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ムン・チェウォンさん、ユン・ヒョンミンssi、ソ・ジフンssiというまぎぃお好みの俳優さんたちが主演とあっては、見なくちゃいけないだろうと、レンタルして来ました。
ユン・ヒョンミンssiのテンション高めの演技、私にとってはお初かも。
仙人だらけのファンタジー感満載の作品です。
仙女の姉たちと地上で水浴びを楽しんだソン・オクナム=ユン・チェウォンさん。
天上に帰ろうとしたとき、彼女だけ羽衣がありません。
仕方なく地上の世界に残ったオクナムは、そこで木こりと出会い、結婚。子供にも恵まれます。
その後、どうして夫と生き別れてしまったのかは、まだ分かりません。
羽衣伝説って感じですね。
チョン・イヒョン=ユン・ヒョンミンssiは大学の准教授。
長い間不眠症に悩まされています。
イ教授から薬を処方されてますが、一向に効き目はありません。
誰かがイヒョンを隠し撮りしてますが・・・。誰
ところで、イヒョンは物凄い潔癖症です。なんだか、「とにかくアツく掃除しろ!」のユン・ギュンサンssiを思い出しましたよ
イヒョンの助手が大学院生のキム・グム=ソ・ジフンssi。
イヒョンとは違って、穏やかでのんびりとした雰囲気の青年です。
ある日、2人はグムの実家に一緒に帰省することになりました。
2人は准教授と助手以上に親しそうなんですけど・・・。まるで兄弟のようです。
気が進まない、そう言わずに・・・の応酬でしたが、実はイヒョンもとっくに出かける準備はしてあったのです。手土産の高級洋酒も。
素直じゃないんだから・・・。
ケリョン山と言う山の中を走り続けていると、カフェを発見。
丁度コーヒーを飲みたいと言っていたイヒョンは、立ち寄る事を決定。
ところが、山小屋風な建物は、まるで朝鮮時代。
出て来たハルモニのオクナム=コ・ドゥシムさんも、頭に花なんぞを飾った韓服姿。
人間のような猫もいたりして。この猫はCGですね
おまけに、店にいる村の人も何だかちょっと変だし・・・。
引きますよね、あれは
でも、胸には『バリスタ』と書いたバッジをつけてて、出してくれたコーヒーもとても美味しかったのです。
ま、なんやかんやとありましたが、無事に店を出発。
ところが、いくら走ってもグムの実家に着きません。同じところをぐるぐる回ってるだけのような感じ。
携帯も圏外でどうしようもありません。
完璧に迷っちゃった2人。
途中で道端に何やら道しるべのような石を積み上げた物を見つけ、車を降りて歩き出しました。
しばらく歩くと、水音が聞こえて来ました。
その方角に行くと、滝に行き当たりました。
そこに、さっき会ったカフェのバリスタハルモニの姿が。
髪をほどき、服を脱いで水の中に入って行くハルモニ。
ところが、一瞬の間に、若い女性に変身しちゃった
キツネにつままれた感じの2人。
驚いて動いた拍子に気づかれちゃった。
で、次の瞬間、空中を飛んできた女性がグムに空手チョップ
2人はそのまま意識を失って倒れてしまいました。
気がついたら、車の中。
本当に夢心地。
でも、2人そろって目撃したんだから、見間違いじゃない事は確か。
グムは九尾狐かもしれないと思い、イヒョンは単なる神経ナントカのエラー(?)だと思おうとしてます。
若いオクナムを演じてるのがムン・チェウォンさん。
2人はグム母と一緒にお寺に行きました。秋夕なんです。
そこで、若いオクナムと再会しました。
イヒョンは変身した理由をずけずけと問い詰めようとしました。
礼儀も遠慮もないイヒョンです。
一方、グムの方はオクナムに一目ぼれした感じ。
オクナムが絡まれていると誤解して、ク先生と言う仙人が割って入りました。
事は余計にややこしくなっちゃって。
ま、大ごとにはなりませんでしたけどね。
ク先生の他に、カフェにもいた2人の男女も仙人です。パク仙人とオ仙女と言います。
翌朝目覚めたイヒョンは驚きました。
こんなにぐっすり眠れたのは、いつ以来か分からない程です。
2人はモーニングコーヒーを飲みに仙女喫茶に。
現れたのは、老オクナム。
コーヒーを待つ間にトイレに行ったイヒョン。
老オクナムは、偶然、イヒョンが用を足す音を聞いちゃった。
それが、699年前、毎日のように聞いていた夫のものと同じだと気付いたのです。
え・・・
音なんて、皆同じじゃないの
まさか、夫の生まれ変わり・・・とオクナムは思いました。
でも、既に顔も忘れてしまってるので、確かめようがありません。
そんな時、イヒョンがオクナムの飼い猫の名前を呼んだのです。
“チョムスン”と。
「何故知ってるの教えた覚えは無いけど。」
と、焦る老オクナム。
イヒョンは咄嗟に口をついて出ただけなので、知っていた理由が分かりません。
たまたま聞いたのかな?・・・と呟きました。
じゃぁ、あの泉は何故知ってたの?と老オクナム。
その言葉で、イヒョンは気づきました。やっぱりあの若い女性は目の前のハルモニが変身した姿だ・・・と。
そうですよね変身しましたよね・・・とイヒョン。
老オクナムは髪の花をイヒョンに差し出しました。
その瞬間、若いオクナムに変身しました。
イヒョンも、グムも驚いて口をあんぐりと開けてしまいました。
ずっと夫の生まれ変わりと会う日を待ち続けていたオクナム。
涙がこぼれ落ちました。
イヒョンとすると、変身したことも、泣いたことも、理解の域を超えているので、もう、逃げる事しか考えられませんでした。
オクナムが夫の服を取りに行ってる間に、逃げ出しましたよ。
ところで、もう一つ謎が。
仙女喫茶に大きな卵が大事そうに置かれているのですが。
カラにヒビが入り、今にも割れそうになりました。
若い女の子に変身した猫のチョムスンが叫びました。
「母さん、兄さんが生まれる」
兄さん卵から
捜しに行かなくてはとオクナム。
でも、ソウルのどこに行けばよいのか・・・と途方に暮れそうになった時、オ仙女が絶妙なアシスト。
車に貼ってあった大学の駐車場番号を見ていたのです。