雪の少ない冬は思わぬ果報を授けてくれる。
このイチジクも雪折れも無く伸び伸びと枝を伸ばし、大きな夏果さえ着けてくれた。
喜んで、その大きくて甘くって、美味しい味を堪能していたが思わぬ敵が出現。
例によって「蜂のムサシ」アシナガ蜂が巣を作っていたのですよ。
別に構わないかとも思っていたけれど、待てよ、秋果の収穫時に困るかと思い、たたき落とした。
しかし、さすがにしぶとい「ムサシ」です。
「待て、小次郎」っとばかりにスベルべに立ち向かい、ブーンと言う羽音に気が付いた時は遅かりし。
右耳をチックンと刺し、素早く逃げ去ったムサシ。
スベルべママに「蜂に刺されたー」と告げ、軽トラ備え付けの「キンカン」を塗ったけれども時遅し。
あわれ、スベルべトーちゃんの耳はダンボのように腫れて大きくなっちゃったー。
まー、田舎暮らし、畑暮らしに蜂や蚊の外敵との戦いは欠かせませんね。
今年、美味しい実を着けてくれた「プラム」にも大きなハチの巣が有ったなー。
6月に美味しい実をつけてくれたジュンベリーにもアシナガ蜂の巣があった。
でも、あの頃は巣も小さく、対処も簡単だったけれども今は大きくなって蜂の個体数も増えていますからね。
ほら、美味しそうな「ブラックベリー」でしょう。
甘酸っぱくて本当に美味しく、ジャムになんて最適ですよ。
本当に、食べるにも頬張るって言葉が似合うほどの大きさ。
作り始めて20数年か、いやもっと年月が経っているのかなー。
この「ブラックベリー」もこんもりと藪の態をなし、蜂たちの天国でもある。
藪状態になっているから、その対処も難しいですよ。
自然と人間の共生ってホントに難しいところがありますね。
スベルべ畑は堆肥を使うためにミミズが発生する。
そのミミズを狙って「モグラ」がやって来る。
そして、「モグラ」が掘ったトンネルを借用したネズミが暗躍する。
先日は恐ろしい光景を見ましたねー。そのモグラの穴に大きな「アオダイショウ」が入り込み始めました。
とても、閉所恐怖症ではできない業で、きつそうに少しずつ入ってとうとう姿を消しちゃいましたよ。
「蛇の道は蛇」なーんて言葉を思わず頭に浮かべちゃいました。
幸いなことにスベルべママは不在で、もしも見たなら気絶してたかも(笑)。