畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

ぽん酒館?!?!

2013-11-22 04:09:42 | 食べ物

 酔って、酒樽に寄り掛かるオヤジ。そして、床に寝ころぶオヤジ。
この人形のモデルは、実はスベルべ。ではありません(笑)。


 ここは、JR越後湯沢駅の構内に有る「ポン酒館」です。
日本酒を「ぽん酒」なんて呼ぶことは知らないけれど、世間では通用しているのかなー。


 カウンター内の店員に聞くと、五百円でおちょこ五杯の試飲ができると言う。
思わず、ふらふらと財布を取り出したスベルべは五百円とメダルを交換。


 先ずは下の赤丸印にお猪口を乗せ、メダルを投入してボタンを押す。
すると、チョロチョロとお酒が流れ出てお猪口を満たすって寸法。


 新潟県内、上、中、下越の銘酒がずらりと勢揃い。いや、佐渡のお酒も有ったかな。
名だたる銘酒が、ずらりと並んでいるのですから飲兵衛にはたまりません。


 こうしてみると、やはり新潟は酒処ですね。
いやいやいやー、目も眩まんばかりの酒蔵数々。


 例え、お猪口一杯ずつ利酒をしても、この蔵の数だったらかなりの酒豪でも冒頭の二人組の写真のようになることは必定。
そう言えば「食べ物持ち込み禁止」なんて看板も見えたし、店内では一本物の胡瓜の漬物も有ったような。

 なお、この他にも色々な店が有り、かなり年配の店員が呼び込みをしていた「津南ポーク」の売店を覗き、
「ここの社長さんとはお友達ですよ」と言うと「あ、店長は社長の弟さんです」なんて答えが帰る。

 これでは、買って帰らなくてはなりませんね。
スベルべママへのお土産は、「豚カツ」二枚と「メンチカツ」二枚でした。
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恵比寿講の日

2013-11-21 05:20:31 | 食べ物

 雪国の雪降り前は多忙を極める。
昨日も朝から、「越後の台所 すずきち」さんの仕入れと「エスポワール」さんの仕入れと続く。

 そして、JAのAコープに野菜を出品し、午後は畑周りの片付け。
夕方はスベルべが台所を担当し、鍋を三つコンロに掛ける。


 さて、一つ目の鍋は「二十日は恵比寿講」と宣伝の有った鯉の切り身を買い求めて「鯉こく」です。
可笑しかったなー、Aコープのレジの後ろでオバーちゃんが「良い子にしてな」なんて言っていた。

 さて、ペットは入店禁止のはず。と、見ると一匹物の真鯉がビニール袋の中でバタバタ。
オバーちゃんは一匹物を捌くのかと、切り身を買ったスベルべはチョイと恥ずかしくなりました(笑)。


 さて、二つ目の鍋の中は種屋さんから「使ってみて下さい」と渡された「本宮」と言う名前の大根。
普通だったらスベルべトーちゃんは鮭の頭、アラと煮るのだけれど、店になかったので豚のばら肉と煮て見る。


 さて、三つめの鍋の中は何でしょうか。
これはマックスの御馳走です。ニンジン、大根菜、ジャガイモ、さつま芋、鶏肉と豚レバー。
下ではマックスがお腹を空かせて待っているのです。


 先ずは、スベルべママと共に下拵えをしたマックスの鍋が完成。
マックスには、ご飯にこれを混ぜ、市販の餌と共に与えます。


 「大根と豚バラ肉の煮物」も完成。
ここで地階で大豆の処理をしていたスベルべママに「出来たよー」と声を掛けます。


 スベルべトーちゃんのおかずだけでは物足りないと見えスベルべママは「サラダ」を手早く作る。
我が家の野菜だけのサラダだけれど、うん、レストランに負けない味だぞ。


 スベルべママが絶賛してくれた「鯉こく」です。
何と言っても「鯉」は川魚の王様でしょうね。

 高価過ぎて「鯉のあらい」にまで畑手が届かなかったけれどもこれで十分。
丼の向こうにチラリとグラスが見えるけれども、お酒は少々アンマッチ気味のワインです。

 そう言えばAコープの外で生き鯉を捌く店長を見かけ「美味しそうだけれど高くてね」なんて言うと、
「鯉の餌代が高くなったんだそうですよ」なんて言っていました。
「今度は自分で釣って来るか」なんて混ぜ返したスベルべでした。

 いや、本当に昔は鯉釣りが大好きで子供の頃から大物の野鯉を釣り上げていたものです。
当然のことながら、川で自由に泳ぎ回っている鯉の味はそれは格別なものでしたよ。
「恵比寿講」になると、鯉釣りが好きだった亡父の事や、大物を釣った時の手応えなどが頭に浮かぶ。

 魚野川には大きな淵、淀みが有って大きな鯉が生息していたものでした。
日がな、のんびりと釣り糸を垂れ鯉を狙っていた頃が懐かしいですね。
大好きな釣りも止めて、終日畑仕事に精を出すって、幸せなのかそれとも不幸せなのかどっちかなー。
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「越後の台所 すずきち」さんの畑研修(その3終り)

2013-11-20 05:19:06 | 

 スベルべの班と別のスベルべママの班の流れも好調な流れの模様。
普段は引っ込み思案を自称するスベルべママも、なになに結構おもしろそうでしたよ。


 さて、もう一方の主役マックスは「なんだ何時もと同じ話か」なんて退屈気味。
なんか面白そうなことはないかなー、なんて一人で、いや一匹で単独行動に移ります。


 そうだよね、マックス畑ネギの収穫なんて興味ないもんね。
第一、ネギは犬二は絶対に食べさせてはいけない食材ですから。


 余りにも退屈そうなマックスの様子を見たスベルべトーちゃんはマックスの頭に「アスパラ菜」の花を。
冠り物を拒否しないマックスは、頭の上の花飾りをじっと載せてすまし顔。


 でもね、トーちゃんやっぱりトーちゃんとカーちゃんの話なんて退屈だよ。
なーんて、皆さんの気持ちを代弁した欠伸だったのかなー(笑)。

 さて、その後は数名のメンバーはスベルべママの先導で山道を歩いて下りました。
自動車で先に帰宅したスベルべが見ると一人のメンバーは転んだと見え、背中が泥だらけでした。

 続いて「味の家 魚野川」さんで昼食会兼研修の総括。
「畑、野菜を作る際の苦労は?」なんて質問に、かって新聞に投稿し採用された文を読んだりして回答。

 その後も、接ぎ木苗と自根苗の違い、固定種と一代交配種との違いとか、結構深い話題にも。
司会役の女性の野菜に関する博識ぶりにも、実はドキリとしたスベルべでも有りました。

 いやー、本当に感激の半日になりました。
野菜を作る人がいて、それを調理する人がいて、そしてその先にお客様が居る。
当たり前の事と言えば当たり前のことなんですが、また半面そんな事は無視されているのも現実。

 野菜を嬉々として収穫している姿を見させて頂き、
きっと彼らは美味しさをお客様に届けて下さるものと信じました。

 皆さん「越後の台所 すずきち」並びに「スズデリ」をお訪ねになった際はスベルべの畑の感想をお聞きください。
うん、スベルべも興味半分、怖さ半分、彼らの反応は楽しみと怖さと半々、「怖いもの見たさ」って感じ(笑)。

                         (このお話終わり)
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「越後の台所 すずきち」さんの畑研修(その2)

2013-11-19 05:45:43 | 

 何時も使って頂いている「赤リアスからし菜」を収穫する人、それを写す人。
もう皆さんには珍しくて、興味を引かれる物ばかりの様子。


 マックスも皆さんののご案内だけれども、「何が面白いの?」てな感じ。
「ボクなんて、一年中ここで遊んでいるのさ」なんて言ったとか言わなかったとか(笑)。


 大根や、白菜の様子にも皆様ご関心を示されます。
降り積もった初雪の影響が残り、大根類の葉は平たく伸び、広がっています。


 なんだか失礼ながら、大根も引き抜いた経験も無い方が多い様子。
お勧めすると、歓声を上げながら引き抜きましたが、真っ赤な大根「紅化粧」なんて大人気。


 「ほら、ほら、見てー」なんて引き抜いた大根の大きさ比べ。
やや、童心に帰られたかのような様子にも拝見したスベルべでした。

                    (続く)
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「越後の台所 すずきち」さんの畑研修(その1)

2013-11-19 04:20:03 | 

 昨日は「越後の台所 すずきち」さんの皆様と、グループ店の皆様が山の畑にいらっしゃいました。
先ずはマックスがお出迎えし、歓迎の言葉を述べます。


 心配していた、畑を覆っていた雪も溶け、雪に押されては居ましたが野菜も顔を出しています。
皆さん、珍しそうに野菜をご覧になりました。


 普段、我が家の野菜を使って頂いてはいますが、畑で見て頂いたのは初めての方が大多数。
「どうぞ、大きなものから自由に引き抜いて下さい」と言うスベルべの言葉に「温海蕪」を収穫します。


 19名と言う多人数でしたから、二班に分かれて頂き、スベルべとスベルべママとで説明です。
山の畑と言う事で、皆さん防寒対策と足元の長靴は周到な準備。


 当たり前の事かも知れないけれど、従業員の皆さんも農家育ちは少数な様子。
興味深そうに「コールラビ」をご覧になり、これも収穫。


 野菜料理を主体にした「越後の台所 すずきち」さんとは言え、畑を見て頂くってユニークな研修です。
そうそう、軍手まで周到に準備されていましたから、こりゃ収穫をお願いするしか無いですね。

                   (続く)
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