畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

「豆腐餻」だったら焼酎

2017-09-25 05:12:05 | 食べ物

 義姉の里帰りのお土産に「豆腐餻」を頂きました。しかも業務用途の表記があり沢山入っています。

ご存知のように、沖縄特産の豆腐の・・・・、ウーン、何と言ったら良いか、ま、豆腐のチーズかな。

 

  「豆腐餻」だったら、合わせるお酒は「泡盛」が一番だけれど、無かったので焼酎です。

スベルべママの同級生で、スベルべのオートバイ「ロシナンテ」を購入したお店の店主からのプレゼント。

いや、プレゼントではなくて、7月の水害のお見舞いとして頂いていたものです。頂きまーす。

 

 うやうやしく、一個を取り出し 小さな絵皿に乗せます。そう一辺は2㎝くらいかな。

小さな絵皿は南魚沼市の旧塩沢町「牧之通り」を散策した際に買い求めたもの。

 そう、話は脱線するけれどこの「牧之通り」は本当に洒落た街並みですよ。

江戸時代末期の作家「鈴木牧之」から取った名前で、古い町並みを再現し、電柱なども地中化されて風情溢れる街です。

 

 久しぶりにスーパーの鮮魚コーナーに有った「スケソウダラ」です。

秋風が吹いてきたら、煮付けが食べたくなって買ってきました。丼でドーン出てきます。

 

 「お、今夜も尾頭付きか」なんて冗談を言う「目刺し」です。

土光敏夫さんを気取るわけでも無いけれど、「目刺し」を食べて天下を憂います。かな(笑)。

 

 「豆腐餻」は、こうして爪楊枝で小さく切り分けて、頂きます。

舌に絡まりつくような感触で、独特の味が口中に広がります。焼酎はもちろんオンザロックで。

 今宵もまた健康でお酒を頂けることに感謝して乾杯です。

さて、土日曜日の農天市場の営業も無事に終わり、今日はお休みと行きたいのですがさつま芋掘りでもしましょうか。

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朝獲り生秋鮭!(その2終わり)

2017-09-24 04:07:53 | 食べ物

 さて、大きくて固い頭部の処理にはスベルべの力も必要。

先ずは大きさを確かめ、次に軍手をはめて、出刃包丁でエイヤーとばかりに断ち割りました。

 

 そして、スーパーで買ってきた大根(百姓の身で買うのは恥ずかしかったなー)と頭とアラを煮ます。

頭と骨は時間節約で、圧力鍋を使って使って煮て味付けは味噌味です。

 

 大きな白子と肝臓は、醤油味で煮ました。

この日は大きな3ℓ入り紙パックの赤ワインを飲みましたが、内臓料理にはぴったりでした。

 

 そして、メーンはこれ。「チャンチャン焼き風に野菜、キノコを入れましょうか」と言う、

スベルべママ提案も有ったけれども、先ずはシンプルな「ソテー」で元来の味を楽しみます。

 思い出すのは13年前の「中越地震」の際の路上生活での食事。

電源が止まった冷蔵庫から持ち出した、やはり同じく北海道から来た生鮭をソテーして大盤振る舞い。

夕食前、あるいは夕食中に避難した地域の人たちには大いに喜ばれたものでした。

 

 さて、野菜だって当然合わせて食べていますよ。

翌日の農天市場で試食品も兼ねての「芋の手のキンピラ」です。

 常に栄養バランスを考えた食事が我が家のモットーでもあります。

そして、夕食にはお酒を飲んで楽しく。と、言うのもモットーでしょうかね

北海道は札幌の姉さん夫婦、今回もまた美味しく美味しく、いただいています(越後の猫より)。

          (終わり)

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朝獲り生秋鮭!(その1)

2017-09-23 04:14:39 | 食べ物

 

 北海道から、大きな生秋鮭が届いた。しかも2匹!

大きなまな板からはみ出す大きさで、出刃包丁さえ小さく見えます。(スベルべママ撮影)

 

 朝獲りって驚きの言葉。野菜の朝採りならいざ知らず、鮭がねー。

北海道からの荷物は越後までは二日がかりだから、前々日の朝に獲れた鮭なんですねー。

 

 大きな魚、特に塩鮭などを捌くのは亭主の仕事としている家も多いらしい。

スベルべママも結構当初は苦手としていた魚捌きも今ではお手の物。

 出刃包丁だけは慎重に研いで渡し、畑に出ていた。

そして、山の畑で一仕事終え、帰宅すると文字通り汗だくでスベルべママは奮闘中でした。

 

 スベルべの手では間に合わない幅の巨大な鮭です。

そして、「頭は切って頂戴ね」とスベルべママ。生ですから滑って危ない事この上なし。

 

 我が妻ながら、中々の手捌きで切り身が次々と出来上がります。

送り主は北海道は札幌在住のスベルべママの姉夫婦。いつも美味しい魚を見つけては送ってくださいます。

 前世は猫かと自認している魚好きなスベルべには本当に嬉しい、存在の義兄です。

どうも、スベルべを驚かそうと、店で最も大きかった鮭を選んでくださったようでした。

           (続く)

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枝豆10キロください

2017-09-22 04:33:00 | 野菜

 金曜日は「越後の台所 すずきち」さんの仕入れの日。

「枝豆」が盛りになっているので、前日に必要かどうか問い合わせると、10キロ欲しいと言う。

 

 午前中は雨気味で仕事にならず、午後からの晴れを待っての仕事。

スベルべママとの共同作戦で、先ずは蚊の出ない日中にさつま芋掘りをして次に枝豆の収穫と言う事に。

 なぜならば、さつま芋は蚊の事ばかりではなくて暗くなったら仕事にならない。

枝豆だったら、なんとか明るいうちに収穫したら、後始末は車庫の中でもできますから。

 

 考えた通りにすぐに宵闇が迫り、車庫の中の照明、蛍光灯下での仕事となった。

枝豆の品種は、晩生ではこれが一番だと考える長岡の地方野菜「肴(さかな)豆」です。

 

 脱莢機と言う莢もぎの機械もあると言うけれど、零細農家のスベルべ家は手作業。

夫婦二人で、涼しい風が吹き始めたころまで仕事を続け、ようやく目標の10キロを達成。

 

 これはその前に掘ったさつま芋「パープルスイートロード」です。

この他にも試し掘りで「黄金千貫」「鳴門金時」を掘ったけれども手ごろなサイズで安心。

 さつま芋は天候不順で収穫ゼロも覚悟したけれどもまずまずの出来で胸をなで下ろしています。

さて、そろそろ夜が明けます。これからクレソンの収穫に行ってきましょう。

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夕食前の一仕事(その2終わり)

2017-09-21 04:09:24 | 食べ物

 

 「豆アジ」の下処理を終えて、夕食が始まります。頂いた「カマス」は塩焼きに。

おっと、そう言えば小さな烏賊も一杯いましたよ。カマスの隣は自家製「鶏の胸肉の生ハム造り」です。

 

 そして、なぜ「豆アジの南蛮漬け」をしなかったかと言うと、油を替えたばかりで、これを作りたかったから。

「間引きニンジンの掻き揚げ」と素揚げですが、これがまた信じられないほど美味しい。

 

  茹で野菜は、「ツルムラサキ」「インゲン豆」「オクラ」です。

可愛い図柄の皿は、今年の「大日本陶器市」で仕入れたもので、将来孫が喜んでくれるかなんて買ったもの。

 

  「初サツマイモ」を使ったシチューです。サツマイモの甘さが美味しい。

日照不足で心配していたサツマ稲の出来具合でしたが、今のところ結構普通にできていました。

 

 そして、定番のお酒はこれ、朝日山の「百壽」です。秋風で酒が美味しくなってきましたから。

スベルべママはまだビールが美味しいようでした。

 写真は撮りませんでしたが昨日のお昼は長岡のフレンチ「アンジェ」さんを訪れました。

毎年、農天市場でジャガイモ「インカのめざめ」を大量に買っていただいていました。

 そして、数年前農天市場に捨てられていた子猫を連れ帰っていただいた恩人でもあります。

マスターは少し体調を崩されていて、その心配も有っての初訪問でした。

 体調はまだ完全では無いと言われましたが、お元気な様子で一安心。

「アンジェ」さんは長岡、いや日本でも有数の「ジビエ料理」のフレンチだと説明されました。

 これから、狩猟期に入ると、忙しくなると言われ、数々のジビエのお話も。

午前中に山の畑で最後に近い秋野菜の種蒔きを終えての長岡行きでした。

午後からの帰宅後も、再度山の畑へ行きさつま芋を掘っていたら、種蒔き後には具合の良い雨になり帰りました。

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