恋はドロップキック! ~覆面検事~DVD-BOX1 | |
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覆面を脱ぎながら、デチョルは言いました。
自分は南部地検検事ハ・デチョルで、法で裁けないヤツらを暴力で制圧し、父の復讐をした・・・と。
このビデオをネタに、サンテクは自分とヒョヌンの通話のファイルを表沙汰にしないよう脅したのです。
ヒョヌンは拘置所で、必死に正検会のこれまでの違法な動きを思い出していました。
そして、それらを逐一書き連ね、これまた正検会への脅しのネタとしたのです。サンテクに、それをもとに、正検会を牛耳ろと。
もうねぇ・・・どちらを向いても、人の弱みをネタに脅して言う事を聞かせるヤツらばっかりですよ
信頼による協力なんて無いのかしらと思ってしまいますな。
ソ検事のところに、デチョルの告白映像が送られてきました。
ヒョヌンの事件の担当を降りろと言う脅しです。
ジュンホとジスクが顔をそろえてデチョルの元にやってきました。
相変わらず、息子ヒョヌンを救う事しか考えてません。
デチョルが覆面男だと言う事を知ってる・・・と言いました。父親の復讐の為だということも、ジュンホが父親を陥れた事を告白すれば、説明はできる。誘拐犯だということもばらす。写真も間違いだったと言って。ヒョヌンを拘置所から出して・・・。
なんて自分勝手な言い分
でも、今さらデチョルがそんな頼みを聞き入れる筈ありません。
そして、この会話をデチョルはしっかり録音してましたよ。
二人を現職検事脅迫の疑いで逮捕させました。
流石に検察も現職検事の脅迫なんぞという事態を許すわけはありませんでした。
YK電子の違法行為もあり、早かったですねぇ動きは。
ジスクを取り調べたのは、ミニでした。
ジスクは自分の罪を理解してはいませんでした。
一日も忘れた事の無い母親から利用されただけだと知った時のデチョルの苦しみを分かるかと、ミニは言いました。
「醜く汚ない私の姿がデチョルの中にあるから。」
と、ジスクは言いました。
忘れてしまいたい過去の証拠でしかなかったのですよ、デチョルは。今の彼女にとって、子供はヒョヌンだけなのです。
YK電子は、脱税等の様々な違法行為で調査を受けていました。
でも、サンテクとのつながりが証明出来ません。
サンテクは、脅したのにも関わらず、それまで以上に逆らうデチョルに、釘を刺しに来ましたが、デチョルには検事を辞める覚悟が出来ていました。
だから、一切動じることは無かったのです。
デチョルは、初めてミニをデートに誘いました。
最初に出会った場所で・・・。踏切でした。
踏切を挟んでの二人の表情が良かったです。長い時間を過ぎて、同じ場所で再会したような何とも甘酸っぱいドキドキが伝わってくるようでした。
「一目ぼれだった。」
デチョルは言いました。
二人は慣れない雰囲気で散歩し、川を眺め、過ごしました。
デートの最後に、デチョルが頼みがあると言いました。
「君の手で、手錠をかけてほしい。」
デチョルは、自分の濡れ衣を晴らそうとしました。暴力で自白させた事じゃ無く、ジュンホ誘拐未遂事件の事です。
自分がこれまで暴力をふるってきたのは、皆、法の網をくぐって逃れようとした犯罪者たちで、決して自分の為に暴力をふるったのではないと、訴えたのです。
で、マ・サンホ元検事とホシクを証人としてTV出演させました。
彼らは、共に、覆面男のお陰で犯罪者に成らずに済んだと証言。明らかに、ジュンホの事件とは性質が異なると言う事です。
その上で、デチョルは、自らカメラの前で覆面を脱いで、素顔をさらし、正体を明かしたのです。
サンテクは驚きました。
自分しか持っていない証言ビデオがTVから流れるのですから。
でも、すぐに別のモノだと分かりました。
だって、デチョルはそこでサンテクとヒョヌンの会話の録音を流したのですから。
あっという間に、サンテクは警察に追われる事になりました。
いったんこうなったら、もう誰にも止める事は出来ませんでした。
正検会も、サンテクの罪があまりにも明らかなので、手を打てないでいました。
出国しようとしたサンテクを、覆面男、ミニたち警官が追い詰めました。
銃を構えたサンテク。そして、ミニ。
でもね、やっぱり娘を撃つ事は出来ませんでした。
銃を下ろしかけた時、サンテクの部下が銃を構えて撃とうとしたーっ
それを、ミニの部下が見つけて発砲
サンテクは、死んでしまいましたよ。
流石にショックを受けたミニですが、駆けよりはしませんでした。
最期に、父親だと認めたりなんぞしたら、興ざめだな・・・と思っていたので、まぁ、納得しました。
ジョンホとジスクは病気を理由に釈放されていました。
家に戻ると、デチョルがいましてね。
こうなった今でも、ジョンホはデチョルに縋ろうとしました。でも、デチョルは一切動揺することもなく、立ち去りました。
ジョンホは結局投身自殺したようです。
ヒョヌンは流石にショックを受けていました。
その後、ヒョヌンはミニの意向を受け入れ、自分が書きだした正検会の違法行為の数々をマスコミに発表。
正検会は潰れました。
デチョルは、ミニによって逮捕され、法の裁きを受けました。
そして、出所後、ソ元検事が開いた法律事務所の事務長をしながら、プロレスのリングに上がってます。
リング上でミニにプロポーズして、ハッピーエンド
あまりにも勧善懲悪なラストでしたね。
何と言っても、チュ・サンウクssiですね、この作品は。
ホント、上手い
私としては、オム・ギジュンssiの嫌味な姿、繊細な表情を見る事が出来て満足満足