畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

クレソン畑の今は?

2014-08-17 04:49:55 | 野菜

 スベルべママの実家の水田。転作政策を利用したクレソン畑の今の様子です。
春先に、種子を播いて育てた苗を植えてから4カ月ほどで今はこんな様子。


 かなり根を張って広がって来てはいるけれど、まだまだ理想には遠い姿。
もう少し気温が下がり、秋の風を感じるようになったら水面を覆い隠すほど増えると信じています。


 そして、まだ水面を覆い尽くすほどには増えていないので隙間に雑草がはびこる。
そして、水生昆虫も何種類も見えて、ちょっとしたジオラマ、自然界の再現状態です。


 試しに少しだけ収穫してみたけれどもまだ、根が見えて短いですね。
そして、気温の高さに害虫も繁殖し、葉を食べています。


 さて、そこで昔ながらの「田の草取り」ですよ。
モデルはスベルべママです。二人で水田用の長いゴム長を着用して草取りに励みましたよ。

 もうすぐ、水面を覆いつくすように成長する予定です。
お待ちになっているお客様、もう少しの辛抱をおねがいいたしますよ。
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お盆のごちそう

2014-08-16 12:23:43 | 食べ物

 夕方、従兄が焼き立て熱々の天然アユを届けてくれた。
天然アユを獲った肝心の従兄本人は、まだアユを焼くのが忙しく、別の従兄が届けてくれたのでした。


 中に一匹だけ別の魚が見える。模様を子細にみると岩魚だった。
後に聞くと、なんとこれは別の従兄が釣り上げた貴重な天然岩魚だった。


 さて、焼いたばかりのアユを届けてくれた従兄からの頂き物は「ホヤ」です。
他にも殻付きホタテ貝が届いたけれども、青森に赴任中に知り合った知人から送られたものだとか。

 従兄三人からそれぞれ貴重な御馳走を頂いたって事になります。
こんな年齢になっても、従兄弟同士の交流が有るって嬉しい事ですね。


 さて、これは魚沼のお盆には欠かせないごちそうの一つです。
「棒鱈の煮付け」ですが、海が遠かった魚沼の人々はこうして干物の魚を蛋白源として利用していたのです。

 「本棒」と呼ぶ、真鱈の干物は高価過ぎて助惣鱈の干物を使いますが十分に美味しいですよ。
スベルべママはこれに合わせて、「栗おこわ」も炊き上げました。


 新潟、魚沼のナスの漬物も出色です。
スベルべママママが漬けた「ナス漬け」なんて本当に美味しくて一口で食べるのが惜しいほどです。


 スベルべの作品はこの枝豆「湯上り娘」です。
越後人の枝豆好きは、全国に知れ渡っているようですね。

 枝豆の味に対する執着度も高く色々な品種が栽培されています。
我が家の畑でも、これからしばらくすると晩生の「肴豆」と言う品種が採れますよ。

 さて、昨日が宵祭で今日が本祭りの我が村の夏祭り。
残念ながら、今年の夏祭りは雨にたたられるようです。

 そして、夏祭りと農天市場のオープンが重なってしまったけれども先ずは営業優先。
雨の音が続いているけれど、夜が明けたら山の畑に収穫に行きましょう。

 従兄たちに進呈したスイカの味の評判がよく、帰省していた従兄が土産に持ち帰りたいと言う。
そのスイカも収穫して来る事にします。スベルべの従兄たちへのプレゼントは畑の農産物なのです。
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秋野菜の種のオンパレード

2014-08-16 04:16:36 | 野菜

 忙しさに、注文がやや遅れたしまった。
でも、種苗会社2社からの種が同じ日に到着。


 毎年作り続けているものがほとんどですね。
この「聖護院大丸カブ」なんて、本当はもう少し早く蒔いてみたかったなー。


 この、右のレタスは初めてのものです。
左の「からいね赤」は何年も作り続けていて、スベルべ推奨の激辛大根。

 もう、刺身を食べる際にワサビ代わりにしてても良いほど。
もちろん、蕎麦、うどんの薬味としても、また、焼肉のたれに入れても刺激は十分。


 この辺りのラインナップもスベルべにとっては定番野菜です。


 さて、もう一社からの注文明細書の写し。


 右の茎が紫のミズナ「紅法師」は初挑戦。
なんだか最近は色もの野菜に凝っているスベルべ。年齢に抗っている証拠かも知れないなー(笑)。


 ついでに、この右の種子も初挑戦と言うか初めて見た種類。
なんと、紫色の小松菜っていうから少々驚きですね。

 この他にも、通販以外で買った秋播き種子が山のように揃っています。
こんな多種にわたって、量も半端では無い種子ですから、昨日アップした「のめしこきの節句稼ぎ」も止むなしなんです。
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『のめしこきの節句稼ぎ』

2014-08-15 12:45:10 | 

 標準語では「怠け者の節句ばたらき」と言う言葉が有る。
この辺りの方言で「のめしこき」とは怠け者のこと。


 普段怠けているものが、節句にみんなが休んでいると言うのに働く事を言う。
ま、怠け者ほど世間に対する言い訳で働くと言う事か。

 えーと、そこでスベルべトーちゃんもその言葉通りの事を実践。
お盆だと言うのに、多少は世間体も気に掛け、こっそりと山の畑で仕事です。


 トラクターでジャガイモの収穫後を耕すことは容易な仕事。
でも、この暑さの中での畝作りはさすがに老体に堪え、体中が頭から水を浴びたように汗まみれ。


 でもね、なんで怠け者のスベルべトーちゃんがこうしてまで働くかと言うと訳が有る。
雨の天気予報を当てにして、畝を作りあわよくば種子を播こうかと言う考え。そう、「男には訳が有る」です(笑)。


 そして、今日は『のめしこきの節句稼ぎ』の二日目。
またまたこっそりと人目を忍んで山の畑に行き、待望の種蒔き。
ほら、「天は我に味方す」で種子を播き終えた途端に雨が降り始めましたよ。
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朝早く出荷用の野菜を収穫する

2014-08-15 05:20:55 | 山菜

 夜が明け、明るくなるのを待ってマックスを連れて山の畑へ行く。
朝霧の中、太陽が顔を出し始めました。


 朝日を浴びて輝くニンジン畑です。
ニンジンは繁りのように混んでいるけれども、順次間引きをしていく。


 ニンジン畑、さつま芋畑越しに霧の中に越後三山が浮かびます。


 ニンジンは7種類播いてあるけれども、そのうち4種類を間引く。
この小さな間引きニンジンは、そのままサラダにしても、ソティーしても甘くて美味しい。

 農天市場の直売の楽しみはお客様から食べ方のヒントを貰う事も一つです。
今回は「葉っぱを刻んで佃煮にすると、美味しくてご飯が進みます」なんて話しを聞かせて頂きました。


 さつま芋の畑も葉が畑全体を覆うようになっています。
さて、蔓と枝葉を切り離し、「味の家魚野川」さんご注文の「芋の手」を採りましょうか。


 「芋の手」ってこんな風になります。
適当な長さに切り揃え、さっと茹でてから炒めるとヘルシーで美味しい「芋の手のキンピラ」が出来ますよ。


 まだまだ採りたいけれども先の気がもめて止めてしまった。


 さて、草藪のようなスイカ畑です。
スイカを指先ではじいて跳ね返る音でチェックし、収穫します。


 大きなスイカを三個採りました。


 マックスを呼び寄せて帰途に着きます。
朝早い山の畑は静寂で小鳥たちや、動物たちの天国。

 春から上手な歌を聞かせてくれた今年のウグイスはなんだか鳴き方がぎこちなくなった。
まさか、今年生まれの若いウグイスが歌い始めたのではないと思うけれども。

 そして、巣だったカラスの親子も畑の周りに必ず来る。
親カラスと同じような大きさになったと言うのに、がーがーと甘え声を上げて餌をねだっている。

 そのうちに餌を貰ったらしく「がーがーあわわわー」なんて餌を飲み込む声が。
なんでそんな様子が分かるかと言うと、スベルべは少年時代にカラスを飼っていたからですよ。
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