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揀択が始まり、左議政も領議政も自分の家門の娘を推すために動き始めました。
領議政は、大妃を通じて審査員的な立場にいる宮中の外命婦の女性たちに金品を贈りましたし、左議政は、大王大妃に王権をゆるぎない物にすることが肝要・・・とかなんとか。
本当は娘を王妃の座に据えたいと思っているのが、大王大妃にも見え見えです。
ギョンは、芙蓉客主で得た情報・・・銃使いは山尺だということを確認することに。
管理者が領議政だと聞き、呼び出しました。
大王大妃に虎の皮を贈りたいので、虎を狩ってきてくれないか?・・・と言うと、領議政は大喜び。
この時期に自分に近づくと言う事は、王妃の座が近づくと言う事だと思ったのです。
特別扱いって思っちゃったようですね。
腕利きの猟師がいるそうだな・・・と聞いても、有頂天になってる領議政は全く怪しく思わず、べらべらと答えました。
この時は、揀択の期間なので世間的にマズいだろうから・・・と狩りに参加することを拒んだギョン。
でもね、そう言って油断させておいて、当日、急に現地に出かけて行ったのです。
そうすれば、猟師を隠すことは無いだろうと思ってね。
狩り場に行き、自慢のお抱え猟師たちを紹介されたギョン。
その中に、自分を撃った男を見つけました。特徴的な傷跡が顔にある男だったのです。
狩りに紛れて、男を追うギョン。
男もギョンに気づかれたと察し、逃走を図りました。
でも、ハン・モと組み合った挙句、崖から転落してしまったのです。幸い命はありました。
ギョンは密かに男を匿い、治療を施し、事情を吐かせようと考えています。
ここで一つ結論がでました。
領議政は黒幕ではないと言う事です。銃使いがいなくなったことに気を使う様子が無かったからです。元々、ギョンは、領議政の性格では、こう言うことを出来ないと踏んでいましたからね。
自分の考えが正しかったと思いました。
一方、ウンボは、他の候補者たちと宿舎に入りました。
揀択までの数日間、同じ場所で過ごす決まりだそうです。
左議政の娘ヨンジは、ウンボの顔を見て幽霊でも見た表情になり、怯えました。
思わず後ずさりした時転びそうになって、丁度そこに立っていた領議政の姪ソンイのチマを掴んじゃった。
で、チマが破れてしまったのです。
怒りそうになったソンイですが、チョン尚宮たちがいたので、ぐっと我慢しました。
でも、しっかり仕返ししましたよ。
ヨンジのチマを破ったのです。それも揀択当日に着る決まりのものを。
それに、自分の仕業だということを、隠しもしません。
ホントにムカつくわ
ウンボじゃないけど、キム氏一族はどいつもこいつも
この一件に腹を立てたのは、ヨンジやウンボだけじゃありませんでした。
他の候補者イェシルやダニョンも怒り、一緒になって繕ってくれました。縫い跡が目立たない様に、刺繍をすれば?とウンボが言い、皆で一緒に作業したのです。
この一件で、ヨンジとウンボは打ち解けたようです。
ペク・チャヨンはジェファンに計画の進行状況を報告しました。
「我々の味方につけ、王のそばに送らねば。」
と、ジェファ。
まだウンボだと知らないのね。
揀択当日になりました。
ギョンは、夢の事が気になり、ファン内官にホン・ギホの娘がいるかどうか確認させました。
すると、いると言うじゃありませんか。
ギョンはじっとしていられなくなりました。
で、会場に赴いたのです。本当は参加する予定ではなかったのに。
そして、そこで、ギョンは夢の通り、ウンボを見つけたのです