まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『オー・マイ・ビーナス』8話まで

2016-06-30 21:48:14 | 韓国ドラマのエトセトラ
韓流ラブストーリー完全ガイド 恋の女神号 (COSMIC MOOK)
クリエーター情報なし
コスミック出版

レビュー一覧は、こちらから。

 

ジュウンが会議室に入る直前、ヨンホからもう一通メールが届いていたんです。でも、中から声がかかったため、見ないまま部屋に入ったジュウンでした。

『話がある。連絡してくれ』

と言うメールでした。

やはりヨンホは、ジュウンには話しておきたかったのですね。

ただ、タイミングが悪くて、お互い何も知らないまま顔を合わせる事になってしまったと言うわけです。

 

ジュウンはショックを受けました。・・・と言うよりは、驚きの方が大きかったかも。

そして、ヨンホが又自分を騙していたと受け取ったのです。

「君にプロポーズしたか?初恋の人だと言ったか?」

と、ヨンホ。

「嘘をつくつもりは無かった。言い出せなかった。恋愛もダイエットも続けよう。人生の甘みを知り始めた。」

と、ヨンホ。

「黙っていたのは嘘をついたのと同じ。相手が騙されたと感じれば騙したと同じ。」

ジュウンはそう言いました。

二人とも大人です。だから、よくある感情的になって言い争ったりすることはありません。お互いの気持ち考えをきちんと伝えました。その上で理解し納得するかどうかは、もう少し時間が経たないと無理ですね。

この間、ヨンホはミン秘書室長に10分だけ時間をくれと言っておきましたし、話が途切れたら、ジュウンは仕事の場に戻ろうと冷静に言いました。こういうところが大人な対応で私は好きです。

 

仕事の後、会食が予定されていました。

でも、この日、ジュウンは実家のチキン店が開店する日。必ず行くと伝えたあったので、良い口実となりました。

ジュウンは、実家の手伝いをすることで、少し落ち着く事が出来たようです。

 

ヨンホは、電話にも出ないジュウンの事が気になって仕方がありませんでした。

で、駆け付けたのです、大邱まで。

ただ、家を知らないので、メールして来ました。

「大邱のビーナスなんだから、大邱にいるよな?」

一人になると、ヨンホの事が気になってしょうが無かったジュウン。すぐに駆け付けました。

ヨンホはジュウンに気が付くと、両手を大きく広げて待ちました。そこに、ジュウンが飛び込んだのです

ま~どちらも大柄。ダイナミックでしたわ

「腹の肉も役に立つな。温かい、寒いのは嫌なんだ。」

と言うヨンホ。思わず噴き出してしまいましたよ、あたしゃ。私だったら、ぼっよ~んと跳ねかえりそうな勢いでしたね。

 

ヨンホは、初めてジュウンに幼い頃の話をしました。

大病を患ってて、歩いたり跳ねたりふざけまわった記憶は無い。そんな時、母が死んだ。遺影の前に跪けないので、陰に隠れてた。父は怖かったし、祖母は気の毒だった。俺は幼くて弱くて死と隣合わせだった。金には恵まれても幸せやぬくもりは感じられず家を出て暮らしてた。でも、巡り巡ってこうなった。

ジュウンは出会ってからこれまでのヨンホの言葉に隠された意味を初めて知りました。

「今は大丈夫?」

「完治したって。」

イマイチ信じてない様な表情のジュウン。ヨンホはジュウンの手を自分の胸に当てて言いました。

「この身体なら証明になる?」

その後、ジュウンのぷっくりお腹を触ってみるところが、ヨンホの面白いところです。

 

その夜は、ヨンホはジュウンの家に泊まりました。

手をつないで寝ようとジュウンが言ったのです。このまま帰ったんじゃ居眠り運転しそうだからって。

二人の会話も、「太陽の末裔」でのシジン&モヨンの会話に負けずとも劣らないくらい面白いです。私好み

 

翌朝、ヨンホが家を出ると、ミン秘書室長が待機していました。

カホンってすごい会社なのね。

 

スジンは一人で家にいました。

たくさんのブランド品を買っても、お酒を飲んでも心は満たされません。

ウシクに電話しても、出ません。

こんなに綺麗に変身したのに、どうして何一つ変わらないの?・・・と泣きました。

 

ウシクは、ヒョヌの夫コPDと一緒でした。

コPDは、アメリカでジョン・キムについての耳寄りな情報を仕入れてきていました。

アメリカでジョン・キムが住んでいた家のオーナーが、イ会長だと言うのです。だから、カホンと関係があるのは確かだ・・・とね。

ウシクは、ヨンホがジョン・キムではないかと疑っています。

ジョン・キムのアメリカでのスキャンダルをネタとすると、年配の理事たちはおそらく反発するだろう・・・とチェ・ナムチョルは考えました。

どーしても、ヨンホではなく、自分の甥ヨンジュンを後継者としたいのです、彼は。

 

ジュウンが帰ってきました。

ヨンホだけじゃなく、ジュンソンもジウンもジュウンが居ないとイマイチ元気が出ません。

もうすっかり家族の雰囲気です。

 

甘い雰囲気になるかと思ったら、ヨンホは公私の区別はきちんとしててね。

ジュウンのコーチの時間は、きっちりとこれまでと同様に厳しく指導するんですよ。

 

ヨンホは、本社に顔を出し、父ソンチョルや他の理事たちに挨拶しました。

理事たちは複雑な表情です。ソンチョルは相変わらず息子と言えど、笑顔は見せません。気持ちが読めませんわ。

 

初雪が降った日。家に帰ると、ヨンホの姿がありません。

ジュウンは家中探し、トレーニング室に居るのを発見。

息が乱れてます。右足・・・再発

驚いて駆け寄ろうとしたジュウンに、ヨンホが見た事も無い険しい顔で叫びました。

「来るな

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『オー・マイ・ビーナス』7話まで

2016-06-30 18:02:40 | 韓国ドラマのエトセトラ
Oh My Venus OST (KBS TV Drama)
クリエーター情報なし
CJ E&M

レビュー一覧は、こちらから。

 

思いもよらないkissに、ジュウンはヨンホの顔が見られません。

でも、翌朝も、ヨンホの態度はまーったく変わらず。

ジュウンは香水なんぞをつけたりしたのにね。

前に出されたのは、いつもと変わらない体重計だったりして

そして、いつもと何ら変わらないトレーニングの連続です。甘い気分など、一切ありません。

 

事務所に出社したジュウンは、スジンのところに今回の案件の被害者の母親が怒鳴りこんで大騒ぎとなっていました。

事件は、金持ちの娘が、デパートの店員である女性に暴力をふるったというもの。

謝罪の言葉は一切無く、示談として多額のお金と漢方薬なんぞを差し出して済ませようって魂胆なんです。そのムカつく財閥の娘の担当になったのがスジンなんです。

スジンも、その娘にムカついていました。でも、仕事で上客だと言われたら、悔しくても腹が立ってもその意向に沿うしかなかったのです。

収まらない母親の怒りの前に、スジンは無表情で座って何も言いません。謝罪を望む母親ですが、それを飲むわけにはいきません。

ジュウンが割って入りました。

そして、連れ出して宥めたのです。

「示談に応じてください。出来るだけ遅く、出来るだけ高額で。」

交渉が長引けば、嫌々でも謝罪するだろうし、示談金も挙がります・・・と。彼らは変わらないから・・・と。

実はジュウンも、同じような経験をしていたんです。彼女の父親は仕事中の事故で亡くなったようです。

でも、会社は責任はジュウン父にあると主張し、謝罪は無く、少しのお金で手を打とうとしたんです。

 

ヨンホは、亡き母のお参りに行きました。祖母のイ会長も来ていました。

イ会長は、ヨンホの母はいないし、自分はもう残り少ない人生だし・・・と、会社の先行きが不安になるのです。

ヨンホに任せたいのに、なかなかその気になってくれないし・・・。

「希少ガンやリハビリ施設に力を注いで良いの?母さんとハルモニが育てた“カホン”が潰れるかも。」

と、ヨンホは言いました。

ヨンホは決心したのかな?ミン秘書室長に、何かの計画を進めるよう指示しました。

 

ところで、ジュンソンに、チャン・イジンと言う女性が付きまとっています。

彼女、有名なトップモデルで、仕事でジュンソンと知り合ったんだけど、こんなに人気がある自分に全くジュンソンが興味を示さないのが気に入らなかったのですが・・・。

今は、自分の方がジュンソンの大ファンになっちゃった。

ジュンソン、戸惑ってますが、悪い気はしないみたいです。

 

で、ジュウンは、相変わらずずーっとトレーニング続き。

初雪までに5キロ痩せたらキャンプ・・・と言う約束を目標として頑張ってます。

何だか彼女のダイエットトレーニングを見てると、私の腹部が気になって気になって・・・

 

でも、合間合間でヨンホは思わせぶりな態度をとるんですよね。

で、そのたびにジュウンはドキドキしたり、冷静に成れと自分に言い聞かせたり。

中でミカンを腐らせてしまって、すっごい臭いがバッグについちゃったジュウン。家中凄い臭いになってしまって、いい迷惑ってとこ。

そしたら、ヨンホが新しいバッグを買ってきてくれたんです。ジュウンが、初めて勝訴したバッグで、縁起担ぎに使ってると聞いたからですよね?

「これはバッグ。昨日のはキス。」

アメリカ式の挨拶よね?・・・とジュウン。気にして無いわってな態度。

「ああいうキスが?まさか。」

と、ヨンホ。昨日気持ちは伝えた筈だが?・・・なんてね。

全く本気なのか冗談なのか、判断しかねるヨンホのセリフです。大人の余裕って感じ。

ま、とにかく、そのバッグを持って行って、ジュウンは勝訴が5割を超え、上機嫌です。

 

ある日、ジュウンは代表に呼び出されました。副代表のスジンも一緒です。

会議室に入る直前、ヨンホからメールが来ました。帰りが遅くなるからトレーニングをさぼらないように・・・という内容です。

 

仕事の詳細な内容も知らされてなかったみたいですね、ジュウンは。

今日は簡単な顔合わせだけだから・・・とスジンは言いました。

口が堅い人が必要だったから・・・なんてね。

そしたら、相手側が入って来ました。

なんと、ミン秘書室長を先頭としてますよ。

「カホンの秘書室長ミン・ビョンウクです。」

そしてその後ろから現れたのは、ヨンホ

「カホン医療法人の理事長です。」

だって~っ

 

お互い顔を揚げてびっくり

ジュウンはもとより、ヨンホもこの場にジュウンがいるとは予想して無かったみたいです。

凍りついたような瞬間の後、ジュウンはちょっと・・・と部屋を出ました。

 

これまで、冗談のようにヨンホが言っていた言葉が思い出されました。

御曹司、お金持ち・・・等々。

全て本当の事だったんだ・・・とジュウンは思いました。

エレベーターに乗ろうとした時、ヨンホが来ました。

興奮して息も乱れているジュウンに、深呼吸して・・・といつものように指示するヨンホ。

そしてジュウンの首筋に指を当てて脈を見ようとしたのを、ジュウンが払いのけました。

「あなたは本当に別世界の人だったのね。」

 

ありゃぁ~っ

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『ジキルとハイドに恋した私』12話まで

2016-06-30 14:56:52 | 韓国ドラマのエトセトラ
ジキルとハイドに恋した私 ~Hyde, Jekyll, Me~ DVD SET2(お試しBlu-ray(第11話~第13話)付き)
クリエーター情報なし
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

レビュー一覧は、こちらから。

 

ソジンの動画に一番初めに気がついたのは、常にソジンの情報をチェックしてきたテジュでした。

でもね、インターネットっていうのは広がり始めたら速いからねぇ。

スンヨンも見ましたし、ク会長も見ました。

それぞれにソジンの思惑をあれこれ考えています。

 

ソジンは、ハナと一緒にソウルに戻りました。

途中、食事をした後、散歩しました。

その時、ソジンがずっと後ろからついて歩くのを、ハナはちょっと居心地悪く感じたんですね。で、何故?・・・と聞きました。

「これがいい。あの時もそうだったじゃないか。」

と、ソジン。

サーカス団の面々と1泊旅行に行った時の話です。ハナが酔った勢いで告白した日。

てっきりロビンだと思っていたのに、ソジンだったなんて・・・ですよね、ハナは。

 

公開捜査をする事に、ク会長の許可が下りました。

テジュは焦り始めました。自分の顔が公開されたのですから。いくら少年のころの写真だと言っても、覚えている人間がいる可能性は高いです。

カン博士は、テジュも治療が必要だと言いました。

ソジンだけじゃなく、テジュも同じ辛い記憶を持っているわけで、ソジンにとってイ・スヒョンが治療薬となるのと同じように。イ・スヒョンであるテジュにとっても、ソジンが治療薬となる筈だと考えたのです。

監禁されている状況だけど、ある意味、テジュはカン博士の治療を受けているのと同じ事なのかもしれません。効果はまだ見られませんが。

 

スンヨンは、ク会長が海外から多重人格の第一人者である医師を呼び寄せようとしている事を知りました。

これで、ソジンがその病だという事に確信をもったスンヨンは、いきなりワンダーランドの経営を任せてほしいとク会長に言いました。

勿論、ソジンの病気を理由に・・・です。

でもね、ク会長は、そんな脅しには屈しない人です。身代金を支払わなかった人ですからね。

やれるもんならやってみろ・・・てな感じになったのですが。

なんと、ソジンがあっさりと代表理事の座をスンヨンに・・・と提案し、すんなり決まりましたよ。

そして、自分は6カ月休職すると言いました。

あんなに意気込んで対決する気満々だったスンヨン。肩すかしをくらったみたいになりました。

でも、理由はどうあれ、自分が代表理事だとガッツポーズです

 

ク会長は、突然のソジンの話に、戸惑い、怒りました。

が、これまでとは違った自信にあふれたソジンの態度を見て、静観する事に決めたようです。

クォン秘書からも、ソジンが変わり始めたと聞いていますしね。

 

ソジンは、5年前のような過ちは二度と起こさない・・・とハナに言いました。

その意味をクォン秘書に聞いたハナ。

実は、5年前にも今と同じ状況が起っていたのです。ソジンとロビンが同時に同じ女性を愛したんだそうで。

やはり双子だと嘘をついていたんだけど、ある日それがばれた・・・。

女性は彼らを怪物扱いして去って行ったのです。

絶望したロビンは、カン博士に存在を消してくれと頼みました。まぁ、自殺・・・ですか。

催眠療法でロビンを消そうとした時、別の人格が現れてしまったのです。それは、残忍で暴力的な、悪の人格を持った“テリー”。

テリーは、カン博士に襲いかかったんだとか。

まぁ、保安チームがいたので、大事には至らなかったらしいですが。

それ以来、ソジンは徹底的に自己管理して、ロビンも現れなかったのです。

「誰も傷つけまいと言う一念で5年の間生きて来たのです。」

と、クォン秘書は言いました。

ソジンは充分苦しんで来たんですね。「キルミーヒールミー」での台詞に、“全ての人格たちの後始末を一人でしてきた”と言うのがありました。その言葉を思い出しましたね。

 

ソジンは、そのような事態になる事だけは避けたいと思っているのです。

でもね、5年前と確実に違う事がある・・・とクォン秘書に言っていました。

ソジン自身です。彼が5年前とは違って来ていますからね。

 

ソジンはテジュのところに行きました。カン博士が居ない今、テジュは相談相手として良いと思っているのでしょうか。

誘拐事件の忘れていた記憶を思い出した・・・と言いました。そして、イ・スヒョンに対して謝らければいけない罪も犯していたと思いだしたと。

そして、それとは別に、スヒョンも忘れてしまった記憶も思いだしたと。

その内容を知りたいテジュ。

でも、ソジンはそれはイ・スヒョン本人に話すべきだと、明かしませんでした。

テジュは、ハナに全てを明かしたことで、ロビンは追い詰められている・・・と言いました。偽物だと言う事を突きつけられた気分だろうからと。

ソジンは決してそのような意味で事実を明かしたわけじゃなかったのです。自分の中にロビンもいると知らしたかっただけなのでうね、ハナに。

「ロビンは壊れやすい人格です。一番痛いところを突かれると、壊れてしまう恐れがあります。」

と、テジュ。

その瞬間、ソジンの頭にはテリーの事が浮かびました。

でも、テジュには話しませんでした。

テジュはそれを察し、ハナから聞き出したのです。

 

ちらっとハナが呟いたのを、見逃さなかったんですね。

ハナも既に催眠がかけられていました。何かのきっかけを与えると、テジュの意のままになるのです。

 

テジュはロビンの中からテリーを呼び出そうと考えました。

ハナの携帯からメールを送り、ロビンを呼び出しました。

そこには、縛られたカン博士。

そして、音を流しました。あらかじめかけていた催眠効果が現れ始めました。

そして、フラッシュバックのように“消滅する”とか“治療法”とか言う単語を見せ、危機感をあおりました。

 

ロビンの表情がうつろになりました。

そして、カン博士に迫り、首に手をかけようとしたその時、

「ロビン

と、博士が。

その瞬間、頭に人を助けて来た記憶が甦りました。テリーは消えました。

 

ハナから電話が入りました。

「すぐ行くわ、待ってて。」

「生きて居たい。消えたくない。」

と、ロビン。

ハナの携帯に、ロビンとカン博士の映像が送られて来ていたんです。それをナ刑事に連絡し、場所を特定したようで。

何故?何故ハナにメッセージが送られて来たの?その意図は

テジュしか考えられないけど、そんなことしたら、居場所が分かっちゃうじゃん。

 

ロビンに戻ったロビンは(・・・ややこしい)、カン博士と共に逃げ出し、丁度到着した警察に保護されました。

ハナは、ロビンに駆けより、抱きしめました。

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『ジキルとハイドに恋した私』11話まで

2016-06-30 10:16:00 | 韓国ドラマのエトセトラ
ジキルとハイドに恋した私 ~Hyde, Jekyll, Me~ Blu-ray SET1
クリエーター情報なし
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

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ソジンは、意識が戻った時、思い出していました。自分がハナを助けた事を・・・。

それまで何事においても自分優先で、人助けなんて、絶対にしてこなかった自分が・・・です。

確実に自分が変わって来ていると思いました。

だからでしょうかねぇ。ハナが部屋に来て、ロビンに助けられたと思ったのに、人はロビンの姿は無かったと言う、その不思議な経験の理由を聞いた時、見つめる眼差しがそれまでのソジンの冷たいモノでは無いと感じたのは。

これは、ロビン?・・・と一瞬私は思ってしまいましたよ。

ハナを見つめる目には、トゲが無く、温かさを感じましたもん。

 

腕の包帯を見つけたハナが、意味を問うた時、ソジンは言いました。

「俺が起きるまで傍に居て欲しい。誰かと聞いただろう。それが答えだ。寝て起きたらはっきり分かる、俺が誰なのか。」

 

ハナはその言葉に従い、ソジンが寝るまで、そして起きるまで傍にいました。

そして、起きたのは、ロビンだったのです。

「眠りについたのは常務だったのに、起きたらロビンだった・・・。」

ハナは混乱しました。当たり前です。信じられないでしょう。

 

ロビンもこの状況を理解しました。そして決心したのです。

ハナに話し始めました。

「僕たちは別人格だ。多重人格障害と言う病気だ。」

同一人物なの?・・・と聞くハナに、ロビンはきっぱりと言いました。

「いいや、別人だ。性格も感情も職業も記憶も違う。そして君を好きなのは僕だ。君が好きなのも僕だ。」

 

テジュから、ソジンがハナを助ける行動に出た映像を見せられたカン博士は、喜びました。自ら乗り越えようと変わりつつある・・・と。

苦痛を忘れることで回復に向かうと信じているからです。

でも、テジュにはそうは思えませんでした。

辛い記憶と向き合わせてこそ、多重人格という病気を治療できると考えているのです。でも、それは単に自分が経験した辛い記憶と同じ経験をさせたいだけのように私には思えます。治療ではないと。

で、まずは自分を守っているロビンとハナという二つの盾を壊すことから始める・・・とテジュ。

盾の筈の存在が自分を攻撃するモノだと知ったら、ソジンはどうでるか?・・・と。

 

ロビンが眠り、ソジンが現れました。

「見たか?」

と、ソジンはハナに言いました。

生きて行くために病気になり、ロビンが現れた。だが、変わった。俺が助けた、君を。君は俺を守るために来てくれた。俺の中にヤツがいる。俺たちは同一人物だ。

ソジンとロビンは全く正反対の事を言いました。

 

ハナはいっそう混乱しました。

同一人物なのか、別人なのか・・・。

でも、想いのベクトルの向う先がロビンだということだけは、はっきりしていました。

ソジンにそう告げた時、

「じゃぁ、何故後をつけた?」

と、ソジンは聞きました。

「心配だから?同情でもかまわない。愛と同情とは似ているから。俺は好きになり始めた。」

まーなんて言い方。何さまと言う感じですが、全然ムカつかないのは、やっぱりヒョンビンだから

 

今回のソジン監禁事件の捜査は難航していました。

カン博士につながる手掛かりばかりで、イ・スヒョンの実態は一切見えてこないからです。

なにせ、12歳の時に行方不明になってるままなので、現在の顔も指紋も、おそらくDNAも残ってないんじゃないかな?

ソジンは、事情聴取で、カン博士の関与は無いと言い、イ・スヒョンしか犯人はあり得ないと供述しました。

ナ刑事は、公開捜査にするのはどうかと提案しました。

そうなったら、ワンダーグループを巡る一連の事件が公になり、痛手を被るのは目に見えてます。ソジンはすぐにOKと言うわけにはいきませんでした。

 

ソジンは昔の誘拐事件の記憶を取り戻していました。

イ・スヒョンが思い出させたがってる事は勿論、イ・スヒョンが忘れてしまってる・・・もしくは気付いて無かった事までも。

なんと、その誘拐事件は単独犯だと思われてきましたが、実はもう一人共犯がいたとソジンは思っているのです。

誘拐犯が、誰かに電話してるのを聞いたからです。

それを、敢えてアン・ソングンに話しました。勿論、アン・ソングンの記憶にはそんな事はありません。

ソジン、彼に知らせてどーするつもりなんざんしょ。

 

ソジンはテジュに協力を求めました。

自分が多重人格者だと明かし、ロビンと共生してきた事を説明。

なのに、最近自分が丸一日現れなかったと知った・・・。この症状が示す意味は?・・・とね。

言いにくそうにテジュが答えました。

「主人格が消滅する可能性が・・・。」

ソジン、ショックを受けました。

 

この会話を、テジュはカン博士にも聞こえるようにしていました。

カン博士もショックだったようです。

「ロビンが力を持つようになってきたんだ。」

と、テジュは嬉しそうに言いました。いくら善良な人格をつくりだしたとしても、自分の生存がかかっていたら、やはり生きようとする…と言うのです。

「主人格になろうとする。どうです?博士。」

 

ソジンはテジュの言葉が頭の中で廻りました。でも、ひたすら、ハナの言葉を呟いたのです。自分を信じろ・・・と。

そして、決断しました。

公開捜査にする・・・と。

 

ハナの姿が消えました。

時間がほしいと置き手紙を残して。携帯にも出ません。

ソジンは部下に行き先を探らせてますので、落ち着いてますが、ロビンは違います。

ソジンからのメッセージをチェックしました。

「初めて言う。ありがとう。お前が言うとおり、これまでお前は俺を助けてきた。俺が出来ない事をやり、俺を生かして来た。消す事だけを考えて来たが、やっとわかった。お前は俺だ。お前はもうすぐ消える。いや、消えるんじゃなくて、俺の中にこれからもいる。」

ロビン、今さら・・・と言う思いなのかもしれません。

ハナをめぐるライバルと言って良い状況になった今になって・・・ですよね。

その瞬間、ロビンの頭にソジンの記憶が。誘拐されて脱出しようとする記憶が映し出されたのです。

 

ロビンはパニックになったようにハナを探しまわりました。

そして、テジュのところにも。

テジュは、多重人格の事をソジンから聞いたと話しました。

ロビンは、ソジンが何をしようとしているのかが気になり、テジュに聞きました。

テジュは、ソジンが丸一日現れなかった事の意味を問いに来たと話しました。

「主人格が消滅する可能性があります。」

と、テジュは言いました。この間、テジュは密かにロビンに催眠をかけてましたね、あれは。ロビンは意識しないうちに催眠にかけられてしまったようです。いったいどういうモノなのかは不明です。

テジュは追い打ちをかけるように、ソジンは今危機感を抱いている筈・・・と言い、ロビンを不安にさせました。これまでソジンを支えて来たのは本人ではなく、あなたロビンなのでは?・・・と自尊心をくすぐる言い方もしてましたね。二つの人格を対立させるつもりのようです。

ロビンは、ソジンの記憶が自分の頭に甦った・・・と言いました。

テジュは驚いた様子を見せ、一旦は、ソジンにしか話せないと言う態度を取りました。そうすることで、ロビンの焦りが強まる事を計算の上だったように思えます。

そして言ったのです。

「あなたが主人格を占有し始めてるということです。」

・・・と。つまり、ロビンではなく、ソジンが消滅するんだ・・・と。

 

実はテジュは、ロビンが来る前に彼に手紙を出していたんです。

人格を対立させるための火種ですな。

『ク・ソジンがカン博士を探すのは治療法が見つかったからだ。お前はもうすぐ消滅する、ロビン』

読んだロビンは、大きなショックを受けました。ソジンが自分を消そうとしてて、それが間近だったと分かったからです。

ハナに会いたくなりました。

が、まだ居所は分かりません。

 

ハナは一人郊外のペンションに居ました。

留守録の伝言を聞いていました。

その時、テジュからの電話が入ったので、出たのですが、それで居所が分かったのかな?

 

ロビンが突然ハナの前に現れました。

真っ直ぐハナ歩み寄り、kissしました。

「僕が虚像で偽物だと言われた時、君は手を差し伸べてくれた。僕自身が自分を理解できない時、君は何も聞かずに理解してくれた。その時僕は生きていると実感した。」

「僕が虚像で偽物なら、この感情は何?この胸の高鳴りは何?」

と、ハナの手を自分の胸に当てました。

 

しかーし、翌朝車の目が覚めたのはソジンでしたね。

「ロビンが来た?」

と、ハナに聞きました。

そして、俺は帰る・・・と背を向けたのですが、ふと振り返り、ハナに聞きました。

「父親に自分を信じろと言われた後、すぐに恐怖心は消えたか?」

いいえ・・・とハナは答えました。

「しばらくは怖かった。自分自身に言い聞かせながら練習したわ。」

「今の俺がそうかも。22年前に消した記憶と真っ直ぐに向き合う練習をしている。」

 

「君が俺を変えたんだ。戻って来てくれ。待ってる。」

こんな言葉、ソジンの口から出るとは思いもよりませんわな。

ところで、こう言うラスト等のクライマックスシーンに流れるBGMの出だし、「相続者たち」の曲に似てません

 

テジュの携帯にソジンの動画がアップされたという知らせが届きました。

“イ・スヒョン・・・”と、イ・スヒョン自身に語りかける動画でした。

“あの日の話をしよう。俺が消し去った記憶、お前が知らないあの日の真実について・・・”

共犯者のこと

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