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タルタルはフクスを捕らえ、ヨンビスと共に都に護送。
でもね、フクスがヨンチョルと会ってしまったんじゃ、自分たちの計画がばれてしまいます。だから、どうしてもフクスには死んでもらわなきゃいけなかったんです。
タルタルは、ワン・ユたちの目の前でフクスを殺害。
ヨンビスも、これを目撃したからという事で殺そうとしたんですが、これはワン・ユが止めました。自分の捕虜だ・・・と言って。
結局、ヨンビスは命を救われました。
これ以降、ヨンビスは、ワン・ユに協力し始めました。従順じゃないけどね。
タナシルリは、衣装を脱ぎ、宝冠もおろし、皇妃の印も皇太后に渡して冷宮に送られました。
皇子を取り上げられ、半狂乱になってるのを、スンニャンは冷たい目で見ていました。
タナシルリは、我が子と別れるのはほんの少しの間だけだが、自分は一生会う事も抱く事も出来ないんだ・・・と。皮肉ですよね。そう思うスンニャンの目の前を抱かれて連れて行かれてるのが、自分の息子なんですもんね。
タナシルリは、自分は無実だと、必死でタンギセに訴えました。犯人は、スンニャンだ・・・と。証拠は無いけど、目を見て分かった・・・と。
その言葉を聞いてタンギセは、スンニャンに言いました。
「あなたの勝ちです。」
パク氏がどうして死んだか分かりますか?・・・とタンギセ。
身分不相応にも、皇帝の子を身ごもった。高貴なフリも罪になる。お前も同じだ。貢女が皇后に歯向かうなんて。復讐だと?お前など我らの相手になるものか。
…散々な言い様です
「勘違いするな。私はまだ始めてもいない。冷宮に送られただけで復讐とは。私が仲間の亡きがらを抱いて泣いたように、お前も父と妹の亡きがらを抱いて血の涙を流すのだ。それが私の復讐の終わりだ。」
きゃ~っ凛々しい、スンニャンタンギセ、一言も返せないばかりか、怒りに震えるだけでしたね。恐怖もあったかも。
タファンが文字を覚え、声も出るようになったことを、皇太后に知らせました。
皇太后、涙を浮かべて感動し、喜びました。
スンニャンへの信頼もよりいっそう増しました。
スンニャンの元を、パン・シヌが訪ねて来ました。ワン・ユの苦しみを思うと、いてもたっても居られなかったんです。
スンニャンは、動揺を隠し、冷静に冷たく対応しました。
ワン・ユのことを‘よその男’と言い、ワン・ユと二人だけで会う事などあり得ないと言いました。会いたければ、陛下に謁見を願い出よ・・・とね。
パン・シヌ、そんなスンニャンには、むっとした態度を見せましたが、実は、ちゃぁんとスンニャンの気持ちを分かっていたんです。
「突き放されるより、突き放す方が辛い。」
そう、パク武官に言いました。
スンニャンはその時、一人で泣いていました。
パン・シヌの報告を聞いたワン・ユ。信じられませんでした。
そして、直接自分の目で見て耳で聞こうと、タファンに謁見を願い出たのです。
タファンは、まだ話せない事になってます。だから、付き添いとしてスンニャンが傍に控えました。
久しぶりに顔を合わせたワン・ユとスンニャン。
切なげな表情のワン・ユ。スンニャンは、努めて冷静に対しました。
ここで、スンニャンはワン・ユと二人で話をさせて欲しいとタファンに頼みました。側室ですから、タファンの許しが出なければ不可能なことです。タファンは許しました。スンニャンを信じたのです。
私を恨んでますか?・・・とスンニャン。
「未練があれば恨むでしょうが、既に私の中のスンニャンは死にました。」
私を忘れてください。
私にとっては記憶したくない思い出です。
・・・等々。二人は心にもない言葉を続けました。
正確に言うと、スンニャンは、そうあってほしいと言う思い。ワン・ユはそうあらなければという思い・・・でしょうか。
自分の道を行きます・・・とワン・ユ。
これで完全に二人の縁は切れちゃったってことでしょうかね。苦しいシーンでした。
ヨンチョルはいきなり動きました。
スンニャンが仕掛けたと言う事は、ぺガンも裏切ってるということです。
タファンに、譲位詔書に皇帝印を押させたのです。
字が読めるようになってるタファン。それが何を意味する文書か、すぐに分かりました。でも、拒否することは出来ませんでした。
嘲笑う者たちの前で屈辱的な表情を浮かべるタファンでした。
皇太后は、ショックを受けました。タファンも、もう打つ手は無いと失望しかけました。
でも、スンニャンは諦めません。
ぺガンを通して、行省長たちを味方につけようとしたんです。
ところが、そんな事お見通しのヨンチョル。行省長たちの借金を帳消しにするという約束で、譲位を認めさせたのです。
その頃、ワン・ユたちは、メバク商団の屋敷から発見した暗号の書を解読していました。
ヨンビスが、やってのけたのです。
その書物は、各行省に忍んでるメバク商団の間者の名簿だったんです。間者は、行省の中で経済を握る部署に就き、ヨンチョルから借金をせざるを得ない状況に追い込む役目を担っていたようです。
これをネタに、行省長たちをタファンの方に寝返らせようと動き始めました。
ただ、自分は表に出ず、密かにタファンたちにこのネタを提供したんです。タファンは、行省長たちを個別に呼び、秘密を匂わせるつもりのようです。
チ・チャンウクくん、この作品での演技とっても素晴らしいと思います。
不安な自信無げな様子から、罪悪感を覚える表情、スンニャンへの想い・・・等々。様々な表情が本当にリアル。
このシーンでは、何かを企んでるような、皇帝としての威厳を漂わせるような、これまでとはまた違う表情です。
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