夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

ヴォルフラム・フライシュハウアー著「消滅した国の刑事」創元推理文庫

2013-08-18 21:13:50 | 本と雑誌

ヴォルフラム・フライシュハウアー著「消滅した国の刑事」創元推理文庫
ヴォルフラム・フライシュハウアー著「消滅した国の刑事」創元推理文庫
ヴォルフラム・フライシュハウアー著「消滅した国の刑事」創元推理文庫
ヴォルフラム・フライシュハウアー著「消滅した国の刑事」創元推理文庫
ヴォルフラム・フライシュハウアー著「消滅した国の刑事」創元推理文庫
エーリンは自殺で片付けられた兄の死に不審を抱き 単独で調べる

一方 異常な死体が発見され 警察は意味を把握できない

銀行の欺瞞 さらわれた娘 過去の罪 受けた方は忘れない 決して

苦悩のうちに刑事が下した決断は

全体に暗さが漂います

読了し どういう話であるか その組み立てがわかってから 今度はゆっくり確認しながら読み返してくなる作品です

納得するために


今日のおかずから

2013-08-18 09:21:52 | 子供のこと身辺雑記

今日のおかずから
今日のおかずから
ワンタンスープ 豚ミンチと刻んだ海老 ニンニクと生姜のおろしたの 塩胡椒 砂糖と醤油ちびっとを混ぜて ワンタンの皮で包み 茹でます

あとはスープに入れるだけ

鶏ささみ肉に酒 醤油 砂糖などで下味をつけておき 水気を切って片栗粉をまぶし 揚げます

煮立てた甘酢に 種を取り除き刻んだ梅干を数個加えます 甘酢に水溶き片栗粉を加え とろみをつけます

ささみの唐揚げを甘酢の中に入れてからめます


「ずっと愛している」

2013-08-18 00:15:11 | 自作の小説

白昼堂々と乱入してきた男たちの一人に見覚えがあった

遊里の女の居る店にいた男

こちらをねめ回すような何か嫌な目つきで見る男だった

ただの物奪りではないー

これは わたしのせいなのだ

あの女ー

しつこさとたかる強欲ぶりが鼻についた

しとやかさなど欠片もなく ただ図々しく下品であつかましい

何故 あんな女が 僅かな間でも「いい女」だと思えたのか

それが妻になりたい この家へ嫁として入りたいーと言い出した

その申し出とやらを断ったための復讐 仕返しか

ならば せめて妻だけでも 妻は守らねば

こんな男たちが あの美しい妻を見たらー

すべてわたしが悪いのだ

妻を傷つけさせてはならない

見つからない場所へ 妻を隠した

わたしにとって 妻こそが一番の宝 大切なもの

最期に願ったのは 妻が生き続けてくれること

どんな形でも この世に存在していてくれること

そうしたら いつか 何処かで出会えるかもしれない

もっともっと大切にするのだった

バカだ わたしは

気が付くとわたしは烏になっていた 

禍々しい黒い大きな鳥

嬉しいことに翼がある

飛んで妻を探した 必ずどこかにいるーと信じて

彼女はー

彼女はいた

ずっと一人で旅している

不思議な旅を続けている

何かを探して

笑い声をたてることは殆どないが たまにうっすらと微笑みをうかべる

わたしはひっそりとその旅に同行している

もう この腕で 彼女を抱きしめることはかなわないがー

共にいることは できる