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自分の思い込みから勝手に誤解して酷い事を言ってしまったイヒョン。
流石に悪いと思い、オクナムに謝りに行きました。
オクナムは、再度あのプレゼントをイヒョンに渡しました。
「私には夫がいました。不慮の事故で死んでしまった後も、ずっと私は彼の生まれ変わりを待っていました。ようやく巡り会えたのです。だからここへ・・・。」
あなたが私の夫なのですか?
そう聞かれても、イヒョンは全く分かりません。心当たりというモノが全く無いのですから。
これを、グムが聞いちゃった。
ショックですよ、グム。呆然と立ち尽くしてしまいました。
持ってきた携帯の充電器をオクナムに渡し、そのまま行ってしまいました。
温かいコーヒーでも・・・とオクナムが言うのを断って。
ところで、オクナムがプレゼントしたのは、イヒョンとグムどちらもネクタイ。それも花柄の。
嬉しそうに締めてきた二人、まるで漫才コンビのようです。
違いは裏にオクナムが入れた刺繍の柄。イヒョンは花、グムは蝶。
夫の生まれ変わりかもしれないと言ったオクナムの言葉が、ショックだったグム。
それは、オクナムが仙女だと言う事を信じている証拠です。
でも、イヒョンは今でもオクナムの話すことが真実とは思えないのです。目に見えない事を真実だと思うことは、彼にとって本当に難しいことでした。
目に見えていることが全てではないと、以前、オクナムが言いましたが、グムと違って、その意味をまだ理解出来ないでいました。
イヒョンは親に捨てられたのかもしれません。そんな夢を時々見ているようですから。
実際、教会付属の施設で育ったようです。
しかし、後に偶然知ってしまったのです。世話をしてくれていた一人のシスターが実母だということを。
ある日、そのシスターが彼に言いました。生まれてくるべきじゃなかった・・・と。
誕生日でした。
「だから、誕生日が嫌いなんだ。」
イヒョンは、グムに言いました。
オクナム・・・グムに惹かれてる?
グムと一緒の夢を見てました。ぽっと頬を赤らめたりして。
その朝、オクナムから貰った蓮の花が咲きました。
グムはその蓮を“オクナム”と名付けています。
その頃、イヒョンはオクナムを訪ねていました。
「夫の生まれ代わりかどうかが、そんなに大事な事ですか?転生の事は分からないけど、一つだけ分かる。あなたを好きになり始めた。」
思いもよらない告白に、オクナムも驚いて声が出ません。
良い雰囲気になるかな・・・と思った時、チョムスンが起きて来た。髭も出てるし、尻尾もある状態で。
お初ですよね、人間の姿のチョムスンは。
驚いたイヒョン、思わず退治しようとしちゃった
きちんと挨拶を交わす娘と父(?)。
5度の転生で虎になったと聞き、イヒョンは、あの日の虎がチョムスンだと知りました。
「信じられないでしょうけど、私たちはこうやって699年、生きて来ました。」
やっぱり、イヒョン・・・理解の域を超えてるとしか思えません。
イヒョンとオクナム2人で食事に行きました。
茹でた鶏肉を見て、オクナムは家族で食べた食事を思い出しました。
夫と息子と娘の4人で、1羽の鶏を分け合って食べたことを。
すると、イヒョンとグムも同じように相手を気遣いながら鶏肉を分け合うと言うじゃありませんか。
グム先生も誘えばよかったですね・・・とオクナム。
イヒョン、それは避けたいですよね。
で、オクナムの携帯を取り上げようとしたら、電話がかかって来ちゃった。
それが、別の教授からだったので、うっかり電話に出たら、グムだった
グムは、その教授の携帯を借りて連絡してきたんです。
結局、グムも合流しました。
オクナムが席を外した時、グムが聞きました。どういうことですか?と。
「今日は俺がオクナムさんと過ごす。お前は一緒にショッピングに行っただろ?」
と、イヒョン。
「俺はオクナムさんが好きだ。お前が言ったから、俺もちゃんと伝えたからな。」
対抗したいわけじゃない、お前もそうだろ?とイヒョン。
対抗したいわけじゃないと言いながら、その後のイヒョンは・・・と言うより、2人は絶対にオクナムの傍を離れようとしません。
何かと張り合おうとしてます。大人げないったらありゃしない