夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

冬至です

2016-12-21 22:14:20 | 子供のこと身辺雑記




長男に今日は冬至だから柚子風呂よーと言ったら・・・

朝ご飯を食べながら長男が言いました「夜が一番長いといやらしいね」


ーやった ネタもらい~~と新聞にメモ書きする私

長男「息子が変なことを言うてんのやから止めんかい!!!!」

ふっふっふ 一度 口から出た言葉は取り消せないんだよ(笑)

有難くネタに使わせていただきます

止めるなんて とんでもない
今後とも期待しております

「赤い靴」 (1948年 イギリス映画)

2016-12-21 21:07:30 | 映画
赤い靴 デジタルリマスター・エディション Blu-ray
クリエーター情報なし
紀伊國屋書店


マイケル・パウエル監督

ヴィクトリア(ヴィッキー)・ペイジ - モイラ・シアラー: 良家出身のバレリーナ その才能をボリスに見いだされ主役に抜擢されるが恋を選んで全てを失う

ボリス・レルモントフ - アントン・ウォルブルック(英語版): レルモントフ・バレエ団の団長 ヴィッキーのプリマとしての才能を愛するがゆえに 恋に落ちた二人を許せなかった

ジュリアン・クラスター - マリウス・ゴーリング(英語版): 若き作曲家 ヴィッキーと愛し合ったことによりボリスの怒りを買う

イヴァン・ボレスラウスキー - ロバート・ヘルプマン: バレエダンサー

セルゲイ・ラトフ - アルベルト・バッサーマン: 舞台装置家。デザイナー

グリシャ・リュボフ - レオニード・マシーン: バレエダンサー。振付師

イリナ・ボロンスカヤ - リュドミラ・チェリーナ: バレエ団のプリマ 結婚により団を去った

リヴィングストン(リヴィ)・モンターニュ - エズモンド・ナイト(英語版): バレエ団の楽長

パルマー教授 - オースティン・トレヴァー(英語版): ジュリアンの師匠


私が少女時代に「りぼん」に連載された山岸凉子先生のバレエ漫画「アラベスク」に「赤い靴」に主演した美貌の女優モイラ・シアラーと映画のことが少し出てきます

アンデルセン原作の童話「赤い靴」
赤い靴を履いたがために踊ることをやめられず 踊り続けて死んでしまう少女

映画「赤い靴」の中では この「赤い靴」に題材をとったバレエの舞台がかなりの長さで描かれます

余りにも古い映画なので この映画は観られないと諦めておりましたが この映画をリスペクトするマーティン・スコセッシ監督により甦りました

こちらのサイトさんが とても丁寧に上手に映画の筋をまとめておられます↓

http://movie.walkerplus.com/mv15340/

もう一つ♫↓こちらのサイトさんも詳しいです↓

http://marieantoinette.himegimi.jp/mvredshoes.html

こちらの感想にも「愛」が感じられました↓


http://blog.goo.ne.jp/fuwafu-wa/e/112bc8b3c1544c77332efae3542a5c80



レルモントフ・バレエ団のプリマだったイリナは結婚が決まり 団の仲間から祝福を受けるが 団長のボリスは冷たく彼女をクビにする
イリナ「あの人には 人の心がないのよ」

ボリスはヴィッキーを新作バレエの主役に抜擢する
ボリス「雨の日曜日だった」

初めてヴィッキーの踊りを観た日のことを忘れていないボリス

ボリス「マーキュリ―劇場で踊っていたように情熱を持って踊ってほしい」

また「君を世界一のバレリーナにしたい」とも

このあたりはバレエ団の団長としてこれからスターにしたい人間に対する言葉よりも恋の告白のようです

ヴィッキーの為の音楽と知って張り切って 他の人間が作ったろくでもない作品に 次から次へアイデアを出し曲をつくりあげるジュリアン

ー生きるとは 踊ること


練習で時にジュリアンとやりあいながら ボリスの指導 アドバイスのもと 作品の主人公そのものになっていくヴィッキー

初舞台の前に緊張し「踊りを忘れた」と怯えるヴィッキーにボリスは言います
「君を信じているから わたしは全然緊張していない」

そうして美しくも恐ろしい舞台は大成功でした

店で赤い靴持って その靴の履き手を待ち構えている悪魔
色々な娘がその赤い靴を欲しがりますが売りません
悪魔の目に敵う娘が現れました
青年がひきとめても娘は赤い靴に魅入られー靴の方も娘を追いかけるように動きます

そうしてとうとう娘は赤い靴をはいてしまいました

ああー

悪魔はニンマリ

踊り続ける娘は踊りをやめることができません

ぼろぼろになってもー

ずっとずうっと

神父様に縋っても 足が止まってくれません

それでも神父様の腕の中に娘は倒れ 赤い靴は脱がしてもらえましたがー赤い靴が足から離れたその時には もう娘の命はありませんでした

そしてまた悪魔は店に赤い靴を置いて待つのです



舞台は大評判

それからヴィッキーは次から次に主役の舞台をこなすようになります

ボリスはそんな輝けるスターとなったヴィッキーを食事に誘おうと 海岸沿いの一番の店「ラ・レセルブ」に予約を入れるように言いますが

ヴィッキーが見つかりません
団の人間の誕生日祝いの集まりにヴィッキーがいるかと思って参加しますが ヴィッキーはジュリアンと時間を過ごしておりました

二人が愛し合っていることを確認するボリス

ジュリアンを団から追い出しますが ヴィッキーはジュリアンを選びました

二人は結婚します
バレエ音楽だけが音楽ではない
ジュリアンはオペラを作ろうとしていました

ボリスはジュリアンが団にいる間に作った曲は使わせないとか様々な妨害をします

クビにしたイリナを再び主役にしてみたり

挙句にヴィッキーがバレエと愛するジュリアンとの間で板挟みになるように追い込みました

彼女はー

彼女が選んだのは「死」でした

飛び降りた彼女
駆け付けるジュリアン

あまりの大怪我で血だらけのヴィッキー
「助からない」と言われます

ヴィッキー「ジュリアン」

ジュリアン「なんだい」

ヴィッキー「赤い靴を脱がして」


舞台で踊る予定で履いていた赤いトゥシューズ
血に染まった・・・・

主役のいない舞台の幕があいています

沈痛かつ茫然とした表情で舞台をみるボリス



 
主演のモイラ・シアラーさんは1950年に結婚して2006年に80歳で死去

映画「赤い靴」
BSプレミアムの放送により観ることができました

映画の中の舞台「赤い靴」だけでも観る価値はあります