夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

藤原緋沙子著「照り柿」徳間文庫

2006-12-26 23:51:45 | 本と雑誌

藤原緋沙子著「照り柿」徳間文庫
行方不明の妻を捜す為 浪人となった青柳新八郎 生きる為 少し覚えがある腕を生かし用心棒や相談事を引き受ける 浄瑠璃長屋春秋記 シリーズ第一作

「盗まれた亀」 当たると評判の女占い師の大切な亀が盗まれた 恨みに思う者の仕業なのだろうか

「弦月」 美しい娘の気をひこうと必死な男は せこい芝居を考える でも悪党の企みがあって

「花もみじ」 口達者なご隠居がさらわれた 恨みを持つ人間の仕業らしい

「照り柿」 父の敵討ちをせんが為 頑張る少年の姿は 幼くして死んだ息子を 新八郎に思い出させる 人を陥れ 死なせることに 何の痛痒も感じない卑劣な男へ 正義の裁きはくだるのだろうか


藤原緋沙子著「雪見船」廣済堂文庫

2006-12-26 01:39:15 | 本と雑誌

藤原緋沙子著「雪見船」廣済堂文庫
「冬の鶏」 離縁を願う後妻 絵に狂い武士を捨てた男 身投げした先妻 その死の裏にあるものとは―

「塩の花」 醜女の家つき娘である妻と別れたいと願う男は 知らず陰険な企みに踊らされていた

「侘助」 妻を好色な相手に差し出すことで取引を有利にする男 幼馴染みの若者は その人の幸せを願う

「雪見船」 失った記憶がよみがえると― 過ぎた時間は取り戻せないけれど

隅田川御用帳シリーズ十一作目


ある夜の猫

2006-12-26 01:21:42 | ペット

ある夜の猫
う・・・動いたな 動いてしまったな 可奈

み・・・見ろ!妖怪写真になっちまったではないべか

テーブルの下で怪しい物音が 見れば 飲み物のパックについてるミニ細ストローを私物化し 怠惰に寝そべりながら 転がして遊んでました しゃった―ちゃんすを逃してしまった写真です(笑)


中山星香「妖精国の騎士」54 秋田書店

2006-12-26 01:01:33 | 本と雑誌

中山星香「妖精国の騎士」54 秋田書店
中山星香「妖精国の騎士」54 秋田書店
ついに完結です 20年間の連載

ここまで続くとは! 男女の双子の国アルトディアスが滅ぼされ・・・生き残った兄妹(二人は銀 光の剣のそれぞれのつかい手―マスター―でもあります)が 陽の剣のマスターのアーサーと力を合わせ 人々を導き 平和な世を招く 数多の苦難を乗り越えて・・・

登場人物がほとんど美形という物語

質の高いファンタジーです 剣と魔法の物語

アニメ化 もしくは実写版にすれば どうなるのだろう

ああ・・・だけど生身の俳優さんでは この人間離れした美しさは再現できないかも

プリンセスゴールドにて 「妖精国の騎士」その後の物語が掲載されるとか 楽しみです


青池保子「エロイカより愛をこめて」34 秋田書店

2006-12-26 00:41:22 | 本と雑誌

青池保子「エロイカより愛をこめて」34 秋田書店
青池保子「エロイカより愛をこめて」34 秋田書店
シリウスのたくらむテロを阻止すべくクラウス・フォン・エーベルバッハ少佐は チャチャ入れる泥棒伯爵やフランス人Qすら 巧みに利用しつつ 変装などで楽しませてくれる すだれ頭のとぼけた執事も健在

「ケルトの幻想 マダムの妄想」なる怪作も収録

華麗なる泥棒貴族のお話だったんです 確か最初は


潮見千佳「KEY JACK」6 秋田書店

2006-12-26 00:30:36 | 本と雑誌

潮見千佳「KEY JACK」6  秋田書店
どんな鍵でも開けてみせる キージャックと呼ばれる男 彼を愛する女装すれば美女の男

金銀財宝に目がないシスター

風変わりすぎる登場人物が織り成す物語

ギャグとシリアスの間が絶妙・・・

そこにあるのは 愛と友情のはず たぶん!?