畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

「ノブトーキョー」料理講習第二回(その2)

2013-11-26 12:29:55 | 食べ物

 さー、次々とごちそうが並びますよー。
これは「木の子サラダ 柚子ドレッシング」。上のチャイブは我が家産。
レタス類は「トンボ」さん作品かな。


 なんとその名も「キャベツステーキ」です。素材のキャベツが味を決めます。
さりげなく、トッピングされたトリュフが憎い。トリュフオイルも掛けられていますよ。


 「もち豚のカリカリポーク和風トリュフソース」です。
下の「紅くるり大根」と「赤リアスからし菜」とトッピングの「イタリアンパセリ」はスベルべの畑産。


 この「もち豚のカリカリポーク和風トリュフソース」をお食べになった女性が思わず漏らした言葉は、
「いやー、マクロビがパーになっちゃったー!でも美味しいー!」でした。


 「美雪マスのコンフィ Dry miso」です。


 講習会も佳境の感です。
メモに写真に大忙しの参加者たち。の、間に挟まるスベルべトーちゃん。

                  (続く)
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「ノブトーキョー」料理講習第二回(その1)

2013-11-26 05:56:37 | 食べ物

 昨日は10月に引き続いての料理講習会の日。
朝からスベルべママ、マックスと山の畑で野菜を収穫して会場へ届けました。


 約束の時刻に会場へ材料を持ち込むと、すでに「横山料理長」はご到着で仕込中。
メニューに目は通していたけれど、保険的にかなりの種類の野菜を持ち込みます。


 実際の講習会は13時からですが、14時に「越後の台所 すずきち」さん仕入れが有るため、スベルべママは先発。
そして、来宅してすぐに野菜を「すずきち」さんのワンボックスに積み込み、二人で会場へと急行。
なんと、午前中に野菜を届けた際に仕入れの話をすると「すずきち」さんも良かったら顔を出さないかと提案されたのです。

 マスターに話をすると、大乗り気。
と、言う事で少し時刻には遅れてしまったけれども二人で駆け付けると実演、講習の真っ最中。


 うっとりと、横山料理長の手元を眺めたり、熱心にメモをする受講者。
混じっている男性はスベルべの知り合いで、有機農法の実践者です。


 次々と素晴らしい料理が魔法のように生まれます。
下拵えは済んでいるとは言え、無駄のない動きは正にプロならではの手際です。


 ストロボ未使用のスローシャッターで折角の料理がぼけちゃいました。
これは「美雪マスのタルタル ワサビ醤油 withキャビア」です。


 こちらは「木の子と美雪マス、銀杏の玄米パエリヤ」です。
勿論、今回も地元産の食材を使うと言うのがメーンの内容。まだまだ、美味しい料理が続きます。

                    (続く)
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農天市場本年の営業が終わりました

2013-11-25 05:04:53 | 暮らし

 出品者とも相談した結果、昨日の日曜日を本年の営業最終日としました。
「トンボ」さん父上が閉店祝い?に「芋汁」を持って駆け付けて下さった。 

 この「芋汁」の美味しい事、美味しい事!
具のネギなんて、一度焼いてからと言う念の入りよう。
男の料理はかく有るべし。と、言うような見本となる料理です。


 臨時のテーブルも持ち出し、賑やかに昼食パーティーとなった次第です。
お握りは、魚沼コシヒカリでは無くて山形の「ツヤ姫」でした。


 ?「アルカリ天然水」にしては、なんだか下にオリが沈んでいますね。
これも「トンボ」さんの父上が仕込まれた○○正宗。一年寝かせた絶品です。


 さつま芋の収穫は出来たけれども、暑くて釜の火を入れることが出来なかった頃が懐かしい。
今は、勢いよく燃える、焼き芋釜の周りに自然に人が集まる寒さとなってしまいました。


 のんびりと昼食の風景。 
と、言いたいところですが、こんな時間帯は少なくて開店から閉店まで、
お客さんの切れ間が無いような忙しい一日でも有りました。


 出品者の皆様も、お客様も一様に「寂しい、寂しい」と言っておられました。
七月第一週から初めて五ケ月。しかも、土・日曜日だけの営業でも人と人のつながりは一段と深まった。
そんな風に感じられる今年でも有りました。

 ご愛顧頂いたお客さま、出品をつづけて下さった仲間の皆様全員に感謝申し上げます。

 今日は「ノブトーキョー」の横山料理長が講師をされる料理講習会の二回目、最終日。
ここにも、食材である野菜の提供を申し込まれているので、明るくなったらマックスと山の畑に行きましょう。
雪が降るまで、畑仕事に終りは来ないのです。
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与作は薪を割る~♪

2013-11-24 05:38:44 | 暮らし

 昨日は焼き芋釜用の薪が少なくなったので薪割りに励んだ。
なお、今回の写真は全て「トンボ」さんに撮影を依頼したものです。
エンジンチェンソーで太い杉丸太を切り、例の薪割り機「与作」で大割りし、その後は斧で小割り。


 頭上高く斧を振り上げ、エイとばかりに振り下ろす。
若いころ、保線マンとして木の枕木に犬釘と呼ぶレールを留める釘を打って鍛えた腕は確か。


 ほら、こんな風に最後は腰を落とすのも正確に斧を振り下ろすコツ。
けっして与作ジーさんの腰が曲がって来たのではありませんからね(笑)。


 切り口が斜めで立たない薪は寝せて腹部をズンバラリーン。


 たちまち、薪の山が築かれ始める。
ま、杉丸太は癖の無い柾目が多いから楽なんですけれどもね。


 手前の薪割り機「与作」と人間のスベルべ与作ジーさんは鉄壁のコンビです。
なお、スベルべ与作の腰の上、背中が丸いのは曲がったのではなくて盛り上がった筋肉。
畑仕事、鍬使いで鍛えた背筋は太くなり、前日ユニクロで求めたМサイズのシャツがきついほど。


 「トーちゃん大丈夫?」なんて心配そうに見守るマックス。
マックスも年老いて、スベルべとは老老介護の態を見せ始めてしまった。

 さて、七月から始めた「農天市場」も本日、日曜日を持って今シーズンの営業を終わります。
野菜を出品する三人が共に品物の数が減って来たからです。
雪国で露地栽培の野菜を作って販売するには、この辺りが限界なのです。

 僅か五ヶ月間の営業ではありましたがご利用頂いた皆様、ありがとうございました。
今年も新規のお客様、常連が増え、僅かずつではありますが右肩上がりに利用者数も増加しています。
また来年農天市場でお会いしましょう。農天市場は永遠に不滅です。

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堤防延伸竣工間近

2013-11-23 05:09:52 | 暮らし

 悪夢のような水害から二年四カ月余りが経過した。
百年に一度発生するかしないかと言う大水害だった。


 マックスと朝の散歩で堤防延伸工事現場の近くを通る。
これはきっと、今回の延伸工事の測量の基準点になった杭でしょう。


 新旧堤防の接続部分です。
一昨年の水害では、この先の堤防欠落個所から大量の泥水が逆流した。

 この先の地形が、山が魚野川の両側から川に迫り細くなっている。
そのため、大量の水が流れをせき止められた形になって、津波のように我が家を襲ったのでした。


 新堤防の工事部分がくぼんでいるが、そこを埋めて新堤防の完成でしょう。
でも、当初の説明よりもまだ先端が短く、計画通りとは思えない。
二期工事でも発注されて完成と言うことになるのでしょうか。


 堤防の下に、「丁張り」と呼ばれる赤白のいたが設置された。
別の工事件名で、堤防の下部を守る護岸が設置されるようです。


 旧堤防の下部にも「丁張り」が見えるから、堤防下部の補強工事も大規模の様子。
なお、「丁張り」の下にコンクリートブロックが見えるが、
これは水害の年の冬に、積雪を突いて急遽行われた簡便な護岸工事だと思われます。


 スベルべの素人考えでは、重機を使って魚野川本流の水流の方向を変えたら良いと思うのだが、
国交省は何の思惑か、河川の水流の方向変更には手は付けないようです。


 でも、川の流れの変化って長い間には随分変わるものですね。
子供の頃、そう五十年ほど前には新堤防の延伸先には、川船の船頭の竿も川底に着かない深い淵が有った。

 そして、この写真の先の中州と堤防の間にも深い淵が有って大きな鯉が泳いでいるのが見えたものです。
国交省の方針で、川砂利採取が禁止されてから、川の地形変化が自然任せとなり、
大きな「瀬」や「淵」の無い平坦な河川を作り上げて行ったように思える。

 国交省の功罪は別として、川が大きな変化をしたことだけは事実です。
魚野川の向こう、右岸も堤防延伸工事が施工中でずいぶん伸びています。

 左右両岸の堤防は本流、魚野川からの大量の水の流入は防げるでしょう。
でも、いずれも工事の終点近くにある、魚野川の支流「大沢川」と「芋川」から大量の出水が有った場合、
堤防によって流出が妨げられる恐れも有ると考えられる。

 いずれにせよ、人間は長い歴史の中で災害と戦って生きて来ている。
大地震と大水害を経験したスベルべは無責任ながら、自分が生きている間には大災害が無い事を祈るのみ。
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