多い。
これで、二日分かな。天気の良い日は表に出して乾かし、甘さを増すようにします。
大きさもまずまずですから、今後に期待しましょう。
こちらは紫色のパープルスイートロード。
甘さには欠けるが、アントシアニンたっぷり。あまりおいしくない品種は多収なのです。
まぁ、普通かな。と思えた安納芋です。
心配なのはまだ掘ってみていないシルクスイートですね。たくさん植えてあるし今後のサツマイモの収穫量が左右されます。
今年のサツマイモは蔓、葉の茂り方がすごくて豊作だと思っていた。
１８００本もの苗を植えたのだから、出来過ぎたら始末をどうしようと思っていたが・・・。
サツマイモを掘る時期になったら、友人たちから連絡が入る。
「出来が悪くて、サツマイモになっていない。たまにあるとネズミに食われている」なんて。
どうも、皆さん共に出来が悪く今年のいつ梅雨入りしたか梅雨明けしたか分からない天候のためらしい。
先日、隣村のおばあさんを訪れる機会があり、話をすると「蔓万作」だな、なんて。
スベルベの長年の栽培経験でも無かったことです。
肥料の窒素分過多で蔓ばかり伸びてサツマイモにならない「蔓ボケ」現象もあるのだが。
窒素分過多ではなくても、天候条件でこうなるらしいことは初めて知りました。
同じ畝でも、立派にできている株もあるし一様ではありませんね。日照の関係かな。
見事な蔓ボケ状態の株です。根ばかりでサツマイモになっていませんよ。
それにしても「蔓万作」って秀逸な呼び方ですねー。切ないユーモアがありますよ。
だいたい、ボケと言う言葉は差別だという事で認知症なんて言い方に代わった。
それよりも、「万作」って呼び方も良いのではないかと思った。人生の終末期豊年万作の「万作」ですよ。
変な呼び方よりも「あの人最近『万作』になったらしいぞ」って祝ってあげたいものですよ。
