グロリア DVD-SET2 | |
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前回の記事は、こちらから。
ジンジン、結局、歌いませんでした。泣きながらジンジュの情報が欲しいと訴えたのです。
オーディションには落ちましたが、ジンジンのこれまでの障害者の姉を抱えての苦労続きの人生が公になり、功を奏しました。ジンジュがネット検索上位になったのを利用し、ジンジンの情報をネットに流したんです。
ジンジンへの応援がたくさん事務所に寄せられました。
そして、CM契約の話も舞い込んだし、新しい曲の提供も寄せられました。
でも、ジンジュが行方不明の状態では、ジンジンは食事も出来ず、寝る事も出来ないでいまして、仕事どころじゃありませんでした。
チェ室長は、ジンジュが居なくなった事で得をするのは、ジソク一人だけだとガンソクに忠告。
ガンソクは、ジソクに初めて直接強い口調で抗議しました。事情を察してる・・・と。これ以上何かあったら許さない・・・と。
ドンア父も、ジソクに疑ってると言いました。ジソクは勿論しらばっくれてますけどね。
ガンソクは、ジソクのお金の動きをチェック。特に怪しい事は無かったのですが、中で一つだけ、何処かの使節に多額の寄付をしてる事に注目。その施設を調べさせました。
そしたら、療養所とは名ばかりで、世間から隠れていたい人とか、都合の悪い人物を収容してる疑いがあると判るのです。ジンジュがそこに居ることは容易に察することが出来ました。
そして、警察を装って、強制捜査する・・・と脅し、ジンジュを無事連れ出したのです。
田舎のバス停にジンジュを連れて行き、そこで地元警察に連絡。警察はジンジュを保護しました。
ジンジュは、ジソクに命じられた男に拉致され、閉じ込められていました。でも、食事をせずにいるもんだから、どんどん衰弱します。男は困って、ジソクに対応を求めたのです。で、施設に死ぬまで入れておく・・・という方法を取ったって訳です。
施設に入れる前に、ジソクは、朦朧としてるジンジュに会いました。
そして、20年前の事件の時、ジンジュが自首をしつこく勧めるから、ああいう事になったんだ・・・とジンジュに愚痴を吐きます。この事で、ジンジュは記憶が戻りそうになってましたね。
戻っても、失語症になってしまったジンジュは何も話しません。それでも、徐々に体調は戻りました。
そんな時に、ジンジンはCMの契約をし、契約金をもらいました。相当多額の。
それでジンジュの手術をしようとしたんです。20年前にはお金も無かったし、技術的にも困難だった手術だけど、現在では可能になった・・・とね。
ジンジュの手術は成功しました。でも、なかなか目覚めません。
そして、目覚めた時、ジンジンの記憶が無いように見えました。でも、それも徐々に回復し、とうとう元気な頃のジンジュに戻ったのです。
ちょっとこれは出来過ぎの感がありますけどね
いきなりあんなにきちんと記憶が戻るもんなのかしら?それも、少しも欠けることなく覚えてるんですもん。
幼児のようだったジンジュが、きちんとした身なりになり、口調も大人になりまして。別人のようです。
ガンソクは、ジンジュが行方不明の時のジンジンの様子を見て、心底心配でならなかったようです。これほどまでに心配させる女性にこれから後会う事があるだろうかと考えた時、もう、迷う事は無いと思ったようです。
ジンジンに言いました。
「これが‘愛’だと思う。愛してる、ジンジン。」
そして、結婚すると決心しました。
その足で母のところに行き、ジンジンへの気持ち、結婚の意志を伝えました。それでも心配する母に、ガンソクは絶対に母と同じ目には合わせないと約束すると言ったのです。
人を愛する事なんて出来ないんじゃないかと思っていた息子が、ジンジンのお陰でこんなに情の深い人間になったとガンソク母は本当に喜びました。それでも、一抹の不安はぬぐえない様子でしたが・・・。
ジソクは、ジンジュを施設に入れて一安心・・・と思っていたんですが、施設から連れ出されるわ、手術で記憶が戻るわ・・・で、不安で不安でいたたまれないようです。
それに、施設に払ったお金や悪事を命じた男性に払ったお金、それにドンア父に脅されて渡したお金等で、とうとう会社の金に手をつけてしまいました。すぐにそれは父にばれ、大目玉をくらうし。
ドンア父がまたまた上手~く言いましてね。
記憶の戻ったジンジュをなだめ公にさせないようしてやる・・・と、またも大金を要求してるんですよ。
ジソク、本当に切羽詰まってます。
そんな時、ジンジュがドンア父に頼みたい事がある…と言いました。それで、ドンア父はジソクをクラブに呼び出しました。
ジソクが、いらいらとしてると、その時、舞台にジンジュが歌い始めました。
茫然とするジソクです。もう、ジンジュの表情はあの障害者のものではありません。しっかりとジソクを見つめていました。
ここで、つづく・・・です。
ジンジュが記憶を取り戻して、ジンジンの事を抱きしめるシーンは、本当に泣けました
20年もの間、自分の所為で幼かったジンジンにどんなに辛い人生を送らせてしまったか。
バスの中で、ボールペンを売るジンジン。発作を起こした自分を抱きしめるジンジン・・・。
「ごめんね。ごめんね。」
・・・と、泣きながら謝るジンジュ。もう、姉の姿になってましたね。
ガンソクは、ジンジュにもきちんと結婚の話をしました。そして許しを得たいと言ったんです。
ジンジュは、自分に許すなんていう資格は無い…と言うのです。それでも、ジンジンは、本当に可哀想な子だから、守ってやってほしいとガンソクに言いました。
この時、ジンジンの大きな目から、ぽろっと涙が落ちます。きっと本当に嬉しかったんでしょうね。
また、ジンジュがいなくては生きていけない、姉より先に死ぬことは出来ない・・・と、ジンジュを探すジンジンを見つめるガンソクの表情も良かったです。
心配で心配でいたたまれないんだけど、ジンジンが好きでたまらないんだけど、おそらく自分はジンジンにとって、永遠にジンジュの次の存在なんだろうな・・・と思うんです。
それでも、ジンジンを愛さずにはいられない・・・と思うガンソクなんです。
ドンアとユンソは新婚さんの雰囲気です。ただ、ドンアの昔のヤクザの親分が出所して来まして。
なんだか又その世界に引きずり込まれそうで心配です。
とっととアメリカに行っちゃえば良いのにねぇ。そうはならないんだろうねぇ・・・