【早期購入特典あり】ヨンパリ~君に愛を届けたい~ DVD-BOX2(ポストカード付) | |
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ヨジンの体調は、一晩にして一気に悪化。
幻覚どころか、意識さえはっきりしていないようです。
テヒョンは、ヨジンの決心が嬉しくて、たまりません。
ところが、そんなテヒョンの気持ちに水を差すような通知が届きました。裁判所から、ヨジンとの接近禁止仮処分の通知です。
昨晩のヨジンを考えると、意味が分かりません。
すぐにチェヨンに連絡をとり、調べてくれと頼みました。
勿論、それはチェヨンたちの仕業です。
テヒョンに、ヨジンと連絡を取らさないようにし、ヨジンが朦朧としている間に、ヨジンの遺言を書き換えようと企んでいるのです。
そこに、あのハッカー社員がテヒョンを訪ねて来たのです。
彼は、会長に関する情報にアクセス禁止区域があるのを知り、ハッキングしたんですね。
そしたら、出て来たのがCT画像。
専門家じゃないので、その見方が分からず、テヒョンの元に持ち込んだということです。勿論、会長の画像だということ、テヒョンが夫だということを知った上で・・・です。
グッジョブですよ、ハッカーくん
テヒョンは、愕然としました。顔色が悪いのが気になっていましたからね。でも、まさか・・・です。
テヒョンの目には、すぐに分かりました。肝臓がんだと。それも進行している・・・と。
テヒョンはすぐさまチェヨンに連絡しました。ハッカーくんからの情報だとは伏せて聞きました。
ヨジンが肝臓がんのようだが・・・と。
ヨジンに会いに行くところだと聞いたテヒョンは、言づてを頼みました。
「大変なら、僕が13階に行くと伝えてください。無理して1階に来る必要は無いと。」
以前から、ヨジンとテヒョンの間では、ヨジンのいる場所を13階と表現していました。12階のVIPフロアより上の場所だと言う意味です。そして、テヒョンのいる場所、そこが1階だと。テヒョンの診療所の名前は“1階医院”。そう言う意味でした。
チェヨンがヨジンの部屋に入ると、ぼんやりとベッドに座っているヨジンの姿。
反応はありません。ここまでになっているとは、チェヨンも想像してなかったみたいです。
テヒョンに連絡しました。
ヨジンも自分が肝臓がんだと知ってた。だから接近禁止にしたみたい・・・と。もう長くないみたい・・・と。
テヒョンは涙をぐっと我慢します。泣きだしそうなのを歯をぐっとかみしめて、チェヨンに聞きました。言づては伝えてくれたか?・・・と。
「ハンシン病院の12階には行かないから、安心しろって。1階医院にも行かないって。」
“え?”・・・ですよね、テヒョン。意味が全く伝わって無い答えですもん。
キム秘書室長は、もう我がモノ顔で屋敷に出入りしています。
院長と共にやって来て、ヨジンの診察をさせました。
既にこん睡状態で、余命も長くないという診断結果に、笑顔を隠しません。
執事・・・やっぱりヨジン側でした
仲間になったフリをして、ヨジンの為に動いたのです。
使用人が水に何か混入させていることも、薄々気づいていました。・・・だったら、飲まさなきゃ良いのに
とりあえず、ヨジンを東館に移しました。その方が、来客たちの目に留まらないで良いし、秘密も守れる・・・と言ったら、キム秘書室長あっさり了解しました。
その日の夜、早くも理事たちが集まるとキム秘書室長は言いました。
遺言書を書き換えるんだよ・・・なんて嬉しそうに憎ったらしい表情です。
テヒョンの警護官サンチョルも、突然の接近禁止命令に、戸惑ってます。だったら自分はお役御免に成る筈なのに・・・と。
テヒョン、まだ知らなかったのです、彼が依然として警護をしてくれていることを。
ヨジン個人の依頼と言う事で、ヨジンから費用も出ていて、知っているのは他に執事だけだとサンチョルは言いました。
テヒョンは、執事に連絡をさせました。
執事は、この電話も探知されてる事を承知していますから、サンチョルに何でもない会話のように見せかけて話しました。
「お兄さんが買った指輪のことでしょ?」
元の場所に置いたから、今夜にでも取りに来て。7時にお客様が来るの。その前に。あなたが居ないから、犬が入って来てるわ・・・と。
テヒョン、その意味を理解しました。そして、動きました。
東館に行ったテヒョン&サンチョル。
ぼんやりと座っていたヨジンは、テヒョンの呼びかけに正気に戻りました。
夜、チェヨンや理事たち、キム秘書室長は、屋敷に集まりました。
大声で有頂天になって話をしていると、サンチョルがニ階から駆け降りて来て、告げました。
「会長をお連れしました。」
ええーっですよ。
ヨジンは、テヒョンに支えられ、しっかりと階段を下りて来ました。昏睡状態にあったなんて思えない様子です。
こうなったら、もう誰も何も出来ません。
警備員たちに外に連れ出されました。チェヨンも。
外で彼らを待っていたのは、警察。お久しぶりのイ刑事たちの登場です。もうテヒョンとはすっかりお友達の雰囲気です。
住居侵入、拉致監禁、毒を飲ませての私文書偽造・・・等々の罪で逮捕する・・ってね。
騒いでもどうする事も出来ず、彼らはしょっ引かれて行きました。
予想外にあっさりとカタが付きましたよ。
でも、ヨジンの体力は残っていませんでした。
そのまま倒れ、本当にこん睡状態になったのです。
治療のお陰でどうにか持ち直したものの、手術が出来る状態じゃなくて。
3年前の手術の所為で、臓器が癒着してて、そこで肝移植は困難を極める手術になるんだそうです。
だから、手術を執刀してくれる医師がいないのです。
国内であらゆる名医と言われる人に当たっても、全て断られてしまいました。
ヨジンは、生きたいと願いました。
あれほど憎んでいたイ科長に、テヒョンのためにも少しで良いから生きたい・・・と頼んだのです。
イ科長は、テヒョンに救われた事もあって、本来の医師の姿を取り戻していました。
だから、イ科長も、ヨジンを見放したくないのです。でも、執刀医が見つからず、苦悩しました。
「指輪はいつくれるの?」
と、ヨジンがテヒョンに言いました。ヨジンも、手術が無理だと分かっていました。
「元気になったら風の丘に行って渡そうと思って。」
と、テヒョン。
今すぐ連れて行って・・・とヨジン。
首を振るテヒョン。
最期のお願いになるかもしれないから・・・とヨジン。
ヨジンをおぶって風の丘に行ったテヒョン。
余談ですが、やっぱ韓国人俳優さん凄いよね。あんな坂道をおんぶして登って行くんだもん。演技とはいえ、ちょっとの距離かもしれないけど、やっぱり凄いと思いますよ、あたしゃ
ヨジンの指に指輪をはめたテヒョン。
その頃、なんと、退場したシンシアが帰国してましたよ。
一人の男性と一緒に。
「ヨンパリよ。」
とシンシアはイ科長に紹介。
この新ヨンパリ、「君を憶えてる」で特殊犯罪捜査チームの一員ミン刑事を演じてたキム・ジェヨンくんですよね?
テヒョン、イ科長、そして新ヨンパリのタッグによって、手術成功です。
意識が戻った時、テヒョンが問いかけました。
「俺が誰か分かる?」
“ヨンパリ”
心でそうつぶやきました。
ハッピーエンドです。
なんかねぇ、これでもかって感じでテヒョンとヨジンに苦難が襲いかかるんですもん。苦しかったですよ、見てて。
チュウォンssiの演技力の確かさに、今回も感心しました。安心して見ていられますね。
それに、“テヒョン”に心を奪われない女性はいないんじゃないかと思いましたよ。
そして、私にとってはお久しぶりのチョ・ヒョンジェくんの演技。
悪役、イケるんじゃありませんこと これまで容貌が善人一色なので、そういう役が殆どでしたが、この悪役で一皮むけたんじゃないでしょうか。
演技の幅が広がったと思います。これが一番の収穫でしょうか。
伝言:シャロンーっずーっとDVDを借りたまんまで済みませんでした。やっと返却出来ます