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まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『カンテク~運命の愛~』7話まで

2020-10-25 15:11:05 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ペク・チャヨンに、揀択に出ると告げたウンボ。

しかし、冷静に考えると、それはとても険しい道だと分かりました。

第一、同じ顔だと言う事は、不利なのでは・・・と。

でも、ペク・チャヨンは言いました。

「確かに、容易じゃない。だが、命をかければ願いは通じる。自己犠牲を伴う事もある。」

そう聞いても、やはり家族を奪った者たちに復讐したいと言う気持ちは揺らぎませんでした。

 

ウンボは、ホン・ギホの娘ホン・ヨンと言う事に。

ここに至っても、ホン・ギホは少々不安げでした。

でも、ウンボの決心を聞き、腹をくくったようです。

 

ところで、やはりギョンは予知夢を見るようですね。

ある夜、揀択に、ホン・ギホの娘としてウンギに瓜二つの娘が参加している夢を見ました。

まだ、それが予知夢だとは思っていないようです。

 

翌日、ギョンは芙蓉客主との約束に行きました。

ウンボは、仕入れた情報を伝えました。銃使いは、山尺・・・つまり、猟師だと。

そして、管理者はキム家だと。

 

ペク・チャヨンは都巫女に計画を打ち明けました。

そんなに計画を知る人が増えちゃって良いの ばれそうで怖いんだけど

まぁ、元々ウンボは星宿庁で長い間都巫女に世話になって来たので、顔を知られてますよね。先にある程度計画を打ち明けておいた方が良いのかもしれません。

流石の都巫女も、王妃の双子の妹だったと知ると、相当驚きました。

でもそれで、ペク・チャヨンの話に乗る決心がついたようです。

 

都巫女は、大王大妃に王妃が生きていると伝えました。そして今度の揀択に出る予定だと。

大王大妃、これまた心の底から驚きました。

でも、先に王自身が生き返ってますから、ありえないことではないと、信じたようです。

何故そなたが知ってる?と大王大妃。流石です、そこに気が付きましたね。

でも、都巫女はお告げで・・・的なことで、済ませました。それが通じてしまうのが、この時代のラッキーなところでもあり、怖いところでもあります。

都巫女は、王妃が姿を現すことで、犯人は驚き尻尾をだすかもしれないと言いました。

大王大妃、それもありだな・・・と考えたようです。

 

大王大妃は、とにかく自分の目で確かめてみないことには、心を決めることは出来ないと、ウンボを連れて来るよう命じました。

その夜、すぐにウンボは宮中に入りました。

星宿庁の服で、目立たないようにして・・・。

ところが、その姿を、偶然ギョンが目撃したのです。

「ウンギ

と、叫んで、後を追いました。

でも、闇に紛れて見失ってしまったのです。

 

突然、ウンギの名を呼びながら駆け出したギョンを、必死にファン内官たちが追いかけました。

ファン内官は、ギョンを哀れに感じたようです。

まだウンギの事を忘れられないでいることは十分分かっていましたが、幻まで見るなんて・・・ですよね。

ギョン自身も、同じように感じたようです。

もう、お忘れになっては・・・とファン内官が言いました。

「王妃はいつもそばにいる。私の夢の中、そして目の前に・・・。記憶の中に。しきりに現れる。私と共にいるのだ。」

ギョンがそう言うと、もう何も言えませんでしたね、ファン内官。

 

目的は何だ?と大王大妃はウンボに聞きました。隠れて平穏無事に生きられた筈なのに・・・と。

「穏やかな心では生きられません。」

と、ウンボは大王大妃の目を真っ直ぐに見つめて言いました。

「私を王妃の座に戻してください。」

でも、大王大妃は、王命によって家門が途絶えた今、それを覆すことはできないと言いました。

では、私なりのやり方を・・・とウンボ。私の全てを奪った者を探し出そうと思いますと。

「お力添えください。」

大王大妃は、ウンボの真っ直ぐな視線が気になりました。それを言うと、ウンボは言いました。

「私は一度死んだ身です。怖い物などありません。」

 

ウンボはペク・チャヨンに聞きました。姉のフリをさせるのは、犯人が宮中にいるからなのかと。

「大王大妃は犯人ではない。」

と、ペク・チャヨンは言いました。

王は?むしろ、犯人を捜しているようでしたが?・・・とウンボ。

「だが、お前の父親を殺したのは事実だ。」

と、ペク・チャヨン。そして、カン・イスが処刑された理由は、彼が書いた“開化の論”だと言いました。

民が主になる世を理想とした内容の本は、不穏な書物だとみなしたんだと。

 

大王大妃は、ウンボの目に動かされたようです。

揀択の書類審査で、“ホン・ギホの娘ヨン”を通過させました。

今回の揀択では、一応申し込んだものの、やはり娘の命惜しさ、家門大切と言う理由で、落としてほしいとこっそり役人に頼む者が続出していましたね。

 

ウンボは、両班の娘としての躾を今更ではありますが、習い始めました。

自由気ままに育ったウンボには、なかなか難しいものです。

幼い頃習った筈なのに、チャンと身についていなかった事も理由ではありますが。

そして、ヨウルという小間使いも付きました。

 

ワルは芙蓉客主を続けられなくなって、行き場がありません。

ウンボとギョンの依頼をこなしてはいますが、商売にはなりません。

で、新王になり損ねて大君となったジェファにお近づきになろうと画策してます。

ジェファがウンボに気があると察したので、それを利用しようと思ったのです。

 

ある日、ワルから呼び出されたウンボが出かけて行くと、待っていたのはジェファ。

両班しか入れない公園のようなところに案内されたウンボ。

「初めて来ました。皆に開放すればいいのに。」

と、ジェファ。

その時、領議政の息子がジェファに声を懸けました。妓女と一緒で、昼間だと言うのに、酔っぱらっています。

最近、ペク・チャヨンの後任の大司憲に任じられました。例の、カン・イス脱獄事件の時、ギョンと領議政が取引した結果・・・です。

ジェファのことを散々バカにしました。

祖父が謀反人で、人目を避けてしか生きてこれなかったのに、今は・・・とね。

ジェファは悔しさを必死に我慢しました。

家門のお陰で能力も無いのに高い地位に就いているだけの人間です。本来ならば殴りつけてやりたいですよね、曲がりなりにも王族なんですから。

でも必死に我慢したのです。

 

ウンボは我慢できませんでした。

で、こっそりと足を引っかけたのです。

まんまと池に落ちましたよ、バカぼん。石に躓いたと勘違いしてましたよ。

ジェファは感動したようにウンボを見つめました。

 

「よく我慢できますね。無礼者には仕返ししないと。」

と、ウンボは怒りを露わにしてジェファに言いました。

ジェファは、自分の生い立ちを話して聞かせました。無礼者の言う通りなんだ・・・と。

やっと自由になったと思ったのに、また大君として縛られる生き方をしなくてはいけなくなった・・・と。

 

誰もが同じです・・・とウンボ。

「ありのままで闘うには自分が弱くて頼りないから。でも私は諦めません。あなたも負けないでください。」

そして、ウンボは名前を教えました。ホン・ヨンだと。

その名前を教えると言う事は、闘う決心がついたということです。

 

ジェファは、ますますウンボに惹かれていきました。

ワルはお金より大切なものをくれたと思いました。


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もろみ 仕込みました(*'ω'*)

2020-10-25 10:25:49 | 食べ物関連

昨日仕入れて来た“ひしほの素”で、お初にもろみを仕込んでみました

 

袋の裏に書いてあったレシピは、醤油とみりんが1:1の割合。

でも、これでは甘くなりそうな気がしたので、みりんを半分の量にしました。

味噌作りで懲りてますので・・・

で、柚子等を入れても良いと書いてあったので、これまた昨日ゲットしてきた青唐辛子を3本ほど、みじん切りで入れました。

それらを全部入れて混ぜ混ぜ・・・

1週間ほどで、出来上がるそうです。

以前作っていた醤油麹と似た感じです。毎日1回混ぜるのがお約束。

どうなるか、わくわくしてるまぎぃです


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吉野川沿いドライブ(^^♪

2020-10-24 23:22:55 | ご近所探訪

満足して“はゆか”を出て、山越えをして徳島県に入りました。

ぐるっと回ってドライブしながら愛媛まで帰ろうと言う計画。

途中で立ち寄ったのは、“道の駅 貞光ゆうゆう館”

新鮮野菜やご当地名物等がたくさん並べてありました。

特に買うものは無いかなぁと言いながら入ったのに。

結局、青唐辛子、スダチ等の野菜と、こちらを買っちゃった

醤油とみりんでもろみが出来るそうです。

やってみないと・・・ですよ。

乞うご期待

 

展望橋の上から吉野川を望んだのが、トップの写真です。

天気が本当に良くて、遠くまで見渡せました。

日差しは強かったけど、風がそこそこあって、湿度も低く、とても気持ちの良いドライブが出来ました。

ドライブしている時の方が、会話が弾むのは、開放感ゆえでしょうか。

共通の趣味が、うどん遍路とドライブくらいのアルフィー&まぎぃ。

これだけでもあって良かったと思うべきですよね。


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人気店♬

2020-10-24 22:59:45 | 食べ物関連

何度か、前を通った事があるのですが。

その度に行列を見てまして。

こりゃ、一度チャレンジしてみなくちゃってことになりました。

今日は朝から秋らしい青空が広がっていました。うどん遍路日和です

 

行先は、『はゆか』さん。

珍しくアルフィーは、“肉ぶっかけ 冷 並+ゲソ天”。

私はいつものように、“冷やかけ 並+しいたけ天&レンコン天”。

〆て・・・確か、1130円。

 

麺が太目でしっかりとエッジが立ってます。

うるつるした食感で、固め。

入口横で手打ちの実演を見ることが出来るのですが、切ってるのを見てる限りは少々細麺かと思ってたら、これがしっかり太目。

 

ぶっかけの出汁は薄目、濃い目を選べます。

アルフィーは薄目を選びました。

 

冷やかけの出汁が美味しゅうございました。

全然しょっぱくありません。まろやかで、全部飲み干したくなるくらい。

肉ぶっかけも、あまり濃くなく、美味しかったです。

 

量が多かった

写真を見ても、その多さ加減がお分かりかと。

行列できる理由が分かりました。

 

何度か書きましたが、うどん店の行列は進みが予想以上に早いです。

食べるのが速いし、長居はしません。

よって、行列が出来てても、怯むことなく並んだ方が良いかと思います。

とにかく、今回も満足満足です。


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『カンテク~運命の愛~』6話まで

2020-10-24 00:22:16 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

左議政が大王大妃に報告したのは、王ギョンに関する噂。

一度死んだのに生き返ったのは、もののけになったからだとか、妖怪だからだとかいうもの。

当時は、こういう目に見えないものを極度に恐れる時代だったのでしょう。説明のつかないものは、そういうことで納得しようとしたのでしょうね。

それを打ち消すには、婚礼という喜ばしいことが良いと。

要するに、自分の娘ヨンジを王妃に据えようと言う魂胆が見え見えです。

大王大妃にも、それはすぐに察せられました。

前回の揀択で最終まで残った一人ですからね。期待は大きいでしょう。

 

それでも、揀択を行う事は、良い方法だと思った大王大妃。ギョンに伝えました。

でも、ギョンは再揀択など・・・と受け入れられません。

私情ではなく、民の不安を取り除く事を考えなさいと大王大妃は言いました。

「王様はひとえに民の夫です。」

民を出されると、ギョンも何も言えなくなってしまいました。

 

ウンボは、役人に賄賂を渡し、領議政の屋敷を調べる協力をさせました。

猟師の名簿を捜すつもりでした。

そこから銃の扱いに慣れた犯人を見つける足掛かりにしようと考えたのです。

ところが、役人はそこが領議政の屋敷だと聞き、反対にウンボに激怒。自分の立場が悪くなるし、下手すると死ぬ羽目になったかもしれないんですから。

で、ウンボを絞め挙げようとしているところに、またタイミングよく現れたのが、ジェファ。

ウンボはまたジェファに世話になってしまいました。

「何故いつも危険な目に遭っているんですか?」

と、ジェファが聞きました。と言う事は、本当に偶然助けてるってことですよね。

「聞かないでください。」

ウンボはそう言って、そうそうに立ち去りました。

 

揀択の準備を始めるよう大王大妃が命じました。

領議政は、前回の揀択で最終に残った2人のうちから選ぶのはどうかと言いました。

おそらく、左議政もそれを望んでいるでしょう。

でも、大王大妃は、新たに行うべきだと言いました。

 

ギョンは珍しく悲観的な意見を言いました。

あの事件があるから、誰も応募しては来ないだろうとか、王妃を迎えてもまた命を狙われるかもしれないだとか。

でもそれは作戦でした。

そういえば、臣下は王の不安を取り除くため、精一杯の事をすると言うしかありませんわな。

その言葉をギョンは待っていたのです。

「では、敵の急襲から私を守る親兵が必要だ。やを官庁で鍛錬させ、親衛隊とする。」

ギョンが宣言しました。大王大妃はそれに付け加えました。

「王様の親衛隊には銃と武器に関わる権利も帰属させるべきです。」

ハメられたと思った領議政は語気を強くして反対しました。前代未聞だと。

「王が撃たれたことも前代未聞であろう。」

 

左議政は、揀択令を出しても、皆が娘を出さず不忠を犯すのではないかと恐れていると言いました。

すると、ギョンは言いました。

「王妃になった家門に私兵権を与えては?」

流石にここまでは、大王大妃と相談していませんでした。

不安がる大王大妃を、ギョンは説得しました。

 

揀択令が出され、国中の娘を持つ両班は悩みました。

娘の命が心配だが、万が一王妃になったら私兵を持てるし・・・。

 

領議政は、姪を出すことにしました。

ソンイと言って、物凄く気の強い女性です。それだけでなく、人を傷つけても何とも思わない、典型的ないじめっ子キャラです。

これからムカつくことが多くなりそうです。

 

左議政は今度こそ・・・とヨンジを出すことに。

ヨンジ本人も、必ず王妃になりたいと強く願っています。ギョンを想い続けているのです。

 

そして、ペク・チャヨンはウンボを出すことを思いつきました。

ホン・ギホの娘ヨンとして。

本物のヨンは病に臥せっているようです。

この時点でペク・チャヨンはウンボの存在をホン・ギホに明かしました。

流石に危険だとホン・ギホは反対しました。

でも、ウンギの双子の妹としてではなく、死んだ王妃が生き返って別の名前で現れたという体にしようとペク・チャヨンは考えていたのです。

大王大妃に、ウンボを王妃にすることで犯人を捕まえようと提案しようと。

要するに、ウンボを王妃という名のスパイとして王のそば近くに入り込ませようと言う魂胆でしょうか。

 

ペク・チャヨンは、まず星宿庁の都巫女を言いくるめました。

大王大妃の信任を得るにはチャンスだろうと。

星宿庁の力を大きくするためには、大王大妃の信頼を得るのが一番です。星宿庁の存在を嫌っている大妃に対抗するためにも、大王大妃の権力は必要でした。

 

ペク・チャヨンから揀択に出るよう言われたウンボ。

王妃になる気は無いと、拒否しました。

でも、王や領議政のキム氏に復讐するためにはその権力が必要だと言われ、躊躇しました。

王を殺すだけで恨みを晴らせるのか?とペク・チャヨン。

「奴らに対抗できる地位に就き、全てを滅ぼすのだ。皆を土下座させろ。母親の事を思え。」

ウンボの母親の居場所が分かったのです。

 

ウンボの母は、どこかの役所でとして働いていました。

慣れない力仕事に苦労していました。

ウンボは遠くからその姿を見ました。

駆け寄って庇いたいけど、出来ませんでした。

泣いて泣いて、決心しました。

家族を奪った者たちに復讐しようと。

「王妃になります。」

そう、ペク・チャヨンに言いました。


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『カンテク~運命の愛~』5話まで

2020-10-23 17:00:35 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

領議政は、王ギョンが出てくると踏んでたのでしょうか。

出て来たら幸い、出て来なくても、カン・イスを処分できるから、ヨシとしようと思っていたのでしょうかね。

 

ギョンの姿を見て、カン・イスは焦りました。

何としても、王に責任を負わせたくはありません。

だから、自分一人で企てたと叫びました。

 

ギョンは人払いし、領議政と2人で交渉しました。

脱獄を企てたのは私だから、罪に問うなら、まず私を斬首せよ・・・とギョンは言いました。

できるものならな・・・と。

そこまでは出来ないだろうと言う意味か、或いは、策略を知ってるぞという脅しでしょうか。

「この件は、大司憲の官職はく奪で終わりとする。代わりに、そなたの望みを叶えよう。」

一応、領議政はその提案に乗りました。

でも、カン・イスを生かしておくことには反対だと言いました。

 

ギョンの帰りを大妃が待っていました。

その顔を見た途端、ギョンの怒りが爆発しました。

「どうしてあんなことを私は母上を守るために義禁府に赴いたのです。女官に偽りの証言をさせたのは母上ですね

証拠は?と大妃は居直りました。

「全て隠せると思ったら、大間違いです

ギョンは叫んで大妃を追い出しました。

 

ペク・チャヨンだけが釈放されました。

カン・イスはペク・チャヨンにウンボを託しました。

その直後、ギョンが牢に来ました。

 

約束を守りたかった・・・とギョン。そなたを側近にして共に歩みたかった・・・と。

カン・イスは“開化の書”を書いたのは自分だと言いました。それだけでも、死刑になるのは当然だと。

「開化思想を抱いていてもそなたを側近にしたかった。」

と、ギョン。

カン・イスはギョンの思いを十分理解していました。

「私の死を乗り越えてください。必ずや民のための国を築いてください。王様には希望があります。私は王様に命を捧げます。」

やめよ・・・とギョンは泣きながら言いました。そなたすら守れぬ王だ・・・と。

「新しい国を築く聖君になってください。」

そして別れの挨拶を丁寧にしたのです。

 

戻って来たペク・チャヨンから、父の処刑を聞いたウンボ。

駆け出しました。

処刑台の上で、首に縄をかけられて立っている父を見ました。

ウンボは、どうすればいいのか、おろおろとするだけです。駆け寄りたいのに、それも出来ず、止めたいのに、どうすればよいのか分かりません。

ただただおろおろと父を見つめました。

 

「執行せよ。」

と言う声で、処刑が実行されました。

最期にカン・イスはウンボの姿を見つけました。

微かに笑顔を見せて、頷きました。それがウンボに分かったかどうか・・・。

「止めて

と言うウンボの悲鳴が。

その瞬間、ワルがウンボを抱きしめました。見せない様に、そして、役人に気づかれない様に。

泣けた・・・

 

ウンボは腑抜けたようにお堂に座り続けました。食べる事も、眠る事もしません。

10年前も、今日も、全てギョンのせいだとウンボは思いました。

ギョンを殺してやる・・・と思いました。

で、ペク・チャヨンを訪ね、復讐すると言ったのです。

でも、ペク・チャヨンは冷静になれと言いました。飲まず食わずではろくな考えは浮かばない・・・と。

 

ギョンも呆然としていました。食事もとっていないようです。

そんな時に、左議政が鹿の角を持ってやってきました。

養生してもらいたいからと言う事です。

カン・イスとは縁が無かったのでしょう・・・と言いました。

「過去は過去として吐き捨て、前に進まなければなりません。」

・・・と。

過去は忘れろと?とギョン。

 

ギョンは10年前の事を思い出しました。と言うか、決して忘れてはいない事ですが。

左議政は、ギョンが開化を論じる者たちの場にいたという証拠として、落とした世子の印を差し出しました。

ギョンが偶然だと言っても、世間はそれでは納得しないと言いました。

そして、あのカン・イス罷免に賛同する訴状に署名を要求したのです。

最後までギョンは拒否しました。でも、それが父王や母が苦境に立たされると言われたら、署名するしかなかったのです。

それが元で、王はカン・イスを罷免するしかなくなったのです。世子の署名があるのでね。

ギョンは、このショックを決して忘れることは出来ませんでした。

 

カン・イス一家は、すぐ済州島への流罪を言い渡されました。

 

出立するとき、領議政が港までやって来ました。

味方になるのであれば、刑を免除することもできる・・・と誘いました。儒生の支持が篤いカン・イスを味方につけると、今後何かにつけて有利に事を進めることが出来るだろうと考えたのです。

勿論、カン・イスは躊躇なく断りました。

おまけに、それを見ていたウンボが怒りのあまり、領議政に無礼な態度を取ってしまいましてね。

領議政はカン・イスの謝罪を受け、一旦は引き下がったものの、怒りが収まらず、手下にウンボを捕らえてこいと命じました。

港で、同じ年ごろの女の子を捜してるのに気づいたウンギ。

咄嗟に木箱にウンボを押し込め、隠しました。

ウンボに間違えられて連れ去られそうになったウンギ。それを助けようと、カン・イスの使用人と領議政の手下とが揉み合った時、ウンボの入った木箱にぶつかって、木箱が海に落ちちゃった。

こうやって、ウンボは家族と離れ離れになってしまったのです。

 

結局、領議政が諦め、事は収まったのですが。ウンボの姿がありません。

カン・イスは一人港に残り、ウンボを捜しまわりました。

ウンギと母を乗せた船は、一足先に済州島に向けて出港しました。

 

ギョンが知らせを受けて駆け付けた時、既に船は岸壁を離れてしまっていました。

この時の胸の痛さを、ギョンは今でも覚えていました。

だから、左議政の言うように過去を忘れるなんてことは出来ないのです。

「私は過去を忘れるつもりなど毛頭ない。」

ギョンはきっぱり言いました。左議政に強要された署名の一件を匂わせた

 

ウンボはペク・チャヨンに聞きました。

本当に死刑を命じたのは王なのか・・・と。ウンギを殺した黒幕も王なのか・・・と。

昔のギョンならば、信じられないのでしょう。

王の狙いが分かりません・・・とウンボ。

ペク・チャヨンは王を信じていません。だから、死刑を命じたのは確かに王だと言いました。

脱獄を提案された時は、信じかけていたのでしょう。

でも、結局は死刑を命じたわけで。

だから、余計に王を信じる事は出来なくなったのです。

ただ、軽率に動くなとウンボには言いました。

 

王から、芙蓉客主に会いたいという手紙が届きました。

ウンボが会いました。

約束の日に来られなかったのを、ギョンは謝りました。

ウンボは質問しました。

何故銃の使い手を捜しているのか。捜してその者に何をしようと?官庁に引き渡して死刑にでも?

一切を問わぬという規則に違反しているのでは?とギョン。

「既に約束を破ったからです。二度も。」

二度?・・・とギョンは思いました。一度だけの筈なのに・・・と。

ウンボは10年前、会いに来ると言う手紙を届けて来たにも関わらず、結局会いに来なかったことも指しているのです。ギョンに、それが分かる筈はありません。

 

二度とは?・・・とギョン。

ウンボは小刀を握りしめました。

が、刺すことは出来ませんでした。

ギョンが詰め寄りました。

その手を押さえて、ウンボは言いました。

「私にも危険が及ぶので、約束はお守りに。失礼をお詫びします。」

 

領議政の望みは、息子を出世させることでした。

で、ペク・チャヨンの後任として大司憲に任じられました。

ある意味、こういう欲で良かったと言うべきかもしれません。

 

大王大妃は、またキム氏の者が・・・と気分を悪くしました。

左議政は、そんな大王大妃に王のよからぬ噂が世間に流れていると報告しました。


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『カンテク~運命の愛~』4話まで

2020-10-23 13:31:27 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

銃撃事件に関わった者たちが次々に殺されて発見されているのを知ったウンボとワルは、王さんの元に急ぎました。

そこで、王さんの遺体を発見したのです。

次は芙蓉客主か・・・と恐怖におののく二人。

そこに、何者かが。

慌てて隠れたものの、見つかるのは時間の問題。

ワルが囮になって、ウンボを逃がしました。

ところが、賊の投げた剣がウンボの腕を斬った

捕まるかと思った時、助けてくれたのが、ジェファ。

この場に居合わせたのは、偶然?それとも、芙蓉客主を探ってた

 

そのまま意識を失ってしまったウンボを、ジェファは自分の屋敷に担ぎ込みました。

ジェファは、明るいところでウンボを見て、つくづくその美しさに見惚れてしまいました。

その気持ちを全く隠さず感嘆するのが、可愛いんですけど。

でも、裏の顔がある事を忘れちゃいけませんね

 

立て続けに起こる殺人事件が、全て狙撃事件と関りがあると、ギョンは考えました。

殺された人の遺体から取り出した弾が、自分を撃ったものと同じだったからです。

義禁府の兵たちの中にも間者がいると思われますから、動きを悟られてはいけません。

 

幸い、ウンボの傷は浅く、すぐに意識を取り戻しました。

おなかが減った・・・とウンボは泣きながら言いました。

自分が王さんの情報を売ったがため、姉をはじめとし、王さんやたくさんの人が命を失ったことを思うと、後悔の念が押し寄せて来るし、物凄く辛いんだけど、こんな時でもお腹は空くんだ・・・と思ったのです。

こういうところ、ウンボの性格がよく表れています。困難や苦しみに遭おうと、生き抜く強さ、たくましさを持っているのです。

 

ギョンは夢を見ていました。揀択の場で、ウンギに瓜二つの女性と会う夢です。

予知夢を見るの?ギョンは。

 

ギョンは、何としても犯人を捕まえてカン・イスを助けたいと思っていました。

しかし、信用できる人が宮中にいません。

ハン・モが芙蓉客主の存在を思い出しました。ファン内官もその名前を知っていました。

ギョンは自ら赴いて、情報を収集するよう依頼しようと考えました。

 

元気になったウンボが帰ろうとしたら、ジェファが後をついて来ました。

いくらお礼は必ずするとウンボが言っても、名前すら教えてくれないんじゃ、それが本当かどうか分かりませんもんね。今別れたら、もう会えないかもしれないと、ジェファは思ったのです。

ジェファは、ますますウンボに惹かれて行きました。

何故追っ手から逃げていたのか、何故聞かないのかと、ウンボが問いました。

それには答えず、ジェファは帰るところはあるのかと、反対に聞きました。

「ただ寝るところではなく、あなたの帰りを待つ人がいる場所があるのですか?」

その瞬間、ウンボは囮になってくれたワルの事を思い出しました。

挨拶もそこそこに、ウンボは駆け出しました。

 

芙蓉客主に戻っても、ワルの姿はありません。

途方に暮れていたその時、ハン・モと一緒にギョンが来ました。

ギョンは、親迎の行列を襲った犯人を見つけてくれと言いました。

誰にも口外してはならないと、ギョンは言いました。

で、出て行こうとしたのですが、ふと、立ち止まりました。相手の声が気になりました。ウンギの声と似てると思ったのでしょう。

でも、まさか・・・と思い直し、出て行きました。

 

ウンボは、依頼人を確認しようと思いました。

で、先回りして、そっと顔をチェック。

気付きました。

遺体安置所で、生き返って自分を抑えつけた王だと。

余談ですが、この時のウンボの走り、見事です 韓服を着ての全力疾走です。それも女性。とにかく、お見事の一言に尽きます。

 

先回りしたウンボは、すれ違いざまにわざと肩をぶつけ、扇子で顔を半分隠した状態で言いました。

「芙蓉客主は危険です。南山にあるお堂で3日後に会いましょう。」

 

ウンボは、この一件をペク・チャヨンに告げました。王が銃使いを捜していると。

そして自分は芙蓉客主で仕事をしていると。

姉を殺した犯人を王が捜していると知り、ウンボはほっとしました。そしてできる限りの協力をしようと。これが、両親を救う唯一の道だと思いました。

 

ギョンは、カン・イスを流刑に処そうとしました。

しかし、そうなると、またいずれ都に戻ってくるに違いないと領議政たちは考えました。

何としても始末しないと・・・と考えた彼らは、姑息な策を練りました。

カン・イスが開化の思想を持ち、それで儒生たちを教化しようとしているとギョンに訴えたのです。

王妃にも同じ教育をしていたと一人の女官が証人として出て来ました。勿論、作り話です。

 

王の意見を受け入れ、命まで奪おうとは思っていなかった大王大妃も、これには激怒。

ギョンも、反論のしようがありません。開化の思想を持っていたのは知っていましたしね。

ギョンは、女官が嘘をついていると察していました。でも、女官を追及すると言う事は、大妃にも影響が及ぶのは必至。それは出来ませんでした。

 

ウンボは、山の猟師が関わっていると言う情報を得ました。

それを王に伝えれば、犯人確保も時間の問題だと思いました。

でも、昂るウンボに冷や水をかけたのが、ペク・チャヨン。

例の、10年前カン・イスの罷免を要求した者たちの署名を見せました。その最後に、ギョンの名前があるのを、ウンボは見ました。

忘れもしない、あの名前です。10年前、本人が教えてくれた文字でした。

「王を信じるのか?」

ペク・チャヨンが言いました。王を信用してはならないと。

 

約束の日、ギョンはお堂に現れませんでした。

 

出仕したペク・チャヨンに、左議政が声をかけました。

カン・イスが死刑になると。

「王が偽善者だと知っていただろう?カン・イスが王の犠牲になるのは、これで2度目だ。」

愕然とするペク・チャヨン。

 

ギョンは、10年前と同じことを自分はしてしまうのか・・・と悩みました。

そして、決心しました。カン・イスを逃がそうと。

ペク・チャヨンを呼びました。

脱獄に協力してほしいと告げたのです。

でも、これは領議政たちに気づかれてしまいました。

 

牢を火事に見せかけて罪人を一旦牢から出しました。

そして、待っていたペク・チャヨンと共に、カン・イスを逃がそうとしたのですが、あっという間に、領議政の手の者に取り囲まれてしまいましたよ。

カン・イスとペク・チャヨンは捕まってしまいました。

 

誰の手引きだと、領議政たちは拷問を加えようとしました。

そこに、ギョンが。

「私だ。私が脱獄を企てた。」

領議政が得意げな表情を浮かべました。


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『カンテク~運命の愛~』3話まで

2020-10-23 11:20:52 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

カン・イスの顔を見た途端、ウンボの記憶は戻りました。

この10年の間、どれだけ恋しかったか・・・。その両親が目の前で引っ立てられて行くのですから、ウンボが駆け寄ろうとするのは当然でしょう。

ペク・チャヨンが今ウンボの置かれている立場がどれほど厳しいものかを言い聞かせ、引き留めました。

 

一方、カン・イスも確かにウンボを認めました。

ペク・チャヨンと一緒なのも見えたでしょう。

でも、どうすることも出来ませんでした。

 

宮中では、罪人の娘ということで、ウンギの遺体が運び出されていました。

ギョンは、必死で止めました。

でも、無理やり引き裂かれてしまいました。

大王大妃は、自分の決定、それが最善と思われる決定を遂行するため、ギョンを諫めました。

この時のギョンの叫び声が、「太陽を抱く月」で、ヨ・ジングくん扮する世子がキム・ユジョンさん扮するヨヌを呼ぶ声と重なりましたわ、わたくし

 

ウンギの遺体は、その他の大勢の引き取りての無い遺体が置かれてる場所に放り投げられました。なんて、無残で哀れな・・・

直後に、ウンボが来ました。

ウンギの遺体を抱いて泣きました。こんな再会、思ってもみませんでした。

 

ウンギと過ごした日々の記憶が蘇りました。

好奇心が強くて無鉄砲なウンボと違って、ウンギはいかにも両班のお嬢様と言った落ち着きを持っていて、妹のウンボを何かにつけて庇ってくれていました。

 

ある日、外出禁止だと言われていたのに、ウンボは父とペク・チャヨンの後をこっそりついて行きました。

途中、の男の子とぶつかってしまいました。

その男の子は両班の男の子からノリゲを奪って逃げているところでした。

奪われたのが、当時世子だったギョン。母の大切なノリゲだったようで、取り返そうと必死に追いかけていました。

の男の子がもしかしたら、ワル

 

ウンボが返すよう説得しているところを捕まえたギョン。

父親が病気で薬代が必要だったとの子は泣きました。

ウンボは、ちゃんと謝るよう言いました。罪を犯した自分と、ギョンに。

そして、持っていたお金をの子に渡しました。

 

そのやりとりを見ていたギョンは、の子が駆けて行ったのを見て、ウンボを責めました。

何故逃がしたと。

ギョンは、その頃、法を重んじるこの国では、泥棒は罪で、償わせなければいけないと頑なに信じていました。だから、ウンボのやり方は法に背くと考えたのです。

次にギョンはウンボの身元を保証してくれる人物を教えろと言いました。

ま~子供のくせに言うことはいっちょ前。

で、ウンボは仕方なく父に会わせることにしたのですが。

 

父の行き先は分かっていました。

カン・イスはその頃、成均館の司成でした。儒生たちの師だったのです。

儒生たちが集まって世の在り方について議論をしているところにギョンを連れて行きましたが、生憎その場に父はいなくて。

ギョンは自分が世子だと言いましたが、ウンボは信じません。

言い合いになっちゃった2人です。

そこに、一人の老婆がやってきて、孫からの手紙を読んでくれと頼みました。

優しく応対するウンボを見て、ギョンは心を動かされたようです。

 

カン・イス、ペク・チャヨン、ホン・ギホは民による政治のできる世になることを願っていました。両班たちが権力を握り、民から搾取し続ける世ではなく。

でもそれは時の権力者たちにとっては危険な思想です。

儒生たちが論じているのも、その思想でした。だから、儒生の師であるカン・イスが矢面に立たされる可能性は大でした。

それをホン・ギホは心配していました。

 

それが現実になりました。

その時、左議政が指示した兵たちが、一斉に儒生たちを取り締まりに来たのです。

呆然とその様子を見るギョンとウンボ。

ギョンは、左議政の姿を確認しました。

そして、ウンボの手を取って、その場を逃げ出したのです。

逃げて行くとき、世子の印を落としてしまいました。

拾った左議政は、ほくそ笑みました。上手く使えると思ったのでしょう。

 

何とか逃げ切ったギョンとウンボ。

でも、ギョンは足に怪我をしてしまいました。

医者を呼びに行くというウンボ。

ギョンは、このまま一人で帰れと言いました。ウンボが恐怖で震えていたのに気づいていましたから。

見捨てては帰れないと、ウンボ。

「困った時は、いつでもそなたを助けよう。日月星辰に誓って。」

と、ギョンは言いました。2人は約束しました。

 

医者のところに行こうとしたウンボはお金を持っていない事に気づきました。

ギョンは、あのノリゲを渡しました。

これが、揀択でウンギが落とし、ギョンが拾ったノリゲでした。本当はギョンの母の物で、結局はこのままウンボの手に渡ったままになってしまっていたのです。

ウンギは、ウンボに勇気を貰える気になれるから、揀択の日、それをつけて行ったのです。

 

ウンボが出て行った直後、探しに来たファン内官と出会えたギョン。

結局、ウンボが戻ってくるのを待つことは出来なかったのです。

 

そして今、ギョンは、ウンギの遺体をきちんと埋葬しようと思い、護衛武官のハン・モに探させました。

でも、見つかりませんでした。

既に、ウンボとワルが埋葬していたのです。

ギョンは、こんな結末にしてしまったのが、信頼してきた大王大妃だと聞き、ショックを受けました。

 

黙ってはいられませんでした。

ギョンは大王大妃に猛抗議しました。カン・イスは釈放すると。

でも、これが国と民を救う方法だと大王大妃は言いました。今は体調を整えてくれと。

 

捉えていた狙撃犯が殺されました。毒針で刺されたようです。

重要な証人を失ってしまったことになります。その他、銃で殺された3人の男の遺体も発見されました。

証拠を消しているのでしょう。

 

姉を殺した犯人を見つける・・・とウンボはワルに言いました。

そんな矢先、銃を売った“王さん”が殺されたのです。


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『カンテク~運命の愛~』2話まで

2020-10-22 22:48:06 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ギョンの言葉を聞いて、カン・イスは王に対して抱いていた考えを変えたようです。

 

ギョンは世子の時、左議政のせいでカン・イスを窮地に追いやった過去がありました。

今度は違うと言いました。

カン・イスはギョンを信じる気になったようです。娘を託して良いと。

やっとギョンも心の内を話せて、気が楽になったかもしれません。

 

この話を、よりによって左議政が聞いていた?聞こえてたの?

とにかく、カン・イスと王が近しくなるのは、警戒すべき事だと今も思っているようですから、不安です。

 

カン・イスは志を同じくするペク・チャヨンに言いました。王と共にこの国を変えてみようと思う・・・と。

でも、彼らが目指しているのは、民による世を作ると言う事です。王政ではなく・・・。

だから、王と意見が合うとは、ペク・チャヨンには思えません。

ペク・チャヨンは10年前、カン・イスが流罪になった時の上疏の写しを見せました。100人の署名がありました。そして最後には、ギョンの名前も。

これがあるから、ペク・チャヨンはギョンを信じることが出来ないのです。

彼らの頭領は“竜”と呼ばれる人物です。これが、なんと、イ・ジェファなんですね。

表向きの明るくノー天気な落ちぶれた王族というイメージとは正反対の顔も持っているということです。

 

揀択が行われた広間に、ノリゲが落ちているのをファン内官が見つけて来ました。

ギョンは見覚えがありました。

 

最終の揀択が行われました。

残ったのは3人。

領議政の縁者の娘と、左議政の娘ヨンジ、ウンギです。

その結果、目出度くウンギが選ばれたのです。

 

そして、親迎の日の惨事へとつながって行ったのです。

 

死んだと思われていたギョンが突然息を吹き返しました。

ウンボは押さえつけられ、顔の覆いをはぎ取られました。でも、次の瞬間、ギョンを蹴り、逃げ出したのです。

 

ふらふらと現れたギョンを見て、警護の兵も女官たちも大騒ぎ。

最初は幽霊かと恐怖に襲われましたが、どう見ても生きている王です。

一斉にひれ伏しました。

ギョンはまた倒れてしまいました。

 

大王大妃も大妃も、そして領議政たち家臣たちも皆、理解出来ませんでした。

が、確かにギョンは生き返ったのです。

 

意識が戻ったギョンが、まず聞いたのは、ウンギのこと。

ウンギの遺体を見たギョンは、呆然自失。遺体に縋って号泣しました。

魂が無くなったようにウンギの遺体の傍に座り込むギョン。

大王大妃から事件について説明を受けました。

何か覚えていることは?と聞かれましたが、思い出せないと言いました。

「ただ夢を見ていたような気分です。しかしお祖母様、目覚めている今は悪夢の中にいるようです。」

悲しみに打ちひしがれている孫を見る大王大妃も辛いよね。

その愛情は本物だと思います。

 

この騒動の中、ペク・チャヨンは駆けて行くウンボの姿を目撃していました。

星宿庁の服装をしていたので、すぐに都巫女に尋ねました。

ウンボは幼い頃海に落ちて船頭に助けられた子でした。記憶を失っていたので、都巫女が引き取ったということでした。

ペク・チャヨンはカン・イスの友人ですから、ウンギが双子であり、妹のウンボが行方不明になっていることも知っていました。

だから、ウンギに瓜二つのウンボこそが双子の妹だと察したのです。

 

新王イ・ジェファを迎えに行っていた左議政が帰って来ました。

勿論、ジェファも一緒です。王としての格式を持って迎えられていました。

ところが、王宮に到着した時、ギョンが生き返っていたのですから、話は変わってしまいます。

結局、ジェファは大君に任ぜられ、王宮の外に住まいを与えられ、そこで生活することになりました。

 

勿論、これに異を唱える者たちもいました。

何せ、前代未聞の復活を遂げた王です。その健康にも不安があるし、天の理に逆らった事になると領議政たちは言いました。

ジェファに譲位せよと言う事ですね。

でも、左議政は大王大妃の意見を指示しました。

王様は天を収める君主となられるよう、無念の死から蘇ることを天もお許しになったのかと・・・とね。これほど喜ばしいことは無いとね。

 

自分の意見を指示してくれたと言う事で、大王大妃は左議政にこの一件の始末を相談しました。

なんと、王妃一家に全ての罪を償わせようと考えたのです。不浄の運を背負った娘を王妃としようとした罪ってことかしら?

それによって、カン・イスとその妻は捉えられました。

こんないい加減な、何の証拠もない疑いによって罪人とするなんて

王命だと聞いたカン・イスは絶望しました。信じた自分がバカだったと思えたでしょうね。

 

ウンボは、生き返った王を見ちゃったことで、ますます自分の身が危険だと思いました。

で、夜逃げしようとしたところを、何者かに拉致。

連れて行かれたのは、ペク・チャヨンの元でした。

ウンボはペク・チャヨンから自分の生い立ちを聞かされました。

 

両親に会わせてやると言われ、ペク・チャヨンと共に向かう途中、両親が捕らえられたとの知らせを受けたウンボ。

駆け付けると、丁度、両親が引っ立てられていくところでした。

カン・イスの顔を見た途端、ウンボの記憶が戻りました。

お父様・・・。

思わず近づこうとしたのを、ペク・チャヨンが止めました。

カン・イスもウンボの姿を見ました。


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『カンテク~運命の愛~』視聴開始

2020-10-22 16:31:48 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

結婚が決まり、王が王妃を迎えに行く親迎の日、事件が起こりました。

何者かが、その行列を銃撃したのです。

供の者たちがバタバタと撃たれて倒れ、王妃の輿も狙撃されました。

輿の担ぎ手が撃たれ、王イ・ギョン=キム・ミンギュssiは輿から転げ落ちました。

必死に王妃の元に行こうとしました。

その前に立ちはだかった一人の男。

男が撃った弾は、ギョンの右側頭部に命中。

ギョンはその場に倒れてしまいました。倒れた彼の目には、王妃の輿を覆っていた血まみれの布が見えました。

 

王と王妃が狙撃され死んだ・・・。

王宮は大騒動になりました。

街中も、役人や兵でごった返していました。

その中を、急ぐ一人の女性。カン・ウンボ=チン・セヨンさんです。

この時はまだ名前はカン・ウンボだと分かっていませんが、ま、とりあえず・・・。

 

ウンボは星宿庁の仕事をしています。その一方で、ワルと組んで芙蓉客主という情報屋の仕事もしています。

そのワルから急用だと連絡が入り、芙蓉客主に向かっていたのです。

町の不穏な雰囲気の理由は、ウンボも知っていました。

でも、その原因と言うか、片棒を担いだ形になっている事を、ワルから知らされ、大慌て。

少し前、ウンボはある人物に銃を扱っている人物の情報を売ったところだったのです。

それが今回の事件の犯人だと思われました。

しかし、取引相手については素性を明かさないのが原則となっているので、全く分かりません。

これからどうしよう・・・と、2人は悩みました。

 

犯人は全く分かりません。と言うか、まだ捜査にも取り掛かれない状況でした。

当時、勢力は大きく分けて二つ。

領議政のキム・マンチャンを筆頭として安東キム氏の一族。そして左議政チョ・フンギョンの一族。

大妃はキム氏に属し、大王大妃はどちらかと言うと、チョ氏寄りのようです。

そのどちらかが犯人では?・・・とウンボとワルは考えました。

 

犯人の一人が捉えられていました。

でも、銃の使い方を覚えたら食料がもらえるという理由で加わっただけだと言うばかりで、黒幕に関しては全く証言しません。

大王大妃の怒りはすさまじく、この男から何としても証言を引き出そうとしています。

 

左議政と大司憲が大王大妃に言いました。新しい王を立てなくては・・・と。

選ばれたのはイ・ジェファ=ト・サンウssi。

左議政が地方に住むジェファを迎えに行きました。

祖父は王と兄弟だったようですが、その後謀反を疑われて逃走。そのまま人知れず田舎で隠れ住んでいました。

市井で生まれ育ったがため、王としての素養には欠けますが、その方が扱いやすいとの判断でした。

 

ウンボとワルは銃を売った“王さん”と言う中国人の男に話を聞きに行きました。

背が高い男だったと言う事、銃の扱いに慣れていたと言う事しか分かりません。

ただ、自分が売った銃かどうかは、弾を見れば分かると言いました。

自分の立場が危うくなるというこの時でも、ウンボは商売の事を考えていました。

つまり、弾を手にいれ、犯人の手掛かりを得られたら、それは大王大妃に高く売れると考えたのです。

ワルは止めておけと言いましたが・・・。聞くようなウンボじゃありません。

 

その夜、王と王妃の遺体を安置している場所を守るお仕事が入っていましてね。

チャンスとばかり、王の遺体を調べ始めたのです。

 

ウンボの持ってる蝋燭のロウがギョンの手に垂れました。

その瞬間、手が動いた

自分の頭に触れているウンボの手を掴んだ

 

時は、半年ほど前に戻ります。

揀択をすると言われた時、自分も立ち会いたいとギョンは大王大妃と大妃に言いました。

そこに、必ず初恋の人が参加するだろうと思っていたからです。

カン・イスと言う父親の名前しか知らない人。

 

揀択の初日。一人ずつ挨拶をするのをカーテンの様な布を通して見ていたギョン。

父親の名前、カン・イスと読み上げられた時、もうじっとしてはいられませんえした。

立ち上がり、布の前まで行き、言いました。顔が見たい・・・と。

そして、布を開け、想い続けて来た人を見たのです。

その場にいた全員が驚きました。当のウンギも・・・。

そうです。この時、揀択に来ていたのは、ウンボの双子の姉ウンギだったのです。

 

ウンギは王と言えど、その態度が不作法だと感じました。やっぱり自分には王宮というところは性に合わないと思いました。

で、帰ろうとしたとき、ノリゲを失くした事に気づきました。

急いで探しに行くと、そこにはギョンが。

「元気だったか?」

そして、3つの問いかけをしたい・・・と。

「私を覚えているか?世子のころ、出会っておる。」

私の記憶には・・・とウンギ。

「そなたの名前は?」

カン・ウンギと申します・・・。

「成長したそなたを近くで見てもよいか?」

その時、ギョンは既にウンギの目の前に立っていました。

もう目の前にいらっしゃいます・・・とウンギが答えると、では質問を変えると、ギョン。

「美しいそなたが、本当にあの時の娘か?」

ウンギは答えられませんでした。彼女にはそんな記憶が無いのですから。

 

その夜、ギョンはウンギに会いに来ました。

揀択中ですし、未婚の男女が出歩くなどと言う事はちょっと・・・と躊躇するウンギにはお構いなしに、ギョンはウンギの手を取って歩き出しました。

この時、ウンギは既に昔ギョンと会ったのは、妹のウンボだと気付いていたようです。

ギョンの話す人物像は彼女とは全く違っていたからでしょう。

「では、あの時の私と違っていたら?別人のように変わっていたらどうなさいますか?」

と、ギョンに聞きました。不安そうに俯くウンギに、ギョンが言いました。

「違っていても構わぬ。そなたに変わりはない。」

ほっとしたような表情になったウンギ。

 

生涯を共に出来ると言われる灯篭を流そうとしたギョン。

でも、それは水に落ちて火が消えてしまいました。

2人の将来を暗示するような出来事でした。

 

ウンギの父カン・イスはギョンがウンギに想いを寄せていることを知り、不安になりました。

彼は南人の派閥に属し、権力も財力も劣るため、王を補佐できないと考えたのです。

その旨、ギョンに告げました。

ギョンは言いました。自分は安東キム氏にも、豊壌チョ氏にも与してはいないと。

常に民に寄り添おうと考えるカン・イスと同じだと。

「私は民の血と汗で育った。この身は民が作ったものだ。副提学、私の千軍万馬となり民のために働くのだ。」


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「カンテク~運命の愛~」あらすじ

2020-10-22 13:33:37 |   ★「か」行

チン・セヨンさん、キム・ミンギュssi、ト・サンウssi出演の史劇。

これまた、録画予約を入れていた作品ですが、このご時世で視聴叶わず

レンタルでの視聴となりました。

レンタル前から、かなりの注目を浴びていたようで、在庫切れが続いていましたが、今回ようやくゲット。

視聴開始です。

 

     1話まで  2話まで  3話まで  4話まで  5話まで  6話まで  7話まで

     8話まで  9話まで  10話まで  11話まで  12話まで  13話まで  14話まで

     15話まで  16話まで  17話まで  18話まで  19話まで  20話まで  21話まで

     22話まで  23話まで  24話まで  25話まで  26話まで  27話まで  28話まで

     29話まで  30話まで  31話まで  32話(最終話)まで


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『ケリョン仙女伝~恋の運命はどっち!?~』8話まで

2020-10-21 16:48:52 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

仙界にいた時、オクナムは自分がバウセを愛しているということを、ずっと後になって気づいたようです。

そのバウセに、人間界で会えた・・・と、そう思ったのです。

 

そして二人は結婚したのです。

幸せな穏やかな毎日でした。

でもある日、夫は崖から転落し、亡くなってしまったのです。

その後、羽衣を探したけど、結局、夫は持っていませんでした。

 

普通の人間の目には、老オクナムとしか見えません。

でも、今は、イヒョンとグム、そしてイ教授も若い姿のオクナムが常に見えているようです。

 

イヒョンは、意図せずにグムとオクナムの間に割り込もうとしてしまいます。

ある朝も、グムがオクナムに話しかけようとすると、突然質問しました。

「もしかして、以前、俺と水浴びを?」

はぁっ・・・と言う表情のオクナム、グム、そしてイ教授。

次の瞬間、すぐに“冗談です”と言ったイヒョン。

おいおい・・・

今度はイ教授が、オクナムの歳を聞きました。

すると、突然の頭痛を訴えたイヒョン。

結局、その答えを聞く状況じゃなくなっちゃって・・・。

でもまんざら嘘でも無さそうです。イヒョンの脳裏に、突然フラッシュバックのようにオクナムの可愛い姿が浮かぶんですよ。動揺しても仕方がありません。

ムン・チェウォンさん特有の話し方が可愛いのなんのって

 

自分がおかしくなったのかと、イヒョンは悩みました。

イ教授は、“記憶”なら、実際に体験したことだと言いました。

“実際に体験したこと?”・・・と、イヒョンはますます混乱しました。

 

「恋をしなさい。」

と、イ教授が突然言い出しました。

恋愛経験が無いから、ストレス障害になったんだと。恋愛感情を持つことで症状が治るかも・・・なんてね。ホント

「つきあって。」

と、つい言葉に出しちゃったイ教授。

聞いたイヒョンも驚いたけど、言った本人も焦りました。

こうやって好きな女に告白しろってことよ・・・と誤魔化しました。

 

もしかしたら、記憶が戻り始めたのかしら・・・とオクナムは頬を赤らめて思いました。

でもね、よく考えてみたら、オクナムは夫と水浴びをしたことは無いんです。

じゃぁ、イヒョンの頭に浮かんだあのシーンは何

 

オクナムがお昼にコーヒーを買いに来たイヒョンを、ランチに誘いました。

と言っても、彼女が手づくりしたお弁当です。

蓮の葉で包んだご飯を渡された時、また別のシーンが頭に浮かんだイヒョン。

 

オクナムとバウセ、そしてイジが一緒にいます。

バウセが懐に入れていた手紙を取ったオクナム。恋文のようです。

でも、読まれる前に扇子で風を起こして取り戻したバウセ。その扇子に蓮の花の絵が描かれていました。

「いつかその蓮の扇子をちまきの葉にする。」

と、悔しそうに言ったオクナム。

「ついに実行したのか。」

と、思わず呟いたイヒョン。自分でも全く無意識のうちに呟いていたのです。

 

いつも一人でお弁当を?とイヒョンが聞きました。

「いつもはチョムスンと一緒です。」

ああ、あの猫・・・とイヒョン。

「チョムスンはただの猫ではありません。私の娘です。」

あ・・・また理解不能なことを聞いた、とでも言いたげなイヒョンの表情です。

でも、イヒョンは、オクナム=仙女だと言う事を自分でも意識しないうちに信じ始めているようです。

「チョムスンがいなくて一人でお昼を食べる時は、もし俺が授業が無かったら・・・。」

と、イヒョンが回りくどく話し始めました。

そしたら、オクナムが途中から引き取るように言葉を挟みました。

「お弁当を食べに来てください。いつでも待ってます。」

何だか、知らず知らずのうちに、イヒョンは心が浮き立っていました。

 

グムはチョムスンの代わりに出版社の人と会いました。

契約を交わし、インタビューも受けました。

でもね、それは思わぬ多方面に影響を与えてしまうことに。

だって、官能小説でしょ?

正体が分からない作家だったのに、いきなり顔を公表しちゃったことになりますからね。

注目の的になっても仕方がありません。

同じ大学の学生は勿論、同じ研究室のジョンミン、そしてイヒョンも、イ教授も知っちゃった。

皆、身代わりだとは露ほども思わず、見かけとは違うグムの別の面を見たとからかいました。

 

チョムスンは、グムから友達を作れと言われました。

自分も昔は虫とばかり遊んでいたけど、人間の友達もいいもんだって。

それでチョムスンが思いだしたのは、以前声をかけて来たオム・ギョンスル。

オクナムからも、同じことを言われたチョムスンは、オム・ギョンスルのバイト先のクラブに行っちゃった。

お酒も飲んじゃった、たくさん。

大丈夫

 

グム母も、ネットで息子の記事を見ちゃった。

官能小説家

さぁ、どー出る


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『ケリョン仙女伝~恋の運命はどっち!?~』7話まで

2020-10-21 15:17:36 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

オクナムの淹れる美味しいコーヒーを飲むことはイヒョンの習慣となっていました。

でも、ある日行くと、オクナムの代わりにチョ・ボンテがいるじゃありませんか。

一瞬躊躇したんだけど、仕方なく買っていきました。

学生などは、チョ・ボンテの姿を見て、引き返したりしてましたもんね。どのくらい不味いか分かりますわな。

 

ところで、イ教授はイヒョンを長い間想って来たようですね。

これまでは、ライバルがいるわけじゃなかったので、自分の想いに気づいてもらえなくても、親しい友人という場で満足して来ました。

でも今は事情が違います。

オクナムというイマイチ正体の分からない老女の出現で、イヒョンが混乱させられてますから、嫌でもオクナムを意識せざるを得なくなりました。

『旦那様』と呼んだと聞いてからは、余計に気になり始めました。

そのうえ、今度は夢の中で『夫婦だった』と言われたと聞いたら、冷静じゃいられなくなりましてね。思わず興奮してイヒョンに説教してしまいました。

 

あまりにも無神経で鈍いイヒョンに、イラつくイ教授。

その様子を、オム・ギョンスルが隠し撮りしてます。

やっぱり怪しいよね、オム・ギョンスルって。

 

オクナムが研究室にやって来ました。

思わず笑顔で迎えたイヒョン。でもね、グムに会いに来たんですよ、オクナムは。

 

オクナムはグムに蓮をプレゼントしました。

前夜世話になったお礼です。

花を咲かせるのが得意なんです・・・とオクナム。

蓮には一つ蕾がついていました。

「水やりして毎日話かけたらすぐに咲くと思います。」

グムは本当に嬉しそうでした。

 

そんな二人を、イ教授が見かけました。

その時、イ教授にも、オクナムの姿がいつもの老女ではなく、若い女性に見えたのです。

これが、イヒョンの言ってた事・・・とイ教授は思いました。信じられませんでした。

 

研究室に蓮を抱きかかえて戻ってきたグム。

しみじみと嬉しそうに言いました。

「教授。僕、仙女さんが本当に好きです。」

自分の気持ちが、心の底から嬉しい、そんな表情でした。

イヒョンは、からかう事も出来ず、戸惑った表情を見せました。

 

何故蓮を?と聞くと、グムはオクナムが体調を崩していたので、お世話したお礼だと言いました。

その理由が、自分の存在を否定したことへの懲罰らしいと聞いて、思い当たりました。

自分が言ったせいだと。他人に仙女だと言わないよう約束させたことだと。

 

チョムスンはグムの想いに気づいています。

まぁね、官能小説を書くくらいだから、その辺りのことは鋭いかもね。

それに、グムはとても優しいので、頼みを断らないと言う事も気づいています。

で、頼みました。自分の代わりに出版社の人と会って欲しいって。

実は、チョムスンはネットに官能小説を書いているのですが、これが大人気でね。

出版の話が来たのです。

でも、チョムスンは興奮するといつ虎や猫に変わるか分かりません。

だから、グムに代理として交渉とインタビューを引き受けてほしいと思ったわけ。

グムは仕方なく引き受けました。

 

そんな話をしてた時、部屋の隅に置いてある大きな卵に気づいたグム。

ケリョン山のカフェでも見たあの卵です。

あの時も、グムが触った瞬間、ひび割れが出来ました。

そして、今回も、ひびが入り、揺れ始めたのです。

その時、卵の中から声が。

「父さん?チョムドルです。」

ええ~っ

生まれそう。

驚いたグムは、部屋を飛び出しました。

 

オクナムは、卵に話しかけました。

でも何の反応もありません。

 

ところで、オクナムの夫はイヒョンなのか、グムなのか、分からなくなってきました。

顔はイヒョンなんだけど、性格はグムそのものですし。

グムは、オクナムの家にあった飾りに見覚えがあると言っていましたが、それは夫の形見だとオクナムが言ってましたしね。イヒョンは全く見覚えが無いと言っていましたよ、以前。

オクナム自身は、イヒョンこそが生まれ代わりだと思っていますが・・・。

 

ある日、またイヒョンの脳裏に新しい記憶と言うか、思い出と言うか、オクナムとのシーンが過りました。

滝で、水浴びをしていた仙女オクナムが、羽衣を失くして困っているシーンです。

イヒョンは・・・と言うか、夫はオクナムに自分の上着を貸してあげました。

 

あなたの名前は?とオクナムが聞きました。

「バウセと言います。」

バウセ

仙人の破軍星のバウセ顔はグムの

勿論、仙人としての記憶はありません。

バウセが仙界から姿を消し人間界で生きて来たの

オクナムはバウセが好きだったの?

思わず抱きついてしまいました。


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『ケリョン仙女伝~恋の運命はどっち!?~』6話まで

2020-10-20 16:56:17 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

イヒョンは、町でグムとオクナムが2人で歩いているところを見かけていました。

映画の帰りだったんですが。

オクナムが若い女性に見えているので、まるでデートをしてるようにイヒョンには見えたでしょうね

ただ、グムがオクナムと同じように頭に花をつけていたのは、呆れてしまいました。

 

グム母は、田舎から持ってきた野菜やお惣菜を、イヒョンのクローゼットを冷蔵庫と間違えて入れちゃった。

匂いや菌を取るクローゼットなので、当然温かい温度ですわな。

だから、入れておいた物が全てダメになってしまったのです。

イヒョンの服も匂いがついて散々なことに。

グム母は責任を感じて、クローゼットをきちんと掃除すると言いました。数日かかりそうだけど・・・と。

つまり、まだしばらく滞在すると言う事です。

イヒョンとすると、帰ってほしいんですけどね。

 

老オクナムのコーヒーショップは、美味しいと言う事で評判になりつつありました。

オクナムが自分は仙女だと言うのも、学生には笑えるギャグに思えてるようです。

それを耳にしたイヒョンはオクナムに注意しました。

人前で自分が仙女だと言わないほうがいい、じゃないと認知症だと思われますよ・・・と。

「分かりました。旦那様の言う通りにします。」

と、オクナム。

言う事を聞いてくれたので、満足して頷いたイヒョンですが、ふと気づきました。“旦那様”と言われたことに。

「俺が?何故?」

 

オクナムは、学生に言いました。仙女だと言ったのは、冗談だと。

 

オム・ギョンスルは、イ教授に近づいています。

病気は治ったと自分では言っていますが・・・。

イ教授とランチを一緒に・・・と思ったのに、イヒョンと約束していたと知り、そそくさと部屋を出て行きました。

上辺は朗らかで明るく振舞っていますが、何かまだ闇を感じます。

次に、彼はチョムスンに近づこうとしてます。

 

イヒョンはイ教授に言いました。不眠症は治ったけど、最近パラレルワールドのような感覚を覚えることがあると。

自分が分裂したように感じ、その分裂した自分がふとした時に頭を過るんだ・・・と。

それに・・・とイヒョン。

オクナムが自分を“旦那様”と呼んだ・・・と。

イ教授、オクナムに俄然ライバル心を抱き始めました。彼女の目には、単なる老女としか見えていないのに、何か、気に障るのです。

 

オクナムが倒れました。

仙界の掟を破ったせいかも・・・とチョムスンは思いました。仙女が熱を出すのは、その理由しかないのでしょうかね。

チョムスンは猫の姿になってグムを呼びに行きました。

グムはオクナムを背負って駆け出しました。チョムスンは家に案内しました。

 

「懲罰よ。」

と、チョムスンは言いました。

仙人には神通力が与えられます。その力で人間界を混乱させたり、利益を得てはならないと言う掟があります。

私利私欲で力を使う事、人間に害を及ぼすことは固く禁じられています。

そしてもう一つ、自己の存在を否定し、嘘をつくことも禁じられていました。

オクナムは嘘をつきましたね、自分は本当は仙女じゃないって。

これらを破った時、懲罰が下されるのです。

 

特効薬はあるの・・・とチョムスン。

それが桃。

でも時期が時期だけに生の桃は見つかりません。グムは駆けずり回って探しましたが無駄でした。

だから、桃のジュースを買ってきて、オクナムに飲ませたのです。

どこまで優しいの、グムは。

 

ところで、グムはやっぱり仙人みたいです。

オクナムと同期(?)の仙人がグムでした。本人にその記憶は無いようですね。

破軍星のバウセと言うのが、グムで、その他に巨門星のイジと貧狼星のオクナムがほぼ同時期に仙人になったんだそうです。

ただ、その後、彼らは消えてしまったんだとか。

生まれ変わった

 

イヒョンはまた変な夢を見ました。

オクナムが2人は夫婦だったと言うのですから。


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ファン・ジョンウム&ユン・ヒョンミン サイン入り写真プレゼント♬

2020-10-20 16:51:44 | イベント、プレゼント関連

11月20日(金)より衛星劇場で放送開始予定の「あいつがそいつだ(原題)」

主演のファン・ジョンウムさんとユン・ヒョンミンssiのサイン入りポラロイド写真のプレゼントが発表されました

プレゼント数は、2名様限り

相変わらずの超狭き門です。

でも、何度も言いますが、応募しなくちゃ当たりません

 

詳細、申し込みは、こちらから。

締め切りは、11月15日

 

ところで、この作品ですが。

ファン・ジョンウムさんを巡ってライバルとなる男性を、ユン・ヒョンミンssiとソ・ジフンssiが演じてるんですって。

それって、今、私が視聴中の「ケリョン仙女伝」と同じじゃんっ

「ケリョン~」は2018年。そして「あいつが~」は今年の作品。

2年の間隔があるとはいえ、珍しいですよね。


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