魚野川の支流「大沢川」の岸辺。
前年に胞子をまき散らして枯れたコゴメの葉が、消えた雪の中から顔を出します。
こちらは枯れてすべて倒れ、ロゼッタ状に広がった状態。
真ん中の芽から、青々とした新芽が伸び始めるのはもう少し先になりそうですね。
太いコゴメが出る秘密の場所です。コゴメは植物名「クサソテツ」。
そして、雪に覆われた緩斜面は下から溶け始め、長い期間採り続けられます。
まれにスベルベよりも早く入る人がいる。
乱暴な採り方で、芯まで刃物でえぐるように採取する。もうこの春は再生しない。
山菜は採り方にマナーも必要ですね。次の人が誰であれ、残すものです。
ゼンマイも一群れのうち12本は必ず残すもの。知らない人はマナー知らずの素人です。
このコゴメも茹でて乾燥したり(ゼンマイのように)、茹でて冷凍保存もできるらしい。
でも、最も美味しいのは旬の採り立てを茹でて食べるに越したことは無いと思っています。
(雨が降り続きのんびりしています。こんな日がたまにはあっても良いのかな。)