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彼女は綺麗だった 韓国ドラマOST (2CD) (MBC) (韓国盤) |
クリエーター情報なし | |
Loen Entertainment |
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『左利きの日』・・・それは、昔からソンジュンが暗証番号として来た日付でした。
それを、へジンは覚えていたのです。
ソンジュンの部屋の冷蔵庫の中をたまたま見てしまったへジンは、そこに入っていたのは水だけで、全く食べ物が無かったことも気がかりでした。
昔、あんなに太っていたのに、今は取ってもスリムですからね。もしかしたら、人一倍気をつけて体形の維持をしてきたのかもしれません。
ガラスの破片を踏みそうになったへジンを抱きとめたソンジュン。
相手がへジンじゃなくても、そうしたでしょう。
ソンジュンは自分が何故今自分の部屋にいるのかが分かりませんでした。へジンがいる事も。
へジンはしどろもどろで状況を説明。
ま、ソンジュンも今回はへジンの話をちゃんと聞き、信じたようです。
週末、ハリはへジンの実家に食事に招待されました。
へジンの就職祝いということです。
悪口を言いながらも楽しいへジン一家。
ハリは嬉しいんだけど、楽しいんだけど、やはり自分の家族と比較して寂しさが増すようですね。
この帰り、へジンはハン・ソルから仕事を頼まれてしまいました。
本当はソルがしなくてはいけない事だったんだけど、無理にへジンに頼みこんだんです。
で、会社で仕事を済ませて帰ろうとしたへジンは、ソンジュンの部屋の明かりが付いている事に気が付き、消そうと部屋に入ったのですが・・・。
そこにソンジュンが戻ってきたので、つい、クローゼットに隠れたのです。ソンジュンにはお見通しでしたけどね。
その時、ソンジュンとアメリカ本社の人との会話を聞いてしまいました。今回売れ行き不振の場合は、廃刊にするという事です。
へジンは絶対に口外しないと、口は固いんだからと約束。
でもね、これ、どこからか漏れちゃうんでしょうね、きっと。で、へジンの所為にされてしまうんだわ・・・。
このどさくさで、へジンは実家から持って来た例のパズルのピースを落としてしまうんですよ。
気がついたのは翌日。
焦って探しまわる姿を見ていたのはシニョク。
ソンジュンの靴底に貼りついていたのを、うま~く取ってくれましたよ。
実は、先日酔っ払った時、へジンはシニョクにソンジュンとの事をぶちまけてしまってたんですね。
幼馴染で、初恋の相手だった・・・と。だから、気を利かせてくれるんです。
全てを知られたと分かったへジンは、却って気が楽になりました。
何故名乗り出ないのかと聞かれたへジンは、ソンジュンが知ってる自分と今の自分があまりにも違い過ぎるから言えない・・・と言いました。
そして、ソンジュンは別の人をへジンだと思ってるし・・・とね。
昔は可愛かったんです・・・とへジン。
「今も可愛い。」
と、シニョク。
シニョクは、へジンの良いところをたくさん目撃してるんです。
バスの中で老人に席を譲ってあげるのも見ましたし、仕事の上でも、頑張ってるのを知っていました。
元々、仕事が出来るへジンを無理を言って今の部署に引き抜いたのは彼ですからね。
彼は妹を失くしていました。
だから、へジンを妹のように思うと言いましたが、本心は女性として気にかかってると言う事なんじゃないかしら?
ハリは、それまで遊んでいた男性と過ごす事が全然楽しいと思えなくなっていました。
ソンジュンとバトミントンをしたり、ジムで汗を流したりすることの方が、何倍も楽しいと気付いたのです。
自分がソンジュンに愛情を感じ始めていることも充分分かっていました。
でもこれは嘘の関係です。
ハリは、偶然知り合ったシニョクに偽の婚約者を演じてほしいと頼みました。
ソンジュンに真実を告げず、婚約者がいると言う理由で、関係を断とうと思ったのでしょうね。やっぱり、ハリも良い子だわ。
ソンジュンのハリへの気持ちはどーなんでしょうねぇ。
今のところ、懐かしい初恋の相手としか見ていないように感じますが。
それ以上の感情は無いように思えます。
彼の中では、やはり昔のへジンの思い出が強く残ってて、まだ思い出の中でいるような、そんな雰囲気です。
へジンの事は、とにかくムカつく相手なんですね。目ざわりな相手です。
なのに、何故か目に付く・・・そんな雰囲気。
横断歩道が青に変わった時、必ずへジンが言ってた“よし、出発”と言う台詞を何度目かに耳にした時、ムカつくへジンの後ろ姿。
まさか・・・ですよね。
それに、職場でも、他の社員に都合よくこき使われていることにも気付いていました。
要領が悪く、タイミングも悪いけど、一生懸命に仕事をこなしていました。自分が昼食をとっていないのに気付くと、ちゃんとサンドイッチを差し入れてくれていましたし・・・。
細かいところに気を配れる人だということにも、気付きました。
なのに、なんだかイラつくんですよね、ソンジュンとすると。へジンにはつんけんしてしまうんです。
ハリがソンジュンを呼び出しました。シニョクに一芝居打ってもらおうとしていました。
ところが、そこに向かう途中、ソンジュンがパニックを起こしてしまいました。
交通事故を目撃したんです。
どうも、母親も同じ状況だったようです。それを目撃してしまった幼いソンジュン。
だから、昔、雨の日になるとパニック症状を起こしてしまっていたんですね。
久しぶりの発作だったようですね。
交通量の多い道路にふらつきながらでて行ってしまったソンジュン。
渋滞するバスの中からその様子を見たへジンは、すぐさまバスを降りてソンジュンの元に。
そして、昔と同じように、自分の上着を傘にしてソンジュンを覆い、大丈夫だ・・・と何度も呟いたのです。
へジンの事を好きになったその日の思い出が甦ったソンジュン。
「へジン・・・。」
と呟きながら、手をへジンの頬に伸ばしました。