まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『獄中花』2話まで

2016-11-30 21:48:46 | 韓国ドラマのエトセトラ
韓流ラブストーリー完全ガイド本気の愛号 (COSMIC MOOK)
クリエーター情報なし
コスミック出版

レビュー一覧は、こちらから。

 

15歳の小娘が、運勢を見るなんて・・・とユン・ウォニョンは信じません。

が、オクニョは、ウォニョンの生年月日を見て、彼が帝王の相を持っていると言いました。

他にも、ま~褒めちぎる褒めちぎる。

ウォニョンはすっかり気分を良くし、オクニョを気に入りました。

でも、本当は、刑罰の相が見えたと言うのです。それを言わなかったのは、オクニョは典獄署という特殊な環境で育ったから、年の割に立ち廻り方を知ってるってところでしょうか。

 

ウォニョンがオクニョを気に入ったことで、署長のテシクも追い出すことはできなくなりました。

却って、オクニョを通じてウォニョンに取り入る事も出来ますからね。

 

典獄署には、死刑囚もいます。

オクニョは4日後に処刑されるというその死刑囚から頼まれて、手紙を届けました。

でも直後に、届けた相手が官軍によって殺されてしまうんですね。

その事を報告した死刑囚は、がっくりと腰を落として座り込んでしまいました。

オクニョは自分の責任のように感じてしまいました。

 

ある日、オクニョはウォニョンに呼ばれて屋敷まで行きました。

側室のチョン・ナンジョンの運勢を見てほしいと言う事でした。

ここでも、オクニョは、上手くやりましたよ。ウォニョンとナンジョンがお互いに補い合って最高の運勢を作り上げてる・・・などと言って喜ばせたのです。

で、褒美に絹の服を着せてもらったオクニョ。

嬉しそうに帰路についたのですが、途中、拉致されてしまうんです。

ウォニョンの娘と間違えられたんです。

 

拉致したのは、死刑囚の仲間。

死刑囚の放免と引き換えにするつもりでした。

矢文を射て、ウォニョンに知らせましたが、ウォニョンには痛くもかゆくもありません。娘は家に居るのですから。

 

で、処刑を一日早めるのです。

恐れ多くもウォニョンを脅すなんて・・・ですね。

仲間が釈放されるとばかり思っていた山賊たちは、怒りました。復讐のために、すぐにでも“ウォニョンの娘”をもっと残酷な殺し方をしてやろうと考えたのです。

それを知ったチョンドゥクは、焦りました。今ではオクニョは本当の娘のような感覚でしょうからね。

必死になって囚人の中に拉致犯である山賊のアジトを知ってる者がいないか、探しまわりました。

チョン・ウチという囚人が、手を貸しました。

で、アジトに官軍と共に駆け付けたのです。

危機一髪、オクニョ、助かりました。

 

事件が片付き、挨拶に行ったオクニョは、ウォニョンとナンジョンがオクニョを助けるために手を尽くした・・・なんて事を聞かされました。

でもね、彼女は知ってるのです。

オクニョが死んでも仕方が無いと、死刑囚を処刑したのですから。人質なんて死んでしまっても彼らにとっては何でもない事なんだと。

ウォニョンたちに嫌気がさしたでしょうね、オクニョ。

ウォニョンの屋敷に、娘やナンジョンの侍女として住み込む事も出来るなんて言われて、少々舞い上がっていたけど、この一件で気持ちも一気に冷めてしまったようです。

 

ナンジョンは、重臣の側室でありながら、勝手に宮中に出入りしています。

文定王妃にもすっかり取り入ってます。

彼女の働きもあって、ウォニョンはどんどん出生して行きました。勿論、姉が文定王妃ですからね。見え見えですわ。

一応、ナンジョンは文定王妃に大いに感謝するのですが、本心は違いました。自分も王室の一員になりたいのです。流石に、元妓女で重臣の側室にすぎない彼女が王室の一員になるのは困難でしたが・・・。

 

ある日、オクニョは新しい囚人の一人ユン・テウォン=コ・スssiと知り合いました。

皆が嫌がるカン・マンボという親分のいる部屋に入りたいと頼んで来ました。

オクニョは、それを利用しました。テウォンに、マンボを押さえ付けて貰いたいと思ったのです。

チョンドゥクが、マンボから殴られましてね。脱獄させてくれないからというのがその理由なんですが。

でもねぇ、私から見ると、殴られても仕方が無い状況だと思うんですけど。

だって、チョンドゥクは、使い込んだ典獄署の資産の穴埋めの為に至急お金が必要になり、マンボに融通してもらったんですよ。何でも言う事は聞くと言う約束をして。

で、要求されたのが脱獄というチョンドゥクにとっては力不足で叶えてあげられない事だったのが不運だったわけです。

そりゃぁ、マンボとすると、殴りたくなりますわ。

 

それと、オクニョは、確かに頭が良さそうです。

それは、頭脳明晰というだけじゃなくて、世慣れてるって言う意味もあるかも。

いやに世間ずれしてるところが、私の好みじゃないわぁ。

次回からは、チン・セヨンさんになるのかな?大人になったら、子供のくせに・・・と思わないで済むかもと、ちょっと期待してます。

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『獄中花』視聴開始です

2016-11-30 15:36:14 | 韓国ドラマのエトセトラ

                     

レビュー一覧は、こちらから。

私にとっては、また目新しい時代です。

朝鮮第11代国王中宗の時代。悪名高い燕山君を廃位して即位した王様ですね。

始まりから、あまり良い時代じゃなさそうで・・・。ムカつく事も多そうです。

 

1540年中宗35年から物語は始まります。

舞台は、今でいう拘置所。当時は典獄署(チョノクソ)と言われていたそうです。

 

典獄署の役人、チ・チョンドゥクは、ほろ酔い気分で家路についていました。

その彼の足に突然縋りついた者が。

驚いて見ると、お腹の大きい女性。しかも、刀傷を負っていました。

その女性を見たのは、二度目でした。

少し前に、助けてくれと駆けよって来た女性でして、その時は、スルーしちゃったんです。

でも、今度はそう言うわけにも行かず、典獄署に担ぎ込みました。

そしたら、なんと突然産気づいてしまいましてね。囚人の中から、産婆なのかな?中年のアジュンマを選び、出産させたのです。

ところが、子供を産み落として、その女性は亡くなってしまいまして。

一応、上司に報告したら、どーにか内密に処分しろとの命令。

 

困ったチョンドゥクは、典獄署の部下に命じて女性の遺体を囚人として埋葬させ、自分は赤ちゃんを抱えて捨てに行ったのです。

でもね、本来心優しいチョンドゥク。

なかなか捨てられません。

意を決して路地に捨てて来たのですが、心は悶々としたままでした。

 

それがねぇ、おまけに捨てるところを少年に目撃されちゃってて。

捕盗庁に通報され、赤ちゃんを典獄署に連れて来られちゃった。

仕方なく、その子は囚人の子で、母親は亡くなってしまったと言い、捨てたのではなく、行方不明になっただけだと釈明。

そのおかげで、彼が育てることになってしまったのです。

 

そうやって、赤ちゃんは典獄署の中で育てられたわけです。

名前は、オクニョ。

 

ところで、オクニョの母親が、何故追われていたかはまだ不明です。

でも、殺せと指示したのは、ユン・ウォニョン=チョン・ジュノssi。

時の王中宗の3番目の王妃文定王妃=キム・ミスクさんの実弟です。成り上がり者という雰囲気で、王妃の弟という権力を十二分に利用しているようです。

周囲は、白い目で見ていて、ウォニョンもそれを知っているのですが、分かってて偉ぶってます姉の意向を傘に来てって事ですね。

ムカつく人物です。

そのウォニョンがオクニョの母を殺さなきゃいけなかった理由は、まだ分かりません。

これには、文定王妃も関わってるようですし。

文定王妃の持っている簪と似たようなモノを、亡くなったオクニョの母が持っていました。それは、母を知らないオクニョのために、形見としてチョンドゥクが持ってましたけど・・・。ちゃんとオクニョに渡してるかしら?高価そうだったから、不安だわ・・・

 

オクニョが15歳になった頃。

すっかり典獄署の茶母としての姿も板に付き、囚人たちにもかわいがられて明るく育っているようです。

囚人の中には、イ・ジハムという学のある者もいて、彼女はジハムから勉強を教わって来たようですね。だから、刑法とかにとーっても詳しいんです。

 

典獄署の責任者が代わりました。

今度は、チョン・テシクという評判の乱暴者です。

オクニョを見るなり、追い出せと言いましたよ。事情をチョンドゥクが話しても、一切聞き入れません。

時間の猶予をくれただけでもラッキーだったかもしれません。

 

ある日、突然典獄署にユン・ウォニョンが来ました。

イ・ジハムに会いたいと言います。

自分の運勢を見てほしいと言うのです。ジハムは運勢を見るのが得意だと聞いたんだそうで。

ジハムは、自分にはそんな才能は無いと言い、

「一目で見抜ける者を紹介します。」

と、呼んだのが、オクニョ。

 

オクニョの少女時代を演じているのはチョン・ダビンさん。

もう、~ちゃんとは呼べない雰囲気になりましたよね。

ちょっと前に「彼女はキレイだった」でも、ファン・ジョンウムさんの少女時代、妹の二役をされてましたし、本当にあっちこっちでお顔を見ます。

小さな小さな時から、目の大きな可愛いお嬢さんでしたが、今ではもう大人の女優さん。

子役の方たちの成長を見ると、自分の韓国ドラマファンの時間の長さを感じます。

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「獄中花」あらすじ

2016-11-30 15:13:18 |   ★「か」行

                                          

獄中花 OST (MBC TV週末ドラマ)
クリエーター情報なし
Warner Music Korea

チン・セヨンさん、コ・スssi主演の歴史大作。

イ・ビョンフン監督の最新作です。

もしかしたら、衛星劇場さんでの放送が終了したら、某国営放送でも放送されるかもしれません。これまで、その流れの作品が多かったのでね。「馬医」然り、「イ・サン」、「トンイ」然り・・・。

 

     1話まで  2話まで  3話まで  4話まで  5話まで  6話まで  7話まで  8話まで  9話まで  10話まで

     11話まで  12話まで  13話まで  14話まで  15話まで  16話まで  17話まで  18話まで  19話まで  20話まで

     21話まで  22話まで  23話まで  24話まで  25話まで  26話まで  27話まで  28話まで  29話まで  30話まで

     31話まで  32話まで  33話まで  34話まで  35話まで  36話まで  37話まで  38話まで  39話まで  40話まで 

     41話まで  42話まで  43話まで  44話まで  45話まで  46話まで  47話まで  48話まで  49話まで  50話まで

     51話(最終話)まで

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『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』10話まで

2016-11-30 13:35:51 | 韓国ドラマのエトセトラ
麗~花萌ゆる8人の皇子たち~(月の恋人 - 歩歩驚心:麗) OST (SBS TVドラマ)
クリエーター情報なし
CJ E&M

レビュー一覧は、こちらから。

 

スが両手を握りしめて泣いている事に気付いたソ。

そのまま皇宮から連れ出しました。

 

その姿を、偶然ジョンが目撃しました。

ジョンも、皇宮を抜け出そうとしてる時でした。

ジョンは、一番幼い皇子ですが、考え方はしっかりしていまして、これをすぐにウクに知らせたのです。他の皇子ではなく、ウクに。

それが一番穏便に済ませられる方法だと分かっているのです。

 

ウク、動揺しました。

何故ソがスを・・・という思い、迷うことなく皇宮から連れ出せるソの行動力への嫉妬・・・等々が入り混じっていたでしょう。

でも、とにかく大ごとになる前に連れ戻さないと、真っ先に殺されてしまうのは、宮女であるスです。

必死に二人で後を追いました。

 

ソは、スを海に連れて行っていました。スも、久しぶりの外の空気に触れ、次第に気持ちが落ち着いて行ったようです。

「俺は不運にさせたことも冗談で獣を殺す事も、容易に人に刀を向ける事もしない。なのに、俺が去らなければいけないのか?」

と、ソは言いました。

「心安らかに暮らしてほしいです。皇宮から離れて、心も体も傷つく事無く笑顔で暮らしてください。」

と、スは言いました。

お前が一緒なら・・・とソは言いましたが、それは叶わぬ事ですし、スが望んでいません。

「私には好きな方がいます。」

ぺクアか?・・・とソは聞きました。ぺクア以外なら、殺すかもしれない・・・と。

 

ソは、ヨンファに打たれているのを庇った時から、スを想っていたと言いました。

だから謝らない・・・と。連れ出したことも、口づけしたことも、他の男に想いを寄せるなと脅す事も・・・。

真っ直ぐな想いです。

ソは、簪を渡しました。嫌なら捨てても良いと言って。

 

帰り道で、ウクとジョンに会いました。

ウクの険しい表情を見て、スは緊張しました。

このまま帰って見つかった場合を考えると、スはウクの馬に乗る事は出来ませんでした。

ソと共に帰ることを選んだのです。

 

スが茶美院にいないのを、オ尚宮は気づいていました。

で、探しているところに、ソと帰って来たのです。

皇宮では、人に好意を示してはいけない・・・とオ尚宮。一挙一動に気をつけなくては生き残って行けないのが皇宮と言うところだと言いました。

ソの想いを遠ざけるように・・・と。ソの想いが冷めるのを待て・・・と。

 

その夜、ウクに会ったスは、落ち込んだ様子のウクが、怒っていると思いました。

で、誤解を解こうと思いました。誤解じゃ無いじゃん・・・と思ったのは私だけ?

でもね、ウクは決してスの事を怒っているのではありませんでした。

ソへの嫉妬ですかね。自分は方法とか規則に縛られてスを茶美院に置いたけど、ソはそれを一気に飛び越えてしまったわけで。そんな自分に腹が立っていたのです。

「陛下に婚姻の許しを得る。」

ワン・ゴンの妃にされそうになった時と同じように、今回も、スを失うかと思ったのです。二度と過ちは繰り返したくないわけです。

「皇宮を離れ黄州でお前と一緒に暮らしたい。だから、スや。伴侶になってくれないか。」

スは、ウクなら変わらない、ウクなら幸せになれる・・・と思いました。でも、光宗がウクを殺したら・・・。

答えを口にしようとした時、オ尚宮が。

 

ウクが説明しようとしても、オ尚宮はそれを遮りました。

「この密会がばれた時、誰が真っ先に殺されると思いますか?」

ウクは引きさがるしかありませんでした。

 

オ尚宮はスが心配でした。

ソの想いもさることながら、ウクとは両想いですからね。

このままではスの命が危ないと思いました。だから、自分と一緒に出宮しようと言ったのです。

病気で実家に戻って療養した方が良いと、オ尚宮は言われているそうで。その時に、スにも同行させようと考えたのです。

この時初めて、オ尚宮は自分の過去を話して聞かせました。

やっぱり彼女の愛した人は皇帝ワン・ゴンでした。

「皇宮はどんな約束も捨てられるところだ。」

いくらウクが変わらずスを愛すると言っても、それが今は信じられると思っても、変わるのだ・・・と。

でも、スはウクの言葉を想いを信じたかったのです。

ウクは、決して皇位を望んではいません。だから皇宮を離れ、地方に行こうと言っているのです。そうなれば幸せになれる・・・と。

オ尚宮はスを説得することはできませんでした。

 

スは、ソに言いました。

友情を愛情だと誤解しているようだ・・・と。

スの言葉を聞いて、ソもすぐにスが言いたい事を理解しました。自分を遠ざけようと考えている・・・とね。

「俺にとっては友情も愛情も同じだ。一つだ。突き放したいようだが、俺には通用しない。」

 

ウクは、母ファンボ氏とヨンファにソとの婚姻を切りだしました。皇位には何の興味も無く、ただ皇宮を出て穏やかに幸せにくらしたいだけだと。

ヨンファは、信じられないと言う目で、兄を見ました。

ファンボ氏は、真面目な息子がそう言うのを聞いて、如何にこれまで重荷を背負わせてきたかを思い知りました。だから、反対する事はありませんでした。

でも、ヨンファは違います。

もしそうなったら、自分たちファンボ家は他の外戚たちに潰されてしまうと考えていました。

そうならない為に、ウクに皇位について貰いたいと思っていたのです。

でももうここに至って、母も兄にも期待できないと思いました。自分が動くしかない・・・と。

で、何を思ったのか、ユ氏に近づきましたよ。あれほど嫌って敵対していたユ氏に。

 

ユ氏は、第9皇子のワン・ウォンを巻き込んで、ワン・ムとソの間を裂こうとしています。

そうやってワン・ムを孤立させ、正胤の座から引きずり降ろそうと考えているのです。

ムと外戚が、税を不当に徴収しているという疑いをかけ、正胤にはふさわしくないと大臣たちからワン・ゴンに訴えさせました。

そしてそれはソが仕組んだことだとムに思わせたのです。

ソが正胤の座を狙っていると、匂わせました。

温厚なムでも、弟のウォンからそれとなく吹き込まれたら、ソへの信頼が揺らぎますよね。

ワン・ゴンは、それらの訴えの裏にユ氏の策略があると、見抜いていました。流石です。

その上で、ソを再び養家に行かせる事を決意したのです。それが全てを穏便に済ませる方策だと考えました。

ソは、不満でした。

でも、この状況では仕方がありません。

 

全ての裏に母ユ氏がいると知ったソは、すぐさまユ氏に抗議に行きました。

でもね、そこで聞かされたのは、もっと周到に準備された悪事だったのです。

ワン・ム毒殺計画です。

 

ワン・ムを重陽の節句の茶席において毒殺すると言うのです。

茶を運んだ宮女を殺してしまえば、次の正胤にはソが就けるだろう・・・等と言うユ氏。

ワン・ゴンに話すと言ったソに、その時は、ソを皇位につけたかったからだと言おう・・・とユ氏。

見逃しても直訴してもソは苦しむわけです。

これでも実母なんでしょうか

 

重陽の節句の茶会の日になりました。

ソは、ムの行動を見逃さないよう、常にチェックしていました。

たまたまお酒が進まない様子を見せていたムに、ユ氏がわざとらしく茶を進めました。

それを聞いたソは、立ちあがって、ムに話があると切り出しました。

その時、ムのお茶を持ってきた宮女が目に入りました。スです。

 

このままでは、スが死ぬ事になります。

ソの気持ちが決まりました。自分が代わりにお茶を飲もうと。

「正胤のお心を煩わせたゆえ、酒3杯をいただき友愛を固めたく存じます。」

茶ではどうか?・・・とワン・ム。

1杯目のお茶をスから受け取ったソは、その湯飲みを落として割りました。湯飲みに毒が塗られているとユ氏が言ったからです。

でもね、新しい湯飲みに注がれたお茶を飲んで分かりました。それは嘘だったと。

毒はお茶に仕込まれていたのです。

え?・・・毒見した時、大丈夫だったんだけど

 

それでも平気な顔をしてソはお茶を結局言葉通り3杯飲みほしました。

 

その様子を流石に目を見開いて見つめるユ氏。でも、顔色を変えることはありません。

彼女にとって、ソが死ぬ事は、何でもないことなんでしょう。

 

そしてもう一人。

驚いて息をのんでこの状況を見つめている人がいました。ヨンファです。

ヨンファは、一気にカタをつける方法を考えたのです。

この毒殺計画は、ヨンファが仕組んだモノだったのです。

ユ氏はそれに乗っかっただけ。

ヨンファは、憎いスと、邪魔なムを一気に片付けようと考えたのです。

でも、ソが飲む事になろうとは、思ってもみなかったわけで。

 

ソは、倒れそうになるのを必死でこらえながら、その場を一旦離れようとしました。

ワン・ゴンに背を向けた時、もう唇の端から血が

必死でこらえてますが・・・どーなるの

 

ウクは、この場でスとの婚姻の許しを得ようと、意気込んでいるのですが。

結局、言いだせないんでしょうね、きっと。

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『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』9話まで

2016-11-30 09:04:55 | 韓国ドラマのエトセトラ

                                  

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ソは、人々の歓喜の中、儀式を進めました。

雨はますます激しくなり、民は大喜びで雨に濡れました。

 

ユ氏は、悔しそうに唇をかみしめ、とうとう儀式の場から出て行ってしまいましたよ。

ヨがチャンスを逃した事に激怒したのです。

まさか、雨が降り出すとは思ってもみなかったでしょうが、あのままヨが祭主を務めていれば、ヨこそが天の意志を表す者として、正胤交代のチャンスも出て来たかも知れませんからね。

これではそれは望みようもありません。

 

皇子たちも、これでソに対する見方が変わりました。

 

スだけが、呆然としていました。

ソが光宗・・・、兄弟を皆殺しにする光宗・・・と。

ウクが、雨が降った事で、還俗が可能になる・・・と喜んで言うのも、耳に入らない状態です。

「私の所為で皆殺しに?あの人・・・私の所為で・・・皇子様は死なないで。」

ソを見つめながらうつろに呟くスを、ウクは見つめるだけでした。

 

「皇子ワン・ソ、国を救った。」

と、ワン・ゴンが嬉しそうに言いました。

「正胤に代わり務めました。」

と、ソ。

お前の顔を見るのは、何年ぶりか・・・と感慨深げにワン・ゴンが言いました。

「ご心配おかけしました、父上。」

ソが“父上”と呼ぶのも、いったい何時以来だったでしょう。心を込めて言うソでした。

「今後は素顔で堂々と生きよ。国を担う正胤を助け、活躍してほしい。父は信じているぞ。」

ソは勿論、ワン・ムも、ジモンも嬉しそうでした。

 

スが不安に押しつぶされそうになっているのを見て、ウクは言いました。

ソの顔に触れたのは問題だが、良い事をしたのだから問題は無いし、ソは正胤の代役をしたのだから、何も変わらない・・・と。

それを聞いてスは、少しだけほっとしました。

でもやはり不安は消えず、確かめなくては、ジモンの元に走ったのです。

 

「次の皇帝は?その次は?・・・。」

と矢継ぎ早に突然聞いてきたスに、ジモンは一瞬驚きましたが、冷静に答えました。

「何もなければ、正胤が継ぐ。」

そして、

「光宗と言いましたよね、ソ皇子様の事を。」

スは、慌てて、うっかり出た言葉だ・・・と誤魔化しました。

ジモンは、話し出しました。4~5歳のころ、水におぼれて一度死んだと思われたが・・・いや、死んだが、一日で生き返った・・・と。母に別人になったようだと言われた・・・と。

スと・・・いえ、ハジンと同じ経験です。

夢かうつつかわからないが、時々頭の中に甦る光景がある、人を乗せて空を飛ぶ鳥や動く階段や部屋、高くそびえる家には人々が住む・・・。

現代です

この人も?・・・とスは驚きました。

「あなたも一度死んだそうですね。」

ジモンが言いました。何もかも分かってるというような眼差しです。

「本当に知りたい事を質問してください。」

“ソ皇子が光宗で皆殺しに?”“ウク皇子はどうなりますか?”

たくさんの質問がスの頭にありましたが、言葉になったのは

「私はどうすれば?」

と言う一言だけ。

「何もしないでください。何もしてはいけません。何を見ても放っておくのです。」

「変えられたら?今後、事故も防げますし、悪いことを良い事に・・・。」

「あなたは、ソ皇子の顔を変えました。」

「皇子様の未来が変わりますか?。」

おそるおそる聞いたス。でも、ジモンは、それは分からない・・・と言いました。万事流れに任せるのです・・・と。

 

スのソに対する態度が変わりました。

恐れはじめたのです。

ただ、何年かぶりに父と呼んだ・・・としみじみと喜びを語るその表情からは、兄弟を殺すことなんて想像が出来ないのです。

関わるなとジモンには言われたけど、もしかしたら自分が関わる事でその歴史が変わるかもしれない・・・とスは思いました。

 

雨が降ったことで、ワン・ゴンは祝いをどうするか考えていました。

で、パク将軍の娘スンドクの婚姻を考えたのです。パク将軍は、良い機会だと捉え、ウンとの婚姻を望みました。

それが娘の揺るがぬ想いだからです。

あまりにも正反対な二人ゆえ、ワン・ゴンは驚きましたが、快く許しました。

 

ところが、ウンは、それを拒否。

皇帝に背くなんぞ、命にかかわる事です。

ワン・ムがとりなし、ウンは渋々それを受ける事にしたのですが、式の当日、部屋から出て来ません。

スンドクは、スを呼びに来ました。

スしかウンを説得できる人はいないと考えたのです。ウンの気持ちを充分分かっているのです。

 

スは、ウンに会いました。

ウンの自分に対する気持ちを知っていると言いました。

だったら・・・と側室にならないかと言うウン。でも、断りました。

今でも大好きだと言いながら・・・。

ウンは、スの気持ちを理解し、婚姻を受け入れました。

 

ウンの婚姻準備で、茶美院は大忙しとなり、スの還俗は不可能となってしまいました。

それを告げるウクも辛そうですし、スは希望が消えたと、流石にショックを受けました。

「皇子様が待って下さるなら、私は待てます。」

不安だとは言えなかったのです、スは。すれ違いになってしまいそうな不安がスの心を過ぎったのです。

 

オ尚宮は、スに、ソと距離を置くよう言いました。

スが傷を隠したことで、ソが近づくのは想像が出来たのでしょう。

「あの方の人生を変えられても?」

と、スは聞きました。

「人の力で人は変えられない。誰かを変えられるとは思わないように。」

 

ワン・ゴンは、ヨに、各地方を回り、浦を点検せよ・・・と言いました。浦とは、国で徴収した穀物を保管する水路に置かれた要衝地の事です。

そして、これまだヨが担当していた軍需品の管理は、ソに任せると言ったのです。

ヨはショックを受けました。ワン・ゴンが自分を捨てて、ソを重用しようとしている・・・と。

 

突然、ソは、ユ氏やヨ、ジョンと一緒の食事の席に呼ばれました。

かつてない事です。

これまでの事を水に流し・・・とにこやかに言う母に、つい、ソも心がほぐれそうになりました。

ところが、彼女には魂胆があったのです。

ワン・ムを殺せ・・・。

これからムの傍に居る事が多くなるソは、適任者だと言うのです。

 

ショックを受けたソ。そして聞いていたジョンも、あまりに事に、ショックを受けました。

やっぱりね・・・とソは思いました。

この母が、突然自分を息子扱いするなんて、あり得ないと思いました。

 

スに会いたいとソは思いました。

 

スは、やはり気になって眠れないでいました。

で、部屋を出たのです。

そしたら、突然、ソがバックハグ

ソは、スに癒してほしかったのです。

だけど、スはその時、そんな心の余裕は無くて・・・。

ソを拒絶したのです。

突然、自分を拒絶し、怖がるスに、ソはいっそうショックを受けました。母ならともかく、スだけは違うと思ってきましたから。

スだけは、自分の傷を怖がらず、真っ直ぐに見詰めてくれましたから・・・。

「俺を避けるな。遠くへ行けと言うな。不幸をもたらすと獣扱いするな。お前だけはダメだ。お前は俺のモノだから。」

私は皇子様のモノじゃありません・・・とス。

ソは、そんなスにkissしました。

あいやぁ・・・

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