畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

マックスと黄昏の畑にて

2014-08-21 20:21:04 | 暮らし

 秋野菜の準備が始まると言うのに日は短くなる一方。
そう、日の出は5時で日没は6時半頃。釣瓶落としの如しと言われる季節も迫っています。


 マックスはようやく涼しさを感じさせる風に居眠りを始める。
やはり、耕したばかりの土はマックスには冷たくて気持ちが良いようです。


 「マックス!そろそろ帰るぞ!」と声を掛けても知らんぷり。
もっとも、手を強く打ち鳴らすと気が付くけれども、耳はほとんど聞こえないマックスです。


 トラクターで耕したばかりの畑を歩き回ったマックスの足跡。
ふかふかとして柔らかな土は、ただ歩き回るだけでも気持ちが良いらしい。


 雨で大変な被害の出ている地域も有るけれど、こちらは畑には丁度良い湿り気。
いつもよりも二週間も早く蒔いた「温海蕪」も揃って見事な芽生えを見せてくれています。


 これは通称「渦巻きビーツ」と言う赤白渦巻き状の切り口を見せてくれるビーツ。
うれしいですねー、やはり野菜の種を播き芽が出た時の気持ち良さは例えようもない喜びです。

 6時を知らせる、市のチャイムを聞いてからしばらくして山を降ります。
今日も一日良く働いたなー、一日に三回も汗で汚れた衣服を着替え、夫婦だけでも洗濯ものは山のような生活。

 でも、こうして健康に働ける喜びは何物にも代えがたい幸せだと思う。
さすがに一日の内もっとも暑い昼下がりは、山の畑へ行く事を控える。

 一昨日は暑いさなかは津南へとドライブ。
昨日は12時を少し過ぎた頃、川口温泉へ行き汗を流し昼食を食べて来た。
こんな風に朝から晩まで働いているけれど、それなりの息抜きはしています。
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ヒマワリ畑を訪れて

2014-08-21 05:24:46 | 暮らし

 昨日も一日暑かった。
朝5時から「越後の台所 すずきち」さんの仕入れに合わせて山の畑でニンジンの収穫。

 そして、それを終えたらAコープへの出荷と息を突く間もない相変わらずの忙しさ。
朝食後再度山の畑に向かう軽トラの中で「今日は遊びに行きたい気分」とスベルべママが言う。

 それでは預かり物を「津南ポーク」さんに返す事と兼ねて津南を訪れる事に。
オートバイのタンデムで行きたかったが、預かり物が長い鉄製の櫛で、暴走族の決闘行きに間違えかねる恐れも。
そこで止むなく自動車で行く事になった。


 スベルべママが何年来言って見たいと言っていたヒマワリ畑に到着。
何ヘクタールにも渡ってヒマワリが植え付けられていた。


 随分前からオープンの知らせが聞こえていたから、この咲いたばかりのヒマワリは少し不思議。
きっと、何カ所かの広い畑を種蒔きの時期をずらせて咲かせているのだろう。


 今を盛りとばかりに咲き誇るヒマワリは、丈の短い種類。
背丈の低いスベルべ夫婦でも、ヒマワリ畑に入っても全体が見渡される。


 何年越しの希望の実現に足取りも軽いスベルべママ。


 そして、おりしも黄色のТシャツを着用して行ったスベルべトーちゃん。
ちょっとした「ヒマワリオジさん」の気分でも有りました。

 待望のヒマワリ畑訪問と、オートバイを通じての友人に野菜を届ける事も出来最高の外出。
「津南ポーク」の奥さんとも親しく会話を交わせたし、最高の息抜きとなりました。
でもね、帰宅したらすぐに着替えて再度山の畑に行き種蒔きをすると言う、貧乏症のスベルべ夫婦でも有りました。
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山で朝ご飯(2終り)

2014-08-20 04:37:07 | マックス

 痩せてしまい、足取りも怪しくなってしまったマックスです。
でも、こうして食欲が有り、量は減ったけれども食べ物はちゃんと食べています。


 ネギ畑の向こうではスベルべママが草刈り中。
スベルべは草刈りを終えてネギの土寄せを始めました。


 おやっ、と思って見るとマックスはスイカを食べ終えて朝寝。
土寄せが終わったばかりの土は冷たくて気持ちが良いらしく、変な格好で寝ています。


 ストレッチをしているかのようなマックスの寝姿。


 カメラに気付いて薄目を開けて見るマックスです。


 マックスはマックスなりに老後の暮らし、畑での暮らしを満喫しているのかも知れない。


 今度は姿勢を変えたけれども、何から似ているなー。
そうだ、赤塚不ニ夫先生描いたところの「天才バカボン」に登場する「ウナギ犬」だ(笑)。
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マックス山で朝ご飯

2014-08-19 09:12:25 | マックス

 昨夜からスベルべママと相談し、朝仕事は雨の後でも有り草刈り。
マックスは畑を歩き回るが、畝間でよろけて畝を壊してしまう。

 そこで、「マックス!スイカ食べようか?」と手招きして呼び寄せてスイカを切る。
スイカはマックスの大好物。早速かぶり着きます。


 口の周りからスイカの汁を垂らしながら一生懸命です。


 ほら、畑仕事で足が汚れていますよ。


 シャリシャリ、パクパク。


 結構器用に皮際まで食べます。


 この甘さがたまらないのでしょうね。


 なんだか老いたら母犬の「ミミちゃん」そっくりになってきました。
目つきなんてミミちゃんそのものですよ。
さ、マックスが食べ終えたらまた草刈り機のエンジンを掛けましょう。

                     (続く)

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マックスの長寿表彰?

2014-08-18 04:50:03 | マックス

 先日一通の封書が届いた。
差出人を見て、ハハーン例の奴だな、と、思いつつ開封。


 内容は、マックス自身の表彰では無かった。


 「平成26年度長寿動物飼育者表彰」で、何の事は無い飼い主の表彰です。


 犬15歳以上、大型犬11歳以上なんてありますよ。
マックスは中型犬だから13歳くらいで貰っても良かったのかな(笑)。


 参考ながら猫ちゃんは13歳以上だからね。


 そんな事を知ってか知らずかマックスは朝の畑でのんびりと欠伸。


 若い時の元気の塊、エネルギーの塊のようなのようなマックスも見事な老犬となりました。
でも、しっかりと餌を食べ、朝晩の散歩は欠かしていません。

 さて、マックスと同じ老体ながら何の表彰の栄誉も浴していないスベルべトーちゃんです。
平々凡々と暮らしてきた身には叙勲なんて程遠い話ですね。

 でも、叙勲制度なんてどんな意味が有るのかと、春秋の受賞者発表を見るたびに複雑な思い。
そもそも人間、人間の行動・行為に等級なんてありゃしないと言うのがスベルべの気持ち。

 そのたびに、叙勲を断った作家の故「城山三郎」さんの事を思い出します。
どうしても、受けたくないと言う本人に奥さんが問いただすと、「物書きが勲章なんて貰ったらおしまいだ」と言ったとか。

 どもりつつ奥さんに弁明した彼には、やはり戦争体験、個人と国家の関わり合いの嫌な思いが有ったようです。
そうですよね、同じことをしても戦勝国では英雄で、敗戦国では戦争犯罪人になるのは昔からのならいです。

 まー、叙勲制度をきらい、そして制度を嘲笑うのはスベルべのひがみかも知れませんがね。
ましてや、死亡者叙勲なんてどんな意味が有るのか凡人スベルべにはとんと分からない。

 何かの間違いで、スベルべに文化勲章とか、人間国宝指定の有ったら丁寧にお断りします。
 って、間違いでもそんな事なんて有るわけもない。
「俺には家族のお前たちが勲章だ」なんて格好良いセリフは言ってみたいものですけれどもね(大笑)。
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