![]() | るろうに剣心 京都大火編 通常版 [Blu-ray] |
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1978年ー兵庫摂津鉱山に斎藤一はいた
志々雄真実(ししお まこと)を捜していたのだ
警官達は一人一人 何者かに捕えられていく
吊るされた警官は一人一人 時にまとめて落とされていく
志々雄の言葉によって
「お前 地獄を信じるか
お前も俺も幕末を生きた男だ
人の本性は修羅
現世(うつしよ)こそが地獄!」
あの幕末の世界に動乱の世に戻すーというのだった
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志々雄真実は緋村剣心の暗殺からの引退後 暗殺を請け負った男だった
彼も鳥羽伏見の戦いの場にいた
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しかし薩長軍勝利のあと「よくやった」と囲んだ男達に よってたかって斬られ 嬲り殺しにされたその体に火をつけて燃やされる
黒焦げの体になりながら 彼は生きていたー
太平の世には恨みしか無い男だ
その頃剣心・薫・弥彦・左之助らは芝居見物をしていた 頬に十字の傷で赤毛の人物が出てくる「人斬り抜刀斎」を扱った出し物のようだ
薫「(人斬り抜刀斎は)もう過去の伝説なのね」
薫の神谷活心流の道場は門弟達で賑わっている
その平和の中でこれから食事という時に 警視総監の川路が剣心を迎えに来る
内務卿の大久保利通が話があると
警察からの話なんてろくなもんじゃないから 自分も一緒に行く それが条件だと相楽左之助
尋常でない野心 人を踏みにじってもなんとも思わぬ功名心のかたまりのような男 志々雄真実が生きており 今では一大勢力となり明治政府転覆をはかっているという
探索の警官は大勢が殺されたと
灰の中から甦った男の為にー
幾度となくさしむけた討伐隊は悉く壊滅したと
だから剣心 お前しかいないのだ
アヘン密売の高荷恵のことも不問にし無罪放免にしようと
半ば脅しのように剣心に言う
いつもの汚い手口である
恫喝も強請も裏切りも辞さない
自分たちの目的の為に「正当化」する
考えるのに一週間ほしいと言う剣心
恵はそれを聞いて怒る 自分の為に剣心が人斬りに戻るなんてー
そして5月14日 東京紀尾井町
大久保利通は馬車の中にいた
飛び移り乗ってきたのは少年のような明るい笑顔の男
「はじめまして」
瀬田宗次郎だ 彼は言う「志々雄さんからの伝言です この国は俺がいただく」
宗次郎は大久保利通を殺し 馬車から去っていく
男達が大久保の馬車を暗殺の為に襲った時 既に大久保は死んでいた
それでもかまわず死体に斬りつける男達
磊落な印象の西郷隆盛とは違い 大久保には陰険な印象がある よほど憎まれていたのだろう
大久保は剣心に会いに行く途中のことで 騒ぎを見る剣心の背後から宗次郎「暗殺を企てた男達を利用させてもらいました」
その大久保暗殺にタイミングを合わせたように志々雄からは多くの警官達の死体が送られてきた
その死体に縋り泣く遺族達を 剣心は見る
川路「もう お前しかいないのだ」
斎藤「これは もう戦争だ 京都で待ってるぞ」
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「ここにいて いままでとおり ここにいて」と薫は剣心に言うのだけれど
人斬りに戻ってはだめ いけないと
剣心「拙者が人斬りをやめたから 志々雄がその後を引き継いだ
過去を捨て去ることは 誰にもできない
今まで 有難う
そして さようなら
拙者は流浪人 また 流れるようでござる」
剣心が単身 京都に向かったことを左之助は怒っている「なんで 俺を連れてかねぇ」
恵「足手まといだったんでしょ」
剣心が人斬りをやめてから いつも着ていた赤い着物に見入る薫
いらいらしながら歩く左之助の前に現れたのは
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剣心を斃し幕末最強の男の名前を手に入れることにのみ執念を燃やす四乃森蒼紫
「緋村抜刀斎を探している このあたりにそれらしき人物がいると聞いたがー」
左之助の性格上 穏やかには済まずー
「左之助~~~!」左之助を探しに来た恵は ぼこぼこにされている左之助を見る「やめて!」
剣心の行方を荒っぽくきこうとする蒼紫「抜刀斎はどこだ」
恵「わたしは通りすがりの医者よ 何も知らないわ」
宗次郎は抜刀斎が小田原を通過したと 志々雄に報告
「挨拶くらいしておくか」と志々雄
その頃 剣心は剣を盗まれていた
剣心「おろ・・・」
それは巻町操
「刀を返していただけぬか」
娘はかなりのはねっかえり
そこへ「兄ちゃんを助けて!」と男の子
その子供の兄は「村が志々雄にー この子(弟)を頼む」-と言い残して息絶える
子供が案内した村では 子供の両親の死体が吊るされていた
うじゃうじゃと現れる薄汚い男達
「なんじゃ お前は 死にたいのか 」
剣心「おぬしらが志々雄の手下か」
彼等は男の子の兄が村の情報を他へ知らせようとした為に みせしめの処刑で 男の子の両親を晒しているーと言う
その大勢の男達をモノの数分で剣心は倒した
男の子の両親の死体をおろして「とむらってあげるでござる」と剣心
ところが わらわら出てきた村人達は怯えており「志々雄様の怒りをかっては」
剣心は構わず少年の両親の死体をおろす「これが志々雄の新時代の姿か」
と 拍手しながら現れた宗次郎「いや~さすがだな~~~ これだけの数をー」
さらに「志々雄様がお呼びです」と 剣心を案内するのだった
刀の切れ味を 人を斬ることで愉しんでいる志々雄
宗次郎「お客様をお連れしました」
「俺がこの国を強くしてやる」と志々雄は言い放つのだった
「もっと遊んで下さいよ」と宗次郎
その宗次郎との立ち合いで 剣心の逆刃刀は折れてしまう
村人達は剣心が倒した男達をなぶり殺しにしようとしていた
村人に言われて 兄と両親を殺された少年は手首に力込めて刺そうとするも その手首を剣心が持ちとめる
「おぬしが この小さな手を汚しても誰も喜びはしない」
それよりも死んだ「兄上のような男になるでござるよ」と諭すのだった
武器は揃ったと見た志々雄は配下の十本刀に召集をかける
江戸では恵が薫にやせ我慢せず京へ行けーと勧めていた
「あんた一人のじゃないからね 剣さんにも渡して」
左之助に高荷毛秘伝の薬を剣心のぶんも託す恵
蒼紫から受けた傷がまだ治りきってはいない左之助だが京へ行くと言う
剣心のぶんは薫に渡す左之助
「あいつの傷を治すのは俺の役割じゃねぇ」
そして舞台は京へ
「見ぃつけた」と刀盗んだ操が強引に剣心を連れていく「安うて ええ宿 捜してあげる」
葵屋と暖簾ある店へ
そこは操の家だった「ただいま お客さん」
そこの主人(あるじ)は 元は江戸幕府の御庭番ー京都探索方の柏崎念至
蒼紫についても詳しく知る人物
操は蒼紫を想っていた
ーこうして料亭のおやじに身をやつしていたが これがわしの本業になった
江戸城無血開城が無ければー蒼紫と共に(剣心)と戦っていたかもしれぬー
その無血開城のおりに色々と都合の良くないことを知る御庭番達は殺されたのだと言う
御庭番の頭の蒼紫は殺される配下の者を救おうとしたが 配下の者達は蒼紫だけでも逃がそうと楯になった
闘う機会すら与えられなかった
その無念な思いは何故か 幕末最強の男と言われる抜刀斎へ向かった
抜刀斎をたおして最強の男の名前を手に入れる
緋村抜刀斎の首を殺されていった配下の者の墓前に供えるのだ
柏崎は御庭番集の情報網は今も健在じゃ
剣心の役に立とうと言ってくれる
志々雄とのことも知っているのだ
折れた刀を作った 刀の生みの親を探してほしいと頼む剣心
京都の警察では -何よりも政府の連中は皆 大久保内務卿の二の舞になることを怖れているー
逆刃刀を作った人間は死んでいたが その息子はもう一本の逆刃刀を持っていた
十本刀の一人にさらわれた息子を救いに行ってくれた剣心の闘いぶりを見て 彼はその刀を剣心に託す
騒ぎを聞いて駆け付けた薫と弥彦は剣心と再会を果たす
薫「怒ってる? 京都まで追いかけてきたこと」
剣心「 半分 もう半分は ほっとした」
いよいよ戦いが始まる
志々雄「明日 11時59分をもって京都大火を実行に移す」
そんな京都の危機にも 剣心が葵屋へいると聞きつけた蒼紫は 「俺の幕末はまだ終わってはいない」と 剣心を探して葵屋へ
柏崎は志々雄との戦いを控えた剣心を思い 京を守ることを思い また蒼紫の目をさますことができればと 妄執から解き放たとうと 蒼紫と戦う
「御庭番の誇りを捨て 修羅の道へ足を踏み入れた」
柏崎のじいちゃん 頑張るんだけど
「47RONIN」では浅野内匠頭ーいい味出す俳優さんなんです田中泯さん
蒼紫が柏崎をたおすところを 操 見てしまいます
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戦いのイマイチ手ごたえの無さに 斎藤と剣心はひっかかるものを感じていました
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志々雄はもっと他のことを考えているのではないか
京の街に火を付けようとする志々雄配下の男達と戦っていた薫がさらわれて 剣心は馬で追いかけて 志々雄のいる軍艦へ
ー東京を砲撃し この国をぶっ潰すー
幕末の戦いをなぞるような志々雄
自分を呪い 神を呪い 仏を呪いーなどとほざく志々雄
その配下が薫を嵐の海へ蹴落とす
追って飛び込む剣心
志々雄「なんだよ 伝説の男が つまらねぇ心中ごっこか 」
海で剣心「薫どの 薫どの 薫どの 薫どの~~~~!」
波にのまれてー
岸に流れ着いて倒れている剣心
剣心の逆刃刀を見る男がいる
男は剣心を肩に担いでいく
それは剣心の剣のお師匠さん
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京都大火編 ここまでーです
↓配役
緋村剣心 - 佐藤健
神谷薫 - 武井咲
四乃森蒼紫 - 伊勢谷友介
相楽左之助 - 青木崇高
高荷恵 - 蒼井優
瀬田宗次郎 - 神木隆之介
大久保利通 - 宮沢和史
巻町操 - 土屋太鳳
明神弥彦 - 大八木凱斗
佐渡島方治 - 滝藤賢一
沢下条張 - 三浦涼介
悠久山安慈 - 丸山智己
駒形由美 - 高橋メアリージュン
川路利良 - 小市慢太郎
高野 - 眞島秀和
新井青空 - 渡辺大
新井赤空 - 中村達也
魚沼宇水 - 村田充
本条鎌足 - 屋敷紘子
刈羽蝙也 - 原勇弥
夷腕坊 - 山田崇夫
不二 - 山口航太
才槌 - 島津健太郎
黒尉 - 小久保丈二
白尉 - 佐藤滋
増髪 - 江田結香
近江女 - 別府あゆみ
新井梓 - 西原亜希
新井伊織 - 蓮沼誠希、細川愉楽多
三島栄次 - 田端瑛
三島栄一郎 - 淵上泰史
翁(柏崎念至) - 田中泯
清里明良 - 窪田正孝
宝海大空
生津徹
金原泰成
望月章男
井上肇
渡辺菜月
坂東工
部下 - 北代高士
坂本爽
阿部晃介
町人 - 高谷和幸
松本実
謎の男 - 福山雅治
斎藤一 - 江口洋介
志々雄真実 - 藤原竜也