こんな夢のような瞬間があった。
数年だったろうか採り続けたのは。身近な山でナメコを見つけた際は我が目を疑った。
楢枯れ菌が南下し、小千谷方面から魚沼の山へと広がった。
そして、枯れた楢の木にヒラタケやナメコが大量に発生したのでした。
自然現象の変化に早く気づく習慣が幸いした。
3年ほどはほぼ独占状態で、付近の山のヒラタケとナメコを採り続けた。
発生したばかりの濡れて輝くナメコもきれいだが、笠が開いても美しい。
そして・・・・。食べて美味しいのはこれくらいに笠が開ききった状態のナメコです。
今でも山中を探し回ったら見つけられることでしょう。
でも、あの頃のような大発生は見られないだろうし、歩き回る気力も失せた。