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まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『コッパダン(原題)』レンタル版 30話まで

2020-10-09 14:28:19 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ケトンはスに呼ばれました。

ごめん・・・とスは言いました。お前を騙してここまで来させた事、一度もちゃんと謝れなかったと。

「あなたの元へ行くわ。私の元へ来るために全てを懸けたんでしょ。」

と、ケトンが言いました。

僕たちは家族だからと、ス。

私たちは家族だから・・・とケトン。

「今日までは鍛冶屋とケトンよ。次は、王とユン・スヨンとして会いましょ。」

そう聞いても、スは嬉しそうな顔は見せませんでした。

フンを捕まえたいか?と聞きました。

「捕まえたいわけじゃない。同じ道を歩きたかっただけ。」

正直すぎるよ、ケトン。スが全てを懸けたと聞いたから行く・・・なんて、想いは無いと言ってるのと同じじゃん。

 

その時、内官が息せき切ってやって来ました。

ケトンの兄が左議政に捕まって拷問をくわえられていたのです。

「ケトンは誰だ

 

スとケトンが駆け付けました。

ケトンが思わず兄の元に行こうとするのを、ムンソクが止めました。

迂闊な行動は、多くの人の命にかかわって来ますからね。

拷問は禁止だと言った筈だと、ス。

罪が重い故、拷問をしてでも聞き出さなくてはならないと左議政は言いました。

「このがユン・スヨンの兄だと言うのです。それが本当なら、こやつがではなかったか、或いはあの女人が両班のフリをしているかのどちらかです。」

ユン・ドンソク大監の令嬢だと、スが言いました。

だからこそ、きちんと調べなくては・・・と左議政も引きません。

 

そこにフンが入って来ました。

この者は、女人はだれでもケトンだと呼ぶのを、私は聞いた・・・と証言。

全く動じない左議政。それには理由があったのです。

ヨンスを証人として捉えてあったからです。

 

引きずり出されたヨンスは、言ってしまいました。

「その者はユン・スヨンではなく、このの妹ケトンです。」

まさか・・・です、ケトンもフンも。

ヨンスが裏切るなんて、想像だにしていませんでした。

指示したのは誰だと、左議政が聞きました。領議政だと言わせたかったのでしょう。

でもね、ヨンスは、どうしても言えませんでした。

 

フンには多大な恩があったからです。

処刑場から逃げ出したヨンスは、血にまみれた格好のまま街中に紛れ込みました。

でも、彼の姿を見た人は皆、臭いと敬遠し、石を投げつけ追い払おうとしました。

やっとのことで逃げ込んだ店で、食べ物をむさぼるように食べているところに入って来たのがフンでした。

フンは通報するでもなく、卑下することもなく、彼に匂い袋を渡しました。

「お前には刀ではなく、それが似合う。」

チルノムがヨンスになった瞬間でしょう。

そんなフンを裏切るなんて、やはり出来ませんでした。

でも、この場を何としても乗り切って、二度とチルノムに戻らないためには、誰かの名前を出すしか彼には思いつかなかったのです。

「ケトンです。私たちは皆、騙されたのです。」

 

ケトン、呆然としました。涙がこぼれ落ちました。

 

予定が狂った左議政は、今度はケトン兄に詰め寄りました。

あの女は妹のケトンか・・・と。

ケトン兄は、チュンシムの言葉を思い出しました。

“ケトンの名前を出しちゃダメ。でないと、あんたもケトンも死ぬわ”

「分からない・・・。」

と、ケトン兄は首を振りました。

その様子を見て、ケトンは耐えられなくなりました。

「ケトンはここにいます

私がケトンです。私は王妃の座が欲しくて皆を騙し、揀択に申し込みました。ヨンスの言う通り、コッパダンも皆騙されたのです。

泣きながら言いました。

 

その時、ユン・ドンソクが現れました。

フンが手を貸してほしいと頼んであったようです。

「娘が偽物なら、私も仲間と言うのですか私は父親です。これ以上の証拠がどこにあると?体の弱い子ゆえ、私が大事に育ててきた大切な娘なのです。それ以上踏み込まぬことですな左議政

左議政にそうとうな剣幕で詰め寄りました。

そして、スに頭を下げ、ケトン兄を引き取って良いかと聞きました。

「そうせよ。」

 

しかし、左議政は収まりません。

ユン・ドンソクは嘘を言っているとスに訴えました。

が、スはそれを受け付けませんでした。

私利私欲で私を騙そうとしたのかと王に言われたら、もう左議政も矛を収めるしかありませんでした。

だからと言って、怒りが収まったわけじゃありませんよね、左議政。

 

直後にケトンが倒れました。

口紅に入っていた毒のせいです。

スが駆け寄ろうとしたのですが、ムンソクが止めました。多くの人の目がある・・・と。

だから、フンが抱きかかえて行くのを、黙って見送るしかありませんでした。

これがまた切ない・・・

 

幸い、少量だったので、ケトンは大事には至りませんでした。

犯人がマ・ジョンヒだと言う事も、すぐにスの知るところとなりました。

 

ムンソクが、ケトンは大丈夫だと報告しました。

行きますか?と聞きました。

「もう私の役割ではないようです。」

と、スは言いました。ケトンを守る役目です。

 

領議政がやって来ました。

マ・ジョンヒを揀択から外したことに抗議しての事です。

若さゆえの過ちだから、今度ばかりは許してもらいたいと。

「領議政も若き故、兄を殺したのですか?」

ソは、この時とばかり、領議政の罪を指摘しました。

「その座は王に代わり苦しい民を案じる座です。代わりに権力をふるい、欲を満たす座ではない

王様は私を誤解されています・・・と領議政。

一切反省の色も、それどころか、罪の意識すら無い領議政です。

スは、ムンソクに、疑惑のある事件を全て再調査し、必要があれば、誰であろうと拷問を加えて審問してもよい・・・と命じました。

 

完璧な決裂ですね。

領議政は、スを見限りました。

左議政と手を組んで、謀反を起こそうと決心しました。

別の王を立てるつもりです。

 

ケトンの意識が戻りました。


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『コッパダン(原題)』レンタル版 29話まで

2020-10-09 13:01:11 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

この日は、再揀択の日でした。

ケトンは自分が選ばれる可能性が高い事を受け入れたのです。

兄のお陰で生き延びて、スのお陰で家族が出来て、コッパダンのメンバーのお陰で人間らしく暮らせました。

これ以上、フンの重荷にはなりたくないと思いました。

 

ヨンスは決めかねていました。

ケトン兄を宮殿に連れていくべきか・・・。

左議政は、この一件を全て領議政の仕業にしたかったのです。流石に王に責任を問う事までは考えていなかったようです。

何より、娘を王妃にしたいと思ってますからね。

だから、領議政の命令によってフンが動き、自分たちはそれに従ったと、ヨンスに証言させようと考えていました。

ヨンスは、昔の自分に戻りたくはありません。でも、恩のあるフンを裏切るようなこともしたくないわけで。

迷ってる気持ちをフンにぶつけて、正しい方に導いてほしかったのですが、タイミングが悪かった。フンもケトンに去られて、ショックを受けた直後でしたから。

 

再揀択の場では、他の候補者の娘たちが噂していました。

王には心に決めた人がいるらしい、それはユン・スヨンだと。

ここで一つ、指摘してもいいかしら?再揀択に残ったのは3人と言ってましたよね。だから3人を観象監に運勢を見させたわけで。なのに、3人以外にも数名出席してますよ。何故

 

スはケトンが再揀択に来るかどうか、不安でした。

きっぱりとその気は無いと言われましたからね。

でも、内官から、出席したとの知らせを受け、ほっとしました。

 

朝会の場で、候補者たちの人相を見ることになっていたのに、観象監の者が現れません。

実は、領議政が手を回していました。

左議政が自分に有利な結果を出させようと、担当の者を抱き込んでいると見た領議政が、その者に出仕出来ない様にし、その代わりに自分の手の者を出させようと考えたのです。

もう待てないと領議政が言い出しました。

こう言うこともあろうかと、自分が別の者を呼んであると。その者にしてよいかと。

でもね、入って来たのは、なんと、フン。

 

呼んだのはスでした。

領議政が観象監を抱き込んでいるとムンソクから知らされ、ならば・・・と、手を打ったのです。領議政の責任を問うのではなく、裏をかこうとしたのですね。

ムンソクは、フンを呼ぶことでスが苦しむ結果になるかもしれないと感じたのでしょう。

その案に反対しました。

だったら、観象監の者を・・・とムンソクは言いました。でも、誰を呼んでも、領議政か左議政の息がかかっていると思われました。それよりは・・・ですね。

そうはいっても、スも、フンが来るかどうかは半信半疑でした。

フンは来ました。

 

領議政も左議政も驚きました。

フンは父領議政に呼ばれて来たと言いました。

しかし、その領議政も、そして当然左議政もフンは不適格だと言いました。

でも、スはフンに3人の運勢、人相を見させたのです。

 

フンは、ジファとマ・ジョンヒについては、前回観象監が述べたものとほぼ一致していると言いました。

要するに、ジファが王妃には相応しいと言う事です。

しかし・・・とフンは続けました。

「カン様にとって、王妃の座は窮屈でしょう。王を補佐するより自ら王になる運命ゆえ宮殿は合いません。」

一瞬喜びかけた左議政は、不機嫌になり、ユン・スヨンはどうだと聞きました。

死人の四柱と出たが、本当か?・・・とね。

はい・・・とフンは答えました。

「しかし、四柱と人相が合わぬゆえ、直接見なくては。」

スはそれを許可しました。

ケトンの選択を尊重しようと言う覚悟ができたのかもしれませんね、スは。

く~っ 動じない態度を取り続けるスですが、目が微妙に心の内を表しているようです。

 

再揀択が終わり、候補者たちは皆帰りはじめました。

三揀択もあるようで、そちらに残った者には連絡するとのことでした。

その時、内官がケトンを呼び止めました。

便殿に来てください・・・と。王が呼んでいると言う事です。

 

それを耳にしたジファとマ・ジョンヒ。ジファは呆れた表情を浮かべましたが、マ・ジョンヒは初めて動揺を見せました。

領議政から、必ず勝てと言われていますからね。

「勝てぬと分かったら、その時使え。」

と言って渡された口紅を取り出しました。

そして、ケトンを呼び止め、王様に会うのなら・・・と差し出したのです。

ケトンは疑うことなく、その口紅を塗りました。毒入り・・・でしょうね。

ジファは、何かを感じ取っているようです。

 

ケトンが便殿に入って来ました。真っ直ぐにスを見つめました。

そして用意された椅子に座りました。

前にかけられた垂れ幕を上げると、そこにいたのはフン。

思わず見つめ合う二人。

それを見た左議政が皮肉りました。そんなに見つめては愛する人だと誤解されますぞ・・・と。

 

「死人の四柱です。」

と、フンが言いました。

人の命は天が決めますが、切実であれば奇跡が起こる事もあります。父が木の気運を借り、娘の不運を防いでいます。水の気運が木の気運と出会い、雪となりました。名もなき者が生まれ変わったかのように。

そして、続けました。

「王様の土の気運とユン嬢の火の気運は相生の関係故、王室に福がもたらされます。しかし、あなたは王様のみならず誰しもに福をもたらす四柱です。今までの苦しみは今後の幸せのためのものです。もう心配せず自由に生きてください。今後のあなたの不運は誰かが代わってくれます。」

自分が・・・と言う事ですね。

 

ケトンの目はスを見てはいませんでした。

ただ、フンだけを見つめていました。

スはケトンの選択を知りました。

 

朝会の後、フンを呼んだ領議政。

本当にケトンを王妃にするつもりかと激怒。

ケトンが望むなら・・・とフン。

いつまで続ける気だと、領議政。

何処まで行く気ですかと、フン。

間違った道を正そうとしない父に、フンは絶望的な気分になりました。


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