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へジン、ハリとちゃんと話をしないまま別れてしまった・・・と、泣き崩れました。
そして、ぼんやりと座り込んでいたら、なんと、ハリが
ハリは、実母と日本に行ったんじゃなかったんです。ただ、見送りに来ていただけ。
そして、部屋の荷物がなくなっていたのは、全て売り払ったからなんです。
ハリは、それまで、父親のコネでホテルに就職し、父親のカードを使って贅沢な買い物をし続けて来ました。
そんな生活を捨てて、自分の力でやり直そうと思ったのです。
一旦決断したら、行動が早いハリなんです。
そして、きちんとへジンに謝りました。
まぁねぇ、ハリが嘘をついた事は間違いだったかもしれないけど、その状況を作り出したのはへジンなんだから・・・。
私としては、ハリだけが悪いとは思えません。
だって、ハリ、本当に良い子なんですもん。罪悪感に苛まれながら、言えずに悶々としていたわけで。理解できますよ、その気持ちは。
それにねぇ、可愛いんですよね。彼女、ショートヘアの方がロングより似合うと思います。
ハリと元通りになっても、へジンはソンジュンのところにすぐに・・・とは出来ませんでした。
その頃、ソンジュンは廃刊になるかどうかの瀬戸際で、本社からは発破掛けられているし、業績を挙げる方法にも悩んでいました。
でも、廃刊の事はへジンとシニョクしか知りませんから、社員に相談することも考えて無くて、一人で抱え込んでいるのです。
へジンに癒してもらいたいけど、急がないと言った手前、縋るわけにもいかず・・・。
ただ、へジンの顔を10秒だけ・・・と見つめるだけでした。
で、家に戻ったら、なんと勝手にシニョクが部屋に入り込んでいましたよ。
おまけに、勝手にシャワーまで浴びちゃってて
相変わらずぶっ飛んだシニョクです。最初引いちゃった私ですが、今は、かなり笑わせてもらってますよ、彼の行動に。
シニョクは、ソンジュンから廃刊云々の話を聞いて、協力する気になったのです。
彼なりにたくさんのアイデアを提案して来ました。
ところがソンジュンは、そのほとんどを既に思いついていたんですよ。流石です。シニョクも改めて見直した表情です。
この二人、よいコンビになりそうです。
へジンは、シニョクと会うのがかなり気まずいんですが、そこんところはシニョクの明るさに救われています。
へジンは、シニョクを同僚として大好きな相手ですから、気まずくはなりたくないし、会社を辞めちゃったら寂しい思いをするわけです。だから、それまで通り出勤してくれたシニョクを、大喜びで迎えました。
それは、他の同僚たちも同じです。
この会社、とってもまとまっています。へジンが最初に配属された管理部もそうだし、この“MOST編集部”もそうです。
皆が一生懸命だし、協力的だし、相手の事を思いやる気持ちもあるし。
こういう設定の職場、韓国ドラマじゃ珍しいかも。
ソンジュンは、相変わらず忙しい毎日を送っています。
へジンは顔色が悪いのを心配そうに見ています。
恋人としてではなく、部下として細かい心遣いを見せています。それがソンジュンには嬉しいのですが・・・。
ハリは、へジンが自分に気を使ってソンジュンの気持ちを受け入れていない事に気づいていました。
で、へジンに靴をプレゼントしました。
すっごい綺麗なヒールの高い靴です。
へジンは、自分には似合わないと言いました。そしたら、ハリは諭すように言いました。
「良い靴は主人を素敵なところに連れて行くの。これを履いて素敵なところに行って。余計な事を考えず、行きたいところに行って。」
それでも、へジンは、自分は今のままが良いの・・・と言うのです。
「私を気にせず、ソンジュンのところに行って。私をこれ以上悪モノにしないで。私があんたのフリをしていた時でさえ、彼はあんたが好きだったの。私、本当に大丈夫だから。前は強がっていた事を認めるわ。でも今は本心から言ってるの。」
ハリは優しく言いました。
へジンは迷いました。
その頃、へジンの家の窓の下には、ソンジュンがいたのです。
仕事に疲れ、へジンに会いたくてやって来たモノの、夜遅かったので、声をかけないでいたのです。
それでも、もしかしたらへジンが顔を出すかもしれないと、窓を見上げていたのです。
結局、この時は、会えませんでした。
でも、帰る途中、へジンが可愛がってた近所で飼われてる犬を見つけ、その首に自分のスカーフを巻いて帰りました。
それを、翌朝、へジンが見つけたのです。
来ていたんだ・・・。
へジンの気持ちが固まりました。決心出来ました。もう逃げない・・・と。
ところが、そうなったら突然、ソンジュンとなかなか会えないんですね。
あれほど顔を合わせていたのに、ソンジュンの仕事が外ばっかりでね。
ソンジュンの机に、彼が書いたスケッチブックがあるのを見つけました。描かれていたのは、へジンのいろんな表情。
これほどまでに自分を想ってくれていたんだ・・・と、へジンは泣けました。
へジンはソンジュンに会おうとしましたが、とにかく会えません。
出張帰りを出迎えようと、空港まで行ったのに・・・。
すれ違っちゃって。
すごすごと帰社したら、ソンジュンが空港で倒れて病院に担ぎ込まれたというじゃありませんか
会社を飛び出したへジン。
タクシーがなかなか拾えず途方にくれていたら、そこにやって来たのはシニョク。
「乗れ。」
シニョクの想いを知ってるへジンは、こんな時だからと言って、図々しく乗り込む事は出来ませんでした、
ためらうへジンの背中を押したのは、シニョクでした。
病院に着いた時、シニョクはコインの裏表でへジンを手放すかどうか、決めようとしました。
で、表。
表が出たら、へジンをソンジュンのところに行かせることになっていました。
でもね、本当は裏だったのです。
裏だったら、へジンをどこにも行かさない・・・と決めていたのに。
へジンが自分を気遣って踏み出せないでいるのを充分知ってて、背中を押したのです。へジンもそれに気づいているようです。
へジン、やっと素直にソンジュンの元に行く事が出来ました。
そしてソンジュンも、やっとやっと想い続けて来たへジンを抱きしめる事ができたのです。
じれったい二人です。