まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『太陽の末裔』4話まで

2016-06-29 20:31:15 | 韓国ドラマのエトセトラ
太陽の末裔 OST Vol.2 (KBS TVドラマ)( 韓国盤 )(初回限定特典6点)(韓メディアSHOP限定)
クリエーター情報なし
MUSIC & NEW

レビュー一覧は、こちらから。

 

シジンたちに守られながら、モヨンは手術をしました。

流石にこの状況。韓国政府からも問題になる様な事はするなと言われているし、軍の上層部からもそう言う指示がシジンたちに下っています。

敢えてそれに逆らってまでも行う手術ですから、失敗したらどーなるk・・・と考えると、やはりびびりますわな。

医療チームの仲間も尻込みしました。

でも、モヨンは強行したのです。

 

VIPゆえ、カルテも詳細は公表できないとかで、手探り状態での手術となりました。

でも、どーにか無事手術は終わったのです。

その頃になって、大統領の主治医が到着しました。

意識さえ戻れば、手術は成功となるのですが、なかなか意識が戻りません。

 

韓国内では、外交問題に発展しなかった事で安堵していました。

でも、騒動の責任の所在ははっきりさせておかないと・・・となりました。

ユン司令官は、シジンの指揮官の地位をはく奪し、一時拘留するという措置を取りました。

デヨンをはじめとした部下たちは、納得いきません。軍としては、正当な処分なのかもしれませんが、やはり・・・ねぇ。

 

備品庫に拘留となったシジン。

パク中佐がやってきました。シジン一人の責任じゃ済まない場合が考えられるわけで、やはり鬱憤をはらさないと・・・ってとこみたいです。

でもね、将来有望株だったシジンは、この一件でそれらを失う結果となったのです。

「後悔していません。全ての責任は自分にあります。」

と、シジンはきっぱり言いました。

 

モヨンが話を聞いて駆け付けて来ました。シジンに会わせてくれとデヨンに頼みましたが、それは許されない事でした。

その時、パク中佐が出て来ました。

「ユ・シジンの人生を台無しにしておいて。」

と、パク中佐は言いました。

モヨン、ショックでした。あの判断が、シジンの人生を狂わせる事になるとは思ってもみませんでしたから。

 

デヨンもまた、命令通り、帰国することになりました。

「今日、私の上官が下した命令は、いずれも正当なモノでした。そして、いずれの命令も名誉あるモノでした。」

転任の報告に行ったデヨンは、寂しそうなシジンに言いました。上官として、嬉しい言葉だったでしょう。

去り際に、デヨンはモヨンの為に、配慮しました。10分だけシジンと話せるよう取り計らったのです。

 

拘留されている備品庫の壁を挟んで、話しました。

ごめんなさい、患者がまだ目覚めてないの・・・とモヨン。

「あの男この男・・・と心配する男が多すぎるんじゃありませんか?そんな八方美人は止めて、今から私の事だけを心配してください。」きゃぁ~っ

「さっき見て、カン先生の話が本当だと分かったんです。手術室ではセクシーだと言う話。」

冗談っぽく話すシジンに対して、モヨンは泣きながら聞きました。

別の判断も出来たんじゃないの?・・・と。

「言ったでしょ。美人老人子供は守られるべきだって。それが俺のルールです。」

「今日はとても勇敢でしたね。」

モヨンは我慢できずに泣きました。

何か必要なモノがあったら・・・と言うモヨンに、爆弾を要求するシジン。

「今は大丈夫だけど、突然扉を爆破して外に出たくなるかもしれません。誰かさんのせいで。」

あ~もうなんて洒落た台詞なんでしょう。

必要かと思って・・・と隙間から差し入れたのは、蚊取り線香。

有難う、丁度必要だと思ってたとシジンは言うのですが、その倉庫には蚊取り線香が山積み。これまた粋な台詞です。

 

大統領の意識が戻りました。

ほっとする面々です。

 

デヨンが空港に到着した時、偶然ミョンジュも到着。

デヨンの姿を見て、ミョンジュは全てを察しました。ショックでした。

「また逃げるのですか?」

と、ミョンジュ。デヨンはシジンに、逃げるのは意思ではなく、命令だ・・・と言っていました。

だから、この時も、敬礼して報告しました。命令を受け、帰国します・・・と。

ミョンジュは思わずデヨンの頬を殴ってしまいました。

「戦略的退避だと言いなさい。待ってろと言いなさい。何としても戻ると言いなさい。」

胸を殴りながら泣くミョンジュ。でも、デヨンは起立した姿勢を崩す事はありませんでした。

デヨンが行こうとした時、ミョンジュがその手を取りました。そしたら、デヨンはその手を引き寄せ、ミョンジュを抱きしめたのです。

なおさら切ないですわ。

 

シジンの拘留処分が解かれました。

大統領の手術等、今回の一連の事件は、無かったモノとして処理されたのです。

モヨンはやっとシジンに対して素直になれました。

シジンも、TVに出る医者も必要だと言った事を謝りました。

 

大統領がシジンとモヨンを呼び、感謝の意を伝えました。

そして感謝のしるしに・・・と特別なカードをプレゼントしてくれたのです。アラブの地域ならどこでも何でも出来るんだとか。

そしたらモヨン、図々しくも、二人いるんだから、2枚・・・と言いましたよ。

呆れるシジンでした。

でもね、シジン、本当に使えるかどうか・・・なんて言って、すぐに高級車をそのカードで買ったの?借りたの?

もっと他に使い道があるでしょうに・・・とモヨンは少々お怒り。

 

シジンはあっけらかんとモヨンへの愛情を示します。

口調はさらっとしてて冗談っぽいんだけど、眼差しは真っ直ぐで逸らす事はありません。

それが良いんですよね。

 

また、二人で居る時連絡が入り、シジンは行かなくてはいけなくなりました。

モヨンが一緒に行ってはいけないところなのかと聞きました。

「いけないところではないけど、行ったら私が不利になるからです。」

行き先は葬儀の場でした。

シジンが一緒に訓練した仲間がおそらく活動中に亡くなったのでしょう。自分の仕事では、死が間近にあることを、モヨンに感じさせたくなかったのでしょうね。

その葬儀の様子を少し離れたところから見詰めている男がいました。あれは、死の商人と言う集団の一人ですよね。そして何とその男も、シジンと共に訓練した仲間だったのです。

 

ある日、シジンの姿が見えないのを疑問に思ったモヨンが隊員に聞くと、懲戒審問にかけられていると言うじゃありませんか。

処分はまだ終わってなかったのです。

減俸と昇進見送りと言う処分のようですね。

モヨンはやはり黙ってはいられませんでした。いくら軍法は特別だとはいえ、自分の所為なのに、全責任をシジンが負うなんて我慢できなかったのです。

でもね、やはり世界が違いました。

シジンは、モヨン必死の形相で行くのを見て、駆け付けました。

そして、モヨンを外に引っ張り出したのです。

 

自分ために一人の人生が・・・とモヨンが言うのを遮ってシジンは言いました。

「あなたの為じゃありません。女性一人のためにそうしたと?」

「大小にかかわらず私の決断は、同志の名誉、栄光、義務を含んでいるのです。あの状況でも同じです。全てを考慮した決断で、その決断に後悔はありません。ただ、そうだとしても、私が軍法を破ったと言う事実は変わりません。」

軍の問題は軍が引き受けます。カン先生は放っておいてください・・・と。

「私の心配は余計なことでしたね。」

モヨンはそう言って一人で車を出しました。シジンは置いてきぼりです。

 

宿舎に戻ったモヨンが水を飲みに行くと、そこにはシジンが一人でいました。

デヨンが密かにワインを置いて行ってくれていたのです。それを飲もうと思ったのでしょうかね。

一人に成りたいのかと思ったモヨンは行こうとしました。でも、シジンが引き留めました。

「一緒に居たいです。」

モヨンは、ワインをラッパ飲み。

苦笑するシジンです。

 

この時は、二人とも素直に謝る事が出来ました。気持ちがいっそう近づいて、お互いへの理解が深まって来ているせいかもね。

 

映画は見ましたか?・・・とシジンが聞きました。

「いいえ。誰かさんと一緒に見ようと思っていた映画だったので。」

それに思ったの・・・と続けました。

「今度男性と映画を見る時は面白い映画は避けようと。その映画が100万人を超えるまで記者が毎日新しい記事を書くのに、その映画は私にユ・シジンを思い出させるんです。」

シジンの表情にいっそう強い想いが現れました。想いが募る眼差しです。

飲みたそうね・・・とワインのボトルを差し出したモヨン。

「方法はある。」

と、シジン。

そして、kissしたのです。

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『太陽の末裔』3話まで

2016-06-29 18:25:14 | 韓国ドラマのエトセトラ

                

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シジンはモヨンがいるのを分かっていました。でも、一切の動揺は見せず、淡々と任務を果たしました。

飛ばされたモヨンのスカーフを拾って手渡す時にも、何も言いませんでした。

でも、あのサングラスは目の動きを見られないためだったのかもしれません。心の動揺が現れているかもしれないから。

モヨンは、シジンから目が離せません。

 

軍隊に警護されながらの慣れない外国での医療ボランティア。

習慣や生活における注意事項等、様々な規制がありましたし、韓国内での生活とは全くの別物でした。

モヨンは、全く無関係の人間のような態度を取るシジンに、少々不機嫌になってます。

でもね、シジンはモヨンをちゃんと見ていたのです。

モヨンに気付かれないように。

これがねぇ、何とも切ないと言うか・・・。軍服を着ているというだけで、切なさ倍増ですよ。

 

デヨンにミョンジュから荷物が届きました。

部下たちへの荷物が詰まっていました。そして、デヨンには手紙。

ミョンジュ、デヨンの赴任地ウルクに向かっていたのです。つまり、贈り物は自分自身ってこと。

これは、父であるユン司令官の意向に逆らったモノでした。

ユン司令官はシジンを婿にと考えていました。が、ミョンジュにその気はありません。勿論、シジンにも。

ミョンジュのこの大胆な行動は、デヨンに困難を与える事になると分かっていました。それでも会いたかったのです。

これまた健気と言うか、一途と言うか・・・。そして、想いを封印したデヨンの表情もねぇ、良いのよ、これが

現に、デヨンはすぐさま韓国に帰国するよう命令が下りましたよ。ミョンジュとは入れ違いになりそうです。

 

シジンに無視され続けているモヨンは、やはり不愉快なんですよね。

そして、無視しているシジンも、限界に来ていたのかしら。やはり狭い駐屯地の中ですから、しょっちゅう顔を合わせることとなります。次第に言葉を交わす事も増え、ある時、地雷を踏んだ踏まないの一件があったことで、無視は終わりました。

ただ、シジンが軽く言った冗談に、モヨンが過剰に反応したのは、想いがあるゆえの複雑な心境に思えました。

 

ある日、交通事故が近くで起り、それによって国連を名乗った怪しい集団が逮捕されると言う事態が起りました。

非日常の事がここでは起こると言うのが分かります。

ただ、この集団、後々何やら関わって来そうな雰囲気です。武器の密輸をしていたり、偽札を作っていたりしてて『死の商人』と呼ばれているとか。引き渡した警察も彼らの息がかかってて、取り締まっても意味が無さそうです。

シジンの上司であるパク中佐は、関わり合うなと言いました。

このパク中佐は、なかなかの俗人で、あと少しで帰国できるし、そうしたら昇進するのは分かってるので、今ここで問題を起こしたくないのです。シジンも、彼と同じく帰国が近いようです。

 

モヨンは、wi-fiを使いたいとデヨンに申し出ました。が、軍のwi-fiは民間人は利用禁止だとか。

で、デヨンは粋な計らいをしました。

本部に行くと言うシジンに、街中まで送って貰えば、インターネットカフェがある・・・と。

 

車の中の二人の会話が面白くてね。

シジンは、医療チームの話から、モヨンが理事長を振った所為でここに飛ばされたってことを聞いていたんです。

「そんな男と出会わせるために諦めたわけじゃないのに。」

なんて言うんですよ。

 

デヨンに正式な異動命令が届きました。

デヨンだけでなく、シジンも悶々としました。これが上官からの命令ではなく、父親からの不公平な命令だと分かっているからです。

街からの帰り道、シジンはモヨンにミョンジュとデヨンの話をしました。

ミョンジュの方が上官なんです。そして、彼女の父親ユン司令官は娘の将来の為に・・・とデヨンの方から身を引くよう言ったのです。軍人として、デヨンはそれに従いました。

だから、軍内では、デヨンがミョンジュを振ったことになっているのです。

 

シジンは、往路でモヨンが目に留めていた“難破海岸”にモヨンを連れて行きました。

遠いって言ってたのに・・・とモヨン。

「長く一緒に居たいから。」

と、さらっと言うシジン。

こう言うシジンの愛情の示し方がたまりませんねぇわくわくします

ミョンジュとデヨンのエピソードで釣るところが面白いです。モヨンもねぇ、そう言う話しを聞きたがるところがリアルな女性で良いですねぇ。

 

“難破海岸”・・・小さな砂浜の入江になってるところに古びて錆ついた難破船がありました。

タイトルや予告編で出てくるあの場所です。

綺麗だ・・・と感動するモヨン。

「じゃぁ、又来よう。」

そう言って、シジンは砂浜から石を一つ拾いました。

「ウルクの人たちはこの海岸の小石を手にしたら又ここに戻って来られると信じてるんだ。」

さぁ・・・とモヨンに小石を手渡しました。

作り話でしょ?・・・と言うモヨン。だったらここには小石が無い筈・・・ってね。

「戻ってきた人が置いて行ったんでしょう。」

と、シジン。

 

「この船、どうしてここにあるの?」

「魔法をかけられて。美しく成れと魔法をかけられてこうなったんです。」

「魔法をかけたことが?」

「勿論・・・分かってるでしょ?」

一定の距離をとって見つめ合う二人。

 

「そう言えば、まだ答えを聞いてないですね。お元気でしたか?」

再会した時のシジンのセリフでした。

「今もセクシーですか?手術室で。」

最初に出会った時の、モヨンのセリフです。

「誤解してるようですが、私はここに良心からボランティアに来たわけじゃありません。権力のある人に逆らったんです。だから私をここに飛ばした。それでもう手術はしてないんです。帰国したら忙しいんです。」

切ない会話ですねぇ。

 

現地人の子供が担ぎ込まれました。鉛中毒だと判断したのはシジン。

生活習慣等を熟知してるゆえの判断でした。

「助けて下さってありがとうございます。でも今後医療チームの事は医療チームで・・・。」

とモヨンが釘さすように言いかけたのを、シジンが遮って言いました。

「感謝するなら感謝するだけでいいんです。」

医者として、モヨンが以前のモヨンとは違ってるように見える・・・とシジンは言いました。命には尊厳があって、医療に携わるモノとするとそれ以上の価値観は無いとモヨンは言ったのに・・・ですね。

医者の全てがシュバイツアーの様な人間ではない・・・とモヨン。

「でしょうね。TVに出る医者も必要でしょう。」

ぐっと言葉に詰まってしまったモヨンでした。

 

シジンも、言い過ぎたと思ったかもしれません。想いが行き違う二人ですね。

 

その時、緊急事態を知らせるサイレンが鳴り響きました。

VIP患者が搬送されてくると言うのです。中東地域の大統領でした。とにかく中東地域の和平を為すために影響力を持つ人物だとか。だから、反対派にとっては暗殺の標的となっているのです。

診察中に、突然血圧が低下し、緊急手術が必要になりあmした。

でも、大統領側近は、主治医にしか手術は任せられないと拒否。

銃を構える始末です。

でも、モヨンは主治医を待っていては患者は死ぬ・・・と判断。

 

シジンたちには、軍の上層部からの指令が来ていました。

相手の要求どおりにしろという内容です。万が一患者が亡くなったら、手術しなかった医者の個人的過失として責任が問え、軍は責任を逃れる事ができると。

「軍は一切介入しない。これは命令だ。」

シジンは、モヨンに聞きました。

患者を救えますか?・・・と。

迷った挙句にモヨンは答えました、救えます・・・と。

それを聞いて、シジンは通信を切りました。

「じゃぁ、救って。」

そう言うと、相手に向かって銃を構えました。相手も勿論銃を構えてます。シジンたちは、モヨンたち医療チームの楯となろうとしてます。

一触即発・・・です。

 

カッコ良いわ、シジンをはじめとした隊員たちが。

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『ジキルとハイドに恋した私』10話まで

2016-06-29 14:51:03 | 韓国ドラマのエトセトラ
ジキルとハイドに恋した私 ~Hyde, Jekyll, Me~ DVD SET1(お試しBlu-ray(第1話~第3話)付き)
クリエーター情報なし
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

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ロビンは、非通知の電話の指示に従い、お化け屋敷に入って行きました。

それを見たハナが不審に思ったのは、以前、クォン秘書から聞いていたからでした。お化け屋敷で誘拐された・・・と。だから、それ以降、近づく事もしない・・・と。

で、クォン秘書に連絡をしました。

 

クォン秘書は、ク会長と会っていました。

会長が、すぐにでもロビンをアメリカに行かせろと言うのを、止めていたのです。必ずソジンは戻ってくるからと。

そして、親ならば苦しむ子供の傍についていてやってほしいと。

ク会長も、その言葉を遮る事なくちゃんと受け止めていました。

 

そんな時、ロビンから電話が入りました。何も喋らなかったので、悪戯かと思った瞬間、ロビンがイ・スヒョンの名を口にするのを聞いたのです。

ロビン、ポケットに入れていた自分の携帯からクォン秘書に電話したんです。

その直後にハナから連絡が入り、一大事って事が判明。

すぐさま、ロビンの後を追う事に。

 

ロビンは指示通りお化け屋敷に入りましたが、すぐにそこを抜け、外に停めてあった車に乗り込みました。

ハナはタクシーでその後を追跡。

クォン秘書たち、そして連絡を受けたナ刑事たちも追いました。

 

行き先は、誘拐され監禁された倉庫でした。

 

テジュは、同じシーンを作り上げ、そこでソジンに自分と同じ体験をさせようとしたんですね。

テジュ・・・いえ、イ・スヒョンは、当時、逃げ遅れたのではなく、先に窓の外に出たソジンが、犯人が来るのを見て、一人逃げようと思い、引っ張り上げようとつないでいたスヒョンの手を無理やりに引き離したのです。

スヒョンは転がり落ちました。

手を離さないでと叫ぶスヒョン。なのにソジンは、無理やりに手を離させようとスヒョンの手を拳で叩きました。

そりゃぁ、恨みに思うのも無理はないかも。

当然、その記憶は、ソジンに強い自責の念として残り、ロビンが生まれたのです。

 

倉庫に入って行ったロビンを、後ろからテジュが襲い、格闘の挙句、ロビンは麻酔薬を嗅がされ、気を失ってしまいました。

で、気がついたら、ソジンに戻っていたのです。

一瞬、自分がどこに居るのか、何故居るのかが理解できなかったソジン。

傍に置かれた携帯から聞こえる声で、イ・スヒョンだと分かりました。

当時の事を思い出せと言われても、ソジンは全てを忘れてしまっていたのです。詳細は忘れてしまっていましたが、自責の念だけは深く彼の心に刻まれていたようです。

パニックになりました。

縛られているロープをほどこうとしましたが、無理です。息も絶え絶えのような状況になった時、ハナが入って来たのです。

 

テジュはハナが後をつけて来た事を知っていました。監視カメラをあちらこちらに仕掛けていたんです。

意図せずに、舞台は整ったとテジュは思いました。

ハナを当時の自分の代わりにしたのです。

鍵をかけて閉じ込めました。そして、ガスを送り込んだのです。有害ではありましたが、死に至る様な毒性は無いガスだったみたいです。

逃げようとしましたが、ガスを吸い込み、二人は動けなくなってしまいました。

ソジンは、何か無いかと探して、見つけたのです、ガスマスクを。

でも、一つだけでした。

 

テジュは、それをソジンは自分の為に使うと予想していました。

確かに、一瞬ソジンの頭にもその考えが浮かびました。

でもね、咳き込んで倒れそうなハナを見た時、これまでハナが自分の為にしてくれた様々な事を思い出したのです。

自分は最初、カン博士を襲った犯人から逃げるためにハナをエレベーターから押し出しました。なのに、ハナはいろんな場面で助けてくれた・・・。

迷いませんでした。

ハナにガスマスクをつけたのです。そして抱きしめました。

テジュ、信じられない思いでその様子を見ていました。

 

ハナにマスクをつけたことで、自分は意識を失ってしまったソジン。

気を失う直前、ロビンの言葉が過ぎりました。“助けて”と言えば良い・・・という。

「助けて、ロビン・・・。」

この言葉を、ハナはおぼろげな意識の中で聞いていました。

そしたら、次に目覚めた時、ロビンになっていたんです。めまぐるしく入れ替わるねぇ・・・

ロビンは、窓ガラスを肘で割って空気を入れました。

「ハナさん、大丈夫?」

その声はロビンでした。

「ロビン?」

と、ハナは不思議そうに呼びました。

テジュはそれを聞いていました。確信できました、ソジンがロビンでもあると・・・。

 

クォン秘書やナ刑事たちがようやく到着し、ロビンとハナは助け出されました。

勿論、テジュは一足先に逃げていませんでした。

 

テジュ、意図してカン博士を襲ったわけじゃありませんでした。

正体がイ・スヒョンだとばれたことで動揺し、又、ソジンと共に治療を受けるべきだと言われた事でいっそう混乱したのです。

で、自分の気持ちを簡単に“理解できる”等と言ったカン博士の言葉に逆上したんですね。

ソジンからの電話に出ようとしたカン博士ともみ合って、博士がガラステーブルの上に転んだため、怪我をしてしまったのです。

 

自宅に戻ったテジュは、カン博士に報告しました。

ソジンの多重人格についての確証は得られたが、ソジンがハナを見捨てて逃げるだろうと言う思惑は外れた・・・と。

ここで意外な事を言いだしました。

なんと、テジュはハナに惹かれ始めていたと言うのです。

ハナの献身的な態度や純粋な優しさ、善良さ・・・。他人の為に辛い催眠療法を何度も受けにくるなんて・・・と。

カン博士は、テジュを諭すように言いました。

「仕方無かった、あの日の出来事は仕方無かった。人は誰でもそのような瞬間に直面する。やり過ごすのよ。自責の念や恨みを捨てれば心が健康になる。仕方ないと認めるべきよ。二人とも幼くて非力だった。ソジンと対面して、まだ間に合うわ。」

涙が一筋テジュの頬を伝いました。

 

気持ちが変わったかと思ったんだけど、そう簡単じゃありませんでした。

「今日の事は失敗じゃ無く、チャンスです。」

「ソジンが不幸で拍子抜けしていたけど、幸せを見つけたようです。守りたい存在が出来た。自責の念や恨みを持たず、疑う事を知らない心が健康な人。」

え~っ ハナが標的になりそう。

 

ハナは気がついて事件の事をつらつら思い出していました。

見舞いに来たテジュが聞きました。危険なのにどうして行ったのか?・・・と。

最初は変だと思って、それから心配になって、そして、守ってあげたくなりました・・・と、ハナ。

「でも、私が守ってあげる筈が反対に守ってくれました。」

その瞬間思い出したのです。確かにそこにロビンが居た・・・と。

誰に聞いても、現場には二人だけ、ソジンとハナしかいなかったと言うのに。

 

ハナはソジンの部屋に行きました。

ソジンも少し前に意識を取り戻していました。

昨日はどういう事ですか?・・・とハナ。

「マスクを被せてくれたのは、常務でした。なのに、突然ロビンが現れて・・・。窓を割って、私を抱きしめた。でも、ロビンはいなかったそうです。ロビンはいたのですか?」

ソジンは何も答えず、ハナを見つめました。

ハナは、ソジン腕の包帯を見ました。ロビンが窓ガラスを割った時、怪我した右手です。

「誰なの?あなたは誰?」

あいやぁ~っとうとうばれちゃう

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『ジキルとハイドに恋した私』9話まで

2016-06-29 10:24:59 | 韓国ドラマのエトセトラ
韓流ラブストーリー完全年鑑2016 (COSMIC MOOK)
クリエーター情報なし
コスミック出版

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テジュ、知らなかったのねぇ、ソジンが多重人格者だという事を。まぁ、患者の秘密をいくら弟子だからと言って話したりはしませんわな、カン博士も。

ハナから、ソジンの双子の兄だと聞かされましたが、そんな事、聞いた事ありません。

ただ、屋上でハナの首を絞めている時、助けに来たのがロビンではないかと思いました。

でも、流石精神科のプロです、すぐに多重人格者では?・・・と気付いたみたい。まぁ100%の確信ではありませんが。

 

テジュの治療を受けるハナを見て、ロビンはおろおろ・・・

死ぬような目に遭ったハナが、その瞬間に立ち戻って犯人の顔を思いだそうとしてるわけですからね、物凄く苦しむわけです。

見ていられません。

それに、なんだかテジュに不審なモノを感じたようですね。

二人っきりでの治療に少々嫉妬したってこともありますが。

 

ハナが帰った直後に、スンヨンも話を聞きに来ました。ニアミスでしたよ、ロビンと会わなくて良かったです。

スンヨンは、ソジンを多重人格者だと疑っていました。メンタル・ハッキングについて知りたい・・・という事でしたが。

専門家の話を聞きにきたわけですが、テジュにとってもラッキー。ロビンの存在を問いただしたかったからね。

一応、メンタル・ハッキングについての説明をし、さりげなく真実のみを話すように催眠をかけました。

ソジンは双子?・・・。No・・・。

テジュは自分の仮説を確認するだけだと思いました。

 

ハナは、昔自分が1年もの間見守っていた自殺しそうな少年がロビンではなく、ソジンだったと知りました。

ロビンが言ったのです。そして、ハナを助けたのは、自分だ・・・と。

暗く絶望的だったソジンの心境が、今、ハナにも分かる様な気がしました。誘拐事件なんぞの後でしたからね。

 

ハナは、ソジンに言いました。

カン博士じゃない。あの日倒れているのを、自分は確かに見た・・・と。

 

ソジンは、国内ではカン博士しかメンタル・ハッキングについて研究している人物はいないという話しを聞き、博士の論文や資料を集めました。

何かヒントがあるかもしれないと思ったのでしょう。

必死に資料を見るソジンを、ハナは痛々しげに見つめました。

本の紙で手を切ったのもそのままに、調べを続けるソジン。ハナは絆創膏を持って行き、貼ってあげました。

「カン博士は10年もの間主治医だったのに、何故信じないの?」

と、ハナは聞きました。信じたいんでしょ?・・・と。

「実の父親ですら俺を見捨てた誰を信じろと?カン博士?信じて無い。俺は誰も信じない。」

怒ったように言うソジン。

ハナは、昔、橋でソジンを見続けていた事を打ち明けました。ソジン、この話は知らなかったよね?

同じ時、ハナもまた綱渡りで失敗して、出来なくなっていたそうで。その時、亡き父が話してくれたそうです。

「私は綱が怖いから出来ないと思ってたけど、父は自分自身を恐れているからだと言った。自分を信じろ、そしたら、怖いモノはなくなる・・・とも言われた。」

「誰も信じられないなら自分自身を信じるのよ。一度自分を信じてみて。」

ソジンはいろんな人の言葉が頭の中を駆け巡りました。混乱しました。

 

そして、夜、ロビンになり、翌朝目覚めたのですが・・・。

なんと、ロビンのままだったーっ

ソジンが消えてしまったーっ

 

運悪く、その日は定例の理事会が開催される予定でした。

スンヨンや彼の母親、理事たちなんぞが出席するもので、現在ワンダーランド周辺で起ってる様々な事件、ソジンの精神病の疑い等々について質問される事は容易に想像できました。

クォン秘書は、対策を・・・と言っていたのですが、ソジンは自分が上手くやると言ってそのままになっていたのです。

少々遅刻してソジンを迎えに来たクォン秘書。

そこに、ロビンから電話が。ソジンに変わって無いというじゃありませんか。

驚き大慌てで駆け付けたけど、どーしようもありません。

共生しようと言いだした手前、ロビンはソジンを助けるしかないと思いました。で、必死にソジンに成りきろうとしたんです。

 

理事たちの顔と名前を覚え、報告内容についてはクォン秘書が整えた原稿を読む事にし、想定外の質問には、ク会長かクォン秘書が対応するってことで、駆け付けました。

声の出し方、目つきなんぞを似せようと練習する様子は笑えましたね。クォン秘書が良い味出してます。

 

いつもより随分当たりが柔らかな“ソジン”に、皆が戸惑いました。

報告や質問の回答なんぞも、どーにか乗り切りました。

でも、ク会長は流石に察してました。彼がソジンではなく、ロビンだと。

 

ク会長は、ソジンを見限ったと激怒。

ロビンを入院させるなり、何なりしろとクォン秘書に言いました。

でも、ロビンは冷静に言いました、そんな事をしても無駄だと。

「ソジンは自分の意思で逃げ出したのです。ソジンは僕の後ろに隠れたのです。僕に任せてください。」

でも、ク会長はロビンを信じていません。これがロビンにとっては成り変わるチャンスだと思ってるに違いないと言いました。

「ならここには来て無い。好き勝手にしていた筈。会長の言うとおり、僕にとってはチャンスなのに・・・。」

その言葉で、ク会長は静観する事に決めたようです。

 

ソジンが逃げ出した理由を知りたい・・・とロビンは言いました。

それが、ロビンが生まれた理由だから・・・と。

 

ワンダーランドで、ロビンはハナを見かけまして、後をそっと付けました。勿論、ソジンの姿のままです。

だから、それを見たウジョンは、ソジンがハナを好きなんだと誤解。・・・いや、誤解じゃないけど。

こりゃ、ロビンとハナとを切り離すチャンスだと考え、ソジンの恋を応援することにしたようです。

で、ハナにソジンが待ってると嘘を言ったのですが・・・。

 

ハナが出て来た時、ロビンは非通知の電話を受けていました。

テジュからです。ロビンは気付いてませんが。

「言うとおりにしないと、カン博士の命は無い。」

お化け屋敷に誘導しました。

「入れ。イ・スヒョンだ。会おう。」

その様子を見ていたハナ、お化け屋敷に入って行く“ソジン”に不審なモノを感じました。

 

重箱の隅を突く指摘ですが。この時、右手はポケットにいれたままにしろ・・・と言ってたのに、ポケットに入れてるシーンと出してるシーンが交互に編集されてましたよ 韓国ドラマでは、よくありますよね、シーンがつながらないのって。右手に持ってた筈のバッグを次の瞬間左手に持ってて、又次の瞬間は右手に戻ってる・・・なんてこと。ま、御愛嬌です

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『ジキルとハイドに恋した私』8話まで

2016-06-29 09:16:17 | 韓国ドラマのエトセトラ
韓流ラブストーリー完全年鑑2016 (COSMIC MOOK)
クリエーター情報なし
コスミック出版

レビュー一覧は、こちらから。

これまでソジンの秘書の役名を、クァク秘書としてましたが、これからはクォン秘書とします。あるサイトでは“クァク”となっていたので、それを使っていましたが、日本語訳で“クォン”となっているので、そちらに改めます

 

縋りつくようにハナを抱きしめていたソジン。

ふと我に帰って、ハナを押しのけるようにして離れました。

 

ソジンはイ・スヒョンが死んでいると思っていたのでしょうか。

自分だけが逃げ出した経緯が、彼の大きな傷となっているようです。必死になって、冷静になろうとしました。

クォン秘書から連絡を受けたク会長夫妻も、衝撃を受けていました。そして、息子ソジンを心配していました。やはり親ですよね。

こんなに皆がショックを受けるような事が、誘拐事件には隠されているのですね。

 

アン・ソングンが、自分はイ・スヒョンだと供述したことで、昔の誘拐事件についての調査が始まりました。

当事者であるソジンは、真っ先に尋問を受けました。それがアン・ソングンの犯行動機だと思われるからです。

身代金を支払わないと言ったク会長の代わりに、運転手だったスヒョンの父がお金を盗み出し、犯人の元に行く途中、交通事故で亡くなったと言うのが、アン・ソングンの供述だったようで。

でも、ソジンは、警察の忠告を無視したスヒョンの父が奔走した挙句に交通事故を起こしたとク会長から聞かされていたようです。

「脱出の経緯は?」

突然、テジュが口を挟みました。

「どう逃げたか覚えていません。」

ソジンは顔色一つ変えずに答えました。

ソジンに恨みがあるのなら、何故カン博士を拉致したのか?・・・とナ刑事に問われたソジン。

「私に必要なモノをカン博士が持っています。それを知っていたのでしょう。」

上手い言い方ですね。

 

家に戻った時、クォン秘書が今夜はここに泊まろうかと・・・と、言い出しました。ソジンが心配だったのです。

でも、ソジンにあっさりと拒絶され、すごすごと帰る事になったのですが、ハナがちょうど帰宅してきたので、後を任せることにしました。

 

ハナが、ソジンの様子を見に行ったら、なんとソジン高熱を出して唸っていました。

ハナは慌てて薬等を探し出し、手当てしようとするんですが、ソジンは煩わしそうな表情です。

でもね、ハナの優しさは伝わっているのです。そして、それに甘えたい気持ちも湧いていたんだと思います。

振り返ってみると、ハナのお陰で笑顔を見せる事が多くなって来ました。

しかし、カン博士が見つからない以上、治療も難しく、完治も望めません。

幸せになりたいと、自分の人生を取り戻せると思ったことは、全て無意味になってしまうのです。そう思った時、ハナを自分から遠ざけようと考えたのです。

 

ハナにこの家から出て行くよう言いました。

「君の所為でロビンが現れて、俺は希望を抱いた。でも結局、元のままだ。だから手を差し伸べるな。希望も与えるな。君さえいなければ俺は一人で耐えた。なのに、何故見に来た?」

「心配だったからよ

「心配?何さまのつもりだ。同情はいらない。今日の事は忘れろ。君の事は何とも思って無い。存在自体が迷惑だ。」

あまりにも酷い言い様に、流石のハナも悔しさや怒りがこみ上げて来て涙がこぼれました。

 

でもね、ソジンも本当はハナを追い出したくは無かったのです。

出て行ったドアのノブを思わず取って開けようとしましたが、思いとどまりました。

 

警察署にスンヨンがやってきました。

スヒョンに会いたいと言うのです。あまりにしつこいので、ナ刑事も会わせたのですが、スンヨン、お手柄です。

アン・ソングンは、イ・スヒョンではない事に気付いたのです。幼い頃負った火傷の傷跡が無い事に気付いたのです。

ま~得意げなこと

 

事はこれでいっそう混乱して来ました。

調べてみると、やはりアン・ソングンはアン・ソングンであって、決してイ・スヒョンの経歴とは重ならないと分かったのです。

なのに、まだ彼は自分はイ・スヒョンだと言い張っていました。嘘発見器にかけても、全然嘘は発見されなかったようで。

 

アン・ソングンは、イ・スヒョンを知ってるのか、或いは、イ・スヒョンを知ってる人を知ってるのか・・・。

捜査陣は混乱しました。勿論、ソジンたちも。

 

ハナは、ロビンに、ソジンから言われた言葉の意味を問いました。

まるでロビンと私が人生をぶち壊したかのような言い方だった、どういう意味?・・・と。

ロビンの説明はこうでした。

ク会長を恨む事は、無駄だと分かってて、だから傍に居る自分、ロビンを恨むんだ・・・と。そして、ハナの所為でロビンが出て行かないから、ハナも恨んでる・・・。

意味が分かりませんわ。

「そんなにソジンが気になる?」

と、ロビンは聞きました。

気になる・・・とハナ。ロビンの弟だもの、仲良くしてほしいから・・・とね。

 

翌朝ソジンが目覚めたら、ロビンからのメモが。

“モニターを確認して”

モニターの前には、焼酎とつまみが置かれていました。お酒を飲みながら話がしたかったのです。ずっと話したかった事を。

「カン博士は、お前の自責の念や後悔、自己嫌悪の感情か僕が生まれたと言った。」

でも、それは間違いだとロビンは言いました。

「僕が生まれた理由、それはただ一つ。お前が生きようとしたから。生き延びようとして僕が必要としただけなんだ。だからソジン、共生していこう。お前あっての僕だと認めるしかない。お前も認めるのは嫌だろうけど、僕がいるから生きられるんだ。僕はお前がなりたい人間だ。お前を助けるから“助けて”と、そう言えば良い。」

 

アン・ソングンがイ・スヒョンではないという知らせを受けたソジンは、面会に行きました。

アン・ソングンは、イ・スヒョンじゃ無いと知らない様な事をソジンにいます。とても別人とは思えません。

でも、別人なんです。

混乱するソジン。

 

テジュが一つの可能性を示唆しました。

“メンタル・ハッキング”

まぁ、字の通りでしょうね。

「トラウマの強い患者に対する催眠療法です。ねつ造された記憶です。誰かがアン・ソングンに記憶を植え付けたんです。」

そんな事が出来る人物は限られています。

催眠療法が出来て、ソジンの過去に精通している人物・・・と考えると、それはもう行方不明のカン博士しかいません。

俄然、カン博士に対する疑惑が浮上して来ました。

ソジンは信じられませんが。

 

ナ刑事は、ハナに、再度事情を聞きました。

イベント会場で照明を落とした人物と、病院の屋上で自分を襲った人物とは別人のような気がする・・・とハナは言いました。

記憶が戻りかけているようです。

だから、テジュにまた相談しようと考えたのですが・・・。

 

なんと、カン博士は、テジュの家に監禁されていましたよ

テジュがイ・スヒョンなんです

その事実をカン博士に知られてしまって、襲った・・・という状況みたいですね。

その直後にやってきたハナを襲ったのも、勿論テジュ。

ハナには、自分を思い出さないような治療を密かにやってるようです。

何度もソジンに監禁場所からの脱出の経緯を話させようと質問するのも、イ・スヒョンだから・・・ですね。

 

カン博士は、心に傷を負ったソジンとイ・スヒョン互いが互いの治療法となると思ったようです。それが完璧な治療法だと思ったのです。

ソジンの自責の根源は、イ・スヒョン。

「僕が生きていてソジンが過去の過ちを認め僕がソジンを許す。二人が和解するプロセス。それは機能しなかった。」

と、テジュは言いました。

ソジンは僕と同じ苦痛を知らないから、過ちを認める事も心から許しを請う事もしない・・・とテジュ。

博士の方法は失敗だ、だから今度は僕の方法でやる・・・。

「ソジンに僕と同じ苦痛を与える。それなら和解の可能性も高まります。」

 

ハナがやってきました。友達も一緒に行くが良いかと聞かれていたのですが、なんとその友達と言うのが、ロビン

流石に、テジュ、驚きました。

え~と、テジュはソジンの多重人格の事を知ってるんだっけ?カン博士の治療目的がこれだと知ってるんでしたっけ・・・。

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