ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

春の雑草の花、四天王

2010-04-13 20:24:32 | 草木花
ようやく新潟でも、桜の開花が見られるようになってきた。
今年の春は、雪解け以降寒い日が続いた。
なかなか暖かくならないから、桜のつぼみもなかなかふくらまなかった。
桜の花見の前に、私は、足元の花見をする。
道端、ちょっとした空き地、田のあぜ道などでよく見かける雑草とも言える花々…。
私が勝手に「春の四天王」と名付けているものたちがある。
辺り一面を青く染めるのは、先日も書いた「オオイヌノフグリ」。
緑色の葉に負けないくらい、青い瞳が輝くようにまぶしいオオイヌノフグリ。
スター・アイズ。星の瞳が太陽に向かってきらめいている。
紫色のじゅうたんのように辺りを染め上げ、ところどころに赤紫の小さな花を咲かせているのは、「ヒメオドリコソウ」。
スカートをはいて、一本足でくるくる回る踊り子のようなヒメオドリコソウ。
蜜が吸えるので、子どもにはちょっとした人気がある。
辺り一面、白く染めるのは、背丈が低ければ「ハコベ」、高ければ「タネツケバナ」。
ハコベは、地をはうように低い。春の七草。緑色の葉、かわいい小さい白い花。
タネツケバナは、立ち上がる。空に向かって伸びていく。4枚花弁の十字の花。
今、新潟では、春の四天王が真っ盛り。
どこでも見かけるその生命力の強さに、思わず微笑みかける私である。
コメント
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