夢見るババアの雑談室

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ほぼ身辺雑記です

大沢在昌著「絆回廊 新宿鮫10」光文社文庫

2015-03-15 23:17:47 | 本と雑誌
絆回廊: 新宿鮫10 (光文社文庫)
大沢 在昌
光文社



ヤクを裁く露崎は大男から拳銃がほしいーと言われる
大男は警察官を殺そうとしているらしい
調べ始めた鮫島があたった男が殺された

金石という正体が掴めない組織が暗躍しているらしい

鮫島の恋人の晶はバンドのメンバーがクスリに手を出しているらしい

バンドのメンバーが警察にあげられて 鮫島と晶は別れていたーと発表することになる

鮫島を理解する上司の桃井は射殺され 現場に居合わせた鮫島は責任を感じる


鮫島も命を狙われていた



刑事としての鮫島に転機が訪れているのだろうか
様々な変化


人を殺して長いこと服役していた男・樫原
男にいた妻子は日本人ではなかった
その子供の物語に比重をかけて語られる

樫原を待ち続けた人物

樫原のためにー






「るろうに剣心 伝説の最期編」(2014年 日本映画)

2015-03-15 00:22:01 | 映画
るろうに剣心 伝説の最期編 通常版 [Blu-ray]
クリエーター情報なし
アミューズソフトエンタテインメント


少年は死体を埋めている 指で穴を掘っているのかー

比古清十郎「なぜ まだここにいる」

少年は死ねば同じ躯(むくろ)だからーと答える

清十郎「お前に俺の剣を教えてやる」

それが始まりー

剣心は夢を見ていた 少年の頃のー

やがて新しい平和な世の為に 役立ちたいと剣の師匠の清十郎のもとを出ていったのだが

目覚め 起き上がり海に落ちた薫のことを思い出し 家の外へ駆け出すとー

清十郎「やっと目が覚めたか」

剣心「師匠・・・」

意外な再会だった


清十郎「お前は三日間眠っていたー」

薫が死んでしまったと思い 声も暗い剣心


ー拙者には斬らねばならない相手がいる 志々雄真実ー」

剣の奥儀を教えてほしいと乞う剣心に清十郎は答えた
「暇つぶしに話を聞いてやろう この15年間 どこで何をしていたか
そのおかしな刀で 証明してみせろ」




海から現れた巨大な黒い戦艦に人々は驚き騒ぐ
砲撃が始まり逃げ惑う人々

警視庁は鋼鉄艦対策に右往左往する

志々雄「国盗りを開始するぞ!」



京都では操が柏崎の看病をしながら「許さないー」とつぶやく
ー四乃森蒼紫 もはや あの男 私の敵ーとも

一途に想っていた相手だったが


剣心は清十郎から鍛えられている


志々雄は剣心が生きていることを知り「国を奪うより もっと面白いこと」を思いつく


大久保利通が暗殺されたあと内務卿の地位に就いた伊藤博文は政府を代表し 志々雄と会うことになる
伊藤博文が食事でナイフやフオークを使う様子を見て「さすがイギリス帰りー」と皮肉るように言う

伊藤「毒は入っていないようだ」

志々雄は要望を出す

剣心を探して さらし首にしろー
剣心の人相書きが貼りだされる



薫は生きていた 京都大火の戦いの折に 薫の傷に操が巻いた手ぬぐいを頼りに病院から人が尋ねてくる
病院に駆けつける左之助や弥彦ら

漁船が薫を拾い上げたのだという
顔色は白く目覚めないままの薫


剣心を鍛える清十郎は話す「お前は墓を作るしかできない子供のままだ
そんな腕で奥義を会得できると思ったのか

生きようとする意志が必要だ」



ある日 左之助が病室に入ると 薫の姿が消えていた

探して見つけた薫は言った
「行くわよ」
怪訝そうな左之助と弥彦に言う薫「決まってるでしょ 東京よ」

もしも剣心が生きているならー東京に 道場へ帰ってくるー
そう薫は思ったのだろうか


その頃 剣心も「死ぬなよ」と清十郎から言葉をかけられていた

葵屋に寄る剣心

柏崎は負傷も癒えぬ身で再び蒼紫と戦い 

駆け付けた剣心と蒼紫 とうとう戦う


柏崎は死んだ

蒼紫を退け 柏崎のところへ行こうとする剣心だが 葵屋の者も操も言う
日本の未来は あなたのその剣に
緋村 行って
行け~~~~~っ


看病する操に自分を殺せという蒼紫
操「あなたには生きてもらうわ じいやのために ほかの御庭番たちのためにー」


蒼紫を想う操は これまで蒼紫より弱い立場だった
柏崎が死んだことで逆転したようだ
御庭番衆の者として肚が座ったようにも見える操
蒼紫には逆に自分の執着から柏崎を殺した負い目もできた
力関係の逆転


東京に戻った剣心は神谷道場へ
赤い着物を差し出す恵


そこに警官たちの包囲

いったんは戦う剣心だが 刀を捨てとらえられる

川路と伊藤に志々雄に近づくことができれば勝機はあると言う剣心
斎藤もそれに乗る

江戸時代に戻ったかのように引き回しの上 打ち首ー
見物人が押し寄せている
東京へ戻ってきた左之助・薫・弥彦も騒ぎに刑場へ

編み笠に着流しの男が剣心の背後に立つ

剣心の罪状を読み上げようとして 読み続けられない警察

志々雄の十本刀の一人佐渡島方治が嬉々として読み上げる
剣心の殺した人々の氏名

静かな表情で聞く剣心


振り上げられる刀
今にも首が飛ぶーと人々は息を詰める

首は飛ばなかった
剣心の背後の男は傘を脱いだ
斎藤一 


斬りあい 殺し合いが始まる
警官と志々雄の手下達との


剣心と左之助は警官隊と共に 志々雄の乗艦へ

剣心は宗次郎と戦うことに

左之助は悠久山安慈と



剣心は惣次郎に勝ち
左之助も血みどろになりながら相手を斃す


遂に志々雄と戦う剣心だが 体の中が高温だという志々雄が剣を使えば そこから火柱が生じる
志々雄は強かった 化け物のように

15分以上 剣を取って戦うことは 志々雄の体を異常な高温にして内側から滅ぼすーという
志々雄を自分の命よりも愛する元花魁の駒形由美はずっと時間を計っている

左之助 
唐突に表れた蒼紫
斎藤一
剣心
四人が交互にかかっても 一斉にかかっても 志々雄は圧倒的に強い

むしろ体の中からの自身の異状で 志々雄は時々血を吐く


もうやめてくれーと剣心に言う由美

非情にも志々雄は由美ごと剣心に襲いかかる
ーと
それでも苦しい息の下からー初めて志々雄様の戦いのお役にたてて嬉しいーと言う由美

由美を抱き上げた志々雄はーじきに自分も行くと言う


遂に発火する志々雄
燃えながら高笑いを続ける志々雄

壮絶な最期だった


艦から陸へ戻った よれよれの左之助 剣心 蒼紫 斎藤一

そこへのんびりおっとりと 食わせ者の笑み浮かべながら現れた伊藤博文
「ご苦労だったな 無事で何よりだ」

剣心「志々雄は逝った 満足でござろう」

「抜刀斎は死んだ 幕府の亡霊と共に 緋村 剣心と言ったか
サムライたち 敬礼!」



蒼紫は操が支え
剣心は薫が支えている

薫「剣心 かえろ・・・・・」




そして全てが終わり うそのような平和

神谷道場は門弟たちの姿でにぎわい
剣心はどこかぼけっと座っている

薫「生きて・・・ 新しい時代を」

剣心「薫どの 共に見守って下さらぬか」


これは剣心にしては かなり一世一代のセリフだったと思うけれど
薫さん意味わかってないよね(笑)

この感じだと

最強のぼけっぷり 鈍さぶりかも♪

と 楽しい場面で映画は終わります