どんな種類の木にも出るポピュラーなキノコです。
ナラタケは所により、アマンダレとかクズレと呼ぶ地域もあります。
ただ、二種類ありナラタケ、ナラタケモドキがあります。
どちらも一般的にはアマンダレと呼ぶが、傘の下の部分の軸に襞があるか、無いかの違いです。
どんな種類の木と言いましたが、出る原木の種類によって笠の大きさ、形状は違う。
モミジのような硬い木には、小さく貧弱なナラタケ。最も大きくなるのはクルミの木かな。
ナラタケもナメコも同じですが、クルミや楢の木に出るとシイタケと見紛うような大きさにも。
これはきっと、中越地震により斜面が崩れた際に抜け落ちた楢の木に出たものだったと記憶しています。
肉厚でしっかりとした笠と軸です。人によってはナメコよりも美味しい、好きだという人も。
なお、クズレの語源はきっとすぐに崩れるように笠が開き、一晩でダメになったりするからでしょう。
自然現象に目ざといスベルベは中越地震の二年後ほどでこの大群生を見つけた。
一ヶ所採り、また足を踏み出すとまた大きな一群がある。いくつも持参したレジ袋が足らなくなるほどでした。