まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『大君ー愛を描く(原題)』8話まで

2018-09-20 09:43:13 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

キム・グァンがヤンアン君の策略だ・・・と言いましたが、フィは信じられませんでした。

でもね、宿舎を飛び出したら、そこには女真族が取り巻いてて。

どーにかこにーにか逃げ出しました。

途中で、ルシゲが逃げるのを手助けしてくれました。

キム・グァンは、自分が囮となって敵を引きつけている間に、逃げてください・・・とフィに言いました。

 

やっとのことで逃げ切り、離れていたキム・グァンとも落ち合う事ができたのですが。

ほっとした時、女真族の中でも好戦的で知られる部族に捕まってしまいましたよ。

朝鮮の王子が和議のために来ている事を知っていた彼らは、誰が王子かと問いました。

で、キム・グァンがフィの身代わりとなったのです。

この時、ルシゲの父親というのが、女真族の長だと言う事が分かりました。

ルシゲは、キム・グァンの言葉を真実だと部族に証言しました。それが生き残れる方策だと瞬時に判断したようです。

 

フィたちが逃げ出した後、ヤンアン君の命で交渉に当たっていたウルンが女真族の陣にやって来ました。

イ・ガンが即位した後、女真族に土地を分け与えるという証文を差し出しました。

宿舎に残されていたジャヒョンが仕立てた防寒着を持ち帰ると、ヤンアン君は、それに動物の血を付けました。

フィが帰らなかった時には、それを死んだ証拠とするつもりなのです。

 

イ・ガンは、王を見舞いました。

フィが気の毒だと言う王に、ガンは、こうなったのは王様の所為だと言いました。世弟にフィを・・・と言うのは、王様の意志だろうと踏んでいたのです。

自分も弟なのに・・・と不平を言うイ・ガン。

「ならば、私を慕っているか?」

と、王。兄を慕い、甥を慈しんでいるか?・・・とね。

どうすれば信じてくれるのかと問うガンに、

「忠義ではなく友愛を望んでいるのだ。」

と、王は言いました。我々は家族なのだから・・・とね。

でも、ガンには、自分が彼らの言う“家族”の一員とは認めてもらえていないと思ってきましたからね。平行線です。

 

ジャヒョンは毎日寺での祈りを欠かしませんでした。

母は兄のために、そしてジャヒョンはフィのために・・・。

 

ナギョムはある日、チョ・ヨギョンを呼び出しました。

夫が足しげく通う馴染みの妓女と、その妻という上下関係をはっきりと示しておきたかったのかもしれません。

嫉妬の所以だとは自分は思いたくなかったのかもしれませんが、ヨギョンからしてみれば、見え見えですわな。

夫を陰で支えてくれているから・・・と褒美を差し出しました。

でも、ヨギョンはそれを拒否。自分が仕えているのはナギョムではなく、イ・ガンだから・・・と。

ナギョムが上から目線で何を言っても、ヨギョンには通用しません。反対に言い負かされてしまいました。

挙句の果てに、

「大君の思い人は他にいます。」

なんて言われたもんだから、怒りを抑えることはできませんでした。

散々にヨギョンを折檻したのです。顔に傷をつけなかったのは、イ・ガンに知られたら大ごとになると思ったのかもしれません。

ヨギョンの心には、この恨みが刻まれました。

今すぐじゃなくて、より効果的なチャンスを得た時、復讐すると誓いました。

 

ナギョムはイ・ガンに嫁いだ時から、自分の地位が大妃、王妃に継ぐ高いモノになったことを充分過ぎるほど意識していました。

ジャヒョンと母にもそう言う態度をとりはじめていたのですが、ジャヒョンは気づいていません。ジャヒョン母には、それが感じられましたが・・・。

 

女真族は、王子だと言うキム・グァンのみ労働を免除し、フィとギトゥクには厳しい労働を課しました。

その時、人質となった朝鮮人たちと会いました。彼らは、ギトゥクの言葉から、フィが大君だと言う事に気が付きました。

自分たちと同じように労働をさせられるのを見て、食糧を分けようとしました。王族への敬意を示したのです。彼らにとっては、命綱と思えたのでしょう。

 

キム・グァンは大君として女真族と交渉し始めました。

自分を人質として、後の二人を朝鮮に帰せば、何らかの返礼がある筈だ・・・とね。フィを何とかして生きて帰そうと考えたのです。

この時、女真族の話から、イ・ガンが即位した時には土地をくれるという約束を既にしていたことを知りました。

でも、事はすんなり進まなかったようです。

 

その間に、出陣した軍は凱旋帰国していました。

女真族を国境から追い払ったということで、都の民は大歓声で彼らを迎えました。

大妃や王たちも、喜んでヤンアン君と相対しました。

ところが、そこでヤンアン君が伝えたのは、フィの死。

遺品として差し出したのは、ジャヒョンが贈った血染めの防寒着でした。

 

大妃も王も倒れそうになるほどのショックを受けました。

長子を守るために、もう一人の息子を殺してしまった・・・と大妃は自責の念にかられました。

 

キム・チュは息子キム・グァンの死を悼む事も出来ませんでした。主君であるイ・フィを守って死んだんだから・・・と自分を納得させるしかなかったのです。

王妃も、自分が王の子を産んだがために、兄を死地に追いやってしまったとショックを受けていました。

フィが居なくなってしまった今、王と子を守るために何を成すべきか、そちらを考えなくてはいけなくなったのです。悲しむ事も出来ず。

キム・チュは、院相制を採ろうと考えていました。

 

そして、ジャヒョンはイ・ガンからフィの死を伝えられました。

信じられませんでした。これまで嘘をつき続けてきたイ・ガンの言葉など、信じられないのです。

血相変えて家に駆け戻ると、兄が帰宅していました。

そして、フィの死を告げられたのです。倒れそうでした。

 

イ・ガンも、平気な気持ちではいられませんでした。

血を分けた弟が死んだのですから、ヤンアン君のように作戦が成功したと手放しで喜ぶ事は出来なかったのです。

イ・ガンを見ていると、完全に悪人というわけじゃないと思えます。表向き権力志向の強い人の感情の分からない男と見えますが、内には、癒されない悲しさや寂しさを抱えています。

完璧に自分の味方と思える人がいない環境に生きて来たがゆえ、相手を支配することしか知らず、慈しむと言う感情を持てずに成長して来たのでしょう。

母である大妃の愛情を求め続けて来たのに、それが叶わないでいる理由も分からないのです。

唯一、自分を兄として尊重してくれたのはフィだけでした。

そのフィを失ったことは、やはりガンにとっては辛い事だと思います。

 

ジャヒョンはナギョムに会いに行きました。

フィを探してほしいと頼みに来たのです。大妃たちにそう働きかけてほしいと。

でも、ナギョムにその気はありません。無駄だと言うだけでした。

失意のうちに、帰ろうとしたジャヒョンの前に、丁度帰宅したイ・ガンが。

 

ジャヒョンは、イ・ガンの前に跪きました。

「ウンソン大君を探してください。頼める人はいません。大君なら可能では?」

必死に頼むジャヒョンに、ガンはフィの遺品を差し出しました。

血染めのそれを見たジャヒョンは、もう信じないわけないはいかなくなりました。

でも、信じたくありません。

これは、ただお召し物に過ぎません・・・。

涙をぽろぽろこぼしながらも、首を横に振るジャヒョン。

イ・ガンは、思わず抱きしめてしまいました。希望を捨てなさい・・・と。

 

その様子を、ナギョムが見ちゃった。

ヨギョンの言葉の意味をその時察しました。

夫イ・ガンが本当に好きなのはジャヒョンだ・・・と。

 

「相手が妓女なら我慢できます。必要な人材ですから。ですが、他の女人は許せません。」

と、イ・ガンに言うナギョム。

「誰かをあれほど恋慕する者を見たことが?」

と、ガン。そなたは私をあのように恋慕しているか?・・・と。

ナギョムは、フィはもう帰らないのだから、別の嫁ぎ先を見つけてやっては?・・・と言いました。

夫の想いに釘を刺すつもりだったのかもしれません。

まだ早いというガンに、あれこれと指図しようとするナギョム。ガンはその真意に気づいているようです。

「そなたの務めは内助だ。嫉妬などするな。欲をかけば、手に入れたものまで失うぞ。」

その瞬間、夫ガンのジャヒョンへの想いが本モノだと気付いたかも。そして自分の地位が決して永遠に安泰なモノじゃないということにも。

 

ジャヒョンは防寒着を抱きしめて泣きました。

その頃、女真族の牢で、フィもジャヒョンのリボンを握り締めて涙を流していました。

キム・グァンから、この一件が全てイ・ガンの仕組んだ事かも知れないと聞いたフィは、流石に大きなショックを受けました。

ここまでするのか・・・ですよね。肉親を殺してまでも、王座を手に入れたいのか・・・と。

 

現状を考えると、自分を世弟にするのがスジじゃ?・・・と大妃に言うイ・ガン。

でも、やはり大妃の考えは変わりません。ガンを世継ぎとする考えは全く無いのです。

院相制を採るつもりだと大妃は言いました。

私に済まないと思わないのですか?・・・とガン。

「私が済まないと思うのは、フィだ。」

王の体調が回復したら、フィを殺した者に復讐する・・・と言う大妃に、フィを殺したのは母上です・・・とガン。

フィを世弟としようとしたから、自分たちがこの作戦を遂行しなくてはいけなくなり、結果的にフィが死んでしまったと言いたかったのかもしれません。

ガンは、改めて大妃と戦う決意をしました。

 

ナギョムがジャヒョンを訪ねて来ました。

彼女にとっては、夫をたぶらかしたのはジャヒョンだと思いたいのです。夫の一方的な想いだとは考えたくないのです。

ジャヒョンを責め立てました。

ジャヒョンは、結婚前から自分にガンが言い寄っていたと正直に言いました。ナギョムのガンへの想い、王室に嫁ぎたいと言う思いを知っていたから、言えなかった・・・と。

ジャヒョンが何を言っても、ナギョムは信じませんでした。

今まで友だと思ったことはない。あなたが嫌いだった・・・とナギョムは言い放ちました。

「今後は私を大君の妻として接して。大妃様、王妃様の次に高貴な身分よ。今度夫をたぶらかしたら、警告もせず潰してやる。」

ジャヒョンは呆然と座っていました。

フィを失った今、親友をも失ってしまった事がショックでした。

 

絶対に大君は帰って来る、約束したもの。もし帰ってこなかったとしても、思い出だけで生きられる。想いが消えぬ限り私たちは一緒よ。待つわ。もし帰ってこなかったら一人で生きる。

でも・・・会いたい。希望がある時は耐えられた。今は耐えられない。すごくつらい・・・。どこに行けば会える?どうやって生きればいい?

泣きながらジャヒョンはクッタンに言いました。

 

女真族の陣では、フィとギトゥクが帰されようとしていました。

大君のフリをしているキム・グァンを人質として残し、二人が一旦朝鮮に戻る事を許されたのです。

期限までに朝鮮側の返答を持って戻って来ることが条件でした。

で、上手く行きそうだったんだけど、その状況の意味を知らない朝鮮人の捕虜たちが騒ぎ出しちゃった。

自分たちを見捨て帰ろうとしていると思い込んでしまったのです。

彼らがしきりに“大君様”と叫ぶのを見た女真族は、それが王子を指す言葉だと感じたのかもしれません。

捕まえろ・・・と長が叫んで、大混乱となってしまいました。

逃げてください・・・とキム・グァンが叫び、フィとギトゥクは駆け出したのですが、フィの肩に矢が

それを見たキム・グァンがフィを庇おうと駆け出し、矢面に立っちゃった・・・

 

何本もの矢を身体に受け、キム・グァンは息耐えてしまったのです。

フィの目の前で・・・。

そして、フィもまた女真族に取り囲まれてしまいました。

 

あいやぁ~っ続きが見たい。

でも、この続きは今度千葉に戻ってからになります。気になるわぁ。

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「TSUTAYAアジアMAGAZINE 2018 10月号」

2018-09-19 16:02:30 | 番組放送予定、DVD等発売レンタル予定

毎月いただいて来るこのフリーペーパー。

その時々で、在庫のはけるのが早い月と、次の号が配布される直前でも大量に残っている月とがあるように思えます。

今回は、本日店頭に置かれた筈なんです。

だって、昨日チェックに行ったら、まだ先月分でしたもん。

なのに、午後の早い時間で、既に、半分ほどになっていましたよ。

これは・・・イ・ジョンソクくん&スジさんが表紙の所為

 

今月のイチオシ!

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イベントレポート

・イ・サンヨプ JAPAN FANMEETING in TOKYO

その他レンタル情報

「憎くても愛してる」・・・10/3レンタル開始

「恋の花が咲きました~2人はパトロール中~」・・・10/2レンタル開始

「ラブ・トライアングル~また君に恋をする~」・・・10/2レンタル開始

「修羅の華」・・・10/3レンタル開始

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「あの人に逢えるまで」・・・10/2レンタル開始

「春の夢」・・・10/2レンタル開始

「バッカス・レディ」・・・10/2レンタル開始

「病院船~ずっと君のそばに~」・・・11/2レンタル開始  ブログでの記事は、こちらから。

「黄金の私の人生」・・・11/2レンタル開始  ブログでの記事は、こちらから。

 

検索の多い「病院船」と「黄金の私の人生」の情報が上がって来ました。

皆さま、もう少しお待ちください。

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『大君ー愛を描く(原題)』7話まで

2018-09-19 12:23:32 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

出陣する兵たちの荷物持ちと言うか、各両班子弟の従者に扮して紛れこんだジャヒョン。

フィのために仕立てていた防寒着が完成しなかったというのが理由ではありますが、とにかくもう一度会いたいという強い想いに突き動かされたのでしょう。

あまりにも無謀で、あまりにも傍迷惑な行動です。

いつもだったら、何と勝手な・・・と、少々気分を害される私なんですが、何故だか今回は腹が立ちませんでした。演じてる俳優さんによるのかしら?

 

ジャヒョンは、置き手紙を残していました。

出陣した兄とフィを見送りに行って来ます。遅くなっても心配しないで・・・なんて書いてありました。

それを読んだジャヒョン母は、すぐにぴんっと来ました。娘の性格を知ってますからね。遅くなるということは、単に見送ったというだけじゃなく、付いて行った可能性大だってね。

慌ててジャヒョン父に知らせようと部屋に飛び込んだら、そこには客人も。

イ・ガンでした。

 

イ・ガンは鬼の居ぬ間に・・・というふうに、ジャヒョン父に近づこうとしています。

フィと娘を添わせる事は、将来、危険な目に遭うことになるかもしれないから、考え直した方が・・・などと言ってます。

ジャヒョン父は流石冷静な人で、今、イ・ガンがそんな事を言う意味を考えていました。

そんなところに、ジャヒョン母が飛び込んで来たのです。イ・ガンはすぐに状況を察しました。

これから援軍を送るつもりだったから、自分が行って連れ戻して来ましょう・・・なんて言いました。

ジャヒョン父は、躊躇しましたが、ジャヒョン母は、何でも良いから娘を連れ戻してもらいたいと思ってますから、その言葉に飛びつきました。

イ・ガンはこれで堂々とジャヒョンを迎えに行く名分ができたってもんです。

 

その頃、ジャヒョンは、従者たちに交じって戦場への道にいました。

極寒の時期で、北に向かっているわけですから、過酷な行軍となっています。兵の中には、体調を崩す者も出ていました。

フィが、その者たちにも優しく声をかけているのを遠くから見詰めていたジャヒョン。やっぱり素敵な人だと感じたようです。

で、本人はと言うと、休憩のときには、時間を惜しんで防寒着の仕立てに励んでいました。

周囲の目を避けて、一人で林の中に行って、ようやく仕上げたジャヒョン。

その時、後ろから首筋に剣が。

フィでした。

フィは、こっそりと軍を抜ける者を見つけ、不審に思い後をつけてきたってわけ。まさか、ジャヒョンだとは思いもよりませんでした。

 

自分に遭いたい一心で防寒着を持って付いて来たと知ると、愛しさが溢れて来ました。

どうすれば良いのだ・・・と言うフィの呟きが、切ないです。

固く抱きしめました。

 

すぐ戻ろうとしたジャヒョンなんですが、日が暮れる頃とて、一人で帰すわけにはいきません。

自分の幕舎に泊めることにしました。

ところが、そこは兵でいっぱい。体調を崩した兵を、自分の幕舎に寝かせていたのです。

結局、幕舎の隅っこで二人は寝る事になりました。

このシーンもねぇ、ホント可愛いと言うか、切ないと言うか

何か、この後悲しい別れが待っているからこそ、今がとてもとても幸せだと描いているように思えます。

 

翌朝、フィとジャヒョンがこっそりと幕舎を出ようとしたのですが、前に立っていたのはイ・ガン。

追いついていたのです。

ヤンアン君には、フィが女性を連れて来ている・・・と報告しました。

軍律違反と言う事で、本来ならば、大君と言えど思い処罰をくだされるところでした。

 

またか・・・と、ジャヒョン兄は渋い顔です。

でも、妹を連れ帰るという口実で、戦場を離れる事が出来るかも・・・とも思ったみたいに見えます。

ヤンアン君とイ・ガンに散々しぼられたフィとジャヒョン。

フィは、自分が責任をとるつもりだったようですが、ジャヒョンは堂々と意見を述べました。フィは一切知らなかった事で、自分は会いたい一心で勝手に付いてきてしまった。でも、それは士気が落ちるモノではないと思う・・・と。

誰にでも愛する者がいる筈だから・・・と。

ま、勝手な言い分と言ってしまえば、そうでしょうが。この時代、そう言う考え方をしたとは思えませんけどね、実際。

結局、鷹揚な態度を見せたヤンアン君は、ジャヒョンをイ・ガンに連れ帰らせる事に決め、フィには発破をかけることで終わらせました。

イ・ガンの様子を見て、ヤンアン君も気付いたのです。ガンが何としても手に入れたいと思っているのが、ジャヒョンだということに。

 

ジャヒョンは、何度も何度も振り返りながら、陣を後にしました。

話しの口裏を合わせておかなくてはいけないからと、ジャヒョンに事の次第を聞きました。

そして、改めて感じたのです。

ジャヒョンが如何にフィを愛しているかを。

 

イ・ガンは都を立つ前に、ナギョムに指示を出していました。

王宮の様子を探るように・・・と。

大妃や王妃、そして王の容体等を探れということです。

一方で、ナギョム兄には、良い官職を与えた上で、周囲の者を味方に引き入れるよう命じていました。

 

身体に良いと思って・・・とらっきょうを持参したナギョムを、その真意を見定めるような目をして見つめた大妃。

結局、そのらっきょうは始末されました。

これまで、王に世継ぎが生まれなかったのは、何者かが手を下したと大妃は考えていました。ヤンアン君が一番危ないと考えているようで、いくら彼が都を離れているからと言って、ナギョムを信じる気にはならなかったようです。

 

帰って来たイ・ガンが自宅に戻らず、そのまま妓房に行ったと知ったナギョム。

流石に嫉妬しました。

兄から、そう言う場でないと出来ない話しもあると言われましたが、やっぱり釈然としなかったようです。

 

イ・ガンはチョ・ヨギョンに聞きました。

「女人が心から男に惚れることがあるのか?」

彼の周囲には、そんな女性がいなかったってことです。

大君という立場上、王宮でも妓房でも、外の世界でも、彼の機嫌をとったり王家に嫁ぎたいがためにすり寄って来る女性しか知らなかったのです。

ジャヒョンのように、イ・フィという人間そのものを打算抜きで心から愛する女性がいるとは、これまで思ってもみなかったのでしょう。

ヨギョンは、言いました。

「妓女は富と権勢に惹かれます。容姿に惹かれる女人もいるでしょう。男の志に惹かれる女人もいます。」

最後に挙げたのは、ナギョムのような女性のことですね。

 

戦場では、女真族と対峙したまま、戦略を決めかねていました。

でも、長引けば民の犠牲が増えるばかりだと、フィは和議を提案しました。

ヤンアン君は、全権をフィに委ねるから、やってみろと言いました。キム・グァンは自分も供をすると言いました。彼は女真族の言葉を話せるのです。

 

キム・グァンとギトゥクと共に、女真族の陣に出向いたフィ。

しかし、相手は法外な要求を突きつけるばかり。

平行線のままです。

その日は、女真族の陣に泊まったフィたち。

ところが、翌朝、突然朝鮮軍が女真族の陣に攻め入ってきたのです。

ヤンアン君の策略だ・・・と、キム・グァンは言いました。

 

女真族の陣で、フィたちはルシゲという女性と出会いました。

朝鮮人と女真族とのハーフです。

1話でフィとギトゥクとが苦労して朝鮮に帰りついた時に、同行していた女性です。

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『大君ー愛を描く(原題)』6話まで

2018-09-19 09:26:15 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

王が倒れたことで、またも世弟の問題が浮上して来ました。

北からは女真族、そして南の海賊という厄介な問題を解決するには、きちんとした世子を立てないと、士気も上がらないってことです。

とにかく、一刻も早く兵を送らなくてはと言っても、誰も手を上げません。

命令系統が曖昧だし、たとえ大妃が摂政と言う立場に立ったとしても、戦争の事は女性に指揮は無理だと誰もが考えました。

 

イ・ガンとヤンアン君は、自分たちに神が味方したと思いました。

もう、自分以外にいないじゃないか・・・って感じかな?

 

大妃も、もう避けがたいと思ったのか、腹をくくったようです。

でもね、そこで指名したのは、なんと、イ・ガンではなく、イ・フィ。

ガンは、ショックでした。自分は母大妃に嫌われているとしか思えません。幼い頃、世子のためにと宮廷から出され、やっと戻って来てからも、自分はフィより嫌われていると感じて来ました。

それが今回、はっきりとしたと思ったのです。

 

イ・ガンは大妃に直接理由を問いました。

大妃の答えははっきりしていました。

好き嫌いの問題ではないのです。イ・ガンの欲が・・・王位に対する欲が強すぎることが不安なのです。

大妃は、やっと生まれた待望の王の息子に次の王位についてほしいわけです。それが王位継続のきちんとした筋道ですから。

この先の世も、脈々と続いていくための筋道ですから。

だから、世弟は単に幼い王の子が成人するまでのつなぎなんです。

成人した暁には、ちゃんと王位を戻してほしいわけです。イ・ガンでは、その期待は持てそうにありません。

でも、そういう欲の無いイ・フィならば、それが叶うと思いました。

 

突然の指名に、驚いたのはフィも同じです。

生まれた時から、そういう欲を持つ事を許されなかった大君です。フィの場合は、それを納得して来ました。

彼の今の願いは、政権とは関わりのない立場で、ジャヒョンと静かに温かい家庭を築いて行きたい、ただそれだけなのです。

頑なに世弟の件を拒否しました。

 

大妃は、ジャヒョンとの結婚を許す代わりに、世弟の件を了承させようと考えました。

で、ジャヒョンに会う事にしたのです。

王妃とナギョムも同席しました。一応家族となりますからね。

 

ところで、ナギョムはイ・ガンの目的をはっきりと知り、自分の意志を固めました。

ガンは世弟になろうとしている。いずれはこの国の王に・・・ということです。そうなると、自分は家門始まって以来の王妃となれます。

ガンが大業を成すための手助けをし、運命を共にするということ。今後、自分はイ・ガンの妻では無く、臣下です・・・と言いました。

流石にガンも、その強い気持ちに心を打たれました。初めて心からの自分の味方が出来たと思ったかもしれません。

 

そんなナギョム。

ジャヒョンが大妃に会いに来た時同席し、ジャヒョンがいる時は柔らかい笑みでジャヒョンを褒め称えました。

でも、一旦ジャギョンとジャギョン母が退席した後は、散々にけなしましたよ。

花嫁修業をさぼったり、変装して出かけたり・・・と。王族の嫁にはふさわしくないときっぱり言いましたよ。

友達じゃなかったのか?・・・と王妃が怪訝な表情で聞きましたら、友の為だと答えたナギョム。

絶対に王族の生活になじめないと思うからというのが理由です。

これ、もしかしたら、イ・ガンの指示だったかもしれません。ガンとすると、絶対にフィとの婚礼を邪魔したいでしょうからね。

 

ジャヒョンが、フィと同じように権力を欲してはいないと気付いた大妃は、気に入った様子でした。

如何にフィを愛しているかも、伝わりました。その上での、ナギョムの意見・・・。

大妃はどう受け取ったでしょう。

 

帰り道で、ジャヒョンは女官から呼び止められました。大君がお待ちです・・・と。

やっぱりね、ジャヒョンはフィだと思い込んでいそいそと案内されて行きましたが、待っていたのは、イ・ガン。

まだ自分への執着を捨てていないと知り、怒りがこみ上げて来たジャヒョンです。

 

大妃は、ジャヒョンと結婚したけらば、世弟を受けろとフィに言いました。

王の息子が成長し、王位につくまでの間、盾になれと。

大君の命は、王室のためにあるのだ・・・と大妃。

なら、命を差し出します・・・とフィ。

一瞬、怯んだ大妃ですが、考えは変わりませんでした。

 

そして、大臣たちに自分の考えを発表したのです。

当然、大臣たちは驚き、喧々諤々の論争になりました。

その時、ヤンアン大君が議場に入って来ました。

討伐軍に志願する・・・と。

「王族が模範を見せてこそ、臣下や民も尊敬しついてくるというものです。」

もっともな意見です。

その上で、言いました。

「副官には、戦場に慣れている王妃の父キム・チュの息子キム・グァンを。新しく冊封される世弟は、その能力を示し世継ぎにふさわしい事を証明すべきです。」

つまり、世弟を戦場に送れということです。

自分は武術に優れているイ・ガンを伴おうと考えていたが、この状況では、イ・フィが行くべきだと。

上手い言い方です。

 

大妃は、フィを死地に追いやるなんて・・・と怒りましたが、口でそういい返す事は出来ません。

大妃の弟シム・ジョンは、チャンスかもしれないと言いました。

時間稼ぎをすることができると。その間は世継ぎ問題を持ち出すことは無いだろうからと。その間に王が回復すれば、世弟を立てなくて良いのだからとね。

それでも、フィの命が・・・と大妃が言うと、キム・グァンにフィを守らせればよいと言いました。

大妃、頷きました。

 

フィは決して納得できるものではありませんが、大君としての運命も命も自分だけのモノではないと言われたら、もうどうしようもありませんでした。

意識を取り戻した王も、フィの気持ちを理解していました。

フィの人となりも充分分かった上で、フィしかいないと思ったのです。

フィは、世弟は固辞しましたが、戦場に行く義務だけは果たすと言いました。大君として・・・。

 

フィを戦場に連れて行くと言うヤンアン君の考えを聞いたイ・ガンは、流石に躊躇する気持ちが湧いて来たようです。

年老いたヤンアン君も、フィもやはり家族です。

権力争いに於いてはライバルであっても、幼い頃から自分を兄と慕ってくれたフィです。死ぬかもしれない場所に送るのはやはりね・・・。

出陣の前夜、フィに祖父の形見の剣を差し出しました。

「この剣がお前を守ってくれる。」

「兄上を信じて行って来る。兄上が出陣したら、心配して待たなければいけない。それよりマシだ。家族だからな。」

この時ばかりは、ガンもフィを大切に感じたようです。

 

ジャヒョンはフィの出陣をナギョムとイ・ガンから聞かされました。

婚姻が控えていると言うのに名乗りを挙げた・・・とか、死ぬかも知れない人との婚姻なんか・・・とか、散々な言われ方でした。

ショックでした。

その怒りをフィにぶつけました。

フィは、自分の口で説明したかったのですが、先に知られてしまいました。

私はどうでも良い存在なのですか・・・とジャヒョン。

「婚姻してから行ってください。妻として帰りを待ちます。」

「必ず生きて帰る。私の命はそなたのものだ。私を待つそなたを一瞬たりとも忘れぬ。」

そなたの夫として生きたかった。だが、私はイ・フィである前に、この国の大君なんだ・・・と。

義務を捨てて婚姻しても、幸せにはなれない・・・と。

 

ジャヒョンはフィの為に服を縫い始めました。

でも、裁縫の苦手なジャヒョン。なかなか進みません。クッタンが手伝おうかと言いましたが、自分ですると言って必死に針を動かしました。

そして、ジャヒョンはフィと二人だけで結婚式を挙げました。

二人だけで仏様の前で愛を誓ったのです。

ジャヒョンは髪を結んでいたリボンを、フィは、髪を止めていた簪を互いに交換したのです。

このシーン、結構じんわりとしました。

この想いがあったからこそ、1話での再会シーンの切なさ全開の二人になるんだと思いました。

 

ジャヒョン兄も、父の命令で出陣することになりました。

まだ成均館の儒生なのに・・・と尻ごみしましたが、どうしようもなかったみたいです。

 

そして、イ・フィはたくさんの兵と共に出陣して行きました。

見送る民の中にジャヒョンの姿を探しましたが、見当たりません。

だって、ジャヒョン、また男装して付き従う民の中に紛れてますもん。

あいやぁ~っ

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『大君ー愛を描く(原題)』5話まで

2018-09-18 15:36:42 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ジャヒョンがイ・ガンの手を振り切って川に飛び込んだのを見て、一瞬、イ・ガンもイ・フィも驚いて凍りました。

でも、次の瞬間、フィは帽子(カッ)を脱ぎ捨てて、川に飛び込んだのです。

無事、ジャヒョンを船に助け上げる事が出来ました。

溺れ死んでも良いのか・・・とフィが怒ると、ジャヒョンは言いました。

「信じていました。きっと助けてくれると。」

その言葉を聞くと、フィはジャヒョンを固く抱きしめました。

 

二人のその様子を見たイ・ガン。

嫉妬に狂ったような表情です。

あれは、ジャヒョンへの想いが本物だから?それとも、単にフィのモノが欲しかったから

荒れた気持ちのまま、チョ・ヨギョンの元に行き、関係を持ってしまいましたよ。

イ・ガンはプライドの高いチョ・ヨギョンを手に入れたと思ったようですが、ヨギョンはそう簡単に心まで渡す女性じゃなさそうです。

 

濡れた服の着替えをギトゥクに取りに行かせ、フィとジャヒョンは小屋で身体を温めて待つ事に。

ジャヒョンは、自分に対していろいろと良くしてくれるフィの気持ちを問いました。

フィとすると、ここまでしてるのに、今更説明が必要?・・・って感じ。案外鈍感なんです、ジャヒョン。

と言うか、はっきりと口にしてほしかったのかもしれません。

突然kissしちゃったよ、フィ。

 

フィは、帰宅して来たイ・ガンをいきなり殴りました。

「手を出すな。私の女人に手を出すな。望むモノは全てやるから、あの者には手を出すな。」

血相変えてフィは言いました。

昔、フィの侍女が死んだことを持ち出し、誤解しているようだな・・・とガン。

ガンも幼かったから、自分の過ちに気がつかなかったのだと、フィはずっと自分に言い聞かせて来ました。

「一生かけて罪を償うがいい。」

フィは、言いました。

我々は王子だ、高貴で守られる存在だ・・・とイ・ガン。

民を守るのが王子の務めだろう・・・とイ・フィ。

王は絶対だ・・・とイ・ガン。

「兄上は王じゃない絶対に王にはなれない。分かったか?」

フィのその言葉は、ガンの胸を貫いたようです。

改めて王位への執念に火がついた感じです。

 

二人の交際が始まりました。

良家の子女らしく、手紙のやり取りがメイン。まるで平安時代の恋文のやりとりの様です。朝鮮も日本も同じなのね。

 

イ・ガンとナギョムの婚礼の日になりました。

友人として式に出席したジャヒョンは、そこで、知るのです。イ・フィが王の末弟ウンソン大君フィだということを。

 

直前に、友人のチョン・ソラが好きだと言っていた相手で、既に親に縁を取り持ってほしいと話してあるということも聞いていました。

だから、誤解しちゃった。

イ・ガンが代表するように、王族の男子は、遊び人で、女性を大切にせず、嘘偽りで人をたぶらかす・・・なんて思って、嫌って来た輩ですから。

ソラとの縁談が進んでいると言うのに、自分と交際するなんて・・・とね。

 

イ・フィも、自分が大君だということを、話したいと思ってはいたものの、やはり王族を嫌うジャヒョンになかなか打ち明けられませんよね。

その時から、ジャヒョンはイ・フィの手紙も受け取らず、一切連絡を断ってしまったのです。

 

正面突破だと家に押しかけたフィ。

でも、流石に大君として無礼な事は出来ないので、ジャヒョンの兄に用事が・・・なんて口実を作っちゃったがため、結局、ジャヒョン兄とお酒を飲むだけで帰るしかありませんでした。

 

ある時、必死に策を考えたフィは、芝居の一座のフリをして、ジャヒョンの家に入りこんだのです。

夫が自分のために呼んでくれたと大喜びのジャヒョン母は、友人たちを招き、ジャヒョンも呼び、芝居を見る事に。

出し物は、韓国版ロミオ&ジュリエットとも言える恋愛物。

途中で、被りモノを脱いで顔を見せたフィ。

ジャヒョンは、芸人がフィだと知り、驚きましたが、その言葉が心に響きました。

フィは、自分が大君だと明かせなかった心境を、芝居の台詞として語ったのです。

 

やっと素直になれたジャヒョン。

あまりにも真っ直ぐで純粋なジャヒョンとフィ。

可愛いカップル誕生です。

「皆、私を大君とあがめるが、私は何もできず何者にもなれない。誰かの思い人として、または夫として生きる事だけが許されている。それゆえ、自分が選んだ相手と添い遂げたい。互いの名を呼び合いながら。」

フィは、そう言ってジャヒョンを見つめました。

 

フィは、すぐに母である大妃にジャヒョンとの結婚の話を伝えました。

物凄く嬉しそうな息子の顔を見て、大妃も嬉しそうでした。でも、流石に大君の縁談ですから、そう簡単にOKを出す事も出来ません。

会ってみましょう・・・と大妃は言いました。

気に入る筈だとフィは確信していますから、それだけでもう本当に嬉しそうで、笑顔がはじけています。

 

一方、ナギョムと結婚したものの、イ・ガンはジャヒョンへの想いは断てず。それどころか、執着心は募るばかりのようです。

ナギョムも、夫イ・ガンの気持ちが自分に向いていないことは重々承知。

それでも、イ・ガンこそが、自分を高みに引き上げてくれる存在だと思っているので、ひたすら我慢しています。

夫婦がどういうものか、家族どういうものか、知らずに育ったから、妻にどう対すれば良いのか分からない・・・とイ・ガンが言うと、

「お気になさらず、ただ“大君”としてお生きください。」

と、言いました。

 

イ・ガンとヤンアン大君は、国を揺るがそうと企んでいます。

女真族と何らかの約束を交わしているようですね。

身体の弱い王では対処できないと思わせることで、イ・ガンを世弟の座につけ、次の王座を掴むつもりなのです。

 

王は、王子が生まれた事が本当に嬉しくてたまりませんでした。

早く王子が成長してほしいと思っているようです。自分の健康に自信が無いからですね。

自分が元気でいることが、王室の平穏を保つことになると分かっています。

王子が大きくなるまで生きてこの平穏を保って行きたいと心から願っているのです。

王妃は、やはりイ・ガンとイ・フィの事が気にかかっていました。イ・ガンが王座を狙っているのは、もう見え見えですからね。

王妃の父キム・チュは、権力欲の強いイ・ガンを、イ・フィを使う事で収めようと考えていますが・・・。

 

そんな時、女真族が国境を越えて攻め入って来たとの知らせが届きました。

すぐに大臣と王族を招集せよ・・・と王。

ところが、その直後、肝心の王が倒れてしまったのです。

 

ジャヒョンの両親、真面目そうな顔をしていますが、結構笑わせてくれます。

シリアスなシーンが続く中、とても上手いベテランの演技でくすっと笑わせてくれます。

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贅沢ランチ(^_^;)

2018-09-18 07:55:21 | 食べ物関連

実は、何度かトライしてるんですよ、谷川米穀店さん。

でも、時間切れで到着断念したことが数回、そして、前回は、あろうことか、休日・・・

前を走る車も、同じ目的地だな・・・と予想していたら、やっぱり

やっと到着・・・と思ったら、お店の前に“本日休業”という貼り紙。思わず、運転手の方と苦笑し合いましたよ。

同病相哀れむ・・・という言葉がふさわしいかどうかは分かりませんが、そんな思いを共有しあった瞬間でした。

ま、そんなこんなで行きたい気持ちが募ってまして、昨日チャレンジ

 

2時間のドライブで到着。1時間並んで、5分で完食・・・

ある意味贅沢なランチでした。

並んでいる間に、‘本日の麺終了しました’の団扇が

それが、すぐ上の写真。

開店30分経たずに、札止めですよ。

 

そうやってやっと食べられる・・・と思ったら、写真撮るのを忘れないようにとアルフィーと言い合っていたのに、すっかり忘れてまぜまぜしちゃった・・・

それが、トップの写真です。

 

茹でたてですから、口当たりは柔らかい麺です。

でも、伸びがあって、噛み切る瞬間に、しこっとしたコシを感じます。

太さは、少し細め。

二人とも、玉子を入れて、釜玉に。

アルフィーはサイズ大。私は小。

お代りもOKなので、一瞬お代りしようかとも思いましたが、食べ過ぎてもな・・・と歳を考えて断念。

後悔しましたが・・・。

 

ここに来るのは、やっぱりドライブを兼ねて・・・というのが良いかと思います。

なにせ遠いですから。

何度か走るうちに、新しいショートカットコースを発見したので、最初よりは随分短時間で到着することができるようになりました。

西讃の道は、丘陵地帯の間をぬうように走っています。その意味で、ちょっと房総と似ています。

思いがけないところに綺麗な道が通っていたりして、驚かされることも多々。そう言う道は車の通行量も少ないので、快適なドライブを楽しめます

同じ四国と言っても、道には地域の特色があります。

些細な違いを見つけて、小さな楽しみを味わいながらのドライブ。老夫婦には最適です。

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楽しい時間はあっという間

2018-09-13 15:47:34 | 食べ物関連

四国に向かう新幹線の中です。
千葉での慌ただしくも楽しい時間は、本当にあっという間。
明日から通常状態にもどります。

今日のお昼は、最近お気に入りのお弁当。
京葉ストリートにある塚本牧場…だったかな?
チキンの美味しいモノ。
定番の美味しさでした。
満足満足(^_^)v

考えてみれば、今回、千葉での外食は、全部チキン…(;^_^A
アルフィーが鶏肉嫌いなので、四国ではなかなか食べられません。
そのせいで、ついつい(^◇^;)

ま、とにかく。
次の千葉行きを楽しみに、頑張ります!

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『大君ー愛を描く(原題)』4話まで

2018-09-12 00:03:15 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

いや~っ、気持ち良いくらいに真っ直ぐなヒロインですなぁ

何事にも揺るがない固い信念というのを感じます。見ててすっきりします。

 

イ・フィが来たのは、イ・ガンを探していたからでした。

王宮から、王に子供が生まれたと言う知らせがヤンアン君に届き、それをヤンアン君自ら知らせに来たってわけ。

 

ジャヒョン父は、ヤンアン君にお祝いを述べました。

一応、ヤンアン君も、王族の慶事ってことで、素直に祝意を受けたのですが、さりげなくジャヒョン父の真意を聞きだそうとしました。

自分たちの味方か否かを見極めようとしたのです。

正当な継承者であれば、臣下として忠誠を尽くすのは当然です・・・とジャヒョン父。

すると、ヤンアン君が問いました。

「あなたが望むのは、王が治める国ではなく、官僚が治める官僚の国ではないのですか?」

ジャヒョン父が答えに詰まった時、部屋の外からイ・フィの呼ぶ声が。

その声に助けられたようです。

 

ヤンアン君とイ・ガン、イ・フィは揃って王と大妃の前に行き、お祝いを述べました。

心から喜んでいるのはフィだけで、ヤンアン君とイ・ガンは探る様な目をしていましたし、王と大妃は緊張していました。

どうも、王に子供がいないのは、単に王妃や側室が産まなかったのではなく、生まれても、育たなかったということのようで。それには、ヤンアン君が裏で何かの薬を盛ったせいのようです。

何としても、次の王をイ・ガンにし、その裏で権力を握りたいと思っているようで。かなりアクドイ事もして来てるようです。

 

そして翌日、王は臣下に公式に世継ぎが生まれたことを発表しました。

 

大妃も、子供を無事に育て上げようと必死です。

とにかく、産んだ側室を王妃の座に据え、一刻も早く、生まれた子供を王の長子として世子扱いにしたいわけです。

両陣営の裏の画策が激しさを増したようです。

 

イ・フィは、青の絵具と共に、自分が描いた絵をジャヒョンに贈りました。

使いをしたギトゥクも、うきうきです。

ところが、ジャヒョンは男女の付き合い方に疎くてフィの思ったような行動に出てくれません。

ま、フィも経験豊富とは言えませんけどね。

コッタンとギトゥクを含めた探り合いが、結構笑えます

 

イ・ガンにナギョムが会いに来ました。

破談にしてください・・・と突然言い出したナギョム。

イ・ガンの言い分にプライドが傷ついたようで、自分を疑うのなら、破談に・・・と、それが叶わないなら、死をもって証明する・・・とまで言いました。

でも、そんなの全くイ・ガンには通用しません。婚姻は決められたモノで勝手に破談なんて許されないようですね。

 

フィは、馬の描き方を教えるということで、ジャヒョンを馬牧場に誘いました。

でもね、結婚前の男女が会うなんて事、その時代では考えられなかったようです。

コッタンには止められましたが、ジャヒョン、今度は男装して出かけて行きましたよ。馬を描きたいという気持ちは勿論ありますが、フィに会いたいと言う気持ちがあるのも確かでした。

 

男装して現れたジャヒョンを見て、フィは驚きましたが、一方で、愉快な気分になりました。

想像もしない行動に出るジャヒョンが新鮮だったのでしょうね。何と言っても綺麗ですし。

フィは、ジャヒョンに馬の描き方を教えました。

躍動感を描くのなら、乗ってみないと・・・と、馬にも乗せました。

ジャヒョンは、何もかもが初めてです。今まで、あれもダメ、これもダメと親に止められてばっかりだったのが、フィといると、そんな規制などお構いなしに、新しい経験をさせてくれます。自由を味わう事ができました。

そんな二人の前に、チョ・ヨギョンが現れました。

 

偶然、フィを見かけたと、護衛のウルンからの報告を受けたイ・ガンが命令したのです。

今度こそ、フィを虜にせよと。

妓房に・・・と言葉巧みに誘うヨギョン。演じてるチュ・スヒョンさん、こういう役が多いように思えます。

フィは断ろうとしたのですが、ジャヒョンがすっかり乗り気。

男性じゃないと、そう言う場に行く事も出来ませんし、妓女を見る事も、あまりないわけです。だから、このチャンスを生かしたいと思ったのです。

フィが止めても、ジャヒョンは勝手にヨギョンについて行っちゃうので、仕方なくフィも一緒に。

 

イ・フィの絵は、相当価値が高いようで、中国あたりでも高値で取引されているようです。

その一枚を手に入れたので、鑑定してほしいとヨギョンは言いました。

勿論、ヨギョンはフィが大君だと言う事を知っています。でも、ジャヒョンにはまだ秘密にしていたので、ヨギョンも口裏を合わせました。

結局、その絵は偽物だとフィ自身が断定しました。

そうこうしているうちに、ジャヒョンが勝手にお酒を飲んで酔っ払っちゃった。

フィは、仕方なくジャヒョンをおんぶして家まで送り届けたのです。

 

ヨギョンは、翌日、イ・ガンにフィの連れは女だったと報告。

イ・ガンは、それがジャヒョンではないかとふと思いました。

自分が世弟になるためにも、ジャヒョン父の存在は大事でした。有力両班ですからね。

ジャヒョンを手に入れることはジャヒョン父の勢力も手に入れることになります。ジャヒョンに心惹かれているのも確かでしょうから。

 

フィは、ジャヒョンに自分の素性を明かそうと決心しました。

正直になって、ジャヒョンと交際したいと思ったのでしょう。

ギトゥクにジャヒョンを迎えに行かせたのですが、一足遅かった。

直前にイ・ガンが呼び出していたのです。どうも、フィだと思い込むようなやり方だったみたいで、ジャヒョンは何の疑いも無く、迎えの輿に乗ったのです。

 

調べてみると、イ・ガンが船を出したと言う事が分かりました。

フィは、ギトゥクと共に、必死に馬で駆け出しました。

 

その頃、ジャヒョンは渡し船に乗り、沖に浮かぶ船に送られていました。

着いて初めて、自分が勘違いしていた事に気づきました。振り向いたのは大嫌いなイ・ガンでしたから。

イ・ガンはナギョムとの縁談を白紙に戻すわけじゃなく、ジャヒョンも手に入れようとしていたのです。

ジャヒョンは怒りました。

両方手に入れようとするのは、強欲です・・・とね。

「私は大君だ。その辺の男とは違う。」

確かに・・・とジャヒョン。比べ物にならないくらいに厚かましい・・・と。

ま~、ここまであけすけに話すヒロインも珍しいですね。それも史劇なのに。

 

船を戻してください・・・とジャヒョン。

そんなに、私が嫌か?・・・とイ・ガン。

その時、フィの声が。

「ジャヒョン殿私と戻りましょう。」

 

「行かせるものか。」

と、イ・ガンはジャヒョンの腕を掴みました。

でもね、ジャヒョンはその手を振り切って川に飛び込んだのです

 

イ・ガンもイ・フィも、その勇気と行動力にあっけに取られたって感じです。

気持ち良いわ~っ

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『大君ー愛を描く(原題)』3話まで

2018-09-11 20:03:42 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

思いがけない再会に、フィもジャヒョンも驚きます。

フィは、馬の一件があった直後だけに、ジャヒョンが自分に付きまとってスパイ的な役割をしているのでは?・・・と疑いを持ちました。

まだ、名前も素性も知りませんからね。

馬に釘を刺したのも、ジャヒョン仕業か?・・・なんてね。

違うとジャヒョンが言うと、今度は王族への玉の輿を狙って近づいているのかと誤解しました。

思わず、ジャヒョンはフィを平手打ちしました。

怒ってそのまま控室を出て行ったジャヒョンなんですが、フィの傷を思い出して、引き返しました。放っておけなかったのです。

 

一方、イ・ガンは試合には勝ったけど、大妃と王が席を立った事もあって、イマイチすっきりした気分になれないでいました。

そこに、ジャヒョンの兄ソン・ドゥクシクが現れました。

彼は、ジャヒョンを見かけて後を追っていたため、試合に間に合わなかったのです。

イ・ガンは、ストックでドゥクシクの肩を思いっきり殴打しました。どんな理由があろうと、勝手に試合を放棄するなんて・・・と。

ドゥクシクは、やはりショックを受けました。イ・ガンに見放されては、出世の道を閉ざされた気がしますもんね。当然、怒りはジャヒョンに向かいました。

 

引き返したジャヒョンは、フィの傷の手当てをしてあげました。

「どこの誰だ、名乗るのだ。お前が何者か知りたい。」

フィが言いました。

でも、名乗ったら父に迷惑がかかると思ったのか、ジャヒョンはそのまま出て行こうとしました。

ところが、ドアのところで入ってこようとしたイ・ガンと鉢合わせしちゃったんです。

 

フィと一緒だったと知ると、イ・ガンはすぐに部下にジャヒョンの後をつけさせました。素性を知ろうと思ったのです。

ジャヒョン、外に出たところで、今度は両親と兄とばったり

もう逃げられません。兄に捕まってしまいましたよ。

当然、イ・ガンの部下にも素性がばれちゃった。

報告を受けたイ・ガンは、試合の祝勝会をジャヒョンの家でする事を勝手に決めましたよ。

 

その頃、王と大妃は産室の前でいました。

逆子で難産ゆえ、産気づいたにもかかわらず、まだ生まれていなかったのです。

でも、結局、王子が生まれました。

朝廷では正室だけじゃなく、側室にも子供がいない状態でした。だから、大妃は泣くほどに喜びました。

勿論、王も、感慨深げです。

 

ジャヒョンは大目玉を食いました。

でも、こういう場合、罪を犯したのはジャヒョンでも、罰せられるのは侍女のコッタンなんです。

家から追い出されそうになったので、ジャヒョンは自分も仏門に入ると言ってコッタンを庇いました。

そうやって母と大騒ぎしている時に、イ・ガンが祝勝会を開きたいという通達が来たのです。

それどころじゃなくなり、コッタンは難を逃れました。

でもね、実は、ジャヒョン母は、父親と兄にジャヒョンが怒られるのを防ぐために、敢えて自分が激怒してみせただけでした。

 

兄はもてなすことで、自分の過ちをカバーしようと、必死に準備しました。

兄の肩の傷を見たジャヒョンは、自分のしでかした事がこんな大ごとになってしまったかと兄に対して反省しました。

でも、一方で、そんな事でこうまで兄をせっかんしたイ・ガンに対して反感を持ったのも確かでしょう。

 

ギトゥクは、今回の事が誰の仕業か突き止めるべきだとフィに言いました。

自分の組を負けさせたい者が、自分を憎む者の仕業だ・・・とフィ。いずれにしても深入りするべきじゃないと。

いつもそうやって我慢してばかりのフィを見るのが、ギトゥクは辛いのです。

フィは、争いが絶えない王室にあって、王のために弟の自分は、王が志を遂げられるよう王室の平和を保つことが務めだと言いました。

 

イ・ガンは予定の時間より早くジャヒョンの家に来ました。

恐縮するジャヒョン兄。

すると、人が変わったようにイ・ガンは肩を打ったことを謝るじゃありませんか。

ジャヒョン兄はほっとしました。

だから、妹にお茶を・・・と言われると、断る事も出来ず、ジャヒョンに連絡したのです。

 

渋々お茶を持って行ったジャヒョンは、‘大君’と言うのが、自分がぶつかりそうになった相手だと言う事を知りました。

まずい・・・と、引き返そうとしたら、転んじゃって。

イ・ガンは、面白そうにジャヒョンを見つめました。ま、珍しいタイプでしょうからね、その時代には。

ジャヒョンは、言いたい事を我慢できないタイプです。だから、つい、兄の肩を打ったことでイ・ガンを責めたのです。

「配下に尊敬されるより恐れられることをお望みですか?」

すると、余裕を見せてイ・ガンが言いました。

「私は名将ではないようだ。敢えて言うなら勇将か?」

呆れたようにジャヒョンが言い返しました。

「勇将とは、粗暴な者ではありません。」

黙れ・・・と兄が怒りました。大君になんて事を・・・ですよね。

でも、イ・ガンは、それが兄を思うからこその言葉だから・・・と鷹揚に言ったのです。

 

この様子を、イ・フィが見ていました。

彼も、早めに来たようです。

そこで、兄と一緒のあの生意気な娘を見かけ、ちょっと驚きました。でも、それで素性が分かりましたね。

 

ジャヒョンも、イ・ガンの前から退いたところでイ・フィと会いました。

この時は、まだジャヒョンはフィの正体を知りません。

フィは、丁寧に先日の態度を謝りました。

あまりにもきちんとした礼儀に、ジャヒョンの方が戸惑いを覚えました。

そして、爽やかな笑顔にうっとりしちゃいましたよ

 

世継ぎ誕生の情報が、ヤンアン大君に伝わりました。

イ・ガンを世弟に・・・と企む一派の会合中でした。

思いもよらぬ知らせに、一同、愕然としてます。

 

ジャヒョンの家で宴が始まりました。

フィの傍に侍るのはチョ・ヨギョンという妓女。

イ・ガンの命を受けて、フィに取り入ろうとしているのですが、フィにその気は全く無くてね。あっさりと袖にされました。

 

ジャヒョンの部屋では、イ・ガンの許嫁ナギョムと友人のチョン・ソラがお茶会をしていました。

両班の娘と言えど、大君の顔を見る機会は無いようですね。許嫁だと言うのに、ナギョムはイ・ガンの事を殆ど知りませんでした。

だから、いいチャンスだってことで、ジャヒョンにイ・ガンを呼び出してもらったのです。

イ・ガンとすると、家柄の良いジャヒョンに縁談の相手を変えようかと思ってるくらいですから、ほいほい出て来ちゃった。

ところが、待っていたのは知らない娘。

許嫁だと言われ、一応話を聞きました。でも、がっくりした気分の所為もあったかもしれませんが、ナギョムを傷つけるような事を言い放ったのです。

「婚礼前に私を呼びつけるとは、姉を差し置いて王室に嫁ぐそなたらしい。」

・・・と。

むっとしたナギョムが、事情を説明したのですが、どうも、イ・ガンの言う事は当たっていたようです。敢えて姉に薬を盛り、自分が大君の妻になれるよう策を弄したと言ったのです。

姉より優れているのに、二女だからと姉に機会を譲るのは耐えがたいから・・・と。

その言葉に、イ・ガンはナギョムが自分と同じ思いを持っていると知りました。

突然、ナギョムにkissしました。

 

ナギョムは、イ・ガンの頬を叩きました。

自分を妓女と同じように扱うのはプライドが許さなかったのです。

大君の妻の座は望んでいるけど、もてあそばれるのは嫌だときっぱり。

イ・ガン、その信念が気に入ったようです。

 

この様子を、ジャヒョンとチョン・ソラが盗み見していました。ま、お年頃の娘ですから仕方がありません。

ところが、事が厄介な雰囲気に成りかけたのを見て、ジャヒョンはソラを引っ張って行きました。

見られたとは知らないナギョムが、後で都合の良いように報告するのを、ジャヒョンとソラは驚いて聞きました。でも、敢えて見ていたとは言いませんでした。

 

ジャヒョンはイ・ガンに対して、いっそう失望しました。反感さえ覚えたようです。

だから、イ・ガンに呼びとめられた時、ナギョムは大君に嫁ぐには惜しいほど聡明な娘だと怒ったように言いました。

私なら、大君はお断りです・・・と。

「友を私の妻にしたくないなら、そなたがその座に就くのはどうだ。」

「まことに救いようのない方ですね。」

怒りを込めて言いました。

 

その時、イ・フィが。

あいやぁ~っいきなりの三角関係

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『リッチマン(原題)』完観

2018-09-11 18:41:26 | 韓国ドラマのエトセトラ

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ユチャンは、正式にネクストインの社長に復帰。

傾きかけたネクストインの立て直しに毎日必死に取り組みました。

 

ボラは、チョン次官の事務所に入る決意をし、済州島に向かうことになりました。

ユチャンは、ボラを引き留めようと躍起になります。

一緒にいると楽だし面白いし安心できるから・・・と。ボラが必要なんだと言います。

でもね、ボラが聞きたいのはそんな言葉じゃありません。

好きだと言う言葉一つで、不安にならないんだけど、ユチャンはそこんところが鈍すぎて・・・

 

結局、毎回毎回その繰り返しで、見てるこちらもイライラ・・・

いまどきそんな人間いないだろうと思うくらいの鈍さです。

 

ボラは、ユチャンに会うと決心が鈍ると、会う事も拒否。

好きだけど辛い・・・とボラは言いました。

ユチャンは、その言葉も理解できないんですよね。

 

ビッグファイルの事業には、テサンから投資を受けることで話がまとまりました。

テサン側は、最初渋い顔だったのですが、ミン会長のツルの一声で決まりました。

ミン会長も、テジュがあんな事になってかなり堪えています。

裏切られたユチャン自身が、テジュの復帰を待っていると知り、心が動いたのでしょう。

ま、ちょいと都合良すぎのストーリーですが。最終回ですから、仕方がありません

 

本格的にビッグファイルの開発にかかろうとしても、人手が足りないネクストイン。

そこに、チャ・ドジンたちが戻って来てくれました。

ユチャンは思いました。

面白いモノ、新しいモノを作ろうと思ったけど、大切な事を忘れていた。誰の為にということだ。IT業界は通信速度や情報量で勝負する。でも、人々の生活を豊かにする事を目指したいと。

ITの中心には、人がいると。

 

新しい一歩を踏み出したネクストインです。

 

チャ・ドジンとミソの結婚式が開かれました。

その日、ボラは済州島に発つ予定でした。

都合で式に出席出来なかったユチャンは、部下からボラの話を聞き、引き留めておけと命令。

でも、飛行機の時間に間に合わないからと、ボラは空港に向かいました。

 

連絡を受けたユチャンは空港に。

ボラを見つけて、や~っと告白。

ハッピーエンドです

 

ただ、そのまま一緒になるのではなく、ボラは一人の女性として仕事に励むんです。

しばらくの間は済州島とソウルの遠距離恋愛です。

でも、ラストでは、ネクストインにボラが戻って来ていました。

遠距離恋愛の終了ですかね。

 

ミン・テジュも刑期を終えて、ネクストインに復帰しました。

 

ストーリーとしては、充分予想のできる展開でしたね。

イマイチハマらなかったのは、多分好みの俳優さんたちじゃなかった所為だと思います。

私が気に入ったのは、主人公二人ではなく、テラとイ・ドンハのカップル。

ラストで、三度目の再会を果たしていました。これは偶然ではなく、運命、神のお導き・・・ですね。

テラとドンハの笑顔が素敵でした

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『リッチマン(原題)』15話まで

2018-09-11 17:07:23 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ある日、バスで寝過ごしてしまったユチャンとボラ。

終点で降りると、近くに遊園地があるのに気が付きました。

で、せっかくだから・・・と立ち寄ったのですが。そこは偶然、ユチャンが母に捨てられた場所だったのです。

6歳のユチャンは、遊園地に連れて行ってくれるという母に、大喜びで付いて来たのに、アイスクリームを渡され、ベンチで戻って来るまで待っていなさいと言われて、置き去りにされてしまったのです。

ボラはそっと手を重ねました。

「もう大丈夫です。私が傍にいるから。」

ユチャンはほっとしたような笑顔を浮かべました。

 

ミン・テジュはコチーム長の関係で取り調べを受けました。

そこで、テジュは突然全てを自白したのです。

コチーム長は、何も盗んでいない、自分がデータを渡した。コチーム長は自分の指示に従ったまでだ・・・と。

社長逮捕に、ネクストインは大きな打撃を受けました。

ユチャンの脳裏に、ミン・テジュとの出会いからこれまでの思い出が甦りました。

二人で始めたネクストインにナム理事が加わり、みんなの力でどんどん成長して言ったネクストイン。

今の社屋を完成させた時、初心を忘れないために、入口に最初の事務所に書いた二人のサインを飾りました。

その時の喜びが甦りました。

 

ミン・テジュはユチャンの面会を断り続けていました。

 

そして、ユチャンとチャ・ドジンたちの新会社が軌道に乗りかけました。

マスコミは、ユチャン復活ともてはやしました。

インタビューを受け、ユチャンは答えました。

「全て自分の能力ですと以前でしたら答えたでしょう。どん底に落ちた時僕を信じてくれた人たちがいました。彼らのお陰で再起できました。僕は気づいてなかったのです。人に恵まれていると。」

この時、厳しい状況にあるネクストインに復帰する気持ちは無いかと問われ、ユチャンは無いと答えました。

 

そんな時、ナム理事から、ユチャンに戻ってほしいという話がありました。

ユチャンはすぐに断りました。守りたい物が他にあるから・・・と。

でも、揺れていることは確かでした。

 

ネクストインを外国の会社が買収すると言う記事が出た時、ユチャンは覚悟を決めたようです。

やはり、自分の会社を渡したくないと。

ミン・テジュに面会に行きました。自分の名前では断られると分かっているので、テラの名前を借りました。

ネクストインは捨てろとテジュは言いました。

「いや。僕はネクストインを絶対に捨てない。必ずこの手で立て直してみせる。だから、戻って来い。待ってる。」

でも、テジュは何も答えずそのまま背を向けたのです。

 

テラは、ギャラリーも畳んで遠くに行くと、ユチャンに言いました。

自分の居場所じゃ無いと思った・・・と言いました。

そして、ボラに謝っておいてと言いました。

やっぱり、テラの方が好きだわ~私。

一瞬、自分の欲望に走りそうだったけど、やっぱりどこかでブレーキをかけていて、人を酷く傷つけたりはしないですもんね。

冷静に自己分析も反省も出来る人ですから。

 

チョン次官が、ボラを自分の選挙事務所に正式に誘いました。済州島にあるそうです。

ボラにも、自分の夢を持ちなさいといいました。叶うかどうかが問題ではないと。大切なのは夢を持っているということだから・・・と。

その言葉に背中を押されたボラでした。

ユチャンは必ずネクストインに戻るとボラは確信していました。

これまで、辛くて苦しんでいた時、たまたま自分が近くにいたと言うだけだと思っていました。だけど、復活したユチャンは、まぶしすぎてやはり自分の手が届かない存在なんだと思えるのです。

 

そして、ユチャンはネクストインに戻りました。

すっかり、少なくなってしまった社員ですが、ナム理事と同じで必死にネクストインを守って来てくれた人たちです。

ユチャンは頭を下げました。

 

自分が戻ったら、ボラも一緒にネクストインに戻ってくれるとユチャンは思っていました。

だから、ボラから済州島に行くと聞いて、愕然としました。裏切られたと思ったのです。

絶対に傍を離れないと言っていたのに・・・とね。また、母のように自分を捨てて行くのかと思えたのでしょう。

意地でも引き留めることはしませんでした。強がってしまいました。

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『リッチマン(原題)』14話まで

2018-09-11 15:50:05 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ユチャンにネクストインに行けと言われたボラ。

自分を信じてくれてはいないと思い、ショックを受けました。でも、それで諦めるボラじゃありません。

チョン次官からの依頼を、文書にし、ホワイドボードに全て書き留めたのです。

 

ユチャンだって最後の一人と言って良いボラを手放すことはやはり心が痛みました。

でも、自分を信じ愛してくれる人誰もいないと言う気持ちになっていたのです。これまで自分が必要とした人は、母もブノンもミン・テジュも皆自分から離れて行ったので・・・。

でもね、翌朝ユチャンはホワイドボードに貼られたボラからの伝言を見たのです。

最後にこんなメモもありました。

『私はあなたを見捨てません。信じてください。私はイ・ユチャンを信じます』

ほっとしました、ユチャン。

それと同時に、やる気が出たのです。

1週間なんて時間は彼には必要ありませんでした。数日後には、チョン次官に変更案を手渡す事ができたのです。

 

ビッグファイルの変更案は、テサン電子から示されました。チョン次官が出すわけにはいかなかったのね。

ミン・テジュは、それを行った人物が誰か気になりました。

でもね、内容をチェックした時、ビッグファイル担当だったメンバーにはすぐに分かりました。ユチャンだと。

主要メンバー3人は、ネクストインを辞め、ユチャンの元にやって来たのです。

 

チャ・ドジンは社長の座はユチャンに・・・と言いました。そして自分は副社長になると。

そうやって、絆を育んで来たメンバーと共に、新しい会社『ダンシング・ホエール』を立ちあげたのです。

 

一方、ネクストインは大打撃です。

肝心のゲームやアプリの開発者が半数に減ってしまったからです。

ミン・テジュは焦っていました。

ナム理事は、ユチャンではなく、ミン・テジュを止めるべきだったと反省していました。

とにかく、楽しい仕事をしたいとナム理事は言いました。昔のユチャンとミン・テジュコンビのように・・・。

 

ミン・テジュは、テラからも突き放されてしまいました。

父からは、テサン電子の傘下に入れと言われました。

ますます焦り、苛立っています。

 

ユチャンは、小さなアプリやソフトを開発して、自ら営業にも回っていました。

それまで開発するだけで販売はミン・テジュたちに任せッきりでしたから、そういう苦労を知りません。今回初めて人に頭を下げて頼むことを知りました。

 

チャ・ドジンとミソは、結婚することになりました。

お互いプライドが高く、意地を張ってしまったがため、こんなにこじれてしまったのですが、想いは変わっていなかったのです。

それをお互いに確認することが出来ました。

子供のお陰とも言えます。

とにかく、良かった良かった。

 

ネクストインの情報流出の事件で、コチーム長が逮捕されました。

連絡を受けたユチャンは警察に赴き、コチーム長と会いました。

コチーム長は、一人でやったと、決してミン・テジュの名前は出しません。

動機は、お金とユチャンへの恨みだと言いました。

ユチャンを潰したかった・・・と。

 

ユチャンは、やっとコチーム長の気持ちを理解したようです。今のユチャンだからこそ理解できたのでしょう。

以前だったら、決して理解も出来ないし、許す事も出来なかったでしょう。

自分は必ず再起すると言いました。その時、コチーム長をスカウトすると。もし来てくれるのなら、二度と首にすることはないと約束する・・・とユチャンは言いました。

コチーム長が少し微笑みました。

再びスカウトするという言葉が嬉しかったから?それとも、自分の気持ちが理解してもらえたから?

 

ユチャンは、ネクストインの社屋に行きました。

ミン・テジュが一人でいました。

情報流出の一件は、自分の所為では無いと改めて言いました。

ユチャンが何も言わないのに、ミン・テジュは一人で潔白を主張し続けました。

「僕たちは何故こうなってしまったのだろう。」

と、ユチャンは言葉を遮って言いました。

僕がいけなかったんだろうな・・・と。

 

僕はいつも我慢して来た・・・とミン・テジュ。

ユチャンが彼の努力を認めず、バカにされても耐えて来た・・・と。

でももう我慢できないと。

俺の事が憎くてたまらないんだろ?ネクストインを取り戻したいんだろ?・・・とテジュ。

「僕が変わったら、テジュさんも初めて会った頃のように今までみたいに僕の味方に?戻れるかな?」

 

ある日、ユチャンが皆の顔を認識している事が分かりました。

本人も気づかないうちに、社員の顔を見ながら名前を呼んでいたのです。

気付いたのは社員の方でした。

皆、喜びが湧いて来ました。ユチャンは照れ臭そうです。

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『リッチマン(原題)』13話まで

2018-09-11 13:52:23 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

チャ・ドジンの事務所に居候して、仕事を始めることにしたユチャンとボラ。

と言っても、何のヒントも手掛かりも無く、ただユチャンは日がな一日ゲームをしたりしてだらだらと過ごすばかり。

発破をかけるボラですが、あまり強くも言えなくて、見守るしか出来ません。

 

ところで、チャ・ドジンとミソの関係ですが。

ボラからミソの妊娠を聞いたチャ・ドジンは、流石におろおろっとしました。

でも、結婚、子育てなんて考えられないのです。即、手術を・・・とミソに迫りました。

ミソ自身、子供を産むなんてことは考えていません。このままではシングルマザーです。シングルマザーで生きて行く自信も覚悟もありません。

手術をすることで二人の結論は出たのですが、やっぱり罪悪感で心は沈むだけ。

お互いに相手の事を責めるばかりです。

そんなある日、ドジンは街でベビー用品を見かけました。本当に小さな小さな靴がありました。

それに合う足なんだ・・・と考えると、やはり切なくて愛しい気持ちが湧いてきたのでしょうね。

自分の心臓がドキドキするのを感じた時、病院で聞いた胎児の心音の話を思い出しました。同じように身体の中で動いている心臓を持っている人間何だと感じたでしょう。

つい、用事があるから・・・と病院に行くのを先延ばししてしまいました。

ミソも、ドジンがベビー用品を見つめていたのを遠くから見ました。そして自分も同じものを見た時、心が痛んだんだろうと思います。

この二人、上手く行きそうです。

 

ある日、ボラは神父のミカエルと偶然会いました。

二人の不思議な縁を思いました。

ブノンの遺品を託したのが、ボラで、そのボラは今ユチャンの傍にいる事が不思議だとミカエルは言いました。

ずっとユチャンの傍にいてやってください・・・とミカエル。

私に心を開いてくれるでしょうか?・・・とボラ。

「開かなかったらぶち壊せばいいんです。」

神父らしくない言い方です。

「人は偶然が重なると運命だと言います。私はそれを“神のお導き”だと言います。これは神のお導きだと信じています。」

・・・と。

 

ビッグファイルを進めているネクストインとテサン電子。

ところが、予算の関係で、テサン電子から、ビッグファイルの内容の変更を指示されたのです。

流石に、携わった社員は不満を持ちました。それはユチャンがこだわっていた、一番他社との差別化が図れるものだったからです。

でも、ミン・テジュはその指示を受け入れました。

社員たちは、不満顔でしたが、年棒のアップを提示されたら、文句を言えなくなってしまいました。

ナム理事も、ミン・テジュのやり方に少々不満を抱き始めているようです。

 

テラも兄テジュのやり方に失望していました。

これまで、テジュが家族とは違って自由な考え方や生き方を貫いていたからこそ好きだったのです。

でも、今回のユチャンへの仕打ちを見ると、やはりテジュも財閥である家族と何ら変わりが無い人間なんだと感じたのです。

ユチャンだけが自由で挑戦的だったわけです。

だからこそ、ミン・テジュも自分もユチャンに惹かれて、そして一方では憎んでいたんだと言いました。

「お兄さんは、ユチャンさんが手に入らないと知った時、手に入らないなら、ユチャンの持っているモノを奪って自分のモノにしたかったじゃない?」

 

テラは、ユチャンに、テジュに復讐するのなら、協力すると言いました。

でも、今のユチャンには、その気はありません。

 

ユチャンはある日、ニュースでビッグファイルの内容変更の件を知りました。

自分が必死になって開発した最重要点を変更されると知り、ミン・テジュに会おうとしました。

その時、ボラがテジュと会ってるところを目撃してしまったのです。

ボラは、ちょっとした用事で会っているだけだったのですが・・・。ユチャンは、ボラがテジュからネクストイン復帰を打診されていると勘違いしたようです。

おまけに、ナム理事から、ビッグファイルにはもう何の関係も資格もないんだから、抗議をするなと釘を刺されてしまいましたし・・・。

自分はもう誰からも必要とされていないと、いっそう気落ちしてしまったようです。

 

チョン次官がボラを呼び出しました。

実は、チョン次官も今回のビッグファイルの内容変更に反対意見を持っていました。

予算のために・・・と説明されても、それでは他社と何ら変わりの無いソフトとなってしまうと思いました。ビッグファイル導入の意味が無いと。

で、提案されたビッグファイルの問題点の資料をボラに丸暗記してもらい、ユチャンに伝えてもらいたいと言いました。1週間以内に改善する必要があるが、それができるのはユチャンしかいないとチョン次官は思ったのです。

 

ボラは必死に暗記し、息せききってユチャンのところに駆けて行きました。

仕事を貰って来ました・・・と喜んでユチャンに話そうとしたのですが、ユチャンが先にテジュと会ってるのを見たと言いだしましてね。

ネクストインに戻れ・・・と言いました。君は必要ないからと。

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『リッチマン(原題)』12話まで

2018-09-11 12:08:33 | 韓国ドラマのエトセトラ

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ユチャン、テラと過ごしたのかと思いきや、やっぱり無理だと思ったようです。

努力してもきっと気持ちは変わらないと感じたのです。

テラが悪いわけじゃない、自分の所為だ・・・とユチャン。ここまでが限界だと言いました。

でもね、振られるにしても、‘限界だ’なんて言葉、聞きたく無かったですよね、テラ。

大きなショックを受けました。

だから、ミン・テジュの計画に協力すると言ってしまいましたよ。

 

言ったユチャンも鬱々としました。会社の事もありますしね。

そんな時、ボラが迎えに来ました。

周囲が全て敵だと思わないでほしいと言いました。株主総会でユチャンを信じてくれるイ・ジェヨンという青年のこともありますし。

何か手はあるとユチャンは会社に復帰しました。

 

ユチャンは、ミン・テジュとナム理事に、自分の提案を示しました。

被害者への補償・・・つまり、補償金を支払うことで信頼を回復する糸口とするということです。それには、自分の株を全て売却し充てると。

足りない分は、ビッグファイルを担保に銀行から融資を受けると言いました。

流石にナム理事はユチャンが一文無しになることには反対でした。

でも、ユチャンは言ったのです。会社の責任者は僕だから・・・と。

 

理事会でユチャンは経緯を説明。

その上で、会社を立て直すには、ビッグファイルを推し進めるしかないと言いました。

で、採決を・・・となった時、ナム理事が手を挙げました。その前に・・・と、ユチャンの社長解任を提議したのです。

これまでの業績は認めるけど、いつまでも独善的な経営方針は通用しないから・・・とね。

すぐに採決され、ユチャン以外の全員が賛成の手を挙げたのです。

流石にミン・テジュは挙げないだろうと期待の目を向けたユチャンですが、テジュはユチャンを見て、手を挙げたのです。

 

衝撃を受けたユチャン。

でも、まだ皆が思うほどのダメージを受けてはいなかったようです。と言うか、気持ちを強く持とうと努力していたのかもしれません。

ミン・テジュが社長になり、副社長に請われたら、それを受けようと考えていたのです。

だから、ボラに、ユチャンが会社を辞めるなら、自分も・・・と言われた時、ネクストインが自分であり、自分がネクストインなんだと言い切りましてね、ボラも辞める必要はないと事も無げに言ったのです。

ところが、ある日、突然解雇というニュースが流れました。

 

驚いたユチャンは、すぐにミン・テジュに事情を聞こうとしました。でも、電話に出てくれません。

株を全て売り払ったユチャンは、本当に一文無しです。その状態で追い出すなんて・・・と流石にナム理事も罪悪感を覚えました。

ミン・テジュに酷過ぎるのではと言いましたが、テジュはここまでしなければいけないと受付ませんでした。

 

呆然としているユチャンに、チャ・ドジンから連絡が入りました。

彼は、ボラから情報流出の一件を聞いて以来、自分なりに事情を探っていたのです。で、不審な点を見つけていたのです。

コチーム長が、中国で新しい会社を設立し、その社外理事としてミン・テジュの名前が挙がっているということです。

ユチャンが売った株を全てコチーム長が買っていることも判明。

ユチャンはその瞬間、この一連の騒動の裏にミン・テジュがいることを察したのです。

 

激怒してミン・テジュに掴みかかりましたが、テジュは冷静にユチャンの指摘を認めました。

才能しかないユチャンと出会い、教育して会社を設立させ、ユチャンの好きなようにやらせてきたわけで。

全て自分がやってきたことだと言いました。

でも、ユチャンはそんなミン・テジュの縁の下の働きを一切分かっていませんでした。

会社になってからも、ミン・テジュの働きだけじゃなく、社員の働きも認めて来ませんでした。全て自分の能力でここまで来たと誤解していたのです。

それが、ミン・テジュには我慢できなくなっていたようです。

一言でもユチャンが“俺たち”と言ってくれていたら、状況は変わっていたかもしれないとテジュは言いました。

 

ユチャンは初めて周囲の人の気持ちを考えたのかもしれません。

副社長になってテジュや会社に貢献するか、出て行くのか、どちらかを選択しろとテジュは言いました。

ユチャンは、出て行くことを選びました。

 

記者発表し、そう答えるユチャンの姿を、社員たちは衝撃を受けて見つめました。

出て行かないと言っていたのに・・・と、ボラも呆然としました。

でも、この時はまだ冷静だったユチャン。

ミン・テジュが新社長の挨拶の中で、ビッグファイルをテサン電子と提携して進めるという発表をするのを聞いたら、もう冷静じゃいられなくなりました。

自分が人生をかけて開発してきたビッグファイルに、もうユチャンは一切関われなくなるのですから。

資産だけじゃなく、地位もそして夢も、全て奪われてしまった形です。

 

ユチャンは激怒し、感情的になって社員を集めました。

新しい会社をつくる、付いてくる者は?・・・と。

でもね、誰も手を上げなかったのです。ボラも、その時は、何も言えませんでした。

 

その様子を、テラが見ていました。

どん底に落ちて感情的になったユチャンの姿。テラは流石に痛々しくて可哀相で心が痛んだようです。

 

ユチャンは絶望して会社を出て行こうとしました。

その時、ボラが言ったのです。私も行くと。

行くな・・・とミン・テジュが引き留めました。

でも、ボラは一切揺らぎませんでした。

私はイ社長が好きです。だから、彼の傍にいます・・・と。

 

「今日は終わりの日じゃなく、始まりの日です。」

だから、記念に写真を撮りましょう。

ボラはそう言ってユチャンとツーショット写真を撮りました。

ネクストインに飾られていたユチャンとミン・テジュの写真と同じように。

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『大君ー愛を描く(原題)』2話まで

2018-09-10 22:43:15 | 韓国ドラマのエトセトラ

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朝廷の官僚を務める父親を持つソン・ジャヒョン。

年頃とて、花嫁修業の学校に通わされています。でも、本人に嫁ぐ意志は全くありません。

そこには、イ・ガンと婚姻が約束されているナギョムも通っています。既に大君との婚姻が決まっているということで、余裕があるようです。

その日も、先生の隙を見て逃げ出してしまいました。

 

侍女のコッタンと一緒に行ったのは、本や絵具などを扱う店。青い色の絵具をずっと探していたのです。

店の主人とは長い付き合いのようですね。

ところが、主人は青い絵の具は他の人の予約の品だと言って売ってくれません。

自分だって長い間待っていたんだからと、奪い合いになっちゃって。結局、絵具をジャヒョンの服にぶちまけてしまい、台無しに。

高額な代金を請求されてしまい、困ってしまったその時、突然割って入ったのが、イ・フィ。

その絵具は、フィが予約していた品だったのです。

フィは、ジャヒョンの服に就いた絵具をなめて、それが安物だと見破りました。

結局、フィのお陰でその場はおさまったのですが、ジャヒョンはフィの振る舞いが無礼なのが気に入りません。

「私は観光坊に住むイ家の者だ。」

フィは、そう名乗りました。この顔と名前を忘れるな・・・とジャヒョンに顔を近づけて囁くフィ。

一瞬、戸惑ったジャヒョンですが、やっぱりその振る舞いが気に入りませんでした。

あんな男ばかりだから嫁ぎたくないんだ・・・なんて怒りました。

 

ジャヒョンの父は、大提学を務める格式高い家がらのようですが、形式ばった雰囲気ではなく、両親も兄もかなりくだけた人柄のようです。

母親は昼間っから友人と賭けごとをしていたり・・・。それも、見つからないように娘の部屋で・・・です。

それを見つけた父親も、怒りながらもどこか呆れてて。史劇にしては、家族の会話が面白いです。

 

朝廷では今、世継ぎ問題が大きく取り上げられていました。

王妃を亡くしたようで、世継ぎにも恵まれていません。

だから、世継ぎとして弟の誰かを世弟とするべきではないかと言う一派と、まだ若い王だから、一刻も早く新しい王妃を迎えて世子誕生を待てばよいといいう一派とで、争っています。

王はその争いに心を痛めています。

で、母大妃と相談するからと大臣たちの論争を止めました。

 

実は、側室の一人が、懐妊中なんです。

でも、喪中ということもあって公に出来ず、また、流産でもしてしまったら大変ということで、この事は大妃と王、そしてごくごく一部の女官しか知らない事実でした。

先王妃は、出産が原因で亡くなったようですし。

大切な世子誕生かもしれないので、大妃は出産は是非宮中で・・・と考え、病気療養と称して実家に帰らせていた側室を密かに入宮させました。

 

世弟の意見が出た裏には、ヤンアン大君がいました。

勿論、イ・ガンを世弟に据え、自分が後見人として権力を握ろうとしているのは見え見えです。

イ・ガンは、伯父ヤンアン君を信頼し、勢力を広げようと考えています。

でも、縁談の相手がイマイチ勢力の強くない家がらだというのがイマイチ気に入りません。これは、亡き先王が決めた縁談だとかで、断る事が出来ないのです。

ヤンアン君は、結婚後に力を与えれば良い・・・と気にしないよう言いました。

 

イ・フィは、学問の場をさぼって街に出ていたんです。で、それを大妃に見つかっちゃって大目玉を食らいました。

でも、せっかんされるのは彼では無く付き人のギトゥクなんです。

フィは耐えられませんでした。自分の責任なのに・・・と身を呈してギトゥクを庇いました。

フィは、大妃に訴えました。

「一生懸命学問をしたら二心を抱いていると疑われ、やめれば王家の恥だと笑われる。いったい私はどうすればよいのですか。周囲が勝手に陥れるのです。病弱な王様の所為で、我々大君は皆苦しい立場にいます。」

そう言われたら、大妃も何も言えなくなりました。

 

婚礼を挙げたら、大君は宮中を出なくてはいけない決まりです。だから、それまで、大人しく暮らしなさいと大妃は言いました。

そして、側室が解任中だと言う事を打ち明けたのです。

まだ秘密にしているから、王妃選びは後回しにして、イ・ガンを先に結婚させる予定だと。

「ならば、私の相手は自分で選ばせてください。」

と、イ・フィは言いました。

王族の婚姻は、自分で決める事ではありませんでした。でも、フィは、何もさせてもらえない自分だからこそ、婚姻だけは本当に慕い合う人としたい・・・と言ったのです。

 

撃毬大会が開かれました。ヤンアン君の提案です。

先王と王妃が亡くなったことで民意も落ち込んでいるから・・・と進言したようです。

そこで、イ・ガンを世弟として売り込もうと言う魂胆でしょう。

イ・ガンは、イ・フィの馬に細工をさせました。何としても、フィより自分が活躍しないといけないからです。

 

この撃毬大会にジャヒョンは行かせてもらえませんでした。

せんだっての花嫁修業をさぼった罰です。

ジャヒョンは、馬の絵を描いてみたかったのです。なんとしても生き生きとした馬の絵を描きたくて、それには撃毬大会は絶好のチャンスです。

で、コッタンの服と取り替えて、密かに会場に忍び込みました。

生き生きと走る馬しか彼女の目には入っていませんでした。

 

大会で、イ・フィは、イ・ガンの予想を裏切って活躍するんです。

馬に細工しておいて良かったと思ったみたいですね。

途中で、落馬したフィは、馬から血が滴り落ちている事に気がついたフィ。身体に釘が刺さっていました~っ

誰かが故意にしないと、そんな事はあり得ません。

フィはそのまま退場してしまいました。嫌気がさしたのでしょう。こんな場でも、権力争いの影響があることに。

 

公にするべきだと言うギトゥクを押さえ、一人控室に戻ったフィ。

彼だって悔しかったでしょうし、ムカついていたに違いありません。

傷の手当てをしていると、部屋の中に何者かの気配を感じました。

そっと剣を握り、部屋の隅の覆いを一気に切り落としました。

そこに立っていたのはジャヒョン。

 

実は、ジャヒョン、競技に夢中になっているうち、ついつい観客席の前に出てしまってて、競技に参加していた兄に見つかってしまったのです。

追いかけられて行き場がなくなってしまったので、控室に逃げ込んでいたってわけ。

思いがけない再会でした。

 

一人活躍しまくったイ・ガンなんですが、ふと見ると、観戦していた筈の、大妃と王がその場から退こうとしているじゃありませんか。

何か連絡が入って、慌ててその場を後にしたのですが。

イ・ガンにとっては、がっくり・・・ですよね。

側室が産気づいたんじゃないかしら?

 

いやいや、なかなか、ユン・シユンssiがカッコ良いです

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