まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『いばらの花』104話まで

2014-06-08 22:10:53 | 韓国ドラマのエトセトラ
いばらの花 DVD-BOX4
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エプコット

レビュー一覧は、こちらから。

 

カン会長が病院から消えたとの連絡が、すぐに入りました。

誰が連れ出したのか、どこに行ったのか、皆目わからないまま時間が過ぎました。

カン会長は、ソンミンとナムヒの世話を受けながら、穏やかに過ごしていました。

 

ジェニファーは、自分に理由を聞かずにお金を貸してほしいと言ったソンミンの事を思い出しました。

ソンミンしかそんな事をする人は思い浮かびません。

で、あっという間に居所を掴みましたよ、ジェニファー。

そして、会いに行ったのです。

ヒョンミンに連絡して病院に逆戻りするか、検事に連絡して自首するか・・・。そのどちらかだとジェニファー。

カン会長は後者を選択しました。

自首したのです。

 

それを聞いたヒョンミン母子はショックを受けました。

カン会長個人だけじゃなく、会社も相当な打撃を受けることは間違いありませんからね。

ただでさえ資金繰りに困ってて、いつ倒産してもおかしくない状況にあるというのに、それに追い打ちをかけるような事をするなんて・・・ですよ。

 

ジェニファーは、もうひとつヒョンミンが苦しむ情報を伝えました。

別荘を買ったのが、ナムジュン母だということです。

ナムジュンを敵視しているヒョンミンにとって、ナムジュンに買われるなんて、屈辱的ですよね。

 

ソウォンを痛めつけようと思ってるヒョンミン。なかなかソウォンが捕まえられません。

でも、ジェニファーが助け船を出しました。

ジミンの携帯から、ソウォンに連絡したんです。ほいほい出て来ますよね。

で、ソ理事に捕まっちゃいました。

 

ヒョンミンは、ソウォンが二度と自分たちを苦しめるような事が出来ないようにと、強烈な脅しをかけました。

穴に埋めようとしたんです。

でもまぁ、本当に殺してしまう気は無かったみたいで。適当なところで切り上げたんですが。

これがソウォンの憎悪に火をつけることととなりましたよ。

何やら、ヒョンミンや会社に不利な情報を持ち出してます。

 

しばらく姿を消していたチェ刑事が現れました。

ジェニファーに連絡して、又もお金を要求。

そしたら、あっさりと封筒に入ったお金を手渡しましたよ。

そこに、突然スジが現れました。

チェ刑事とつるんでて、ジェニファーとチェ刑事の会話を録音していたんです。

でも、相変わらず、言いたい事だけ言ってさっさとお店を出て行きましたよ、スジ。あの録音機、どうするの?ジェニファーが使いそうだけど?

 

チェ刑事またもやソ理事の手下にぼこぼこにやられてしまいました。

それで、家族を連れて、地方に逃走しようと決めたようです。発つ前に、スジに連絡を入れました。

ジェニファーがくれた小切手は偽物だったようです。

その小切手と同額を振り込んでくれたら、重要書類を渡す・・・と言ったのです。

 

スジは、すぐに振り込みました。送って来たのが、セミ=ジェニファーだという証拠の品々でした。

いよいよ正体がばれる日が来るんでしょうか。

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『いばらの花』102話まで

2014-06-08 21:39:42 | 韓国ドラマのエトセトラ
いばらの花 DVD-BOX3
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ジミンとソウォンは、どちらもお酒に溺れ、正気じゃなくなって来ています。

相変わらず、ソウォンはジミンにストーカーやってますし、ジミンは、一日中ぼ~っとしています。

 

スジは、チェ刑事と会いましたが、結局は何の進展も無く、取引の代金の確認だけでしたね。それと、大金を出す価値があると、チェ刑事が言うのを聞いただけ。

ホントに、この作品、無駄なシーンが多いと思います。

そのシーンが無くてもストーリーは充分通じるわけで、時間稼ぎとしか思えないシーンの連続です。

このところ、復讐がやっと本格的になって来たけど、その前は一体何だったの?準備段階と言うには、行き当たりばったりだったし・・・とイライラしながらも、ここまで見たら最後まで見なきゃいけない使命感ゆえに視聴を続けてる私も私ですが

 

ジェニファーは、チェ刑事のことをヒョンミンに話しました。

そしたら、ヒョンミンは、ソ理事にチェ刑事をちょいと脅してやってくれなんて命令を出しましたよ。

ぼこぼこにされましたが、チェ刑事、これで諦めるような人じゃなさそう。いっそう苦しめてやれという気持ちになりそうです。

 

ヒョンミン母は、会社の資金の足しに・・・と宝石を売りに出しました。

それを聞いたヒョンミンは、自分の力が足りなくて母にそんな事をさせてしまった・・・と、親孝行なところを見せてます。

この宝石、スジ母ヒョン会長に打診がありました。誰から出されたモノか、明かしちゃうわけ?それって個人情報保護法にひっかかりそうですけど。

あ・・・韓国でしたね。日本じゃなかった。

 

ストーカーとなったソウォンは、家に乗り込んでジミンを力ずくで連れて行こうとしたり、イェジを預かってる・・・なんて嘘の電話をかけて、ジミンが家から出てくるよう仕向けたり。

もう、かなり危ない精神状況ですよ。

ジミンの後をジェジュンが追って来て、門の外で居るのを見たら、一気に車を走らせてはねようとしましたよ。

流石に、これは自分でもショックだったようです。

自分はいったい何をしようとしたんだ・・・と必死に正気に戻ろうとしました。

 

ソウォンの言動にこのところ振り回されてるヒョンミンは怒りを募らせていたんですが、やっとのことで堪えてるところでした。

でも、今度の車ではねようとしたなんてことは、到底見過ごすことはできませんでした。

怒りに任せてソウォンのマンションに乗り込んで行きました。

あのままでは、もしかしたら殺してしまうなんてこともあり得る・・・と思ったヒョンミン母。ジェニファーに同行するよう指示し、一方でソウォンに連絡をとり、ヒョンミンが行ったから、姿を隠すよう指示したのです。

これで、ソウォンは命拾いしました。

 

ジミンは、ジェジュンとソンヨンに何か関係があると、まだ思ってます。いくらジェジュンが説明しても理解できません。

そして、ウンソクがジェジュンの息子だと察してて、ソンヨンと夫婦のように過ごしてるに違いない・・・なんて妄想してしまうんです。

いきなりナムジュンの家に乗り込んだジミン。

ジェジュンが迎えに行ってどうにか収めましたが・・・。

 

ソンミンは、ジェニファーにお金を借りてアパートを借りました。

そこに、カン会長を連れて来ました。

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『奇皇后』40話まで

2014-06-08 14:31:40 | 韓国ドラマのエトセトラ
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スンニャンとタンギセは互角に切り合いましたが、結局、ワン・ユの助勢があって、タンギセは逃走。

直前、スンニャンに左目を簪で刺され、重傷を負っています。

スンニャンは、ワン・ユと会うために出かけた時だったんです。

秘密資金は、まだ手がかりも得られていません。でもね、この時、鉱山の村で長い間に渡って子供たちに歌い継がれてきた歌があるとワン・ユが言いまして。

どうも気になる・・・と。

で、その歌詞をパン・シヌが書いてスンニャンに渡し、それぞれに考えてみる事に。

 

パヤン、なかなか頭も切れるようですね。ソ尚宮たちが皇太后の息がかかってる者だとちゃんと判ってました。

だから、彼女たちの前でも猫を被ってるんです。

でもね、裏でじわじわとスンニャンから権力を取り上げようとしていました。

朝礼では、スンニャンに全てを任せる・・・と皆の前で言っておきながら、皇太后には、追い出された・・・と告げ口したらしいです。

皇太后は、すぐにスンニャンから皇宮の経済を司る部署の責任者を、スンニャンからパヤンに変えました。

まぁ、国庫は殆ど空の状態らしく、それよりヨンチョルの秘密資金の探索の方が・・・とスンニャンはあっさりと了承。

 

タファンは、何度呼んでもスンニャンが来ないので、相当不安になっています。

コルタは、スンニャンに気を使い過ぎだと、少々不快に思っています。

今度も、スンニャンの機嫌をとるように影絵を催させようとするタファンに、ため息ついてる感じ。

スンニャンは、流石に拒否するのは拙いだろうと、屋敷を出ました。

そこで、パヤンとばったり。

タファンも、スンニャンを迎えに来ちゃって・・・。

タファンは、パヤンに目もくれず、スンニャンを連れて行こうとしました。スンニャンがとりなそうとしても、全然気にしてません。

パヤンは流石にムカついてましたね。

 

スンニャンは影絵を見るうちに、あの歌詞の秘密のヒントを得ました。

でもね、スンニャン、タファンの前ではもっと気を使った方が良いと思うんだけど・・・。

タファンは、気がついていました。スンニャンが心ここにあらず・・・という状態なのを。

二人の間に隙間風が吹くようなことにならなければ良いんだけど。

 

なーんとなく気まずい雰囲気の時、ぺガンが来たとの知らせが入りました。

ぺガンは、タファンと二人だけで会いたいと言いましてね。スンニャンは引き下がったのですが、話の内容が気になったので、こっそりと大殿の柱の陰で聞いていました。

ぺガンは、タファンに偉大な皇帝になってほしいと思ってる・・・と言いました。

決して私利私欲のために、この地位に就いたわけではない・・・と。

ぺガンが抱いている夢は、他国を征服して大帝国を作り上げると言うものでした。その中に、高麗も含まれていました。

それを聞いて、タファンも同じ夢を抱くようになったのです。

資金は、ヨンチョルの秘密資産を充てる・・・とぺガン。だから、探しまわっているんだと。

 

スンニャンは愕然としました。

高麗の征服を考えていると言うのですから。タファンとも意見の違いがあると分かりました。

 

スンニャンは動きました。

ヨンビスとワン・ユを呼び出し、資金のありかが判明したと言いました。

ところが、ヨンビスが、ぺガンと取引しようとしたんです。秘密資金のありかを教える代わりに、都のメバク商団を自分のモノにしたいと言う事、宮中の物品を一手に扱う事を許可してほしいということを持ち出しました。

 

ヨンビスが資金のありかをぺガンに教えるなんて取引をしてる事を知ったワン・ユは、彼女が裏切った・・・と思いました。

だから、ぺガンより先に資金を手に入れなくては・・・とメバク商団を取り締まったのです。

ぺガンには、タンギセをかくまっていたから・・・と言いました。

 

ヨンビスは、要求が通った時、ぺガンに資金のありかを書いた紙を渡しました。

その時、外でタンギセとビョンスが聞いていました。

 

実はこの計画、全てスンニャンが企てたモノでした。

ヨンビスの動きも、ワン・ユの動きも計画通りだったみたいです。

ぺガンに渡した資金のありかは、嘘だったんです。

本当の隠し場所は別のところでした。

 

やっと放送に追い付きました。

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『奇皇后』39話まで

2014-06-08 11:36:21 | 韓国ドラマのエトセトラ
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「これまでは父の恨みを晴らすために戦ってきましたが、これからは元にいる高麗人のため、そして自分のために戦います。皇后にしてください。我が子を皇帝にし、この国で最も高いところまで上り詰めます。」

スンニャンの言葉を聞いて、ワン・ユはどう思ったんでしょう。昔のスンニャンじゃなくなったと改めて感じたでしょうか。

「私の助けが必要なら、あなたも高麗のために何かをなさらねば。」

そう言ったワン・ユ。

そしたら、スンニャンは高麗王への返事だと言って一通の書面を差し出しました。それを見て、ワン・ユは手を組むことを決意しました。いったいなんて書いてあったんでしょうね。

そして、二人は、ヨンチョルの秘密資金を手に入れるために動き始めたのです。それをもってして、自分の軍を持とうということですね。

 

ところが、ワン・ユのこの決定にヨンビスが異論を。スンニャンを信用できない…と言うのです。

スンニャンと手を組むのなら、自分は手を放す・・・と言いました。

今必要なのは、スンニャンではなく、ヨンビスだと周囲の者は言いますが・・・。

 

ある日、アユ皇子の重湯に毒が入っている事が発覚。

スンニャンは激怒し、厨房の女官たちを問い詰めますが、全然犯人は分かりません。

これには、タファンも激怒。拷問しても・・・と言うのですが、スンニャンは、この者たちは関係無いと見ました。そして次に疑ったのは、ソ尚宮とヨンファです。

でも、彼女たちも関係無い様子。

 

この時、皇太后が割って入りましてね。ソ尚宮とヨンファを新しい皇后付きの尚宮にとりたてました。これで、彼女たちは下働きから解放されたのです。だから、皇太后に忠誠を誓うようになりました。

又、皇太后は、マハに、母を殺したのはスンニャンだと吹き込みながら育てています。将来、スンニャンに対して敵意を抱くように・・・ってとこですね。

これまた怖いですよね。幼い子供を自分の都合のよいようにマインドコントロールしようとしてるんですもん。長い時間をかけて。

 

新皇后を認める代わり、タファンは、スンニャンを皇后の次の位“貴妃”にすると言いました。

そして、住まいも別に・・・と。皇后の次の地位ではあるが、待遇は皇后と同程度にする・・・とも。

皇太后は、むっとした様子ですが、どうしようもありませんでした。

スンニャンは、住まいを別にすることで、我が子を守り、高麗人を側近に登用する事が出来るようになりました。もう一つ、隠し部屋を作ることを指示しました。これは、ヨンチョルの秘密資金を発見したら、隠しておくための部屋でした。

秘密資金のことは、タファンにも内緒にしています。

それは、タファンに話せば、資金は、国庫に入るからです。スンニャンは自分の権力をつけるために個人的に所有したいと思っているのです。

 

いよいよ、パヤンが入宮してきました。

タファンは、スンニャンの手前、彼女に優しくは出来ません。これは、スンニャンの目を気にして・・・ではなく、本当に彼の心にはスンニャンしか住めないんでしょうね。

パヤンは、今のところ大人しく我慢強い風を装ってますが、どう見ても気性が激しい顔をしてます。

周囲の者たち、タファンも含めて、彼女の事を優しすぎる・・・と受け取ってますが、それは表向きだけ。

幼いころ一緒に過ごして彼女の気性を一番知ってるタルタルには、ちゃんと分かっていたようです。

アユ皇子毒殺未遂事件を聞き、すぐそれがパヤンの仕業だと気付いてましたもん。

こりゃぁ、タナシルリよりワルかも。

 

タルタルは、パヤンに全てを知ってると告げました。

この先、パヤンのしたことで一族が苦境に陥ったら、許さない・・・と釘を刺したんですが、全然堪えてません。

反省するかと思いきや、タルタルのことをうざい・・・てな感じで見てます。

 

初夜を迎える夜、スンニャンは初めて寂しい思いをしたようです。彼女もやっぱり女性ですし、子の母なんです。

でもね、彼女には、ヨンチョルの秘密資金を見つけると言う大きな使命がありました。

表向き、タファンには嫉妬で機嫌が悪い・・・と見せかけてますが、実は、探索で忙しいと言う理由で、避けているのです。

 

タンギセやビョンスたちは、秘密資金のことはメバク商団の頭領が何か知ってるのでは?・・・と接触してます。

でもね、やっぱり予想は当たりましたよ。

ビョンスは、反乱軍になんか入りたくないんですよ。資金が見つかるまでは、タンギセに従ってますが、見つかったらそれを横取りしようとしてるんです。

タンギセが可哀相だね。偉大な父親が居なくなったら、こうやって家臣が離れて行くんですもんね。

ある夜、スンニャンが皇宮を出たとの情報が入りました。

チャンス到来ってことで、即、スンニャン襲撃ですよ。

でもね、スンニャンにとっても、タンギセは母の仇なんです。

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『奇皇后』38話まで

2014-06-08 09:33:02 | 韓国ドラマのエトセトラ
Empress Qi OST (MBC TV Drama) (韓国盤)
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Loen Entertainment

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タンギセは、鉱山でヨンチョルが隠してると言う資産を探しまわってます。金のようです。

でも、見つかりません。

それを持って都に引き返し、政権を奪還しようとしているんですが、ビョンスとすると、そりゃもう無理だろ・・・てな表情です。

このまま裕福でお気楽な生活を続けてもよいか・・・と思ってるみたいです。

そんな時、ヨンチョル処刑の連絡が届きました。タプジャへのことも・・・。

ショックのあまり、崩れ落ちるタンギセでした。

 

今回の一件で大きな手柄をあげたスンニャンの元には、行省長たちから様々な付け届けが来ました。

それを、皇太后は苦々しげに見ています。

もう、スンニャンが意識しないのに、女の権力争いが起こりつつあるんです。

高麗王からも、スンニャンに期待するとの密書が届きました。ワン・ユのところにも同じような手紙が届き、スンニャンを皇后に付けるよう協力するように・・・と書かれていました。

 

ぺガンは、了解も無くヨンチョルの屋敷にとどまり、隠し財産を調べています。

この時、高麗のことを‘属国’と言った事に、ワン・ユは衝撃を受けました。ヨンチョルでさえ、そんな表現はしなかったんだとか。一応、尊重してる風には見せてましたもんね。

でも、ぺガンにとっては、高麗は属国であり、これまで以上に貢女や貢物を要求することは想像できました。そう言う事を辞めさせたいとずっとワン・ユやスンニャンは願って来たのにね。

ワン・ユは、スンニャンに、ぺガンに気をつけるよう言いました。公の席に出て目立つ事も避けた方が・・・と。

でも、この時点で、スンニャンはまだぺガンの考えを知りませんでしたから、その言葉を重要視することはありませんでした。

 

行省長たちは、スンニャンに次期丞相には、地位の高いオグァンに・・・と願い出て来ました。

ぺガンは彼らより地位が低いんだそうで。

「今は派閥を作って争う場合じゃありません。」

とスンニャン。彼らの体面は自分が守るから、陛下を裏切ることは無いように・・・と。

 

タファンは、彼らの論功行賞をどうしようか悩んでいました。それぞれに功がありますし、地位もありますし、難しいところです。

でも、ぺガンを丞相に・・・というのは動かない気持ちだったようです。

で、スンニャンが出した提案は、他の有力な行省長たちに名誉職を与え、合議制のような体制をとることでした。

 

皇太后は、その案を見て、タファンが考えた事なら、心から褒めたことでしょう。でも、スンニャンの提案だと聞くと、あまりにも頭が良いのでいっそう警戒するようになってしまったのです。表向きは褒めてましたけど。

だから、スンニャンは、まさか皇太后が自分に対してそんな考えを抱いているとは思いもよらなかったようです。

 

現に、論功行賞を発表した時、喜んだのは行省長たち。

ぺガンは、実質的に権力を握れないと悟り、大いに不満な表情でした。

 

気を良くしたタファンは、その場でスンニャンを皇后にしたいとの旨も発表しました。

ところが、タファンの言葉を遮ったのは、皇太后でした。まだタナシルリの処罰が終わってない・・・と。

タファンが不満そうに言い返すのを見て、スンニャンは、皇太后の仰せの通りに・・・と言いました。彼女としても、皇太后の言葉で、警戒すべき相手だと気付いたようです。

 

ぺガンの気持ちに油を注いだのは、皇太后でした。

今回の論功行賞を提案したのは、スンニャンだと教え、彼女を皇后にしてはならないと言ったのです。

元帝国至上主義のぺガンとしたら、やはり高麗人であるスンニャンを高い地位につけるなんて考えられないことなんですね。

 

スンニャンは、誤解があるのでは?・・・と思い、タルタルに提案の意味を説明しました。

タルタルはぺガンに比べてかなり現実的で、頭も柔らかいですから、スンニャンの考えを理解してくれました。でも、ぺガンは無理かも・・・と言ったのです。

それでも、スンニャンは、自分をここまで押し上げてくれたぺガンが、まさか自分を・・・と信じられないでいるのです。

 

こういう権力争いの陰で、マハは寂しい状況にありました。

“母”であるタナシルリも居ないし、ソ尚宮たちも傍には居ない様子。

事情を知ってるパン・シヌは、トクマンに頼んで会わせてもらいました。

一人で寂しく寝ているマハ。本当に寂しい状況だと良く分かりました。

顔を見て、ワン・ユとそっくりだと思ったパン・シヌ。そっと靴下を脱がせました。

そこには、ワン・ユと同じ3つのほくろが・・・。

この後、いったい誰がマハの面倒をみるんだ・・・と涙があふれてくるパン・シヌでした。

 

タナシルリは、皇太后にマハを頼んでいました。皇太后しかマハを託せる人はいない・・・と必死で願いました。

ソ尚宮とヨンファがマハの養育係になっちゃうの?

そりゃ、スンニャンの敵を育てるようなもんだよね。スンニャンの子だと何時分かるんでしょう。

 

そして、タナシルリの処刑が決まりました。女性は毒薬を飲むのが決まりだったようです。

でも、タナシルリは、ことごとくはねつけ飲みません。

タファンが言い聞かせようとしても、全く聞く耳を持ちません。

大騒動の中、スンニャンが現れました。

「タナシルリに毒薬はあまりにも軽すぎます。今すぐ市中に引きずり出し首を吊るすのです。」

居合わせた者たちはあまりにも非情な言葉に、どよめきました。

「絞首刑に処せ。」

冷たいタファンの言葉でした。

呆然としたタナシルリ。今度は必死にマハに会わせてくれとスンニャンにすがりました。

そしたら、スンニャンは冷たい表情のまま、彼女に近づき、耳元で囁きました。

「お前の息子がどこにいる。偽物だろう。僧侶を殺して奪った一滴の血も分けてない偽の息子。あの世で見ているがいい。必ずやマハが偽の皇子である事を暴きお前の一族を根絶やしにする。」

タナシルリでさえ、言葉もでませんでした。

スンニャン・・・怖いです。

 

刑場に連れて行かれる時、タナシルリはワン・ユに会いました。

「恨みます。あなたを信じさえしなければ・・・。愚かにも心を奪われたりしなければ・・・。死んでもあなたを許しません。キ氏も・・・。」

「すべて、私をお恨みに。最期の道行が少しでも軽くなるのなら、全ての呪いは私が受けます。」

この場でも、スンニャンを想ってるようです、ワン・ユ。

タナシルリ、悲しいです。初めてか細い身体が頼りなげに見えました。あの豪華な衣装は、父の威光であって、彼女自身はこんなに小さくか細かったんだ・・・と思いました。

 

刑場には、タンギセが居ました。

妹の姿を涙ながらに見ていました。駆け出して助けたい思いが良く分かります。

タナシルリは、吊るされる最期の瞬間、タンギセの顔を見つけました。

 

スンニャンは、亡き父やパク氏、そしてたくさんの女官たちの恨みがこれで少しは晴れたか・・・と涙を一筋流しました。

 

スンニャンを皇后に・・・という動きが始まった時、反対派も表に出て来ました。

その先頭はぺガンでした。

タファンもスンニャンも、思いもよらない展開に、戸惑ってます。

皇太后も、必死の反対です。

 

ぺガンは、スンニャンに対抗するため姪を皇后に立てると決めました。

やって来たのは、何やら気の強そうな女性。パヤンフドと言う名前らしいです。

「そなたが皇后になることは絶対にない。だから今からでも帰れ。」

初対面でタファンはそう言いました。でも、負けてません、パヤンフド。

「陛下は私を皇后になさいます。幸いにも私は陛下を好きになりました。」

こんなこと言われて、悪い気はしないよね、タファンでも。

 

ぺガンがこれまで以上の圧力を高麗にかけたと聞いたスンニャン。

ワン・ユに手を組んでほしいと申し入れました。自分を皇后にしてほしい・・・と。

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『奇皇后』37話まで

2014-06-08 08:44:38 | 韓国ドラマのエトセトラ
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タファンは、自分の剣をとってヨンチョル一族と戦う事を決意していました。

殆ど自分の兵を持たないタファン。側近の宦官や護衛兵だけではとても太刀打ちできませんからね。

「皆、死ぬなと誓え。これから皇命を下す。死んで私を悲しませてはならぬ。生きてヨンチョルを成敗しその栄光を分かち合おう。」

臣下は、皆感動して、死ぬ気で戦うことを誓いました。

このセリフ、「太王四神紀」でのぺ様のと似てるよね?ふと思い出しました。

 

スンニャンは、他の宦官たちや皇太后、側室たちと共に、彼女たちの館を守る準備を始めました。門を簡単に打ち破れないよう俵を積んだり、火事の対応として水を汲み置いたり・・・。

 

タファンは、ヨンチョルの求めに応じて共にお酒を飲みました。

これまでタファンが無事に居られたのは、自分が守ってやったからだ・・・とヨンチョル。

今、親政を求めるなんて・・・と至極穏やかに話しました。タンギセがぺガンを捕らえたとの知らせを信じてるから、余裕です。

 

その頃、都を取り囲む門では死闘が繰り広げられていました。

ヨンチョルに情勢を知られる前に入城し、宮中をおさめなくてはいけませんからね。

 

ところが、ヨンチョルの元に、タンギセの密書が届いたんです。鷹に付けて飛ばせたみたいです。これは防げないよね。

行省長たちがタファンと手を組み、裏切ったと記してありました。

この時点で、まだワン・ユも裏切ったことは知らなかったヨンチョル。都の守備隊を預かるワン・ユに、タンギセが戻るまで持ちこたえろと指示を出しました。

そして、宮中に残るタファンたちを皆殺しにせよとの命令をタプジャへに下したのです。

 

タナシルリは、のんきに構えていました。

父が全てを取り仕切っていて、間もなく憎いスンニャンも殺され、タファンも殺され、自分たちだけの平穏で楽しい世が始まるとタカをくくっていたのです。

 

タプジャへの軍がタファンやスンニャンたちが立て籠る屋敷に攻めて来ました。

護衛宦官たちは勇敢に戦いました。でも、やっぱり腕も数も足りません。

攻め込まれ、にらみ合いとなりました。

「剣を捨てろ。」

タファンはタプジャへの兵に言いました。自分はこの国の皇帝だ・・・と。

そして、誰が私を殺すのだ?・・・と。

その言葉に、流石に兵たちは怯みました。やっぱり皇帝は皇帝です。

タプジャへが殺した者には報奨金を与える・・・と言いましたら、じりっと兵はタファンに迫りましたよ。

その時、ぺガンが到着

一気に形勢逆転です。

剣を捨てろのタファンの声に、兵たちは次々に刀を捨てたのです。

 

逆上したタプジャへ。結局、ぺガンに切られてしまいました。

 

ヨンチョルは、都の中を逃げ回っていました。

そして、やっとのことで自分の屋敷に戻ったら、そこにはワン・ユたちが。

それを見て、ほっとし歓喜の表情のヨンチョル。まだ信じていたんです。

護衛兵が全て殺され、事態を理解しました。

この期に及んでも、ヨンチョルはワン・ユを懐柔しようとしました。

でも、生きて復活したら、スンニャンを八つ裂きに・・・と言った時、ワン・ユの表情が動きました。

結局、ヨンチョル縛り上げられました。

 

そして、タナシルリのところにも、この知らせが。

スンニャンが直接乗り込んで行きました。願ってやまなかったタナシルリへの復讐です。スンニャンの表情が、怖いです。今までで一番怖い表情です。

タナシルリは、一切反省をせず、自分の置かれた状況も納得出来ていませんでした。

「私の命が尽きるまでこの戦いは決して終わらせぬ。」

と、タナシルリ。そしたら、スンニャンが一歩タナシルリに近づいて言いました。

「その言葉、私には殺してくれと聞こえる。望み通りにしてやる。心配するな。」

それを見て、皇太后は、初めてスンニャンを恐ろしいと感じたようです。

 

タンギセは城門の外で歯ぎしりをしていました。父や弟や妹が城内でどのような状況になっているかが分からないのと、手勢が少なく、無謀な戦いでしかないと分かっているからです。

それでも、タンギセは攻めました。その後、命からがら逃げ出したようです。

行き先は、ビョンスがいる鉱山でした。

 

牢に入れられたヨンチョル。

スンニャンに憎々しげに言いました。

「お前は私に死にも勝る屈辱を与えた。どうやって皇帝を手なずけたのだ。」

「陛下を変えたのは、あなたです。」

と、スンニャン。ヨンチョルの残酷な仕打ちが恐れを怒りに変えたのです・・・と。

そして、千年の大計が・・・と言うヨンチョルに対してとどめの一撃を与えました。それは、孫で世継ぎだと思っているマハが、実はタナシルリの実子ではないということです。

自分が死んでも血筋は残る・・・と思っていたヨンチョル。それまでもが消えてしまったのです。

 

そして、君臨してきたヨンチョルは、タファンや皇太后、スンニャン、そして行省長たち臣下が見つめる中でぺガンの手によって処刑されました。

元帝国の先祖から続く伝統通り、血を流さない方法、縄で首を絞めるやり方でした。

 

死ぬ前、ヨンチョルは大きな言葉を残して行きました。残された者たちの、特に皇太后やぺガンの心に刺さる言葉でした。

スンニャンは高麗人であり、彼女を皇后に据えることは、元に高麗の血を入れる事だ・・・。

そんな事をしたら、側近は高麗出身の者たちに占められる。偉大な元帝国が高麗の女に牛耳られると思うと、悔しくて死んでも死にきれない・・・とね。

スンニャンを、お前の手で殺せ・・・とヨンチョルはぺガンに言いました。

影響力の大きい言葉でしたね。スンニャンの将来が、まだまだ多難だと予想されます。

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