畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

「越後の台所 すずきち」御用達野菜

2014-11-21 04:55:56 | 野菜

 昨日は前々日に注文を頂いた長岡のフレンチレストラン「アシェット」さんへの荷物を早朝から作る。
加えて、前夜にメールで「越後の台所 すずち」さんからも注文で大わらわ。

 「すずきち」さんの来宅時刻を送らせていただいて対応。
それでも、まだ夜の明けきらぬうちからの収穫は寒さで難渋。

 手先の冷たさは勿論の事、気が遠くなるような寒さでした。
当然ポケットに忍ばせたカメラも取り出す余裕なんてありません。

 でも、なんとか「アシェット」さんへの野菜を急便屋さんに託し、次の準備をします。
「紫キャベツ」に「コールラビ」に、アレッ、真っ赤なのは何だったかなー。



 「エンダイブ」「ターツァイ」なども寒さが厳しくなるにつれ大きく育っています。
「エンダイブ」など、苗が定着するかどうか、悩んだのがウソのような大きさです。



 小さなチンゲン菜「シャオパオ」や「リアスカラシナ」「紫ミズナ」など。
「ロメインレタス」「ルッコラ」なども見えますね。



 続いて我が家自慢の味の「ニンジン」グループ。
普通種に加え、真っ赤な「金時ニンジン」紫の「パープルニンジン」真っ黄色の「金美EX」などです。



 大根のラインナップ。
中まで真っ赤な「紅クルリ」芯だけピンクの「北京紅芯」そして皮の緑の部分は中も緑の大根。


 とどめは、スベルべママが下の畑で採って来たハーブ類。
「イタリアンパセリ」に「ローズマリー」そしてミントも見えます。
この他にもさつま芋「パープルスイートロード」を20キロ弱。

 これらの品物の納品書を書くと一枚7行の納品書が6枚ほど。
40種類弱の野菜が揃う事になりますから我ながら驚きの品揃え。

 「すずきち」のマスターがテレビで「市場に行くよりも便利です」と語られた由縁ですね。
この荷物は、二つに分けられていましたから「越後の台所 すずきち」は勿論の事、
「スズデリ」と新潟の「ファームテーブル スズ」にも行くのでしょう。

 お客さん、新鮮な採れ立て野菜をお召し上がりください。
沢山の野菜を、皆さんに食べて頂ける事にスベルべ夫婦も感謝して頑張っていますから。
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マックス若かった日々

2014-11-20 04:26:08 | マックス

 天候が悪くて最近シャッターチャンスに恵まれません。
マックスの過去映像をご覧いただきます。マックスが山の斜面で石を探す光景です。


 これは石をゲットして枯れ木の下を匍匐前進のマックスです。


 そして、山の上の畑までマックスが運び上げた石の数々。


 中にはこんなに大きな石も有り、マックスの苦闘の痕跡、歯か爪の跡が残っている。


 夏は水路で腹ばいになって水浴。


 冬は雪を掻きわけて突進。


 さつま芋を一生懸命に掘ったり・・・・。


 雷鳴に驚いて、下駄箱に隠れたり・・・・。


 スベルべママが在職中は助手席はマックスの専用席。
「オーイ、トーちゃんまだかー」なんて言っているようです。

 こんな日々を15年余り過ごしてきたマックスです。
先程は散歩を催促され、真っ暗やみの中をしばらく歩いて帰って来たところです。
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近くて遠い俳優「渡辺謙」

2014-11-19 08:37:07 | 暮らし

 父親の出身地が、我が家と5キロと離れていない雪国魚沼の寒村の出身。
ルーツを持ってしたら、遠くは無い人物だとは思うけれども今は雲の上のような存在の俳優「渡辺謙」さんです。



 話しは少し遠くなっちゃいましたが、去る11月1日に市制施行10周年記念式典に縁有って出席。
「渡辺謙」さんの名誉市民称号の授与式も兼ねて行われ、本人と奥さんである南果歩さんが見えられました。



 以前にも紹介した話ですが、父上の教職と言う仕事柄あちらこちらと転居したようです。
そして、挨拶文の冒頭、広神村で生まれました。が、ちょっとした関心事と言うか重大事。

 以前にもアップしましたが、なんと、妻の叔父さんの家に一家で下宿しておられ、そこでお生まれになったのだと言います。
妻の従姉とは、乳兄弟のように育ったとも聞きますから驚きです。
今度、妻の従姉にもしも思い出話など有ったら聞きたいものだとも思うところです。



 父上は教員として我がの母校の中学校の教壇にも立ち、長姉など実際に教えて頂いたそうで同級会にも出席いただいていたようです。
そして、小出高校卒業後ってありますから、我が妻スベルべママの後輩にも当たるって事です。

 当然なことながら、私の近くにも彼の同級生がいて高校生時代のエピソードなんかも聞きましたね。
高校生時代から大物の風格を漂わせ、同級生たちさえ呼び捨てにせず「渡辺さん」なんて呼んでいたそうですよ。

 文化祭の際なんて、劇の主役を張り、バンドの主役さえ務め、彼の独壇場だったようです。
さながら渡辺謙の「渡辺謙」による「渡辺謙」のための文化祭の雰囲気だったようですね。

 私は冗談で、「父上の出身地のあの辺りには、あの手の顔がぞろぞろ居るぜ」なんて言います。
でもね、それは全くの冗談。雪国の暮らしに耐えた味のある顔は多いけれども、彼と瓜二つなんて顔は見かけない。
いや、強いて言うならばスベルべがそっくりかな。なんて真っ赤な大ウソです(大笑)。
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お休みマックス

2014-11-18 05:43:55 | マックス

 もう、十日も前の事になろうか。
夜中に地下でいつもと違うマックスの切ないような鳴き声に目覚め、家に抱きかかえて運んだ。

 取りあえず、ホールに古毛布を敷いて臨時のベッドとして寝せる事に。
でも、落ち着かない様子で、その後起き出して滑るフローリングでガリガリと言う爪音で歩き回り困った。


 そこで、夫婦で相談し大きな段ボール製の特製ベッドを作ってあげる事になった。
段ボールの下と、ベッドの中に古毛布を敷いて出来上がり。


 丁度良いサイズと言うスベルべと小さすぎると言うスベルべママは軽い言い争いの末に作り上げた。
スベルべの意見を通したサイズは、マックスにぴったりで落ち着けそう。


 中越地震の際は、5歳と若かったけれどもその頃も今のように内玄関で寝ていたものでした。
地震の直撃を受けて開いた玄関戸から自主避難したマックスはしばらくして、
村の中で顔見知りのお母さんのそばで不安そうにしている所を見つけて保護したのだった。


 その後は自身の後遺症で、風の音にもおびえるようになりしばらく内玄関暮らしが続いた。
しかし、7、8歳頃に突然内玄関には入りたがらなくなり、表の犬小屋で夜も過ごす事になった。

 娘達には「夫婦喧嘩の声に飽き飽きしたんじゃないの」なんて皮肉られたがマックスの真意は分からない。
そして、今再び久しぶりの夜間の内玄関暮らしが始まったと言う事です。

 今も、御叱呼をもようしたのか、軽く声を上げ始めたのでアップを中断して15分ほど散歩をしてきました。
さて、私たちも朝食を摂り、浦佐のホテルに行くと言うサラダの材料調達にマックスを伴って山の畑に行きます。

 越後三山は真っ白に雪化粧し、千メートル級の権現堂もかなり下まで白くなっています。
マックスにもスベルべ夫婦にも厳しい降雪の時期はすぐそばまで迫って来ています。
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農天市場に忍び寄る冬の気配

2014-11-17 04:32:35 | 暮らし

 今回、土日曜日の農天市場は大苦戦。強い風と雨と、気温の低下に悩まされました。
北西の季節風ならぬ、南東の強風に一日さらされていました。

 こんな天候下では、露天に近いスタイルの農天市場はお客さんも訪れにくいのです。
焼き芋釜の温度も中々上がらないような最悪の状況でした。


 でも、なんとか焼き芋は完成。熱々の焼き芋を食べて頂きたいと思うんですが・・・・。
焼き芋もさつま芋の種類が減ってしまい、ほぼ晩生の「寿」だけになっています。


 暇つぶしに、農天市場の店内の商品品目を数えたら、50種類を越えていました。
この広さから考えたら、目一杯の商品数と言えるでしょう。


 10年近く前の事、紹介を頂いて県の地域振興局に直売所開設の相談に行った事が有った。
その際「一つの直売所を経営するには、3ヘクタールのバックヤードが必要なのは常識」と言われた。

 直売所の規模にもよるでしょうが、それくらいのバックヤード、耕地面積が無いと経営が出来ないと言う事なのでしょう。
農天市場はスベルべを筆頭に、ユリの仕入れ先を除いたら、三人の出荷元を合計しても1ヘクタール位かなー。


 そんな、状況下で50品目を越える品数を揃えるのは、もう頑張りしか無いですね。
せっせと儲からない農業の代表的作付方式「多品種少量栽培」を地で行く仕事をしているって訳です。


 ま、暇だとろくな事を考えませんね。
たまに、訪れて下さるお客さんがいらっしゃると、スベルべ夫婦は「アッ、お客さん」なんて驚く始末。

 せっせと焼き芋のサービスに努める事になります。
それでも、遠方から農天市場目当てに来て下さるお客さんも居られ感謝至極でした。

 さて、農天市場は11月一杯の営業を宣言していますから、残すところ二回の土日曜日のみになりました。
最後まで、精一杯の努力と、笑顔を絶やさず頑張りますので宜しくお願い致します。
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