太陽の末裔 OST Vol.2 (KBS TVドラマ)( 韓国盤 )(初回限定特典6点)(韓メディアSHOP限定) | |
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シジンたちに守られながら、モヨンは手術をしました。
流石にこの状況。韓国政府からも問題になる様な事はするなと言われているし、軍の上層部からもそう言う指示がシジンたちに下っています。
敢えてそれに逆らってまでも行う手術ですから、失敗したらどーなるk・・・と考えると、やはりびびりますわな。
医療チームの仲間も尻込みしました。
でも、モヨンは強行したのです。
VIPゆえ、カルテも詳細は公表できないとかで、手探り状態での手術となりました。
でも、どーにか無事手術は終わったのです。
その頃になって、大統領の主治医が到着しました。
意識さえ戻れば、手術は成功となるのですが、なかなか意識が戻りません。
韓国内では、外交問題に発展しなかった事で安堵していました。
でも、騒動の責任の所在ははっきりさせておかないと・・・となりました。
ユン司令官は、シジンの指揮官の地位をはく奪し、一時拘留するという措置を取りました。
デヨンをはじめとした部下たちは、納得いきません。軍としては、正当な処分なのかもしれませんが、やはり・・・ねぇ。
備品庫に拘留となったシジン。
パク中佐がやってきました。シジン一人の責任じゃ済まない場合が考えられるわけで、やはり鬱憤をはらさないと・・・ってとこみたいです。
でもね、将来有望株だったシジンは、この一件でそれらを失う結果となったのです。
「後悔していません。全ての責任は自分にあります。」
と、シジンはきっぱり言いました。
モヨンが話を聞いて駆け付けて来ました。シジンに会わせてくれとデヨンに頼みましたが、それは許されない事でした。
その時、パク中佐が出て来ました。
「ユ・シジンの人生を台無しにしておいて。」
と、パク中佐は言いました。
モヨン、ショックでした。あの判断が、シジンの人生を狂わせる事になるとは思ってもみませんでしたから。
デヨンもまた、命令通り、帰国することになりました。
「今日、私の上官が下した命令は、いずれも正当なモノでした。そして、いずれの命令も名誉あるモノでした。」
転任の報告に行ったデヨンは、寂しそうなシジンに言いました。上官として、嬉しい言葉だったでしょう。
去り際に、デヨンはモヨンの為に、配慮しました。10分だけシジンと話せるよう取り計らったのです。
拘留されている備品庫の壁を挟んで、話しました。
ごめんなさい、患者がまだ目覚めてないの・・・とモヨン。
「あの男この男・・・と心配する男が多すぎるんじゃありませんか?そんな八方美人は止めて、今から私の事だけを心配してください。」きゃぁ~っ
「さっき見て、カン先生の話が本当だと分かったんです。手術室ではセクシーだと言う話。」
冗談っぽく話すシジンに対して、モヨンは泣きながら聞きました。
別の判断も出来たんじゃないの?・・・と。
「言ったでしょ。美人老人子供は守られるべきだって。それが俺のルールです。」
「今日はとても勇敢でしたね。」
モヨンは我慢できずに泣きました。
何か必要なモノがあったら・・・と言うモヨンに、爆弾を要求するシジン。
「今は大丈夫だけど、突然扉を爆破して外に出たくなるかもしれません。誰かさんのせいで。」
あ~もうなんて洒落た台詞なんでしょう。
必要かと思って・・・と隙間から差し入れたのは、蚊取り線香。
有難う、丁度必要だと思ってたとシジンは言うのですが、その倉庫には蚊取り線香が山積み。これまた粋な台詞です。
大統領の意識が戻りました。
ほっとする面々です。
デヨンが空港に到着した時、偶然ミョンジュも到着。
デヨンの姿を見て、ミョンジュは全てを察しました。ショックでした。
「また逃げるのですか?」
と、ミョンジュ。デヨンはシジンに、逃げるのは意思ではなく、命令だ・・・と言っていました。
だから、この時も、敬礼して報告しました。命令を受け、帰国します・・・と。
ミョンジュは思わずデヨンの頬を殴ってしまいました。
「戦略的退避だと言いなさい。待ってろと言いなさい。何としても戻ると言いなさい。」
胸を殴りながら泣くミョンジュ。でも、デヨンは起立した姿勢を崩す事はありませんでした。
デヨンが行こうとした時、ミョンジュがその手を取りました。そしたら、デヨンはその手を引き寄せ、ミョンジュを抱きしめたのです。
なおさら切ないですわ。
シジンの拘留処分が解かれました。
大統領の手術等、今回の一連の事件は、無かったモノとして処理されたのです。
モヨンはやっとシジンに対して素直になれました。
シジンも、TVに出る医者も必要だと言った事を謝りました。
大統領がシジンとモヨンを呼び、感謝の意を伝えました。
そして感謝のしるしに・・・と特別なカードをプレゼントしてくれたのです。アラブの地域ならどこでも何でも出来るんだとか。
そしたらモヨン、図々しくも、二人いるんだから、2枚・・・と言いましたよ。
呆れるシジンでした。
でもね、シジン、本当に使えるかどうか・・・なんて言って、すぐに高級車をそのカードで買ったの?借りたの?
もっと他に使い道があるでしょうに・・・とモヨンは少々お怒り。
シジンはあっけらかんとモヨンへの愛情を示します。
口調はさらっとしてて冗談っぽいんだけど、眼差しは真っ直ぐで逸らす事はありません。
それが良いんですよね。
また、二人で居る時連絡が入り、シジンは行かなくてはいけなくなりました。
モヨンが一緒に行ってはいけないところなのかと聞きました。
「いけないところではないけど、行ったら私が不利になるからです。」
行き先は葬儀の場でした。
シジンが一緒に訓練した仲間がおそらく活動中に亡くなったのでしょう。自分の仕事では、死が間近にあることを、モヨンに感じさせたくなかったのでしょうね。
その葬儀の様子を少し離れたところから見詰めている男がいました。あれは、死の商人と言う集団の一人ですよね。そして何とその男も、シジンと共に訓練した仲間だったのです。
ある日、シジンの姿が見えないのを疑問に思ったモヨンが隊員に聞くと、懲戒審問にかけられていると言うじゃありませんか。
処分はまだ終わってなかったのです。
減俸と昇進見送りと言う処分のようですね。
モヨンはやはり黙ってはいられませんでした。いくら軍法は特別だとはいえ、自分の所為なのに、全責任をシジンが負うなんて我慢できなかったのです。
でもね、やはり世界が違いました。
シジンは、モヨン必死の形相で行くのを見て、駆け付けました。
そして、モヨンを外に引っ張り出したのです。
自分ために一人の人生が・・・とモヨンが言うのを遮ってシジンは言いました。
「あなたの為じゃありません。女性一人のためにそうしたと?」
「大小にかかわらず私の決断は、同志の名誉、栄光、義務を含んでいるのです。あの状況でも同じです。全てを考慮した決断で、その決断に後悔はありません。ただ、そうだとしても、私が軍法を破ったと言う事実は変わりません。」
軍の問題は軍が引き受けます。カン先生は放っておいてください・・・と。
「私の心配は余計なことでしたね。」
モヨンはそう言って一人で車を出しました。シジンは置いてきぼりです。
宿舎に戻ったモヨンが水を飲みに行くと、そこにはシジンが一人でいました。
デヨンが密かにワインを置いて行ってくれていたのです。それを飲もうと思ったのでしょうかね。
一人に成りたいのかと思ったモヨンは行こうとしました。でも、シジンが引き留めました。
「一緒に居たいです。」
モヨンは、ワインをラッパ飲み。
苦笑するシジンです。
この時は、二人とも素直に謝る事が出来ました。気持ちがいっそう近づいて、お互いへの理解が深まって来ているせいかもね。
映画は見ましたか?・・・とシジンが聞きました。
「いいえ。誰かさんと一緒に見ようと思っていた映画だったので。」
それに思ったの・・・と続けました。
「今度男性と映画を見る時は面白い映画は避けようと。その映画が100万人を超えるまで記者が毎日新しい記事を書くのに、その映画は私にユ・シジンを思い出させるんです。」
シジンの表情にいっそう強い想いが現れました。想いが募る眼差しです。
飲みたそうね・・・とワインのボトルを差し出したモヨン。
「方法はある。」
と、シジン。
そして、kissしたのです。