畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

これ!もっと働かんかい!

2013-12-27 12:08:48 | 暮らし

 なんとなく気ぜわしい年の瀬で落ち着かない。
夫婦二人の暮らしで、マックスに手伝いを頼むすべも無し。
そこで、娘が抽選でもらったと言う賞品の「お掃除ロボット」に御出座願うことになった。


 充電を済ませてスイッチオン!
きっちりと規則的に動くのかと思いきや、酔っ払ったスベルべトーちゃんのよう。


 気まぐれに、あっちへふらふら、こっちにふらふら。
おいおい、花瓶をひっくり返すなよ。


 玄関マットは巻き込まれぬようあらかじめ丸めて階段に。
その階段の上り口も結構こまめに隙間なくうごく。
なるほどー、細かなところは結構得意な気の付く奴なんだなー。


 しばらく放置し、彼(彼女?)の本能のおもむくままに働いてもらってスイッチオフ。
次には、ダイニングルームへと作業場所、働く場所を変えてもらったのでした。

 え?トーちゃんはその間、何をしてたかって?
いやー、トーちゃんだって風呂場を天井からタイルの床まで磨いていましたよ。
さて、これで大晦日、お正月がグンと近付きましたよ。
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「最優秀賞」はどっち?

2013-12-26 05:55:30 | 風景

 JAの担当から電話連絡を貰ったのはしばらく前の夕方だった。
「スベルべさんの写真がコンクールで最優秀賞に選ばれました」と言う話し。

 その後、文書でも正式に審査結果と、表彰式の案内が届いた。
最優秀賞は「帰り道で見たユリ」とある。

 さて、どの写真で応募したのだろう。控えを取らなかった間抜けさでどれだか分からなくなってしまった。
この一枚は、スベルべママも、折りから滞在したスベルべママママも絶賛の一枚。
夕日に照らされたユリが、花は勿論の事、蕾さえ笑っているかのようにも見える。


 でも、これかも知れない。
関係者は「黄色のユリです」なんて言うし・・・・・。


 これも夕日を浴びて輝く「カサブランカ」で、自信は有るけれど・・・・・。
貴方ならばどのユリの写真を選びますか?


 そして、「タラの木畑のカモシカ」も入選作品として選ばれていた。
これは、覚えがあるけれど、この一枚に違いない。


 でも、間違ってこの写真だったら笑い種ですね。
表彰式の案内は、26年1月10日10時からの表彰式の日時と、
「表彰式には必ずご出席下さい」との添え書きが有ったか、その日はパートも休みで都合は悪くない。

 当日は、どれが「最優秀賞」かは勿論分かることでしょう。
さて、貴方ならば三枚のユリの写真のどれを「最優秀賞」に選びますか。

 え?どれもたいした写真じゃない?いやそうかも知れませんね、
何せ一万円の半分ほどの価格のデジカメでの作品ですから(大笑)。
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芋天でメリークリスマス

2013-12-25 04:47:05 | 食べ物

 昨夜の夕ご飯にはさつま芋の天麩羅「芋天」が並んだ。
最後まで聞かなかったけれどもこのホクホク感は「寿」だったかな。


 スベルべママの名誉のために他の揚げ物も計上。
鶏のササ身と鮭のフライも有りますよ。鶏のササ身フライはチキン、七面鳥の洒落らしい。


 昨日は、着いたばかりと言う沖縄直送の「海ブドウ」と「島ラッキョウ」頂き早速食卓へ。
付け合わせのキャベツの甘さと言い、プチプチとした「海ブドウ」と「島ラッキョウ」の美味しさも格別。


 そこで、二人で口をそろえ「そうだクリスマスイブだからワインにしようか」。
先日、関東の先輩を訪ねた折に頂いた取って置きのワインを開けることになった。


 グラスを白ワインで満たし、二人で「乾杯!」「トーちゃん有り難う」
って何だかと言うと「バーちゃんをゆっくりさせて貰って」と言葉が続く。

 そう、一週間ほど滞在したスベルべママママこと義母は「トーちゃん長々と有り難う」
の言葉を残し、スベルべママに送られて帰宅したのでした。
何時も通りの静かな食卓、静かなクリスマスイブの夜でした。
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クリスマスケーキ

2013-12-24 04:19:44 | 食べ物

 一昨日の我が家のダイニングルームから見た北西の空です。
一日雪の予報にも関わらず、時折りこんな青空さえ見せてくれました。

 こんな風に、悪い天気予報が良い方に外れるのは嬉しい事ですね。
それが反対だったら、腹が立つところだけれども、そんな事も考えてか良い予報は少ない。
外れて叱られるよりも、同じ外れでも喜ばれた方が風あたりが弱いのは当然ですから。


 その日、スベルべママママがプレゼントし続けてくれているクリスマスケーキが届いた。
スベルべママママに取っては甥にあたり、スベルべママの従兄でもある男性のケーキ屋さんから届きます。

 最初に食べた時から、「あ、違うな」と感じたけれども、甘さが優しくて、くどくない。
先ずは、おりから来宅在住中のスベルべママママと三人で頂きます。
「うーん、美味しいねー」と三人とも同じような言葉を発しながら食べました。

 子供達は独立して家の外で暮らしていて、一緒に食べられないのは寂しいですね。
いや、三人では無くて、三人と一匹だったなー。
マックスもご相伴にあずかり、スベルべママママの残したものを美味しそうに食べていました。

 そして、それを乗せていた台座の生クリームも綺麗に舐め取ります。
常食させているわけではないので害にもならないと思うけれども、本当に甘いものが好きですねマックスは。

 ケーキで思い出すのはスベルべママの手造りクリスマスケーキです。
スポンジから生クリームまで全部自分の手で作り上げていましたからね。
それを「美味しい美味しい」と食べていた頃が懐かしく思い出されます。

 クリスマスが終わったら今度は正月を迎える準備です。
おっと、その前に年賀状を仕上げなくてはならないなー。
なんて、のんびりな事を言っていられるのも雪が少ないからです。
雪が少ないって助かりますねー。
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夢を見た

2013-12-23 08:52:57 | 暮らし

 昔を思い出し、懐かしく感じるなんて自分自身の老いでしかない。
これは小学校の卒業記念で、こんなクラスが二つで90人余りが一緒に卒業。

 先日、この小学校一年生たちに「焼き芋」のサービスをするために出かけたがなんと14名。
少子高齢化の現実、見本みたいなもの。早晩地域が消滅してしまうかも知れないと言う。


 その三年後、いくつかの小学校の卒業生が一つの中学校に入った。
今でも覚えているけれど、同学年は324名で7クラスだった。
この地域のお定まりで、修学旅行は東京。花のお上りさんの初東京だったなー。


 そして、県央の工業高校に進学する。
今では、公的な建物を初めに隙間なく大きな建物が出来たけれども、この頃は水田に囲まれていた。


 建前上は男女共学だけれども、実際の高校三年間は一学年上に女性が一名在籍したのみ。
男ばかりの教室なんて、殺風景で休み時間なんてこんなもの。
よほど、前の時間の授業が面白くなかったんでしょーねー(笑)。


 でも、そんな中で唯一みんなが居眠りしなかったのがこの先生の授業。
最初の授業で「あ、僕の授業はメモしなくてよいよ、テストの内容は教えるから」の言葉に度肝を抜かれる。

 一応担当は「世界史」何だけれども、世界史の話なんて出てきやしない。
最初から、最後まで漫談なんだものー。

 でも、最後の別れの言葉は今も忘れられません。
「君たちも生きていれば、きっと死にたくなるほど辛いことにも出会うだろう。その時は僕を思い出し、僕のところに来なさい」
先生は、工業高校の生徒たちに世界史なんてあまり意味が無い。もっと別の事が大切と思われていたのだと思う。


 居眠りをしているスベルべ少年ではありません。
頭髪の濃さはともかくとしても、凛々しい眉はとても自分と思えない(笑)。
一生懸命にでも下手くそな機械の図面を書いている所ですよ。


 その高校三年の春かなー、奈良、四国、京都を訪れた修学旅行の一こま。
肝心の親友が写っていないのは、彼がこの写真を撮ったからに違いない。

 この女高生たちは、シャッターを押したであろうその物おじを知らない親友がナンパしてきた。
関東地方のある共学校のグループで、今思えば良くぞ、その学校の男子達ともめ事にならなかったものだ。

 最初の夜、四国の高松で出会い、その後は奈良、京都とほぼ同じ行程。
団体バスを降りると、お互いを探しだし駆け寄って集まったものでした。

 最後の京都の夜では集まって住所入りのプレゼント交換。
誰のプレゼントが誰に亘るのかは神のみぞ知るスリルに満ちたイベント。

 今でも思い出すと胸が高鳴りますね、会って見たいなー、お互いにお爺さん、お婆さんになってしまったけれど。
でも、もっとも残念ことはこの事を仕掛けた親友が病の床に付き、スベルべを認知さえしてくれない現実です。
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