君の声が聞こえる / 韓国ドラマOST (SBS)(韓国盤) | |
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グァヌからスハ父の事を聞いたへソンは、何度もスハに連絡を入れていたんですね。なのに、携帯は盗られてて、つながりません。
授業中だろうと、電源を切るなんて事した事が無いスハ。余計に心配でした。そんな時、スハの携帯から電話が入ったのです。
ジュングクでした。
スハと一緒だ・・・と言いました。誰にも言わずに、一人で来たら、スハは助けてやる・・・というよくあるセリフ。
へソンには、それが嘘だと疑う余裕なんてありませんでした。
警護の刑事の目を避け、裁判所の裏の塀を乗り越え、指定された場所に急ぎました。途中、裁判所に走るスハとすれ違ったんだけどねぇ。気がつかなかったよ・・・。
到着したへソンは、スタンガンを持ってはいたものの、あっという間に捕まっちゃって・・・。
そこでジュングクの計画を聞かされたのです。
最初は、スハとへソンを殺すつもりだったようです。でも、釣り堀でスハが言った言葉が気持ちを変えさせたんだとか。
スハは、絶対にジュングクのように、ケダモノにはならない・・・と言ったのです。どんな状況になろうとも。
だから、スハをケダモノに変えてやる…とジュングクは思ったわけです。
つまり、へソンが殺されたと思わせ、自分を殺させる・・・。ケダモノのように。
それが計画だったんです。
そこにスハから電話が入ったのです。
へソンが捕まってると知り、半狂乱になったスハ。その声を聞いて、へソンは本当に辛そうでした。
「スハ、あんた絶対に来ないで警察を呼びなさい。絶対に一人はダメ。私は大丈夫だから。」
そう、へソンは声をかけました。
スハは、どうしよう、どうしようと何度も呟き、それでも落ち着こうとしていました。涙を拭いて、走り出しました。
チュンギから携帯を借り、そのまま指定場所に向かったんです。
へソンは、ジュングクに言いました。スハはあなたと同じにはならない・・・と。
「私の知ってるスハは、あなたのように根性無しじゃない。」
その言葉は、ジュングクの気持ちを逆撫でしました。工具を振り上げたジュングク
危ないよーっ
スハがグァヌに連絡してきました。ジュングクにへソンが捕まった・・・と。
事情を説明しました。
グァヌは、スハを止めようとしました。
「行かなきゃ彼女が殺される」
「彼女は君が死ぬのを望んじゃいない。」
「だから・・・。」
とスハが言いました。
「助けてくれよ。俺は死にたくない。彼女を守れるなら死んでもよかった。でも今は違う。俺に何かあれば彼女が傷つく。彼女と俺を必ず助けてください。警察でも何でも使って必ず助けて。」
時間は稼ぐから・・・と。
グァヌは、即警察に連絡。特殊部隊も出動することになりました。
廃墟となった団地の屋上で相対した二人。
そこにへソンの姿はありませんでした。ジュングクは、スハに気持ちを読みとられないためにサングラスをしていました。
そして、二人の会話は携帯を通して、へソンにも聞こえるようにしてありました。
「彼女を解放しろ。言うとおりにした。俺はお前の様に絶対にケダモノにはならない。」
そう、スハは言いました。
「全てを失えば誰しもケダモノになる。」
そう言って、ジュングクは工具をスハの方に投げました。それには血がついていました。
スハ、呆然とします。
殺すつもりは無かったんだ、だがお前は俺と違うと言って俺を怒らせたんだ、つい、かっとなって・・・とジュングク。
「殺した?・・・。」
スハの目から涙がこぼれ落ちました。
「殺さないと言っただろ」
悲鳴のような叫びでした。
「殺したいだろ。殺せ。」
と、悪魔のささやきのようにジュングクは言います。スハは、思わず工具を手にとってジュングクに走り寄りました。
そんなスハを、到着した特殊部隊が見つめていました。
震えながら、泣きながらジュングクを睨むスハ。手に持った工具を今にも振りおろしそう・・・。
それを、へソンは聞くしかできませんでした。悲鳴は上げられなかったのかしら、口をふさがれてはいたけど・・・と思ったんですが。
スハが、殺人を犯してしまうんじゃないかと、怖くて不安でたまらない様子でした。
でもね、スハの頭に、へソンの言葉が甦ったのです。いくら憎くても殺してしまってはいけない・・・という。
手から工具が落ちました。
「彼女は生きてる。俺の前で目を隠しているのは本心を読まれたくないからだ。あんたは嘘をついてる。だろ?」
ジュングク、計画が狂ってしまいました。
「チャン・へソン俺の声が聞こえるだろよく聞け俺は絶対に殺さない。約束は必ず守る。俺は絶対にケダモノにはならない。絶対に約束は守るから心配せずに待ってろいいな」
そう叫ぶスハの声は、ちゃんとへソンに届いていました。
うん、うん・・・と泣きながら頷くへソンでした。
「何度言えばいいんだよ。女は死んだんだ。」
「いいや、生きてる。もし死んでいたとしても、俺は変わらない。あんたのようには生きない。」
へソンは、自分が人生を棒に振るのを望まない・・・とスハ。多分あんたの奥さんもそうだと思う・・・とね。
スハは、その場を離れようとしました。
ジュングクは、怒って自ら工具を拾い上げ、スハに殴りかかったのです。でも、それは、特殊部隊の狙撃によって失敗。
警官隊の到着を知ったジュングクは、全てが終わったと悟りました。
で、屋上から飛び降りようとしたんですよ。それを、スハががしっと掴んだんですが。
「パク・スハ、一緒に行こうぜ。」
そう言ってジュングクは、スハの服を掴み一緒に落ちて行きました。
でも下にはちゃんとマットが敷いてありましたよ~
そのシーンを見たへソンは、気を失ってしまいましたが・・・。
スハは、気を失ったへソンが運ばれていくのを遠くから見たわけで。それでは無事かどうか分かりませんよね。
もう、半狂乱ですよ・・・スハ。
自分も足を怪我して、上手く歩けない状態なんだけど、医者の止めるのも聞かず、院内を探して回るスハ。
へソンを見つけた時の泣き顔が、本当に幼くてね。
泣けた泣けた
ジュングクが逮捕され、これで一件落着・・・となったんだけど、まだ問題は残っていたようです。