まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

ランチは決まってお弁当

2020-08-22 14:44:49 | ご近所探訪

朝から珍しく曇っている四国瀬戸内側です。

一部では早朝にまとまった雨が降ったようです。

少しは涼しくなるのかと思いきや、日が昇るにつれて、それはむんっとした湿気となりました

南の四国山脈は、ミストでもやってあまり見えません。

平野部よりは山だろうと、今日も山方面へ。

出発時刻が遅かったので、近場に。

何度か行ってる『西条市考古歴史館』です。

 

何と言っても見晴らしが良いんです。

そして風通しがめちゃくちゃ良いんです。

しかし、今日は、蒸し暑かった・・・

見晴らしも、ミストのおかげでイマイチ。

それが、トップの写真です。

でも、時折抜けていく風が下界よりは少々冷たい気がしました。

歴史館の外にあるベンチで、途中で買ったお弁当をぱくつきました。

上はご飯大盛りのアルフィー分。下は普通の私分。

〆て1080円也。

今日は出足が早かったとて、お弁当屋さんには、この二つしか残っていませんでした。

小さなお店なんでね。

でも、お味は勿論、コスパの良いお店です。

 

ずーっと続く自粛生活。

いつになったら自由気ままにお店で食事を楽しむことが出来るようになるんでしょう。

千葉にも、いつになったら安心して行けるのでしょう。

小心者のアルフィー&まぎぃは、なかなか決断が出来ません。


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夕焼け

2020-08-21 19:07:05 | その他

さっき、雨戸を閉めようとしたら、綺麗な夕焼けになってる事に気づき、バシャッ

空が狭いのが残念です。

海岸まで行けば、もっと素敵な写真が撮れたでしょうが、その時まで夕焼けは待っててくれなかったかも・・・と、自分を慰めておきました。

 


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『スピード・スクワッド ひき逃げ専門捜査班』

2020-08-20 17:11:17 | 韓国映画のエトセトラ

コン・ヒョジンさん、リュ・ジュンヨルssi、チョ・ジョンソクssi出演のアクション物。

 

コン・ヒョジンさんは警察庁の内部調査課に属するエリート警察官。

警察庁長官の収賄事件を追っていました。

しかし、決定的な証拠だと意気込んだドライブレコーダーの映像を手に入れることが出来ず、証人も自殺未遂なんぞを起こしたため、内部調査課は解散させられていまうんです。

で、次に彼女が命じられたのが、ひき逃げ専門班への異動。

 

そこは、臨月に入ってる課長とリュ・ジョンヨルssi演じる若手警官しかいないと言う完全に窓際的な部署。

でもね、頼りないと思えたリュ・ジョンヨルssiが、想像以上に出来る警官だと判明。

それに、過去、暴走族で麻薬の売買をしてた相当なワルだと知り、ヒョジンさんの見る目が違って来ました。頼りになる相棒と判断したのです。

彼が更生したのは、事故を起こして警官に酷い怪我をさせてしまった事が切っ掛けでした。

その警官が本当に良い人で、彼を養子として迎えてくれたのです。それ以来、本当の父と息子のように生きてきたのです。

 

彼らが追うのが、チョ・ジョンソクssi。

これまで明るく愉快なジョンソクssiしか見て来なかった私。

こんなに憎々しい姿、お初でした。

 

彼はJCモータースの会長。

感情が高ぶるとどもってしまう習性があります。

しかし性格は本当にぶっ飛んでて。

常人じゃ理解できない人間です。

彼は、猛スピードで車を走らせることが常で、それによって事故も何度起こしたか分からないくらいです。

 

ジョンソクssiが起こしたひき逃げ事故を追うジョンヨルssi。

これがヒョジンさんが追う収賄事件ともつながります。

 

圧倒的なワルと、それを検挙しようとする元ワル。そしてエリート女性警官。

対比がくっきりしています。

とにかく、チョ・ジョンソクssiの悪役ぶりが際立っていました。

ラスト、カメオ出演なのか、キム・ゴウンさんがちらっと出演されています。

 

コン・ヒョジンさん、私はお久しぶりだったのですが、相変わらずの演技達者。

柔らかい女性から、こういう硬派な女性まで、どんな役も完璧に演じてくれます。

そして、リュ・ジョンヨルssi、この方も魅力的な俳優さんだなあと思いました。

以前から気になってはいたのですが、作品を見る機会が無くて。

決してハンサムじゃないのに、とても魅力的に見えます。

別の役も見てみたいものです。


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「TSUTAYAアジアMAGAZINE」2020 9月号

2020-08-20 14:00:35 | 番組放送予定、DVD等発売レンタル予定

猛暑が続いている四国です。

いえ、全国的に猛暑ですね。

まだ秋の気配は感じられません。

でも、この冊子ではもう秋の雰囲気です。

 

観たらハマる!最新時代劇

俳優“今コレ”!キム・ミンジェ特集

「コッパダン~恋する仲人~」・・・9/2レンタル開始 ブログでの記事は、こちらから。

 

今月のイチオシ!

俳優“今コレ”!チャン・ギヨン特集

「恋愛ワードを入力してください~Search WWW~」・・・9/2レンタル開始

 

その他レンタル情報

「ビッグイシュー~正義か悪か~」・・・9/2レンタル開始

「君の歌を聴かせて」・・・9/2レンタル開始

「ウェルカム2ライフ~君と描いた未来~」・・・9/2レンタル開始

「太陽の帝国~復讐のカルマ~」・・・9/2レンタル開始

「世界で一番可愛い私の娘」・・・9/2レンタル開始

「花道だけ歩きましょう~恋の花が咲きました~」・・・9/2レンタル開始

「長沙里9.15」・・・9/2レンタル開始

「悪魔は見ていた」・・・9/2レンタル開始

「熱血司祭」・・・10/2レンタル開始 ブログでの記事は、こちらから。

「彼はサイコメトラー」・・・10/2レンタル開始。

 

ず~っと視聴が出来なくて、途中で止まったままの「コッパダン」。ようやくレンタルで〆ることが出来そうです。


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『ウォッチャー~不正捜査官たちの真実~』完観

2020-08-20 01:15:29 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

チャン・へリョンの手についた蛍光剤は、部屋の至る所について青白く光っていました。

本人がいなくても、本人の行動はそれで追えました。

極めつけは、娘の肩と頭。撫でたと言うのが分かります。

ヨングンは自宅に戻りました。

きっと、チャン・へリョンはそこにいると思ったのです。

 

ヨングンの勘は当たっていました。

拳銃を前に置いて、チャン・へリョンはソファーに座っていました。

パク次長に脅されていたんだ・・・とチャン・へリョン。

やっぱりいつまでも人のせいにして自己肯定しようとするんですねぇ。

「罪を償ってこそ、いい父親、いい夫です。僕より長い時間家族と過ごしてください。」

ヨングンは言いました。

なのに・・・まだチャン・へリョンは罪を認める決心が出来ていません。

ヨングンさえいなければ・・・と突然殴りかかって来たのです。

ま、若さには負けますよね。

チャン・へリョンは勝とうとは考えてなかったのでしょうか。ヨングンに殺してほしかったのでしょうか。それが彼のプライドを守る唯一の方法ですが・・・。

「生きて地獄に耐えるんです。父の様に。」

ヨングンはそう言い、チャン・へリョンを連行しました。

広域捜査隊の者たちは、呆然と自分たちの上司を見つめました。

 

ト・チグァンとヨングンは、パク次長の養魚場で証拠を捜しました。

チャン・へリョンが使った包丁とかです。

で、発見しました。

養魚場の池の中に沈めてあったのです。

 

チャン・へリョンはパク次長の殺害を認めただけで、それ以上は口をつぐんだままでした。

ハン・テジュが全部話すよう言いましたが、スルーするだけでした。

その時、ト・チグァンから連絡が入りました。ヨングン母を殺した凶器等の証拠が見つかったと。

パク次長に、また亀になれと言われたんだ・・・とチャン・へリョン。

「無慈悲な亀たちが他にいる。パク次長が死んでも、チャンサ会はなくならない。」

それを聞いたハン・テジュが言いました。

「良かった。これで終わったら寂しいので。」

 

「キム・ジェミョン、パク次長、地検長の3人がチャンサ会を作ったことにする。」

と、庁長が言いました。警察にとって最善の収拾案なんでしょう。皆死んでしまっていますしね。

あと数人を捕まえて終わりにしましょう・・・なんてね。

納得ができないト・チグァン。

 

マスコミの記者会見において、ト・チグァンはチャンサ会について詳細に発表しました。

成り立ち、犯して来た殺人等の犯罪などを。

そこまでは準備された原稿を読んだト・チグァン。

でも、次に話し始めたのは、チャンサ会の真実の姿。チャンサ会がエリートの集まりだと思われているが、本当はそうではなく、自らをエリートと信じて疑わない警官やエリートに憧れていた警官たちだった・・・と。

「彼らは正義の名の下、多くの罪を犯しました。組織の幹部が自分たちを守ってくれると信じていたからです。彼らは今この時も死人に全責任を負わせ巧妙に逃れようとしています。」

記者会見を見ていた本庁のお偉いさんが怒って止めようとしました。

でも、庁長がそれを阻みました。

 

ト・チグァンは、パク次長の犯罪、そして自分が犯した証拠捏造という罪も隠さず発表しました。

「過去は変えられませんが、隠してはいけません。それでは何も変わりません。自らの非を認めるべきです。そうしなければ警察は不信感を払拭できません。」

記者たちから、チャンサ会の名簿等の資料公開を望む声が上がりました。

「検察、警察の関係者リストと犯罪の証拠、政官界にばら撒かれた賄賂の帳簿、これらを国民権益委員会とマスコミ各社に送りました。」

と、ト・チグァンが言いました。

その頃、ヨングンとチョ・スヨンが、一斉送信を完了していました。

 

ヨングンは満足していました。

ト・チグァンの償いの仕方を見たと思ったでしょうね。

 

「私はただ自分が正しいと思う事をしたい。必要なら手を血で染めます。地獄に落ちる覚悟で。」

ト・チグァンは、そうハン・テジュに言いました。

これが彼の生き方なんですね。

 

検察に送致されるとき、チャン・へリョンがヨングンに何か囁きました。

それを聞いて、ヨングンはパク次長の通話記録を調べました。最後の通話相手は庁長・・・。チャン・へリョンの通話でも、庁長が・・・。

庁長室に向かったヨングンは、紫外線ライトをドアノブに当てました。

青白く光りました。

PCも・・・。

で、動くのかと思ったら、ヨングン、何もしません。

 

それから1か月が過ぎました。ト・チグァンは不正捜査チームを辞めたようです。

でも、ある日、庁長が彼を呼び出しました。

検察警察の双方が信頼回復を狙って、共同の不正捜査チームを作ったと言うのです。

捜査権は与えると言いました。昇進は望むなと。

検察からも1人派遣されると言いました。

ハン・テジュでした。彼女は検事に復帰したのです。

 

ヨングンがこの日、やっと動きました。

庁長に言ったのです。パク次長が死んだ日、チャン・へリョンと会いましたね・・・と。

そして、ト・チグァンにも

「庁長と取引しましたね。」

・・・と。

チャン・へリョンは、ヨングンに

「庁長にパク次長を殺せと指示された。ト・チグァンも怪しい。」

と、呟いたのです。

 

ト・チグァンはパク次長が殺された日、庁長を訪ねていました。

PCに蛍光剤の跡があったのを確認しました。

庁長は、自分は何も知らないと言いました。

でも、ト・チグァンは誰の指示があったのか調べると冷たく言ったのです。

庁長はそれでも無関係だと言いました。

そこで、ト・チグァンは庁長に辞任を勧めたのです。警察より国会が似合う・・・と。対面を保てますよね。

見逃してあげるということです。

庁長は、だから、チグァンが会見で全てをばらすのを黙認したんですね。

 

何故かとヨングンが聞きました。

新不正捜査チームへの復帰も計画通りなのかと。

「捜査は時に心を鬼にしてすべきものだ。自分の行いが正義だと思ったことはない。ただ、悪い警官を捕まえるだけだ。」

僕も言いましたよね・・・とヨングン。

「本当に地獄に落ちると。」

いずれチャンサ会が亀にさせたように、ト・チグァンもなるかもしれないと言いたかったようです。

いいや、そうはならない・・・とチグァンは言いました。

君はこれからどうするつもりだ?・・・とチグァンが聞きました。

「僕はチーム長を見張ります。」

チグァンは頷きました。そうしろ・・・と言いました。

彼らはお互いを見張りながら、自分が正しいとおもう捜査をする決心をしました。

 

続編、ありそうです。

入院中のパク・チャニ刑事、“亀”に襲われました

 

刑事もののドラマはたくさんありますが、一風変わった作品です。

なにせ、主人公が正統派刑事じゃない。世間一般で言うところの、“正義”を遂行する刑事じゃないんです。いや・・・実は悪人と言うのではなく、自分が思うところの正義を追及するのですが、手段を選ばないってところですね、普通と違うのは。

騙しとか、脅しとか、取引とかと言う手段を使うのを躊躇わないのです。

だから、心情がイマイチつかめないのですが、それだけに面白い

それぞれが葛藤を抱えつつ、気を緩めたら奈落に落ちてしまうのを必死に堪えている、そんな感じ。これが警察という職業のリアルな姿なのかもしれないと、ふと思いました。


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『ウォッチャー~不正捜査官たちの真実~』19話まで

2020-08-19 11:50:04 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ヨングンが心配なハン・テジュは、手の怪我の治療と言う口実で家を訪ねました。

チョ・スヨンにも声をかけました。彼女も心配だったので、否はありませんでした。

2人のお陰でヨングンは心が少し落ち着いたようです。

 

ところが、2人を見送った直後、チャン・へリョンがやって来たのです。もう釈放されたってことです。どーいうこと?

謝りに来たと言いました。

そう言いながらも、ヨングンを襲わせたのは突然訪ねて来て不安になったからだ・・・等と言い訳にならないことを言うんですよ。口先だけの謝罪は、全くヨングンの心に響いて来ません。

ここに来るのもかなりの決心が必要だったと言いました。チャンサ会に知られたら、自分の命が危ないと言う事です。

やっぱり、自分の事しか考えていませんね。

ヨングンは揺るぎません。自白してください・・・と言いました。

殺したいほど憎いチャン・へリョンを殺さない理由はただ一つ、父の無実が証明されないからなんです。

 

ハン・テジュの事務所の机の上に、誰かの親指が置かれていました

これは高麗クリーニングのパク代表のものだと後で分かりました。行方不明になっているようです。

警告ですね。

ハン・テジュはすぐにヨングンの無事を確認しました。

今一番危険なのはヨングンだと思ったからです。無事だと分かってほっとしました。

防犯カメラの映像から、他にも“亀”が存在していることが分かりました。

 

パク次長からヨングンに電話が入りました。

チャン・へリョンの犯行の証拠を持っていると言いました。

でも、ヨングンは惑わされたくないと、話の途中で電話を切りました。

 

ヨングン父が契約した貸金庫の存在が明らかになりました。

先だって、不在通知が入っていたのは、それです。

ト・チグァンが不在通知カードを持って帰ってましたが・・・。

 

貸金庫に入っていたのは、手紙とレコーダー。

万が一の時のために、ヨングンに宛てて残していたのです。

レコーダーにはヨングン父の声でチャンサ会について吹き込まれていました。

 

チャンサ会を作ったのは、ヨングン父でした。

犯罪者を捕まえても釈放されてしまう挫折感から脱法的な捜査をする集まりが作られました。問題が起きたら辞めて商売でもしようかと思って“商売会(チャンサ会)”と命名したくらいなので、最初から大きな目的があって組織されたものではなかったのです。

 

ト・チグァンもこの結論に達していました。

パク次長にその意見をぶつけました。

昔の彼らの捜査チームは検挙数全国一になったようです。それによって皆、判断力が鈍ってしまったとト・チグァンは言いました。調子に乗ってたってことでしょうかね。自分たちは正義を行っているのに・・・と。

 

15年前、ヨングン母の事件の日。

ヨングン父にチャン・ヒョング刑事からメールが届きました。その時、チャン刑事は失踪中でしたから、不審に思ったヨングン父は家を訪ねたようです。

チャン刑事の車を発見し、ダッシュボードに拳銃が入っているのに気が付き、それを持ち帰りました。

失踪はヨングン父のせいではないかと疑われていたようです。

だから、ト・チグァンはヨングン父を見張っていました。

チャン刑事の車に乗り込んで何やらごそごそしてるのを見たら、疑惑はいっそう募りますわな。

ヨングン父に事実を話してくれと詰め寄りました。でも、ヨングン父は自分が何とかすると言ってト・チグァンを置き去りにしていってしまったのです。

ト・チグァンの疑いはこれで決定的になってしまいました。ヨングン父がチャン刑事を殺した・・・と。

 

そして、ヨングン母の事件が起こったのです。

いろんな勘違いや誤解、そして証拠の捏造等々によって、ヨングン父は無実の罪で服役することになってしまったのです。

 

チャン刑事を殺したのはパク次長でした。

チャン刑事はチャンサ会の存在に薄々気づき始めていました。

容疑者が失踪してしまう事が続いているのは、その組織のせいだと。

で、パク次長を問い詰めたのです。

パク次長は自分がしたことだと正直に答えました。まぁ、自分のしたことは正義であって、誇れる行動だと、誰にも出来ない事を自分がしていると言う間違ったプライドを持っていたからですね。

でも、キャリア組じゃないパク次長じゃなく、エリートのヨングン父の仕業だと思い込んでいたのです、チャン刑事は。

パク次長は常々学歴に引け目を感じていたから、チャン刑事にバカにされたと余計に怒りが爆発したようです。

ノンキャリアの自分が組織をまとめているのに・・・と。

その場で殺してしまったのです。

 

ト・チグァンがそれを突きつけても、パク次長は全く反省の色は見せません。今でも自分は正義を行ったんだと思っているのです。

 

ヨングンは事実を知り、流石にショックでした。

父がチャンサ会を作ったということは、十分彼を打ちのめしました。

でも、父の後悔は伝わってきました。

“これからは自分の事だけを考えてやりたいことをやれ。今日の一仕事を終えて食卓でお前に話せることを望む”

最後にそう吹き込んでいた父。息子に全てを打ち明けるつもりだったと分かりました。

でもその前に殺されてしまったのです。

父は帳簿の原本データの入ったUSBもありました。賢明に使ってくれ・・・と。

 

ここで事実が一つ判明。

ト・チグァンはやはり殺人事件の捜査のためと言って、ヨングンより先に貸金庫の中身を見ていたようです。

銀行側も、警察だということで相続人の有無を確かめることをせずに見せてしまったようです。

 

で、素知らぬ顔でヨングンの報告を受けたのです。

ホント、分からない人間ですわ、ト・チグァンも。

レコーダーの父の証言を元に、パク次長が父を裏切って犯行を重ねた黒幕だということで逮捕しようと言いました。チャン・へリョンも逮捕できると。

でも、ト・チグァンはヨングンに選択権を渡しました。お前が決めろと。

 

ヨングンは帳簿のデータを確認しました。

チャンサ会メンバーのそれぞれの性格、履歴が詳細に載っていました。捜査の過程での証拠捏造等の不正に関しても。

決断しました。

父は自分のために15年も服役しました。自分も父のために出来る事はしたい・・・と。

 

ヨングンはパク次長に会いに行きました。

郊外に養魚場を持っているとデータにあったので、そこに向かったのです。

彼が到着するとすぐ後に、ハン・テジュとジェシクもやって来ました。

ヨングンが心配だったのです。ト・チグァンからも頼まれていました。

 

そこで彼らが発見したのは、パク次長の遺体。

ヨングンは意気込んでやって来たのに、ここで道が断たれてしまった感じをうけました。

 

ハン・テジュからこの報告が入った時、ト・チグァンは庁長と会っていました。

パク次長との会話の録音を聞かせました。殺人を認めた自白と言えます。大きな証拠です。

チグァンは、パク次長がチャンサ会のボスだと言いました。

それが、上層部の満足する収拾法じゃないかと。

でも、ボスなら上層部の弱みも握っている可能性大で、逮捕したことでそれを喋らないとも限らないんじゃ?・・・と言いました。

そこに、パク次長の死が伝えられたのです。

庁長の不安は杞憂に終わりました。

思わずト・チグァンは笑ってしまいました。

あまりにもタイミングが良すぎるからです。

「パク次長をボスとして収拾して。上にもそう報告する。」

と、庁長は言いました。

 

検死の結果、パク次長の死因は心臓麻痺だと思われたのが、殺人だと判明しました。

 

別の証拠からも他殺がはっきりと証明されました。

ト・チグァンがあらかじめパク次長の老眼鏡に特殊蛍光物質を塗っておいたのです。紫外線で照らすと、触った手で触れた場所が青白く光りました。

それは取れないんだそうで。

パク次長の行動から、チャン・へリョンの犯罪の証拠が隠されている場所を特定しようと思ったのです。それが功を奏しました。

殺人犯にもついている可能性大です。

 

ヨングンとチョ・スヨンはすぐにチャン・へリョンに会いに行きました。

チェックしたのですが、まったく光りません。

でもね、ヨングン、うっかりして紫外線じゃないライトを当ててしまっていたのです。

チョ・スヨンに指摘され見ると、自分の手が光っているじゃありませんか。

今、チョン・へリョンに触れた手が。

 

ヨングンは家に駆け付けました。

そこには、至る所に蛍光物質が光っていました。

愛する娘の頭にも。

動かしようのない事実でした。


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『ウォッチャー~不正捜査官たちの真実~』18話まで

2020-08-18 22:52:45 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ヨングンは、パク・シヨンに会い、チャン・へリョンの家に強盗に入った男チ・ギルスについて聞きました。

かなり質の悪い男だったらしく、警官も何人か怪我をさせられたようです。

逮捕の時も大暴れしたので、指を折ったとか・・・。

これでチャン・へリョンの娘ジユンの指を切った理由も分かりました。

ヨングンの記憶が鮮明になりました。

母を殺したのはチャン・へリョン。そして風呂場に隠れているヨングンに言ったのです。

「忘れろ。お母さんのように死にたくなければ。」

幼いヨングンは、恐怖でこの時の記憶を封じ込めた形となってしまったのです。思い出したくないと。

 

チャン・へリョンは、ヨングンの記憶が戻ったのではないかと思いました。

確信は持てませんが、その可能性があると。

 

連絡の取れなくなったヨングンが心配でならないト・チグァン。

彼がパク次長から聞いた名前は、チャン・へリョンだったのです。

でも、ヨングンには言えませんでした。暴走するかもしらないから・・・。

そんな時、チョ・スヨンからヨングンがジユンと会った後、パク・シヨンに会いに行ったと聞きました。もしかしたら、気づいたのか?・・・と不安が一層募りました。

 

チャン・へリョンはヨングンに連絡を取ろうとしましたができません。

しかし、帰宅して、そこにヨングンがいるのを見た瞬間、全てがばれたと悟ったのです。

と同時に、妻と幼い娘が危ないとも。

 

15年前のあの夜、両親が何かの問題で言い争っているのを、寝ぼけ眼で見たヨングン。

次に彼が見たのは、父が外出した後、家に入ってきたチャン・へリョンに母が刺されてしまった瞬間。

包丁を持ち出したのは、ヨングン母でした。でもそれはヨングンを守るため。

チャン・へリョンは決して殺すつもりは無かったのです。包丁を振りかざして向かってくるヨングン母と争った挙句、刺してしまったというのが、本当のところでしょう。

死んでしまったヨングン母を呆然と見たチャン・へリョン。こうなったら、何としても隠すしかないと考えたのです。で、ヨングンを脅したと言うわけです。

部屋から出ようとしたとき、かかってきた電話が、ト・チグァンからのものでした。

その後、チグァンが部屋に入ってきたと言うわけです。

 

それにしても、この時、ヨングン父、チャン・へリョン、そしてト・チグァンの間で何があったのでしょう。

 

ヨングンはそれらの事を、全て鮮明に思い出すことが出来ました。

 

チャン・へリョンは妻を使いに出しました。

妻は、2人の間に何か不穏な雰囲気を感じ取ったようです。素直に従いました。

 

「自首してください。」

ヨングンが言いました。

チャン・へリョンは眠る娘を見に行きました。

出来ないと思ったようです。

殺した方がマシだと思ってここに来ました・・・とヨングン。

「でも、ユンジが可愛く挨拶してくれ、この子を自分と同じ境遇にしたくないと思った。」

チャン・へリョンは、チ・ギルスは殺されて当然の奴だった・・・と言いました。

娘が指を切られたんだ、君なら耐えられるか?・・・とチャン・へリョン。

「なら、僕の母は?」

そう言われると、言葉に詰まるチャン・へリョン。

「だから君を生かした。顔を見られたのに、敢えて生かした。君に会うたび怖かった。だが、手は出さなかった。君を生かすためにキム・ガンウクを射殺した。だが、君は殺せなかった。君の母親は事故だった。」

犯罪者にしか手を出していない・・・と。

後は取調室で・・・とヨングンが立ち上がったら、チャン・へリョンは縋るような目で言いました。

「娘を殺人犯の子供にしたくない。君なら分かるだろ?」

おいおい・・・そりゃ、勝手な言い分でしょ。

「なら僕は?僕の家族は殺されたのに、同情しろと?」

ですよね

 

挙句の果てに、チャン・へリョンは叫びましたよ、自分は道具に過ぎなかったと。

力になるから、チャンサ会の幹部を捕まえよう・・・なんて。

「私たち家族にチャンスを。」

と、今度は泣き落としです。

ヨングンは冷静に言いました。自首しろ・・・と。

それはできない・・・とチャン・へリョンが言った時、妻が帰宅しました。

2人のピリピリした雰囲気に声も出ない様子です。

「賢明な判断です。なら、娘さんたちを気にせず班長を捕まえるられる。」

丁寧に一礼して帰ろうとしたヨングンが思い出したように聞きました。

なぜ人間らしさを問うんだ?・・・と。

「人とは思えない連中が自分と動物の違いをどう考えているのか、気になった。」

と、チャン・へリョンが答えました。

「自問しては?自分が人間かどうか。」

と、ヨングン。

 

チャン・へリョン、やっぱり全く反省などしていないし、保身しか考えていない事が分かりました。

チャン・へリョンの家を出た直後、ヨングンは男たちに襲われたのです。

でもそれは怒りを必死に抑えて来たヨングンにとって、吐き出す切っ掛けになっただけでした。狂気さえ感じさせるヨングンにとって、敵じゃありませんでした。

チャン・へリョンに男たちの携帯から連絡を入れました。

どうなった?と聞いたチャン・へリョン。自白したも同然ですわ。

「今すぐ行くので、待っててください。」

チャン・へリョン、慌てて妻子を実家に帰しました。

 

チャン・へリョンはここに至っても、嘘偽りでヨングンをハメようとしました。

家の中を荒らし、大声を上げ、争ってる風を装いました。

そして、ヨングンが入ってきたら、射殺して、身を守るために・・・とせいぜい過剰防衛ってことで収拾しようと考えたのです。

ところが、入ってきたのはト・チグァン。

一瞬、戸惑ったチャン・へリョン。予想外の出現ですから。

 

直後にヨングンが銃を構えて入って来ました。

ト・チグァンが必死に止めました。でも、ヨングンは銃を下ろしません。

チャン・へリョンを処罰したところで僕の家族の人生は取り戻せない・・・と。

「過去を取り戻すためでも、君が警官だからでもない。君のためだ。今こいつをう撃てば、お前の父親は殺人犯のままで終わり、こいつは殉職したことになる。そうなったら、君の両親の無念は晴らせない。」

チャン・へリョンはそういう魂胆だったのです。

自分がヨングンを殺せれば良いけど、万が一自分が殺されるようなことがあってもそれは殉職で済むと。

 

「ヨングン、撃てば私たちのようになる君は誰も傷つけていない。私たちとは違う。」

ト・チグァンが必死に言いました。

ヨングンの脳裏に、母の最期、父との最期の会話が蘇りました。

 

ヨングンは銃を下ろしました。

父の無実を証明するために。

 

逮捕されたチャン・へリョン。

でも、素直に事実を話すわけはありません。最後の最後まで足掻く人間ですから。

何を言っても知らないと繰り返しました。

これからが正念場となるでしょう。

 

ト・チグァンとハン・テジュは、ヨングンに少し休めと言いました。

素直に家に帰ったものの、なかなか入れません。

15年前の記憶が鮮明になった今、やはり躊躇するところがあるでしょうね。

やっと入った直後、ハン・テジュが来ました。

「私は誰かが傍にいるだけで慰められる。あなたもそうかと思って。」

と、テジュ。

「ありがとうございます。」

少しほっとしたような表情でヨングンが言いました。

 

ト・チグァンはパク次長に会いました。

チャン・へリョンの娘ジユンの指の手術費用を出したのは、パク次長でした。

それを恩に着せ、チャン・へリョンにチ・ギルス殺害を教唆したのです。生かしておいては、この後、ずっとチ・ギルスの陰に怯えて暮らすことになるぞと。

「警官は検察とは違って直接被害者と接する。だから被害者の苦しみに共感する。」

と、パク次長。

義憤から判断が鈍る事もある・・・とト・チグァン。それで“亀”を作ったのか?と。

 

その時、何かに気づいたト・チグァン。物音がしたのかな?

気配を感じたようで、銃を構えて取調室を出ました。

が、誰もいません。

この隙に、パク次長が殺されるのかと思いましたよ、あたしゃ。

 

庁長から連絡が入りました。

パク次長を帰せと言うのです。翌朝、在宅捜査に切り替えられるんだとか。

また上層部からのお達しですね。

 

「気を付けてください。今はかばってもらえても問題が起こったら亀が指に噛みつきに行くかも。」

ト・チグァンが言いました。

今のうちに聞きますけど、チャンサ会のボスは?・・・とト・チグァン。

「お前も知ってる人だ。」

と、パク次長。

知ってる人?私も知ってる・・・知ってるよね、絶対に。


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『ウォッチャー~不正捜査官たちの真実~』17話まで

2020-08-18 15:25:49 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ユン・ジフンはチャンサ会と手を結んでいます。まぁ、利用しているということでしょうか。

パク次長を釈放させたうえで情報を仕入れ、パク次長やチャンサ会に復讐しようと考えたようです。

そして、今は、ハン・テジュに復讐しているのです。

やはり、自分の指を切るよう選択したテジュが憎いわけです。

それなら私の指を切れば?ヨングンは解放して・・・とテジュ。

ユン・ジフン、7年前にそう言ってほしかったでしょう。今そう言われたら、却ってヨングンを傷つけたくなりましたよ。

自分だけがこれほど苦しんでいると言うのに、テジュは自分の気持ちのままに復讐しようとしている・・・。ジフンに罪悪感など抱いていないように見えました。

もう時間だ・・・とユン・ジフンがヨングンの親指を切ろうとしました。

「やめて

必死に叫んだテジュ。

ジフン、やはりそこまで惨いことは出来ませんでした。

切ろうとして、止めました。

 

ト・チグァン、ちゃんと解毒剤を持っていました。

それをパク次長に見せ、ユン・ジフンの連絡先を教えろと言いました。

あっさり教えてくれましたよ、パク次長。そりゃぁ、命がかかっているんですもんね。

その番号の位置追跡から、ユン・ジフンの居場所が分かりました。

そして、ジフンに電話したのです。

パク次長からだと思ったジフン。出たのがト・チグァンだと知って、計画が失敗したと気付きました。

「早く逃げてください。警察が行きます。」

何故知らせてくれたのですか?とジフンが問うと、

「あなたを泳がせてチャンサ会を捕まえるためです。」

と、チグァンが言いました。

 

ユン・ジフンは、あっさりと手を引きました。

少し冷静になっていました。

お前も壊れればいいと思った、そうしたらお前も俺を理解できるだろうから・・・とジフン。

これが本音でした。

「憎しみがあれば生きていける。あなたは私を憎み続けて。私はあの亀を憎み続ける。」

ハン・テジュが言いました。

 

ユン・ジフンは去り、ハン・テジュとヨングンは無事チョ・スヨンとジェシクに保護されました。

 

ト・チグァンは、解毒剤を注射する前に、もう一つ聞きました。ヨングン母を殺した人物です。

チグァンの耳元でパク次長が囁いたようです。

USBは、ゴルフバッグの中に隠されていると言いました。

それを聞いて、やっとチグァンは解毒剤を打ちました。

 

ヨングンは、縄を解いてもらうとすぐにユン・ジフンを追いました。

おそらく公衆電話からチャンサ会の指示を受けると思い、一番近い公衆電話に駆け付けると、そこにあったのはユン・ジフンの携帯。

ジフンは、最後にヨングンにチャンサ会の指示を伝えたのです。

ある場所に行くようにと言う指示でしたが、ユン・ジフンはそこに行くことは自分の命が危ないと感じたのです。

ジフンの勘は当たってました。

そこで待っていたのはヤクザ者たち。

ユン・ジフンの代わりに現れたヨングン、そして駆け付けた広域捜査隊によって一網打尽にされました。

 

ハン・テジュは今回の事で自分の考えが間違っていたと、改めて感じました。

“亀”に復讐することだけを考えて来たのは間違いだったと。その目的に凝り固まっていたテジュは、その過程で人を傷つけていることに気づきませんでした。

そのツケが回ってきたと思いました。

チャンサ会まで捕まえないと事件は終わらないと思いました。だから、ト・チグァンに全面的に協力すると言いました。

一方で、ヨングンが自分のように両親の復讐だけを考えて周りが見えなくなるのではないかと言う不安も抱きました。それだけは止めたいと思いました。

 

ハン・テジュはヨングンに頼まれて一緒にパク・シヨンに面会に行きました。

パク・シヨンもまた、同じ精神病院に治療に通っていたことが分かったからです。

彼の場合は、精神的な治療と言うのではなく、指を切られた後、“亀”を捜すために診療を受けたようです。

でも、見つけることは出来なかったのです。

ヨングンが15年前に目撃したのでは?・・・とパク・シヨンが聞きました。

ヨングンは一度は父を見たと思い、最近は、それがト・チグァンだったようにも思えていました。自分の記憶が信じられない状態でした。

 

本庁からお偉方がうち揃ってやってきました。

チャンサ会も賄賂名簿もこれ以上追うなというお達しです。

庁長もあれほど協力を確約していたのに、腰を引き気味でした。

でも、ト・チグァンが出した写真を見て、気が変わりました。

捜査局長が愛人とその娘と写っている写真です。娘名義で多額の資産も有していました。

他にも数名分の資料を掴んでいました。

「捜査を妨害すれば、マスコミにばら撒くと脅しましょう。」

ハン・テジュが言いました。世間が注目するのはこういう話題の方ですからね。

テジュの助言に従い、庁長は即捜査局長に電話しました。

賄賂名簿を伏せる代わりに、チャンサ会関係者の逮捕を始めると。

ちなみに、庁長は名簿に名前が無かったようです。

 

ヨングンもハン・テジュも、ト・チグァンがパク次長に麻薬を飲ませたことを気づいていました。

いくら、2人を救うためだとは言え、そこまでする人とは思っていませんでしたから、相当驚いていました。

「いつかまたツケが回ってくるでしょうね。逃げません。」

と、ト・チグァンは言いました。

「チーム長は、人間らしさを失わないで、私のように。」

ハン・テジュが言いました。

 

ユン・ジフンはまだ国内にとどまっていると分かっていました。

復讐しようとしていると、ト・チグァンたちは考えていました。

当たりました。

ユン・ジフンは意識不明のままのパク・チャニ刑事を殺そうと病室に侵入したのです。

そしてヨングンに逮捕されました。

 

ユン・ジフンが精神病院を廃業させたのは、そこの医師が、警官のうち、精神的な問題が生じた人や殺しを恐れない人のリストをチャンサ会に渡していたからでした。

そして“亀”としたキム刑事とパク・チャニ刑事、パク・シヨンのカルテをチャンサ会の指示で処分していたのです。

3人の他には?とヨングンが聞きました。

ユン・ジフンは、首を横に振りました。

 

ト・チグァンはマスコミに発表しました。

ユン・ジフンを逮捕したこと、警察内部にあるチャンサ会の指示を受けていたことを。

そして、不正捜査チームはチャンサ会の実態や悪事について調べを進めていると。

宣戦布告ですな。

 

ヨングンは偶然警察署内でチャン・へリョンの娘ジユンを見かけました。離婚した妻との間の娘です。

言葉巧みに話しかけ、不正捜査チームの部屋に誘いました。

“人間らしさはどこから来るのか”と言う、“亀”の手掛かりの一つである言葉をチャン・へリョンがよく口にしていたとジユンが言ったからです。

その瞬間、ヨングンは察したのです。

母を殺したのは、チャン・へリョンだと。

 

必死に平静を装って、ヨングンはジユンから話を聞き出しました。

事故があって前妻とは離婚したとチャン・へリョンは言っていました。強盗に入られて前妻が怪我をしたと。

でも、実際はジユンが襲われて酷い怪我をしたのです。指を切られるという・・・。

チャン・へリョンに逮捕されたのを逆恨みした男による犯行でした。

 

同じ場所に埋められていた遺体のうち、一番古い遺体の主がその男だと思われました。

他の遺体のパターンとは異なる状態でした。最も残虐な殺し方だったのです。

余程の恨みがあったと考えられました。

ヨングンは、その男の写真を持ってパク・シヨンに面会に行きました。

 

チャン・へリョンは、ジユンからヨングンと会って話をしたと聞き、一気に不安が募りました。


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『ウォッチャー~不正捜査官たちの真実~』16話まで

2020-08-17 15:00:15 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ハン・テジュが罪悪感ゆえにパク次長の弁護に協力する羽目になったのでは?とヨングンは考えました。

でも、テジュは、気になったから引き受けたと言いました。

離婚後全く連絡が無かったのに、突然弁護に協力を求めて来たことが気になったと。

ヨングンは、2人が襲われたことは、母親の事件に関係があると察しました。だから詳しく知りたいと。

 

あの時、ヨングン母の服から、微量の汗と血が検出されていた・・・とハン・テジュ。

量が少なくて、当時の検査能力ではヨングン父のDNAと照合出来なかったんだそうで。その後、検査可能になったので、ヨングン母の服で試してみようと思ったんだとか。

そしたら、それらはヨングン父のDNAとは一致しなかったのです。第三者の唾液と血液でした。

再捜査しようとしたら警察上層部からストップがかかり、一人で調べようと証拠を持ち帰ったら、襲われた・・・。

事件の時、犯人・・・キム刑事は、もう1本指を切ると言ったのです。それを、テジュに選択させると。

テジュ・・・夫ユン・ジフンを選択してしまったのです。

それゆえ、ユン・ジフンは両手の親指を切断されてしまったと言うわけです。テジュを恨んでも仕方が無い状況ですよね。

 

ユン・ジフンは、ト・チグァンにパク次長の拘留取り消しを請求すると言いました。

チグァンは、どうぞ・・・と言う態度です。

で、いっそのこと、捜査を終了させパク次長を釈放した方が良いんじゃ?・・・と、ユン・ジフンは言い出しました。

が、ト・チグァンは答えません。反対に質問しました。

「何故この事件を担当することに?」

自分たちを襲った事件の裏を知りたい・・・とユン・ジフン。

 

そうは言うものの、やはりそれだけではない何かを感じているト・チグァンたち。

調べてみると、ユン・ジフンは帰国したばかりで、アメリカにいる間も、結構評判が良い弁護士だったようです。

指の治療とは別に、帰国後精神病院での治療を受けていると言う事が判明。

ト・チグァンたちは、ユン・ジフンとハン・テジュの意図を検討しました。

チョ・スヨンは、自分だったら元夫とは会いたくないと言いました。申し訳ないとは思うけど、嫌な記憶を思い出すだろうから・・・と。

実際、ユン・ジフンと再会したハン・テジュは事件のことを夢に見てうなされるようになっていました。

ジェシクはそんなテジュを心配していました。

テジュは気づきました。犯人が捕まったり死んだりしても、事件が終わったわけじゃないと。自分のせいで傷ついた人がいるんだ・・・と。

 

ところで、ハン・テジュには情報屋とでも言うような知り合いがいます。

“金の亡者”と携帯に登録されている人物です。

かなり厄介な事でも短時間で調べ上げてくれています。

今回、テジュはユン・ジフンの調査を依頼しました。

 

キム刑事とパク・チャニ刑事が休職中にかかっていた精神病院と、ユン・ジフンが帰国後にかかっていた病院とが同じだと分かりました。

母を殺したのがキム刑事の前の“亀”なら、もしかしたらこの病院に通っていたかもしれないと、ヨングンは考えました。警察御用達の精神病院のようですから。

しかし、家宅捜索の令状はそう易々と下りるわけではありません。

仕方が無いので、チョ・スヨンが実際に病院にかかってみることになりました。

 

行く前までは、嫌がっていたチョ・スヨンですが、カウンセリングで胸の内を全て吐き出したら、相当すっきりしたようです。

で、分かったのは、病院のオーナーが代わっているということ。

以前の医者は、2週間前に廃業し海外に行ったとか。ユン・ジフンが治療を受けた直後です。

今は、その医者と全く連絡が取れない状態でした。

怪しい・・・とト・チグァンたちは思いました。

 

ハン・テジュはユン・ジフンに、この事件の弁護を引き受けた理由を聞きました。

刑事訴訟を担当したくて・・・とユン・ジフン。

それ以外に理由は?と聞かれ、指を切断された理由を知りたいと答えました。

復讐したい?とテジュが聞くと、

「ああ。」

と、答えました。そして、パク次長を解放して黒幕について聞き出すつもりだと。

 

ユン・ジフンとハン・テジュは、パク次長の拘留を解くため、ト・チグァンと交渉しました。

お互い、条件を出し、ほぼ納得したようで、合意しそうです。

でも、ト・チグァンはパク次長が出した条件と言うのが、あまりにも容易い事ばかりなのが気になりました。そんな簡単な条件を受け入れてもらえれば、賄賂帳簿を渡すと言うのですから。割に合わないと思えます。

「チャンサ会の正しさを教えたいんだ。」

と、パク次長は言いましたが、なんか、胡散臭いです。チグァンもそう思ったかも。

 

ユン・ジフンたちが治療を受けた精神病院のカルテを手に入れようと保健所を訪ねたヨングン。

カルテはユン・ジフンが管理していると分かりました。

で、その足でユン・ジフンを訪ね、カルテを見せてくれと申し入れたのです。患者の中に殺人犯がいることが分かったので、調べたいと。

事務所にあると言うので、付いていきました。

ところがそれが罠でした。

ヨングンはユン・ジフンによって捉えられてしまったのです。

 

ハン・テジュはユン・ジフンが復讐したいと言っていたのが気になりました。

で、ト・チグァンに相談に行きました。ユン・ジフンが破滅するのを見たくないから・・・と。穏便に処理してほしいと。

 

ト・チグァンは、ユン・ジフンの申し出を拒否しました。

交渉は上手く進んでいると思っていたユン・ジフン。突然の手のひら返しに思えたかも。

正直、あなたが疑わしい・・・とト・チグァン。信じません・・・と。

ジフンが黒幕をパク次長から聞き出すから・・・と言っても、受け入れませんでした。

「その表情や言動は全て偽りに見える。このタイミングで突然現れて復讐したいと?今まで7年も先延ばししていたのに。」

そして、ユン・ジフンの海外での行動を調べている途中だと言いました。

ハン・テジュの差し金?・・・とユン・ジフン。

「あなたを心配している人がいるとしたら、たぶんハン・テジュでしょう。」

 

ヨングンと連絡が取れなくなっていることに、ト・チグァンが気づきました。

不安になりました。

ハン・テジュに交渉決裂の件を報告しついでに、ヨングンがそこにいるか聞きました。

その電話中、テジュの事務所にユン・ジフンが手下を引き連れて乗り込んで来ました。

監視カメラでそれに気づいたテジュは、咄嗟に机の下に隠れました。

 

テジュが留守だと思ったユン・ジフンは、独り言をつぶやきました。

ト・チグァンへの怒り、そして自分の指がこんなことになった愚痴、苛立ちetc.

その時、テジュの携帯にジフンに関する調査報告が届きました。

なんと、ユン・ジフンは強度の薬物依存症なんです。

ト・チグァンにメールを打とうとしたテジュ。その時、ユン・ジフンに見つかっちゃった

この瞬間が、ホラー映画ばりに怖かった~っ

 

“ユン・ジフン、イカレてる”

ト・チグァンにテジュからメールが届きました。

その瞬間、チグァンは駆け出しました。電話の途中で切れたのも気になっていましたし。

でも、遅かった。

事務所に着いた時、既にテジュの姿はありませんでした。

 

ユン・ジフンから連絡が入りました。

パク次長を釈放してください・・・とユン・ジフン。

断ると、写真が送られて来ました。

ヨングンとハン・テジュが椅子に縛り付けられている姿が写っていました。

「2人を傷つけたら、交渉決裂だ

と、チグァンが言いました。

でも、3時間しか待たないとユン・ジフンは言いました。

 

ト・チグァンはチョ・スヨンとジェシクに指示を出しておいて、パク次長に会いに行きました。絶対に今度の事を知っているはずだから・・・と。

 

「ヨングンたちを助けたければ、私を釈放しろ。」

と、パク次長。

得意げに話をするパク次長。でもね、そのうちに体調がおかしくなってきたのです。

少し前に降圧剤を飲んでいました。成分に問題は無いとチョ・スヨンは言ってましたが・・・。

倒れ込んで動けなくなってしまいました。息も絶え絶えと言う感じです。

ト・チグァンは全く動じていません。予想していたようです。

「先輩の車に仕込んだ麻薬の残りを降圧剤に混ぜたんだ。最初から過剰摂取すると中枢神経を損傷し死に至るのに。」

 チグァン

「心配無用だ。この薬はユン・ジフンから預かったものだ。先輩を切ろうとするチャンサ会の指示、そして個人的な復讐心からユン・ジフンが企てたことだろ。」

えーっチグァン

「チャンサ会は雑魚を切り捨てて犯罪を防ぐんだろ?感動したよ。だが、自分は犠牲にならないと言う前提での話だろ。自分が生贄になったら死ぬ気で闘うしかない筈だ。先輩も分かっただろ?生贄になったから。」

 

一つだけ聞きたいことがある・・・とチグァン。

「ヨングンの母親は誰が殺したんだ?」

苦しみもだえるパク次長、何か話そうとしましたが、言葉になったのかどうか・・・。

ト・チグァンは取調室の電気を消して、出て行きました。

 

えーっどーするの

やっぱり、ト・チグァンと言う人間がイマイチ分からないわ


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サプライズ花火(@^^)/~~~

2020-08-17 12:42:20 | その他

昨晩、ご飯を食べていると、突然お腹の底に響く轟音

爆発事故 車がどこかに突っ込んだ

一瞬驚いた後、

「もしかしたら、花火

庭に出てみると、薄暗くなりかけた空に大輪の花火

「聞いてないよ~っ

と、アルフィーと一緒に家を飛び出て、打ち上げられてる場所に向かって小走りに。

あくまでも、小走り。以前、火事見物に行って足を骨折して以来、暗闇を走るのはかなり怖いんです

ところが、家を出た直後に、始まった時と同じように、突然の静けさが・・・。

あっという間に終わってしまいました。

約10分間の花火大会でした。

 

近所の人たちもたくさん家から出て来ていました。

 

とっても嬉しいサプライズ

青年会議所が医療関係者への感謝の気持ち、慰労の気持ちを込めて、サプライズで上げたそうです。

今日になって、そのニュースが映像と共に記事にアップされていました。

こんなに暑いけど、夏も終わりだな・・・と思えました。


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新作(^^♪

2020-08-17 08:41:16 | 食べ物関連

新作ジャムです。

手前がオレンジ。奥の赤いのがいちじく&オレンジ。

 

先に作ったのは、オレンジのジャム。

この季節、一番多く出回っているのはキウィ。

でも、ちょいと酸っぱいのが、好みじゃないので、ジャムの材料に悩みました。

で、最も安価だったオレンジで、まず作ってみました。

たいていはりんごなんぞを混ぜて作る事が多いのですが、今回はオレンジ単独。

長時間煮込むのが面倒だったので、ほんの一部を残して全部をミキサーにかけました。

だから、マーマレードのような透明感はありません。

作ってみて知ったのが、柿ジャムと同じような伸びの悪さ。

寒天やゼラチンで固めたような固さになってしまいまして、パンの上で全く伸びてくれません

 

その後、知り合いからいちじくをいただきました。

まだ固いけど、ジャムなら大丈夫と聞き、早速作ってみました。

そしたら、砂糖がざざ~っとなだれ込んでしまって・・・

あ、私、毎回計量しないんです

直接鍋の中に砂糖を入れてるので、こういうこと、結構あります。

元々甘目のいちじくなのに、激甘になってしまいました。

で、思いついたのが、オレンジジャム。

混ぜて良いんじゃね・・・と思い、即、投入。

味を見ながら、オレンジジャムを加え、写真のような赤いジャムとなりました。

いちじくのぷつぷつ感が残り、甘さの中に酸味も適度に加わり、結構美味しいジャムになりました。

 

で、気づいたのですが。

オレンジジャムは、マーガリンを塗った上に塗るのが美味しく、いちじくの方は、単体でもコクがあるので、マーガリン無しでも十分美味しいんです

 

しばらく、贅沢な朝ごはんになりそうです。


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『ウォッチャー~不正捜査官たちの真実~』15話まで

2020-08-16 16:26:44 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

押収麻薬の焼却処分の日、焼却処分を終えて帰ろうとした検察職員を、チャン・へリョン率いる広域捜査隊が麻薬管理法違反で逮捕しました。

当然、高麗クリーニングのパク代表も、その場で逮捕されました。

パク次長は記者会見で、これがすべて検察主導で行われた犯罪だと発表する予定でした。

ところが、ト・チグァンがそれにチャチャを入れました。

このまま記者会見したら恥をかくぞ・・・とね。

その理由はすぐに分かりました。押収された灰は、全て動物のものだったのです。

 

パク代表とチャン・へリョンは以前から便宜を図っていた仲のようです。

なのに、今回、ト・チグァンの言葉が無かったら、大恥かく羽目になっていました。

何も知らないとパク代表は言いました。

 

ハン・テジュからト・チグァンに電話が入りました。

先日、今後は自分の力ですると言い切ったテジュ。それが流石にムカついていたチグァンです。すぐに電話に出る気にはなりませんでした。

でも、何か重要な事かもしれないと、電話を取ったのです。

テジュは、これからパク次長に会うと言いました。

血痕のことで脅すから、後は任せると。

また勝手な行動に・・・

一人ですると言ったのは、自分が勝手に動くから、後始末はよろしくってこと

 

ハン・テジュはパク次長を訪ね、地検長が殺された瞬間の映像を見せました。

自分の事務所です。監視カメラをつけていました。それに、はっきりと写っていたのです。

自殺だなんて、もう言えませんよね。

これを検察に送ったら喜ぶでしょうね・・・とハン・テジュ。

「お望みは?」

と、パク次長。

テジュが望むのは、犯人の正体のみです。

「5時に検察に行きます。それまでに決心を。」

 

パク次長、一刻の猶予も無いと考えました。

で、まず、ジェシクを言いがかりをつけて拘束させ、自分は外出。

必ず誰かが尾行してくると読んでのことです。

そして、テジュを一人にさせておいて、狙おうと考えたのです。

 

パク次長が黒幕に連絡すると考えたト・チグァンやヨングンたちはチームの部屋を出ました。テジュは、そこで待機すると言いました。

テジュの意図を察したト・チグァンは、室内に隠しカメラを設置。チョ・スヨンの使っていたあのカメラです。

そしてそれを室外からチェックすることに。

ハン・テジュにも内緒で見守ることにしたってわけです。

 

ハン・テジュは流石に緊張していました。

でもね、指輪を外しました。指の縫合痕を隠さないことにしたようです。

 

黒ずくめの人物が現れました。

ハン・テジュはスタンガンで応戦。

殴られても蹴られても向かっていきました。刃物で相手を刺しました。

相当なダメージを受けた賊。

慌てて麻薬を飲みました。

ハサミを取り出し、ハン・テジュに向かって行こうとした時、ト・チグァンが飛び込んで来ました。

すぐに賊の足を撃ちました。

殺してはダメだと言うト・チグァンにスタンガンを押し付け倒したハン・テジュは、チグァンの銃を持って追いかけました。

逃走したと思った賊、途中で力尽きて座り込んでいました。

テジュが覆面を剥ぎました。

なんと、チャン・へリョンの部下パク・チャニ刑事だったのです

華奢な体つきだったから、女性かと思いましたが、違いましたね。

 

キム室長、イ検事、ヨングン父を殺したのは彼でした。

でも、ハン・テジュは違うと叫びました。

自分を襲った犯人は、パク・チャニ刑事じゃないと。

テジュを襲ったのは、キム刑事だったのです。チャン・へリョンに撃ち殺された。

 

そこに、ヨングンとチョ・スヨンが戻って来ました。

ヨングンを襲った時、犯人が言った言葉をパク・チャニ刑事が口にしました。

その瞬間、ヨングンは飛び掛かりました。

首を絞めて殺してしまいそうです。

ト・チグァンとハン・テジュ、チョ・スヨンが必死に抑えました。

 

パク・チャニ刑事の持っていた凶器から、キム室長たちの血痕が検出されました。

でも、ハン・テジュと元夫の血痕は出ませんでした。

殺人犯は2人いたと言う事ですね。

 

パク・チャニ刑事は手術を受けました。

しかし、麻薬でむしばまれた体が元通りになるかどうかは分からないとか。

 

分からなかったのか?とト・チグァンがチャン・へリョンに聞きました。

「分からなかった。チャニは優秀だったから。」

と、チャン・へリョンは答えました。

 

もう終わりです・・・と、ト・チグァンがパク次長に言いました。

チャンサ会と言うのが本当にあると仮定しての話だが・・・とパク次長が話し始めました。

「犯罪者が釈放されることに憤怒したエリート警官らが作った組織を、上層部は大目に見るだろう。人材を失いたくない筈。」

ボスは誰ですか?とト・チグァンが聞きました。

「知るわけがない。お前じゃないのか?」

と、パク次長。

 

その時、パク次長の妻の車から麻薬が見つかったと連絡が入りました。

でもね、これ、ト・チグァンが捏造した事だったんです。パク次長の妻の車に麻薬を放り込んでおいたのは、チグァンでした。

時々分からなくなるのは、チグァンのこういう行動です。どんな手を使ってでも犯罪者を捕まえようとするところ。証拠の捏造なんて・・・ねぇ。

パク次長は、その場で逮捕されました。

ところがですよ。

検察と警察のトップが話し合って、地検長とパク次長のどちらも不問に付すことにしたと言うじゃありませんか

どーゆーことこれでいいわけ

本当に庁長は不正捜査チームの味方なの

 

ハン・テジュはチームを離れることになりました。

彼女の願いは叶ったもんね。

区切りをつけられますか?・・・とヨングンが聞きました。

ハン・テジュは自分自身でも分かりませんでした。

ヨングンが言いました。

母を殺したのは、キム刑事でもパク・チャニ刑事でもない・・・と。

年齢が合いませんからね。

「まだ終われません。」

と、ヨングンは言いました。

 

キム刑事とパク・チャニ刑事に共通点が見つかりました。

2人とも公務中に人が死んでいるのです。キム刑事の場合は目の前で犯人が事故死。パク刑事の場合は、逮捕した犯人が心臓麻痺で死んでしまったようです。

その後、2人とも半年ほど休職していました。精神的な問題のようです。

 

突然、ハン・テジュの前に元夫ユン・ジフンが現れました。

パク次長の弁護を引き受けると言うのです。

ユン・ジフンは不正捜査チームにもやってきて、ヨングンに挨拶をしました。

その時、ハン・テジュと一緒に襲われたと言いました。指の縫合痕に、ヨングンはすぐに気づいていました。

それが・・・ユン・ジフンは両手にあるんですよね、縫合痕が。

 

パク次長が戻って来ました。チャンサ会の名簿と引き換えに釈放するとト・チグァンが言いました。

でも、自分は持っていないとパク次長は言いました。

もう、チャンサ会のメンバーだということを、ト・チグァンに隠そうとしません。

っていうか、自分がそういう話し方をしているのに気づいてないの?

チャンサ会は正義の組織だと言いました。悪質な犯罪者を捕まえている・・・と。

「指を切断して殺すのでは?」

と、チグァンが皮肉って言いました。

すると、我々が殺した連中は誰もが知る悪党どもだ・・・と来ましたよ。

もう殺人を犯したことすら隠さないのね。

「お前の望みは何だ。」

と、パク次長が聞きました。

警察組織を根底から覆すのが望みです・・・とト・チグァン。

 

そこに、ハン・テジュが現れました。

パク次長の弁護を手伝うと言うじゃありませんか。

ト・チグァン、驚きました。よりによってパク次長ですからね。

突然現れたユン・ジフンにも不審な感じを抱いたようです。

 

ハン・テジュとユン・ジフンの間に、何か問題があるようです。

テジュがユン・ジフンの心を傷つけたようで・・・。


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いつもと違うお盆

2020-08-16 09:47:27 | ご近所探訪

世間でよく言われているこのフレーズ『いつもと違うお盆』。

我が家もご多分に漏れず、孫たちのいない老夫婦二人だけのお盆を過ごしています。

そして今日がお盆休み最終日。

 

結局、アルフィーのお盆休み期間中、ほぼ自宅で過ごしました。

唯一遠出したのは、このドライブ。

 

お天気は最高だったんですよ。

猛暑ならやっぱり山だろうと、今回は『霧の森』へ。

ところが、一枚も写真を撮ってない

山の中なら三密にならないだろうと思う人たちで、ま~いっぱい

駐車場も満車。路上駐車続出。

川遊びに興じる子供たちの声が響いていました。

羨ましかった~

名物の“霧の森大福”を求める人たちの列が長かった~っ

 

で、私はこれを

ポチ袋です。

お年玉にはもちろん、ちょっとしたものを入れて渡すのに、重宝してます。

なので、出かけた先で見かけたら、記念の意味も含めて気に入ったものをゲットしてます。

 

お昼は、事前に買って来たお弁当を

がっつり焼肉系。

霧の森ではなく、例によって木陰の道端で、食しました。

木陰はやっぱり涼しいんですよね、山の中は。

美味しゅうございました

 

しかし・・・。これが敗因の一つとなってしまったのです

 

大混雑の霧の森を出て、高知のお初の山道ルートを抜けて愛媛に帰ろうと計画していました。

そこまで来る途中、何度か、通行止めの案内を目にしていたのですが、まさかそれが我々のルートだとは思いもよらず。

車が通らないねぇと言いながら、かなり細い道をくねくねと走り続けたら、突然目の前に車止めが出現。

すごすごと元来た道を引き返す羽目になりました。

 

それでも諦めないアルフィー&まぎぃ。

同じ道を帰るのは癪に障るとアルフィーも申しまして。

次も、新たなルートを選択したのですが。

これが更なる山の中ルート。

昔、南房総の山中を大騒ぎしながら通った事を思い出しました。

一本道だと思いきや、これが時々分かれ道があるんですよね。一応ナビの指示に従ってチョイスした筈なのに、何故か予定の場所に行きつけず。

出会った対向車は2台のみ。待機所でぎりぎりすれ違う状態。

一人旅らしきバイクが後ろから付いて来ていたのに、いつの間にか姿が消え・・・

変だな・・・と思った時には、迷い老人二人という状態

 

「何故

 

途中で撮ったのが、トップの写真。

こんな山の中にも、人は住んでいるんです。遠くに青い屋根が見えますよね。

 

元々ひどく乗り物酔いする私。

年をとって感覚が鈍くなったおかげで、かなり強くはなってますけどね。

しかしこの日は、お昼に上の様ながっつり濃い味のお弁当を食べていた上に、ぐるぐる山道を延々走ったせいで、久しぶりに気分

弱々しく(・・・ここが重要

「気分悪い・・・。」

と、ギブアップした私を見て、焦ったアルフィーは勇気ある撤退を決心。

えづきながらも、なんとか無事、町に降りて来た次第です。

 

その日は結局、帰宅してからも相当長い時間ぐったり・・・

でも、晩御飯の時には復活

笑い話に終わって良かったと、アルフィーと話しながらピザをぱくついた私です

 


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『ウォッチャー~不正捜査官たちの真実~』14話まで

2020-08-15 14:50:42 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

発見された男二人は、共に捜査線上に浮かんでいた人物でした。

2人とも指を切り取られていました。

帳簿を入手したから、組織を整理し、弱点を消そうとしたに違いないとト・チグァンは言いました。

 

これは地検長が関わっているとト・チグァンは睨んでいました。

まだ麻薬を止めていないに違いないと。

パク次長に地検長逮捕を進言しました。このままではパク次長も疑われるぞと脅しました。

この事件の直前、何者かが現場から検察庁に電話した事実を掴んでいました。

警察に口実をつけてやってくるよう仕向け、そこで緊急逮捕する策を提言しました。

で、計画通りに行くかと思ったのに・・・。

 

やっぱり、ト・チグァンとハン・テジュの考え方が違うのが捜査を混乱に陥れる大きな要因だと言えましょう。

ト・チグァンは“亀”だけでなく、黒幕まで捕まえるつもりでいます。“亀”は組織にとって道具でしかないのですから。

でも、ハン・テジュは道具でも良いのです。自分を襲った本人を捕まえればそれでよいのです。それが復讐だと考えていますから。黒幕まで捕まえるなんて、キリが無いと思っています。

事件の記憶は彼女のトラウマとなっていました。殺人犯を捕まえることで、平穏な人生を歩めるようになると思っているのです。

ト・チグァンは、徐々に自制心を失いつつあると思われる“亀”が、自殺を装って殺されるかもしれないと思っていました。罪を償わないで死ぬなんて、許せないだろうし、事件自体がうやむやに収束されてしまうのも我慢ならないでしょうから。

それで満足ですか?と言われ、ハン・テジュは今回の案に協力することにしたのです。

 

地検長が警察にやって来ました。

庁長就任を祝うためと、今回の事件の捜査記録を渡すと言われて、のこのこやって来たってわけ。

前もって、地検長に麻薬疑惑があると言う情報を流し、記事にしてもらいました。

で、逮捕して麻薬検査をすると言う流れでした。

で、ト・チグァンとヨングンが検査を要求すると、当然の様に地検長拒んだため、緊急逮捕すると抑え込みました。

そして毛髪等の採取をしようとしたとき、突然ハン・テジュが口を挟んだのです。

「私を弁護人にしてここから出ます?」

おいっ・・・ですよね、ト・チグァンとヨングンにしてみれば。

逃げるためなら、何でもする気になってる地検長がその案に乗らない筈がない。

結局、ハン・テジュが地検長と共に警察から出て行くのを、見てるしか出来なかったのですよ、不正捜査チームは。

「警察は、警官の“亀”をかばおうとするかも。」

と言うのが、裏切ったテジュの言い分です。

要するに、彼女は今でも警察を全然信用していないと言う事です。

 

元々、利己的だとは思っていましたが、ここまでとは・・・。ハン・テジューっ

 

自分の事務所に地検長を連れて来たハン・テジュ。

ハン・テジュは地検長に、血液を浄化すれば検出されない・・・などと言いました。それを教える代わりに殺人犯を教えろと言いました。

毎回このセリフばっかりです。

地検長が口にしたのは、“チャンサ会”という組織の名前。

警察のエリートが検察の真似事をしてると言いました。目的は犯罪撲滅。

チャンサ会が使う殺し屋も警官だ・・・と地検長。

 

ト・チグァンとヨングンがハン・テジュの事務所のビルにやって来ました。

でも、ロビーでジェシクが待機してて2人を止めたのです。

事務所の前で待つから・・・とチグァンが言い、3人で上がっていきました。

すると、なんと、事務所の前に血痕がドアの鍵は開いていました。

彼らが見たのは、こめかみを撃たれて死んでる地検長の姿。そして、パニックになって銃を構えるハン・テジュ。

ヨングンがロビーに降りましたが、もうそれらしい人物の姿はありませんでした。

銃は、埋められて遺体のうち、一番最初に殺されたと思われるチャン・ヒョングのモノでした。ヨングン父が持ってたものだよね?あれ・・・その後どーなってたんでしたっけ

 

当然、現場にいたハン・テジュはチャン・へリョンの取り調べを受けました。

自殺なのか、ハン・テジュが殺したのか・・・と。

テジュは、地検長は自殺し、自分はそれを見て錯乱し幻覚を見たと言うシナリオにしようと?・・・と、チャン・へリョンに言いました。それとも、殺人犯にしたいの?・・・と。

何があったのかを知りたいだけだとチャン・へリョンは言いました。

拳銃には、地検長とハン・テジュの指紋がついていたようです。テジュの手からは消炎反応も出たようです。

 

パク次長は自殺を主張しました。このタイミングで、例の麻薬を吸引している動画がマスコミに流れたので、犯行がばれるのを恐れたんだと。

この情報をマスコミに流したのは、パク次長でした。

経緯を聞いたト・チグァンを、何も知らないと突っぱねました。

 

我々だけじゃ無理だと、ト・チグァンはチョ・スヨンの“彼氏”に協力を求めました。

なんと、それは庁長でしたよ。

庁長はまずハン・テジュを取調室から解放しました。

テジュは取り調べに素直に応じてはいましたが、やはりショックを受けていまして、病院に行かせてくれと言っていたのです。

 

取調室から出たテジュと共に、不正捜査チームの部屋に集まった面々。

庁長を囲んで、ト・チグァン、ヨングン、チョ・スヨン、そしてハン・テジュと言うメンバーです。

パク次長が疑惑の対象者だということでは皆一致した考えでした。

チャンサ会について、庁長は名前だけは知っていると言いました。

庁長は会員ではないのですか?とト・チグァンが聞きました。

「だったら、私は今ここにいない。」

庁長が微笑みながら言いました。

スヨンはこのままチームに残ることになりました。皆異論はありません。

 

ハン・テジュはト・チグァンに事件のあらましを話しました。

地検長と話している時、突然入ってきた人物が、地検長を撃ったのです。ヨングンを襲った時と同じように、全身黒づくめで黒いマスクをつけていました。

でも・・・やっぱり女性っぽいんだけど

人物は銃を地検長に握らせ、部屋を出ようとしました。

それを見たハン・テジュは地検長の手の銃を取って後を追い、2発発射。どこかに当たったみたいです。

その血しぶきが入り口の壁に銃弾の跡と共に残りました。

しかし・・・鑑識が入った時、その血痕は既に無かったのです。だから、現場からは地検長の血痕しか検出されませんでした。

ヨングンもト・チグァンも、事件直後に壁の血痕に気づいていました。

血液を調べたら誰の物かはすぐに分かると思っていました。

 

地検長の血痕しかなかったと聞いたト・チグァンは、ハン・テジュがふき取ったと察しました。

テジュも認めました。

おいっまた

ここまで警察を信用していないなんて・・・。個人の力じゃ無理でしょ。

ムカついてきたわ、ハン・テジュに

 

でもね、ジェシクはちゃんと血痕の一部を保存していましたよ。民間の検査機関に回すつもりなんでしょうね。

 

新しい事実が出て来ました。

高麗クリーニングの焼却場から持ってきた一番最近の灰の分析をジェシクの知り合いに頼んでいたのですが。

それに麻薬が混じっていたと慌てて知らせて来たのです。

そこから麻薬の流通の一つの仕組みが明らかになったのです。

売人が扱っている麻薬は、警察が押収した麻薬でした。

通常、それは焼却処分になるのですが、一部を高麗クリーニングは焼却せずに隠匿していたのです。


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『ウォッチャー~不正捜査官たちの真実~』13話まで

2020-08-15 13:18:46 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

この作品のあらすじをまとめるのが難しい理由。まだありました。主人公たちがバラバラな考え方をしてるところ。仲間の筈なのに、隠してる事が多い。情報を報告せず、単独行動が多いし。

お互いを信用していないせいなんだけど、だから、事が余計にややこしくなってしまうんですよね。

説明下手な私には、結構大変な作業となっております。

 

ヨングンは、ソンイ殺害疑惑の対象がト・チグァンにあると言いました。

チャン・へリョンから聞いたチグァンの行動を突きつけました。

ソンイを殺したのなら、もしかしたら自分の両親を殺したのもチグァンか?・・・と思って当然です。

銃を突きつけ、真実を要求しました。

ト・チグァンは、口を開きました。

 

「お父さんは無実だった。私は捜査過程でミスをしたが、誰も殺していない。」

ヨングンがチグァンに飛び掛かりました。

派手な格闘になりました。

おいおい・・・人の事務所で何を

めっちゃめちゃになってしまいましたよ

 

ハン・テジュが帰って来ました。

その時、彼女の携帯にソンイから電話がかかってきたのです。死んだと思われている・・・。

 

チグァンが、ソンイは生きていると叫び、ヨングンは殴り掛かるのを寸止め。

ヨングンは、15年前、証言したことを後悔していました。周囲の皆は父が犯人なのかと問いました。だから、彼もそれにこたえる証言をしてしまったわけで。それが真実だったとしても、見た事の意味を考えずに証言した結果が、今に至っていると。

父だろうとチグァンだろうと、犯人であることが真実なら、殺してしまおうと考えていた・・・と、ヨングン。

同じ過ちを繰り返すわけにはいかない・・・と言いました。

「周りに惑わされず自分で判断します。」

 

浴室で見たのは、チーム長ですか?・・・とヨングン。

「ああ。」

と答えたチグァン。

「証拠を偽造してお父さんを捕まえた。その時は正しいと思っていた。済まない。」

 

その時、ハン・テジュが入って来ました。

部屋の荒れ様に驚き呆れました。

で、言いました。ソンイから連絡が入ったと。

ト・チグァンの指示でマンションの別の部屋に隠れていたと言ったようです。

 

ここでやっとト・チグァンの単独行動と、その理由が判明。

もっと早くヨングンとハン・テジュに話していたら、もっと事はスムーズに進んだんじゃないかと思いますけどね。2人を信用していなかったのでしょうか。

要するに、ソンイを守るのと同時に、ソンイが死んだと見せかけて犯人をおびき出そうと考えたのです。

チグァンは、殺人犯だけじゃなく、その背後にいる黒幕、組織をも一網打尽にしたいと考えています。殺人犯だけ捕まえたいと考えているテジュとはそこが違いました。

以前、ト・チグァンがチョン会長に会っていたのは、交渉するためでした。不正を見逃す代わりに、腐敗警官を教えてくれとチグァンは言ったのです。チョン会長側には、捜査情報が筒抜けだったようです。チグァンの証拠捏造のことも含めて。

「間違った選択には、代償が伴うと、その時悟りました。」

 

帳簿の行方は全く分からないままでした。

 

そして判明したことがもう一つ。

やっぱり、チョ・スヨンの“彼氏”は本当の彼氏じゃありませんでした。

彼女を不正捜査チームに配属させ、ト・チグァンの行動を監視させていたのです。いわゆるスパイですな。

スヨンの机の上に置いてあったマスコットの中に隠しカメラがセッティングされているのを、偶然ヨングンが見つけたのです。

スヨンのPCを調べると、そのカメラの映像のファイルが保存されていました。

ヨングンはチグァンにこの事を報告しませんでした。

でもね、まさか・・・と、自宅を捜索したのです。隠しカメラがあるんじゃないかと。

安心しました。ありませんでしたね。

 

翌朝、出勤しようとしたヨングンは、ふと気づきました。

父が絶対にほどけない靴紐の結び方をしてある・・・と言っていたのに、これまで何度も右足だけほどけたことを。その日もほどけていました。

気になって靴の中敷きを取ってみると、ありました。USBが

帳簿です。

 

父は息子に託したのです。息子しか考えられなかったのでしょう。

 

2004年から2017年までの記録がありました。年別、人物別にファイルがありました。

父のファイルには何も入っていませんでした。

ト・チグァンのファイルもありました。収賄に関する記述は無く、ヨングン父の事件の証拠捏造の事が記されていました。“チャンサ会”を追跡中という記述もありました。

チャンサ会というファイルには、パク次長や地検長の名前がありました。

地検長の個別ファイルには、動画が。どうも薬物を摂取しているようです。

 

「見つけました。」

ヨングンがト・チグァンに連絡しました。

 

ヨングンの家の玄関で物音が。

不審に思ったヨングンが見に行くと、突然、後ろからワイヤーで首を絞められちゃった

キム室長と同じ手口です。

あっという間の犯行でした。ヨングンでも抵抗出来ませんでした。

全身黒づくめの人物は、USBを抜き取り、PCを風呂の中に沈め、ハサミを準備。指を切るためですよね

「人間らしさはどこから来る?」

と、変声機を通した声で言いました。

ヨングンが必死に銃を構えました。

犯人は逃走しました。

ヨングンは銃でワイヤーを止めたドアノブを撃ち、息が詰まる寸前で助かりました。

 

外まで駆け出したヨングンですが、もうどこにも姿はありませんでした。

それにしても・・・あの犯人、小柄な感じがしたんだけど?まさか、女性

 

犯人の目的が最初からUSBだったのか、ヨングンを殺そうとして偶然発見し、持ち去ったのか、判断出来ませんでした。

 

チョ・スヨンはト・チグァンから連絡があった時、てっきり自分のスパイ行動がばれたと思いました。

隠しカメラにヨングンが気づいたことを知ったからです。

でも、ヨングンは報告していませんでした。スヨンのこれまでの仕事ぶりを見て、卑怯な人物ではないと分かっていたからでしょう。

ありがとう・・・とスヨンが言いました。

話す時間が無かったからだ・・・とヨングン。照れ隠しに聞こえます。話す気も無かった・・・と続けました。

「上層部の指示です。単にチーム長を監視してくれとだけ言われました。」

捜査情報は洩らしていないとスヨンは言いました。

 

ヨングンは、自分が見ることが出来た分の帳簿の内容を、ト・チグァンとハン・テジュに報告しました。

地検長の麻薬使用現場の動画の話は、流石に彼らも衝撃を受けました。

 

ハン・テジュはパク・シヨンに事情を聞きに行きました。麻薬絡みということは、チョン・ハヌクにもつながるわけですから。元側近なら何か知っているはずだと考えたのです。

パク・シヨンは説明しました。

前任者の戦略チーム長が失踪し、シヨンが捜索に当たりました。検察がチョン会長の背任を内偵捜査している最中のことだそうです。捜査の指揮を執ったのは、現在の地検長。その中で、彼は指を切断されたのです。

シヨンは、その犯人を“亀”と呼びました。

「ヤツに会って生き延びたのは私たちだけだ。」

パク・シヨンとハン・テジュです。

 

庁長とパク次長に、ヨングンが帳簿を見つけたが、賊に襲われて奪われたと報告。

帳簿を見ました・・・とヨングン。

その瞬間、パク次長の顔が強張りました。

「見ている時襲われたので、はっきり覚えていませんが、地検長の名がありました。白い粉を鼻から吸引する動画でした。」

衝撃的な情報です。

庁長は、調べるよう指示。麻薬事件との絡みも含めて。

「協力が必要なら言って。」

と、庁長は言いました。

これは、敢えて餌を投げたということですね。

 

ヨングンを襲った人物が置いて行ったハサミから、10人分の血液が検出されました。

勲章のようなものだ・・・と検視官は言いました。

「私と元夫の血と照合してください。」

ハン・テジュが言いました。

 

麻薬の流通を調べていたト・チグァンとヨングンはスパムメールで指示を受けていた売人を逮捕。メールの指示に従ってある場所に行きました。

そこで、なんと、二人の男性の遺体を発見したのです


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